池上解説。ドナルド・トランプ大統領政策メリット・デメリットを分かりやすく。池上彰さん、苫米地英人さん解説日本への影響とは。

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ドナルド・トランプ大統領の政策で世界はどう変わるのか分かりやすく。池上彰さん、苫米地英人さんの解説から読み解くと。

 

1 まずはトランプ大統領の主要政策についてまとめです(就任後)。

1 TPP離脱

こちらは11月21日、youtubeにて、トランプさんが直々に宣言しました。

代わりに「アメリカに雇用と産業をもたらす二国間貿易協定の交渉を行っていく」と宣言。

これにより、TPPのアメリカ参加はほぼなくなったとみていいと思います。

2 在日米軍はどうなるの?

駐留費を日本が全額負担しないと撤退するというものです。

詳しくはこちらからどうぞ。

アメリカが世界の戦争から手を引くということは、ロシアや中国との緊張状態が緩和するということではありますが、

その一方で紛争が発生する地域も新たにでてきます。

後半に池上彰さんの解説をご紹介していますので、ぜひ。

3 北朝鮮については?

「アメリカに来るのなら話す用意がある」と宣言しているトランプさん。

北朝鮮にとっては、非常にうれしい提案であり、これによって挑発行為も減る可能性があります。

一方、アメリカ主体で行ってきた経済制裁が意味を失くし、北朝鮮に圧力をかけることが難しくなってしまいます。

4 ロシア政策は?北方領土は?

「プーチン氏とはうまくやっていけると思う」と主張しています。

実際に、ロシアの株価はトランプさんが大統領選に勝って急上昇しました。

これは、これまで行ってきたロシアへの経済制裁がなくなることを見越してのことだと池上さん。

プーチン氏もトランプ大統領を歓迎しています。

北方領土については、日本は今年「2島返還で決着をつける」方向にもっていこうという議論が高まっていました。

しかし、ここにきて突然、ロシアが北方領土にミサイルを配備(11月24日現在)。

これにはさすがに驚きました・・・。

択捉島に地対艦ミサイル「バスチオン」、国後島に「バル」というミサイルを設置しています。

今年3月にこれは宣言されていましたが、まさか11月現在に・・・。

これは明らかにトランプさんの判断を読み、実効支配を強めた圧力とみられます。

5 円高政策と高金利政策について。これこそ日本のメリットに?

トランプ大統領は、「アメリカの輸出を活発にし、アメリカにお金を取り戻す」ことを主要政策にしています。

これは円高ドル安を示唆しています。

こうなると、日本の輸出産業は大打撃なのですが、実はメリットがある、と認知科学者の苫米地英人さんは解説しています。

このことについて、これから分かりやすくご紹介したいと思います。

2 池上さんの解説とトランプ大統領への見解は?デメリットも解説

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出典:https://www.jica.go.jp/aboutoda/ikegami/

池上さんはあくまで中立の立場で物事を解説する方ですよね。

しかし、今回は、上記政策に加えて、地球温暖化防止のパリ協定反対について、取り上げられています。

トランプ大統領は地球温暖化について、防止に反対しています。

つまり、環境問題より経済政策、という立場です。

これを問題視しています。

また、イランやキューバとの外交もすべて破棄する可能性がある

オバマケアを撤廃する

このことが問題だと発言されています。

シリア問題

そして、ロシアと親密になることは、

ロシアのイスラム国対策やシリア情勢にアメリカは手を出さないということであり、

シリアのアサド政権の反体制派を叩き潰す絶好のチャンスになりうる、と池上さんは述べられています。

今後、ロシアが積極的に動く可能性も・・・。

バルト三国問題 

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バルト三国とは、エストニア、ラトビア、リトアニアの3つの国を言います。

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とっても美しい国ですよね(#^^#)

そのバルト三国が今、一番パニックになっているのではないか?と池上彰さん。

「なぜ??」

と思ってしまいます。

その理由は、「ロシアが一番欲しい地域がここだから」ということ。

バルト三国は、かつてロシアの領土であり、ソ連時代はもちろん組み込まれていました。

ソ連崩壊の直前に、独立した国々です。

地形を見ると分かりやすいのですが、バルト三国は「バルト海」に面した重要拠点。

ここを抑えることは、西欧諸国の頭を押さえるようなものになります。

そして、ベラルーシとウクライナを取り戻せば、かつてのロシア帝国が復活します。

ロシアはこれを狙っているのではないか?と池上さんは考えられているんですね。

トランプ大統領がプーチンさんと手を組めば、これまで決して許さなかった行為を認めてしまう可能性がある、ということです。

 

3 では、日本にメリットはあるの?苫米地英人博士解説のトランプ大統領政策

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出典:http://blog.livedoor.jp/aokichanyon444/

苫米地英人さんは認知科学者なのですが、金融政策や経済に詳しく、今回のことに「日本へのメリット」を強調されています。

今回の結果について

「アメリカではトランプさんが勝つのはある意味読まれていた。ヒラリーさんのメール問題で国を売っていたのではないか?と報道があり、それが決定的だった」

と述べられています。

移民に厳しい白人国家になる

「今回は現代の南北戦争であり、かつての南の白人たちが勝利したようなもの」

移民社会アメリカでの、人口比率の多い白人たちの不満が表面化した、というものです。

マイケル・ムーア監督はトランプ大統領について

「新たなファシズムの流れ。戦っていく」と主張されています。

米軍増強し、強いアメリカを実現する

トランプさんは自信がニューヨークミリタリーアカデミーという軍隊式学校の卒業生であり、

軍人優遇の発言を繰り返していました。

今後、世界から手を引く一方で、アメリカ軍は増強するだろうとの見方です。

公共投資増大、赤字国債大量発行で低税率高金利を実現する

これが日本への最大のメリットと呼ばれるもの。

「え?なんで日本にメリットになるの?円高だと日本の輸出が弱くなるのでは?」

と思ってしまいます。

これからアメリカ(トランプさん)は、公共投資を増やし、高金利政策でアメリカにお金を集めようとするのは間違いないです。

その際に対日要求を強くし、

「アメリカの国債(財務省証券)を日本の国民金融資産(つまり預金)の1700兆円で買え」と間違いなく言ってくる、そうです。

「え!?Σ(゚Д゚)そんなこと言ってくるの?」

とビックリしましたが、

実はこれが日本に大きな恩恵をもたらすということ。

というのも、

日本がアメリカの国債を毎年300兆円買うと、間違いなくアメリカ経済がよくなり、日本製品もどんどん売れるようになる。

日本は日銀が円を刷って、円建てで買うのだから損にならず、アメリカの最大の債権者になれる。

日本で刷って使われればインフレになるが、アメリカ国内で使われる分には300兆円程度では日本にインフレは来ない(仮に来れば日本の借金がより簡単に返済され、デフレから脱局できる)。

さらに、その円が国際基軸通貨になる

というもの。

円が国際基軸通貨になると、(現時点でもかなり信用の高い通貨で、国際取引も活発なのに、)世界は日本の政策をさらに尊重し、円の力がますます増すことになります。

この政策はアメリカの経済成長にとっても、WIN-WINの関係なので、トランプさんは絶対に乗ってくるとのこと。

検証が必要ではありますが、この見解は新しく、素直に面白いな~と思ってしまいます。

国際基軸通貨、ということは海外に行っても円で支払える、ということでもありますよね。

私はこっちの方がうれしかったり(笑)。

お読みいただきありがとうございました。

今後も分かりやすくニュースや役立つ情報を配信できていけたらと思います。

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