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ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密徹底考察!(ネタバレ注意)あらすじとグリンデルバルド、クリーデンスの正体と最後について解説【ファンタビ3考察】

かれん
ファンタビ3こと、ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密!今作は前回の謎の種明かしという回で、まさに新章という感じでしたね
かれん
今作では、グリンデルバルドの栄華と没落が描かれ、同時に最大の謎だったクリーデンスことアウレリウス・ダンブルドアの正体もついに明かされました。以下、ネタバレありで徹底考察&解説してみたいと思います
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目次

ファンタビ3徹底考察!(ネタバレ注意)あらすじとグリンデルバルド、クリーデンスの正体と最後、スネークウッドの杖について解説【ファンタビ3考察】

画像はファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密©WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©およびyoutubeのpv公式より引用して考察します。

以下、ファンタビ3のあらすじを追いながら、場面ごとに細かく考察&感想を書いていきますので、未見の方はネタバレにご注意ください!

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※登場人物紹介

まずは、ファンタビ3の登場人物を一人ずつ紹介していきます!

見終わった後にあの人誰?という方もいると思いますので細かく見ていきます。

ここにもファンタビ3のネタバレを含みますのでご注意ください。

【ダンブルドア軍団とその関係者】

ニュートン・アルテミス・フィド・”ニュート”・スキャマンダー

主人公はもちろん、ご存知ニュート♪

大ベストセラー「幻の動物とその生息地」を著し、現在は魔法界でもその名を知らぬ者はいないほどの有名人になっています。5年生の教科書にも採用されているので、ホグワーツでも有名人です。

でも、そのことを自慢したり、偉ぶったりもせず、相変わらず人間に対してはおどおどしたり、緊張しつつも、今作ではグリンデルバルドとの闘いに正面から立ち向かうリーダーとなりました。

また、最後にはついにティナと・・・♪(n*´ω`*n)

アルバス・ダンブルドア。

こちらもご存知、ダンブルドア先生です。

今作ではホグワーツの闇の魔術に対する防衛術の教授としてニュート達をサポートします。

グリンデルバルドとかつて交わした血の誓いの秘密やクリーデンスとの真の関係が明かされることになります。

アバーフォース・ダンブルドア

アルバス・ダンブルドアの弟にして、今作の重要キャラクターです。

ハリーポッター本作では、アバーフォースは炎のブレットで初めて言及され、初登場したのが不死鳥の騎士団であり、初代騎士団のメンバーです。

同時にホグズミードのホッグズ・ヘッド・インというバーのオーナーでもあります。

本編の最後にこの店でハリー達を助け、ホグワーツに秘密の通り道で招き、ヴォルデモートらと戦いました。

ハリポタ本編だと、兄のアルバスとはすごく仲が悪く、1998年にアルバスの本心をハリーから聞かされて初めて兄を許した、と描かれていました。そのため、アルバスとはほとんど交流がないものと思っていました。

しかし、ファンタビ3では、実はアルバスとアバーフォースは頻繁に交流があり、一緒に食事をするシーンも描かれています。

そして、ファンタビ3でアバーフォースの知られざる過去が描かれたのです

ジェイコブ・コワルスキー

ファンタビのもう一人の主人公とも言える、人間(マグル)のパン屋。

ティナの妹であるクイニーを愛し、忘却術をかけられてもその愛ゆえに記憶を取り戻した人。

とてつもなく大きな心を持っているとされ、今作では闇勢力に入ったクイニーを取り戻すために奮闘します。

ちなみに持っている杖はスネークウッドの芯なし(飾り)です。この杖の所有者は実は・・・。

ユーラリー・“ラリー”・ヒックス

イルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学の教授であり、アルバスの友人です。

その才能はダンブルドアも認めるほどであり、ファンタビ3では闇勢力やドイツ魔法省の役人を一人で倒しまくるシーンもあります。

ニュートの本の熱狂的なファンでもあり、ダンブルドア軍団の一員となります。

テセウス・スキャマンダー

ニュートの兄にして、イギリス魔法省の闇払い。

ファンタビ3では魔法省の闇払い局長となっており、超エリートであることが分かります。

ファンタビ2で最愛の婚約者だったリタを失い、彼女の命を奪ったグリンデルバルドとヴィンダ・ロジエールを憎んでいます。

バンティ・ブロードエーカー

ファンタビ1から登場しているニュートの助手。

ニュートにずっと片思いしていますが、その想いは実らないのです・・・(´;ω;`)

