目次
ASKAさん不起訴理由の「お茶すり替え」と逮捕原因の「自ら110番」はなぜ?経緯を分かりやすくまとめました。復帰へ。
1ASKAさん不起訴へ。理由はなぜ?
逮捕された歌手のASKA(アスカ)(本名・宮崎重明)さん(58)を
嫌疑不十分で不起訴処分にした東京地検は、
「被疑者(ASKAさん)が任意提出した液体を鑑定した結果、薬物が含まれていたから使用の罪で逮捕・勾留した」
「しかし、捜査の結果、被疑者(ASKAさん)の尿と立証するのが困難だと判断した」
とコメントを発表した。
出典:ヤフーニュースより引用 一部、薬物に改編。
つまり、逮捕した時点で任意に提出された尿からは、
薬物が検出された。
しかし、
「その尿が本人のものと特定するのが難しかったから不起訴」
ということが分かります。
2では、誰のものだったのか。尿のすり替えがあったと自白。
これに関しては、本人のものなのですが、
実はその際、お茶とすり替えた、と検察は話しています。
以下、検察側の証言です。
ASKAさんが、警視庁に任意で提出した尿は、お茶であったと、本人が言っている。
そして、任意で尿をとる時に、警視庁の捜査員が、後ろから立ち会っていたということだが、トイレの個室で、手元までは確認できるような場所ではなかったということで、尿を採取する瞬間というのは、見られていない。
出典:ヤフーニュースより引用
ここで分かりやすく「なぜ不起訴になったのか」を考察してみると、
1 検察の主張としては、任意で鑑定した尿から薬物反応が出たので、逮捕した。
これが11月28日の2度目の逮捕になります。
2 その後、ASKAさんはそれは「ただのお茶で自分の尿ではない」と主張。薬物疑惑を一貫して否認。
ASKAさんは「自分は1度目に逮捕されて有罪判決を受けてから、
薬物を使っていない」と一貫して主張していました。
そして、検察の「ASKAさんの尿から薬物が出た」という証拠が「実はお茶だった」と暴露。
3「そもそもお茶だったのなら、ASKAさんの尿ではない」→「証拠として使えない」という結果になってしまったと言えます。
「え?でも、鑑定したものから薬物が出たんだよね?(。´・ω・)?」
と思ってしまいますが、
これに関しては、非常に少量だったため、1度目の鑑定で薬物反応が出たものの、
「ただのお茶」という証言を覆すための分量が残っておらず、
「そもそも本人の尿なのか」「お茶であったのか」という重大な点に欠陥を残してしまった、ということです。
4他の道具などの物的証拠がなかった
これも不起訴になった大きな理由です。
非常に少量の「お茶」と言われるものだけでは、
ASKAさんを起訴して裁判に持ち込むだけの有力な証拠になりえない、
つまり検察側が負ける可能性がある、
と踏んでの苦渋の決断だったと言えます。
今回の不起訴の根本の原因は、「毛髪鑑定をしなかったこと」や「尿検査の立ち合い」が甘かった検察(警察)側の落ち度があった、と言えるかもしれません。。。
3なぜ「お茶」にすり替えたのか、その理由を本人のブログから徹底考察。
ASKAさん本人の自白では、
「警察が来る前にスポイドにお茶をとり、警察が尿検査を要求してきたときにそれを入れた」
と証言されています。
「え!?スポイドでお茶を準備してた??Σ(゚Д゚)」
つまり、「このままではまずい」と思い、お茶にすり替えた、という推測が立ちます。
明らかに黒だった、ということですよね・・・(´;ω;`)
これが私が最初に思ったことであり、多くの方にそう思われても仕方ないと思います。
「警察の追及を逃れるために、尿のすり替えをし、それがうまくいったのだと・・・」
しかし、本人のブログを見るとそれとはまた違ったことが書いてあります。
以下、引用します。少し長いです。
みなさんが、今回の事件をどのような思いで見つめているのかを。
そして、絶えず思い繰り返していることがありました。
これで、有罪になるようなことがあれば、
この国は異常だと。
なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?
