1 アリゲーターガーってそもそも何?
ひゃー!
ビックリするほど、巨大な口を持つアリゲーターガー。
魚類ですが、その凶暴さと牙からワニのアリゲーターにそっくりということから名づけられています。
そもそもは北米に生息する魚で、成魚になると体調2メートル。大きなものだと3メートルになると言われています。
基本的には水中で魚やエビなどの甲殻類を食べます。
水鳥や亀などとにかく何でも食べるアリゲーターガー。
ですが、時に人を襲ったりしたことも・・・。
2 実は日本各地で目撃されている
今回は、名古屋城の外堀や近くの堀川にて多数の目撃情報が流れていますが、
他に大阪や兵庫の芦屋、多摩川、荒川、横浜、千葉などでも目撃・捕獲されています。
上記動画は荒川のようです。
いきなりこんなコを釣り上げたら、びっくりですね・・・。
3 なんで、アリゲーターガ―が日本の川にいるの?
アリゲーターガーはそもそもミシシッピ川など、北米に生息する外来種。
それがなぜ日本にいるのかと言うと、
原因はやはり「ペットとして飼ったけど、大きくなりすぎて世話できなくなったから、川に放流」
でした。
ペットショップでは体長10センチほどの幼魚で、1匹1500円ほどで購入できます。
ですが、大人になれば2メートルになりますので、それを飼うための水槽は巨大なものになってしまいます。
そのことをあらかじめ知っていたのか、あるいはかわいい姿で、知らなかったのか・・・。
いずれにせよ、そうやって飼いきれなくなったアリゲーターガーを川に逃がしてしまうんですね。
4 アリゲーターガーの怖いところは?
人よりも魚を好んで食べる魚ですので、
基本的にワニなどに比べると危険性は低いですが、その恐ろしい牙でかまれると、小さい子供はひとたまりもありません。
さらに、怖いのは卵。
アリゲーターガーの卵には猛毒が含まれており、絶対に触れてはいけません。
見た目はキャビアのような感じらしいです。
他にボラなどの魚をところかまわず丸のみしてしまうため、川の生態系を壊し、
蚊などの害虫を大量発生させてしまう原因になってしまっています。
まとめ
外来種だと、他にピラニアやカミツキガメなども有名で、日本各地で発見されています。
まず湿地や沼などは気を付けましょう。
川に入るときも、なるべく裸足は避けてください。
小さいお子さんは特に!
ペットとして飼うときは、最後まできっちり面倒をみれるかを考えて飼いたいですね。