ファンタビ3では、バンティが一番の大活躍を見せることに。

ヴィセンシア・サントス

今作初登場。

ブラジルの魔法大臣であり、1932年に開かれた国際魔法使い連盟の指導者候補としてグリンデルバルドと対決することになります。

最終的にキリンが彼女を選び、見事に当選。

国際魔法使い連盟の指導者として、今後の魔法対戦を戦っていくことになるので、超重要人物です。しかし、ハリーポッターの本編でその名前が出てこなかったことを見ると、今後の魔法対戦で早々に命を落とす可能性も・・・。

ユスフ・カーマ

ファンタビ2に出てきて、クリーデンスの命を狙い続けていた人物。

フランスの一族。両親はセネガル。(出身校はボーバトンまたはアフリカのワガドゥー出身?)

母親をレストレンジの当時の当主によって服従の呪文で奪われ、子供(リタ)を出産させられたという過去を持ち、父親に「レストレンジが世界で誰よりも愛する者を始末して復讐せよ」と、破れぬ誓いで言い渡されました。

その結果、「レストレンジの実の息子である」とユスフは勘違いし、ずっとクリーデンスを狙っていましたが、前作でクリーデンスは沈没する船の中で取り違えられた別人であると判明し、復讐の相手を失ったことで破れぬ誓いから解放され、ダンブルドア軍団に入ることになります。

今作では純血の一族であることを買われ、グリンデルバルド軍団に入ることに・・・。

しかし、リタの記憶をグリンデルバルドに取られても、最終的に彼の信念は善であり、グリンデルバルドの闇の勢力を蹴散らします。

ティナ・ゴールドスタイン

アメリカ合衆国魔法議会の闇祓いにして、ニュートの思い人。

二人とも両想いなのに、なかなか恋が進展しないじれったさがあります(笑)。

ファンタビ3では、アメリカの闇払い局長になり多忙ということで、ほとんどティナの出演がなく、最後にちょこっと出てきます。

これも現実世界で契約関係とか役者本人がコロナに罹患したこととか、何か関係があったのかもしれません・・・?

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【闇の勢力 グリンデルバルド軍団】

次に対立するグリンデルバルド軍団を見ていきます。

ゲラート・グリンデルバルド

世界魔法対戦を起こし、ヴォルデモートの前に闇の帝王として君臨した人物。

ファンタビ2でグリンデルバルド軍団を組織し、ヌルメンガード城を根城にしていました。

ファンタビでは既にニワトコの杖を入手しており、この時点で世界最強の闇の魔法使いになっています。

目的は「マグルを一掃し、魔法使いだけの世界を作る」こと。

ヴォルデモートと違うのは、魔法使い族に対しては愛情があり、半純血であっても受け入れるところです。

「世界は優秀な者が治めるべき」という思想を実行するために、国際魔法連盟の指導者になるべく画策しますが、失敗することになります。

ちなみに、なぜグリンデルバルドの配役がジョニー・デップからマッツ・ミケルセンになったのか?という疑問ですが、

これは・・・

ジョニーデップが現実世界で元妻アンバー・ハードにDVをしていた、という判決が出てしまい、それを受けて降板したためです。。。(´;ω;`)

でも、グリンデルバルドはファンタビ1から顔がコロコロ変わっているし、今作は指名手配を受けているため、顔を変えたと考えたりもできますね(;´▽`A“

クリーデンス・ベアボーン(アウレリウス・ダンブルドア)

今作の最重要人物の一人にして、ファンタビ2で一番大きな謎を残していたのが、クリーデンス。

もともと養子として、反魔法族のメアリーに虐待されながら育ったクリーデンスでしたが、その影響で体内にオブスキュラス(オブスキュリアス)という闇の生物を宿し、その力を欲したグリンデルバルドによって利用されることになりました。