これは、2014年に逮捕された時からの経緯が含まれています。
当日、瞬く間に警察が9人家にやって来ました。
被害を訴えて警察に連絡したはずでした。
「appleのアカウントが、一週間で2回も書き換えられてしまいました。何度も、このような目に遭ってきました。もう、我慢ができません。
警察のサイバー課の方を紹介してください。」
喋ったのは、わずかこれだけです。
警察は、
「わけのわからないことを言っている人がいる。」
僕の名前を、確認すると、
薬物などを専門に扱う「組隊五課」に、連絡をしたのです。
これが、今回の出来事の始まりでした。
対応した警察官が、
「apple」「アカウント」「書き換え」
こんなことも知らないのですから。
いや、そのくらいは理解できたのかもしれませんが、
「わけのわからないことを言っている。」
人権問題です。
「組隊五課が、到着しますから。」
「組隊五課?」
薬物などを専門に扱う部署です。
「検尿を求められるだろう。」
メヂィアに、
「ASKAが、意味不明なことを言っているので、検尿をした。」
発表しかねません。
それだけでも、大きな記事になるでしょう。
目の前にお茶がありました。
仕事部屋に置いてあったスポイトを思い出しました。
「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。見つかったときには、素直に検尿に応じればいい。」
間も無く「組隊五課」が、やって参りました。
「これは、もう何をやっても事件にしようとするだろう。」
「ASKAさん、尿検査をさせてください!」
これは、僕の斜めからの思考だと思ってください。
ちょっと、意地悪な回路をくぐり抜けたのがしれません。
「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう。」
あまり詳しいことは書けませんが、
3日目には、陽性となりました。
ありえません。
この経緯に関しては、もう少し語らなくてはならなくてはならないことがあります。
そして、その後、さらに更新されました。
あれでは、警察が一方的に悪者になってしまいますね。
失礼しました。
実は、陽性になったのには、ひとつの理由があるのです。
科捜研に間違いはないと思います。
出典:以上ASKAさんのブログより。一部薬物に表現を改編。
簡単にまとめると・・・
1「サイバー攻撃があると思って」警察を呼んだ。
2しかし、警察は「薬物をしている」と決めつけてきた
3そのため、尿検査されると判断し、その前に「お茶」をスポイドで取って隠しておいた
4思惑通り、尿検査を求められたので、お茶を入れた。
5しかし、そのお茶からなぜか「薬物反応」が出た。それは科捜研という一流の検査であったのに。
6結局、検察は、それが「本人の尿」か「お茶」かの分析をできず、不起訴にした。
ということになります。
一体どういうことなのか。
一番の謎は、科捜研の検査で「薬物反応」が出たこと。
ただのお茶であったなら、出るはずがありません。
それはASKAさんの証言、
「出してしまったら、必ず陽性にされると思った」
「科捜研に間違いはない」
の二つの言葉がカギだと思います。
推測するに、
ASKAさんの意見では、警察や裏にいる何者かにハメられており、絶対に逮捕されると分かっていた。
尿検査で薬物反応が出たのは、「ただのお茶を入れたのではない」、つまり、「薬物」に関係のあるものが含まれていた、ということです。
それをASKAさん自身が入れられたのか、その裏にいる人物がいれたのかは、不明です。
これが本当なのか、
あるいは、ASKAさんの作り出したシナリオなのか、
真相は、ますます(。´・ω・)?な状態になってきています。
そこで少し、これまでのいきさつをまとめてみることにします。
4では、そもそもなぜまた逮捕されたのか。いきさつを簡単に。
1最初の逮捕と有罪判決
ASKAさんが最初に逮捕されたのは、2014年の5月でした。
それ以前から雑誌などで、薬物疑惑が報じられていましたが、確実な証拠をつかんでの逮捕となり、
その後執行猶予4年付きの懲役3年の有罪判決が出ました。
2更生施設で復帰に向けて活動
それからは更生施設で治療を受けている姿が報じられ、
「僕は4ヶ月の隔離病棟生活の中で、何と髪の毛ががっつり抜けてしまいました。特に、頭頂は激しく、フランシスコ・ザビエルのようになってしまいました」
「僕は、似合わないんです。これで、ラブソングを歌えるのだろうかと」
とご本人がブログでつづられ、復帰の意思を見せられていました。
そして、今年は
「ザビエルの部分に、芝生のようになった毛が、びっしりと生えてきました。あと、4ヶ月もすれば、元どおりになるでしょう。一安心です」
と報告されていました。
3 2度目の逮捕の原因。なぜ自ら「110番したのか」?
