エレベーターに閉じ込められたら対策と地震や停電時の対応方法。トイレや酸素は？

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1 エレベーターが地震や停電で止まったときに、最低限すぐやること

１　すぐにすべての階のボタンを押す。

２　緊急ボタンを押す

３　絶対に焦ったりパニックにならないこと。停電でも携帯電話が使える場合も多い。

まずはすぐに全ての階のボタンを押しておきます。

現在は日本の多くのエレベーターで地震時には自動的に最寄りの階に止まるシステムが導入されていますが、

古いものや海外では導入されていない場合も多いです。

エレベーターでは、ほとんどの場合、非常用の電源がしばらくして作動します。

そのため、停電時でも外部と緊急ボタンを使って連絡を取ったり、

一時停止した後に、動きだす場合があります。

そのため、エレベーター内の電気がついている場合は、全ての階のボタンは押しておきましょう。

また、携帯電話が使える場合が多いので、

決してパニックにならずにまずは外部に（エレベーター会社の電話番号がボタン付近に必ずあります）連絡します。

２　エレベーター閉じ込めで酸素は大丈夫なの？

こちらも大丈夫です。

閉じ込められても、エレベーターには換気口が必ずあるため、酸素不足になることはありません。

ただし、狭い場所に閉じ込められたことによるストレスから過呼吸や、

息苦しさを感じてしまうことも。

落ち着いて深呼吸（過呼吸の場合は酸素が多すぎるため、ビニール袋などを口元にあてて袋の中で呼吸する）ようにします。

３　エレベーターケーブルが切れたとき

今のエレベーターは安全基準が厳しく、

最低3本のケーブルでつながれており、

内2本が切れても1本で満員分の重量を支えられるようになっています。

そのため、まず大丈夫です。

さらに万が一、全てのケーブルが切れても安全装置が働いて、

エレベーターには自動ブレーキがかかるようになっています。

これは電気に関係なく、機械的な仕組みですので映画のように転落することもありません。

ただし、海外や古いエレベーターでは、それがないことも・・・。

こういうときは確実に真っ逆さまに落ちます（ほとんどない確率ですが・・・アメリカの９１１のように、ビル上部から破壊されることもありますので念のため）

このときにどうするのか。

よく、「落ちて地面にぶつかる瞬間にジャンプすれば大丈夫」という方がいますが、

まず真っ暗なエレベーター内で「ぶつかる瞬間」など分かるはずがありません。

うまくジャンプできても、落ちる速度は数１０～100キロほどになるのに、人間のジャンプでそれに抗うことなど決してできません。

そこで、唯一の方法は、「腹這いになってエレベーターの中央に這いつくばること」です。

追突の瞬間に、衝撃を分散し、反発力でエレベーターの天井に頭から追突することを防ぎます。

といっても、生存確率をほんの少し上げるレベルですが、階が低い場合は、立っていてまともに天井にぶつかるよりは助かる可能性が高くなります。

４　どうしようもないときは

ビルが崩壊するなど、本当にどうしようもないときは、エレベーターのドアをこじあけて外に出る方法もあります。

エレベーターのドアは本当に、特に電源が入っていない場合は手で開けられるようです。

ただし、ドアの先が壁の可能性もあります。

天井の換気口から外にでて、はしご（必ずあります）を使う手もありますが、

換気口が電気でふさがれているものも最近は多いです。

そのため、基本的にはじっとその場で救助を待つべきです。

５　エレベーターで閉じ込められたらトイレはどうするの？

これはどうしようもないので、「隅の方でした」、という方が結構多くいらっしゃいます。

やむを得ないので誰も文句を言わないと思います。

ただ垂れ流しにするよりは、

自分のTシャツやパンツなどに包んだり、しみこませるようにしてカバンなどに密閉するのが良いです。

場合によっては、エレベーター内にトイレキットがあるときがあります。

エレベーターの中で四角の椅子のようなものがあったら、探してみてください。

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まとめ

地震や非常時にはまずエレベーターを使わないのが鉄則。

でも、万が一閉じ込められた場合は、上記の手段をお試しくださいませ。(#^^#)