ファンタビ2では、グリンデルバルドが本当の家族を知っていると信じたクリーデンスが、最後に愛していたナギニと別れ、グリンデルバルド軍に入っていく様子が描かれました。

しかし、ファンタビ3では闇の勢力に入った自分を後悔し、その苦悩と本当の父親へ救済を求める様子が描かれています。

ファンタビ2のラストで描かれた、クリーデンスの本名「アウレリウス・ダンブルドア」。

彼もまたダンブルドア一族であり、その実の父親は・・・。

ヴィンダ・ロジエール

ファンタビ2で初登場した謎めいた美女。

グリンデルバルドの最も信頼された部下であり、彼女もまたグリンデルバルドを愛しているようです(ファンタビ3でグリンデルバルドに重用されるクイニーに嫉妬を抱いているような描写あり)。

もともと聖28一族に名を連ねる純血ロジエール家の一員であり、フランスの魔女ですが、それ以外は未だに謎に包まれています。

クイニー・ゴールドスタイン

ティナの妹にして、ジェイコブの最愛の人。

人の心が何もせずとも読めてしまう「開心術」の能力を持つ稀有な人物。

それゆえに苦悩も抱え、本当に心のきれいなジェイコブに出会ったことで、恋をします。

しかし、ファンタビ2のラストでグリンデルバルドの「より大きな善」という言葉を信じ、自由にマグルと恋愛ができる世界を求めて闇の軍団の一員となります。。

最終的にそれが過ちだと分かり、戻ってきてくれたことで再び仲間に!

アントン・フォーゲル

国際魔法使い連盟の議長にしてドイツ魔法大臣。

グリンデルバルドと組み、グリンデルバルドが次期議長になるように仕組んだ人。

なぜ、彼がグリンデルバルドと組んだのかは↓の考察に記載しています。


ヘルムート

ドイツ魔法省の闇払い局長。

テセウスの知り合いだったが、彼を裏切り捕縛する。

完全にグリンデルバルトの配下として動いているため、今後の出番もありそう。

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以上、長くなりましたが、ファンタビ3の登場人物の考察でした!以下、ファンタビ3のあらすじを細かく追いながら、考察と感想を書いていきます!ネタバレ超注意でお願いします。

1ダンブルドアとグリンデルバルドの想いと過去とは?

ファンタビ3©

最初の場面は、ダンブルドアとグリンデルバルドがカフェで会うシーンから始まりました。

「人を待っているんだ」という語るダンブルドアは憂鬱そうな表情をしており、そこに堂々としたグリンデルバルドが現れます。

「見せてくれ」

と血の誓いのペンダントをグリンデルバルドが要求し、ダンブルドアは「もう自由になろう」と答えます。

「君と語った夢だ。世界を変えようと言ったのは君だ。もっと自由に生きようと」

マグルではなく、優秀な魔法使い族が支配し、自由に生きる世界を作る。

その夢を最初に抱いたのは、実はダンブルドアだったという衝撃が話されました。

そして、「君に恋してたからだ」とダンブルドアは短く答えます。

グリンデルバルドは笑い、「君はこの動物たち(マグル)の味方なのか」と言って席を離れました。

【ファンタビ3ちょこっと考察】ダンブルドアの秘密とは?