しかし、そんな中、2016年の11月25日に
「盗聴・盗撮されている。警察を呼んでくれ。」と自ら110番通報をしたそうです。
とご自身が自ら自宅から警察に電話。
そして駆けつけた警察官に対し、
意味不明な言動を繰り返していたため、
「薬物使用のおそれがある」
と警察は判断。
任意で尿検査を行ったということです。
そしてそこから薬物反応が出たため、2度目の逮捕になってしまった、ということですね。
盗聴されている・・・という言動は、
薬物使用による幻影や錯覚、というのは有名な話です・・・。
しかし、統合失調症の場合などにも起こり得る話なので、
一概には薬物の影響、とは言えません。
ただ、1度目の使用から考えると、非常に可能性としては高かったのではないかな?とも思いますし、
離婚するかしないか、という問題も経験されたことによる精神的な負担が、ASKAさんを追い詰めていたのかも・・・とも思ってしまいます。
4実際してたの?してなかったの?(。´・ω・)?
これは、検察側の証言を信じるならば、
最初の鑑定で「反応が出た」ということでしたから、黒、ということになりますし、スポイドでお茶をとっておいたという、明らかに不審な行動からもそう思わざるを得ない気もします。
一方、ASKAさんの証言を信じるならば、
「1度目の逮捕後は一切していなかった」
ということですので、誤認逮捕、ということになります。
つまり、何者かに「ハメられた」ということです。
弁護士がいるでしょうから、潔白を言わされた可能性もありますが、
今回不起訴ということは、
少なくとも使用は「疑わしいレベル」であり、
「疑わしきは罰せず」という日本の法原則を守ったとも言えます。
5どうしてASKAさんがハメられたのか?
そしてここからが裏情報なのですが、
苫米地英人博士によると、「この件は充分に考えられること」らしいのです。
なぜなら、
実は逮捕される前日に各メディアには既に「ASKA逮捕」の話がリークされていたというのです(苫米地博士は雑誌メディア「サイゾーのオーナー」)。
なぜか。
それは博士によると、「TPP強行採決」の日がまさに逮捕の日だったから。
日本では、国民に好ましくない法律を作る際には、こうして「有名人のスキャンダル」で目をそらす戦略が真実としてあるそうで、
今回がまさにその典型例だったようです。
ASKAさんのおっしゃっていた「僕はハメられた」はまさにそのことだったのかもしれません。
4今後の復帰はあるのか? 以下、復帰後の追記。
これはおそらく「ある」と思われます。
日本の芸能界は薬物や不祥事に対して、
非常に厳しいようでいて、
「復帰」に関しては
「需要がある」
「視聴率が取れる」
の理由から非常に優しい一面がありますよね。。。(;´▽`A“
ただ、個人的には
「一回悪いことをしたから、社会的にも絶対復帰は認めない!」
「悪は悪で更生は認めない!」
という社会よりも、
「更生があるのなら、また復活してもいい。」
「過去は過去。生活の手段として今後の出番も必要」
という意見の方が好みです。(場合にもよりますが。。。)
ASKAさんも上記にご紹介したブログのように「復帰の意思はある」ようですし、
今回、「不起訴」になったことで、
「犯罪者ではなかった」=「悪いのは検察。ASKAさんはいい人だった」
という一部でこのような(ちょっと極端な)話が出る可能性もあります。
それに後押しされれば、
今後ワイドショーや新聞や雑誌などでASKAさん本人から「真相」を聞き出そうと依頼が来るでしょうし、
それで世間的に「許される」ムードになったら、
「歌番組」に呼ばれる可能性も出てくると思います。
追記。
ASUKAさんが早速youtubeに新しい歌をアップされました。
東京のスタジオを使用することができなくなった時、僕の前に道を拓いてくれたのが、ふるさと福岡でした。
「FUKUOKA」を聴いてください
早い・・・!と驚きましたが、とてもいい曲です♪
やっぱり声は素晴らしいと思います。
いずれにせよ、薬物からの更生は非常に、とんでもなくつらい・・・(´;ω;`)と聞きますので、
そこは個人的に頑張っていただきたい気持ちです。