いきなりダンブルドアの秘密が描かれました。

ダンブルドアがグリンデルバルドと戦えないのは、血の誓いのアイテムのせいですが、

この血の誓いは、ダンブルドアがグリンデルバルドに本気で恋をしていたからこそ、作ったもの。

若気の至りだった、と話すダンブルドアですが、ファンタビ3を最後まで見ると、ダンブルドアは未だにグリンデルバルドを愛しているようなそぶりがうかがえます。

二人のいきさつやなぜダンブルドアがグリンデルバルドに恋したのか?などは詳しくは以下に考察していますので、ぜひどうぞ。

ファンタビ2で出てきた若い頃のダンブルドア♪そして黒い魔法使いの誕生の副題通りに闇の魔法使いとして戦いを始めたグリンデルバルド。この後、二人は最後の伝説の決闘を行うことになりますが、実は二人は恋人だったという関係もあります☆ 以下、ネタバレありでダンブルドアとグリンデルバルドの関係について過去と未来の時系列を考察します。グリンデルバルドVSダンブルドアの時系列。過去の悲しい恋、そして最後の戦い(決闘)とは!ヴォルデモートも登場!【ファンタスティックビースト考察】スポンサーリンク以下、ファンタビ3...
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男性と男性という立ち位置で見ると、男二人の元友人の会合という目線になりがちですが、

お互いかつて最愛の人同士であり、かつての恋人と出会った(血の誓いという結婚よりも重い契約をしていたとすると、結婚していた最愛の人と袂を分かちあったと思ってもいいかも)、と考えると、また違った会合に見えます。

2ニュートVSクリーデンス キリン初登場

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©

夜の森にやってきたニュートとピケット。

ここで、彼等は幻の生物である「キリン」の出産に立ち会います。

しかし、そこをクリーデンス達、闇の勢力が襲い、キリンの赤ちゃんを1匹奪われてしまいます。。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

クリーデンスらに敗れ、キリンと共に倒れるニュート。

キリンの母は、ニュートから双子のもう一匹は無事だと聞かされ、涙を流して息絶えます。

ニュートがいかに動物たちから信頼されているか分かるシーンでもありました。

ニュートも闇の勢力複数人には太刀打ちできず、キリンのお母さんの命は奪われますが、実は双子だったもう一匹のキリンを無事に保護し、ニュートは倒れました。

ショックだったのは、完全にクリーデンスが闇の勢力側になり、残酷な人間になってしまったこと・・・(´;ω;`)

【ファンタビ3ちょこっと考察】キリンについて

幻の生物 キリン

麒麟というのは中国の伝説の生物であり、獣の長とされる存在です。

つまり、ニュート達が訪れていたのは、中国の可能性が高いかと思います(ブータンが出てくることからも、アジアであると思われる)。

ファンタビでのキリンは、真に心の大きく清らかな人物を見抜き、次期、魔法界の指導者たる人物の前で跪く存在とされ、ゆえに、大切に扱われていました。

また、キリンの血には未来を見通す力が込められているとされ、グリンデルバルドはその血を利用することで、未来視の能力を手に入れます(ただし、全てではなく断片のみ)

「キリンが生まれる時、盟主が全てを変えるのだ」-グリンデルバルド

グリンデルバルドは「よくやった」とクリーデンスを褒め、クリーデンスはとてもうれしそうにしているシーンが印象的でした。クリーデンスはやはり父親を求めているんですね。

一方、グリンデルバルドが容赦なくキリンの子供の命を奪うシーンを見て、クイニーが「ハッ」と恐怖を抱いているシーンも描かれました。

これはつまり、グリンデルバルドの心は純粋だと思ってついてきたのに、実はその純粋さは悪であり、自分は誤っていた・・・と気づいたシーンだと思います。

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3アバーフォース登場。血の誓いを破るとどうなるのか?

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

若き日のアバーフォース。この時はダンブルドアと同じく短髪。将来はダンブルドアと同じく長髪になることを考えると、、あれ?お兄さん好き?と勘ぐってしまいます(;´▽`A“

でも、ハリポタ本編ではファンタビよりも仲悪く描かれていましたよね。。

ニュートとテセウスがやってきたのは、ホグズミードのホッグズ・ヘッド・イン。ダンブルドアの弟であるアバーフォースが経営するバーです。

ハリー達が死の秘宝でホグワーツに乗り込むシーンに登場した場所であり、その鏡や肖像画を丁寧に扱うシーンがあります。

ここでニュートはダンブルドアから血の誓いの秘密を伝えられます。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

血の誓いを破るとどうなるかは、これまで謎でしたが、ダンブルドア曰く「相手と戦うと思っただけでも」血の誓いのペンダントは持ち主の首を絞め、命を奪うようです

ん?それならグリンデルバルドに渡したままの方が攻撃を制限できてよかったのでは?(。´・ω・)?

と思ってしまいますが、これはまだ「序の口だ」ということなので、持ち主ではない相手方にもその影響が及ぶ、と考えたほうがよさそうです。

4クリーデンスとクイニーの交流と葛藤

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

一方、場面が変わって描かれたのが、ヌルメンガード城で一人思い悩み、苦しむクリーデンス。

クリーデンスの手にはハエが止まり、これはつまり、クリーデンスの命がそんなに長くないことを示しています。実は、不死鳥が現れるサインは「ダンブルドア一族の窮地」であり、クリーデンスの近くにいる、ということは、クリーデンスの命が尽きることを教えているのです。

そこに現れたのが、クイニー。

「スパイしに送り込まれたのか・・・グリンデルバルドに報告するんだね」

と、クリーデンスは心の内を読んだクイニーに語り掛けます。

「報告はしないわ。何から何まで伝えはしない・・・」

クイニーはそう言って、去っていきます。

つまり、クイニーが読んだ心の声とは、グリンデルバルドへの反抗であり、クリーデンスの後悔だったということですね。

その直後にクリーデンスが「FORGIVE ME(僕を許してくれ)」と鏡に書いた文字が浮かび上がります。。。

すっかり闇に堕ちてしまったと思っていたクリーデンスでしたが、実は、本心は善良であり、ダンブルドアを慕っていたことが分かります。

【ファンタビ3ちょこっと考察】どうしてグリンデルバルド側に?

クリーデンスは冒頭で「悪」として描かれましたが、もともと妹を守るためにオブスキュラスが暴走したり、心は善な青年でした。

そんなクリーデンスがなぜ、グリンデルバルドについていったのか?というと、それはひとえに「自分の本当の家族をグリンデルバルドが知っている」と思ったから。

結果、グリンデルバルドはファンタビ2の最後に「アウレリウス・ダンブルドア」という本名を教え、クリーデンスはダンブルドアに捨てられた、という憎しみを植え付けます。

この復讐心が今の彼を動かしています。

クリーデンスには、魔法族が優越する世界を作る、とかマグルを殲滅する、という思想はありません。

反魔法族のメアリーに義母として虐待されていましたが、クリーデンスはもともと心優しい青年なので、人間全体を憎むことはしなかったのです。

一方、なぜ、悪として闇の勢力の味方をしているのか?というと、それは、自分を捨てたダンブルドアに復讐するため(グリンデルバルドの洗脳通り)と、自分を認めて大事にしてくれたグリンデルバルドを慕っていたからです。

しかし、このシーンではクリーデンス自身やっていることが「悪」であるとはっきり認識しており、罪悪感と後悔に苛まれていることが分かります。

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5ダンブルドア軍団の結成

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

クイニーを失ってから、気持ちが落ち込み、本業のパン屋も閑古鳥が鳴いていたジェイコブ。

ジェイコブはクイニーの妄想を見るまでにやつれ果てていました。。

そこに現れたのが、ラリーという闇払い(呪文学教授)。

ジェイコブに協力を頼み、二人はベルリンへ向かう列車にポートキーで移動します。

そこにいたのが、ニュート、バンティ(ニュートの秘書)、テセウス(ニュートの兄)、そしてユスフ。

そこにマグルのジェイコブとラリーを加えたメンバーでグリンデルバルドに挑むというのです。

(ちなみにティナは闇払い局長になって忙しいから不参加(;´▽`A“)

彼等にはそれぞれダンブルドアからプレゼントが渡されました。

バンティには、「計画の全貌を書いた手紙」

テセウスには「ネクタイ型のポートキー」

ラリーには「本型のポートキー」

ジェイコブには「スネークウッドの杖」

です。これが後々役に立ってきます。

未来を見通すグリンデルバルドに対抗するため、細かい作戦抜きでベルリンに乗り込む一同・・・。

そこでは、次期国際魔法連盟の指導者(上級大魔法使い)を選ぶための選挙前晩餐会が行われていました。

現在の指導者であるアントン・フォーゲル(ドイツ魔法界)にダンブルドアのメッセージを伝えるニュート。

「楽ではなく、正しい道を選べ」

しかし、フォーゲルは楽な道を選び、この場で「グリンデルバルドの指名手配解除」を宣言します。

そう、既にドイツ魔法界はグリンデルバルドを支持していたのです。

そして、異を唱え、闇の勢力とヴィンダを追いかけたテセウスはドイツ魔法省によって捕まってしまいます・・・。(´;ω;`)

【ファンタビ3ちょこっと考察】国際魔法使い連盟とは?時代背景解説

ドイツ人であり、現国際魔法使い連盟の指導者であるアントン・フォーゲル

彼もまたグリンデルバルドの信奉者でした。

しかし、この時代の現実のドイツを考えると納得できます。

1930年代のドイツは、世界恐慌と第一次大戦の敗戦を得て、大変苦痛に満ちた時代でした。

街には失業者があふれ、敗戦国として多額の賠償金を押し付けられた日々。

あのヒトラーがドイツの首相になったのも1933年。

ドイツは敗戦後、強力かつカリスマなリーダーを求めていたのです。

それは魔法界でも同じであり、人間と魔法界をつなぐ魔法省もまたヒトラーの影響を受け、「優秀な人間が支配すべき」というグリンデルバルドに共感したのも無理ないことかと思います。おそらく魔法界でも、ドイツは敗戦国として扱われていた可能性があり、ゆえに、ドイツ魔法省はそれを打破しようとしていたのかもしれません。

ちなみに、国際魔法使い連盟というのは、魔法界の国際連盟のような存在であり、世界全体の魔法使いに関する国際上の規約を作っている機関でもあります。

指導者は「上級大魔法使い」という肩書を持ち、ダンブルドアもハリーポッター本編でこの肩書についていました(1995年にヴォルデモートの復活を主張して地位をはく奪されました)。

なぜ、グリンデルバルドが指導者になりたかったのか?と言うと、もちろん、一定の影響力を行使することと同時に、「国際魔法機密保持法」を破棄したかったからではないかと推測します。

つまり、魔法界をマグルから隠すというこの法律をなくし、魔法界が堂々と人間と接し、支配するという体制を合法的に作りたかったのです。

これはグリンデルバルドがヴォルデモートと違って、魔法使いを自分の味方と考え、魔法使い同士の争いを極力避けたかったから、という理由もあると思います。

6クリーデンスの真の正体が明らかに!アウレリウス・ダンブルドアは真実だった

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ここで、ついにクリーデンスの正体が明かされます!

アバーフォースの店に鏡に謎のメッセージが浮かび上がります。

「この孤独が分かるか?」

そして、街を歩いていたダンブルドアの背後にクリーデンスが現れます。

「天涯孤独のつらさが分かるか?僕を捨てたな。同じ血が流れているのに!」

クリーデンスは、自分がアウレリウス・ダンブルドアと聞き、ダンブルドアの兄弟だと思っていました。

しかし、それは誤りであり、兄弟ではなく、親族であるとダンブルドアが言います。

アルバス・ダンブルドアは、クリーデンスに不死鳥が付き従っていることからそれを確信し、

「我々も知らなかった」とクリーデンスに釈明するのです。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ダンブルドアと対決するクリーデンス。この時はまだお互いの正体を知らなかったが、不死鳥の存在を見て、ダンブルドアが親族だと確信。クリーデンスはオブスキュラスをもって戦うが、ダンブルドアの圧倒的な力の前に敗れる。

「私と直接血はつながっていない」と言われ、涙を流すクリーデンス。

では、いったい、クリーデンスは誰の子供なのか?

それはダンブルドアとアバーフォース二人の会話で判明しました。

「I WANT TO COME HOME」(家に帰りたい)

とアバーフォースの鏡に描かれるメッセージ。

そこにアルバスが語ります。

「アバーフォース、クリーデンスはお前の息子だ・・・」

そう、実はクリーデンスこと、アウレリウス・ダンブルドアは、アバーフォースの実の息子だったのです!

これは本当に盲点でした・・・。

アバーフォースは実は息子の存在は知っていたけれど、それを隠していたようで、

アルバスがグリンデルバルドと恋をしていた頃、アバーフォースもまた谷の娘に恋をしており、そこでその娘が子供を身ごもったとのこと。

その後、娘はアバーフォースのもとを離れ、出産。

そして、アメリカに渡る船で、アウレリウス・ダンブルドアはコーバス・レストレンジと取り違えられ、義母のメアリーの養子となったんですね。

実の母が誰なのか?は描かれませんが、船と一緒に沈んでおり、アバーフォースが唯一の肉親として残っていたということです。

アヴァーフォースも恋とその結末(出産)は知っていたようですが、その後どうなったのかは分からず、アルバス・ダンブルドアに聞いて初めてクリーデンスの存在を知ったと考えていいかもしれません。

【ファンタビ3ちょこっと感想】

スネイプとクリーデンス。性格も容姿もどことなく似ている?後年のクリーデンスがスネイプに影響を与えていたという展開だと面白そう!

今作でついに明かされたクリーデンスこと、アウレリウス・ダンブルドアの正体!

ファンタビ3で長髪になっていたので、ダンブルドアというのはグリンデルバルドの嘘であり、実はスネイプと関係があるのでは?的な考察もありましたが、本当にダンブルドア一族でしたね。(;´▽`A“

つまり、クリーデンスはアルバスにとって甥ということになります。

ただ、アルバスの対応が個人的には不可解なんです。

「血はつながっている」とクリーデンスにはっきり言ったにもかかわらず、倒れた彼を救おうともせずにそのまま立ち去り、アバーフォースに「我々は彼を救えないが、彼は我々を救える」と発言しました。

クリーデンスの命が長くないことを察していながらも、なおもグリンデルバルドに預け、放っておくという行動が、個人的には納得できないのです。もし、私だったら、あの場面で「お前も一族だ。天涯孤独なんかじゃないぞ。一緒に来い」と言ってほしい気がします。。。

ダンブルドアは優秀ゆえに、少しサイコパスちっくな面も感じており(個人的に)、ある意味、優しいだけではないダンブルドアの一面を見た気がします。

(考えたら、ハリーに対しての接し方(命を失くしても戦うよう仕向けたり)とか、スネイプ先生にスパイを命じたり、残酷な一面も持っていた気がしますね)

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7テセウスを救うニュート

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

一方のニュートは兄のテセウスを救うために、ドイツ魔法省の監獄「アークスターク」に挑みます。

監獄なのに、やけにあっさり入れてくれるなと思ったら、実はこの監獄は入ったら二度と出れない「マンティコアの巣」であり、物音を立てたり、光を失うと、即命を奪われるという場所でした・・・。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

新しい魔法生物マンティコア。

成長したマンティコアはドラゴンよりも巨大であり、狂暴な肉食生物で、その毒は溶解液でもある。音を立てたら、そこにいる囚人を捕食する。

一方、その子供たちであるベビーマンティコアもまた狂暴であるが、同じように擬態してユラユラ揺れると襲わないという性質を持つ。

アークスターツはある意味、アズカバンよりも残酷だが、それも当時のドイツらしいのかもしれない。

なんとか、魔法生物の知識を駆使してテセウスを救い出すニュート。

テセウスに渡されていたダンブルドアのネクタイによって、二人はホグワーツにポートキーで移動します。

ここでは、相棒のピケットと二フラーも大活躍しました♪

【ファンタビ3ちょこっと感想】

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ニュートの口笛に反応して、杖を届けようとするピケットと、光物にしか興味ないテディー(笑)。今作の名シーンですね。(n*´ω`*n)

この前のシーンで、「僕のペットだ」と看守に答えたニュートに、ピケットが「ブー」と怒るシーンがありますが、ピケット(ボウトラックル)は非常に知性と忠誠心、勇気がある生き物であり、「パートナー」と言わなかったニュートに腹を立てたんですね。そう思うと一層可愛いく感じます。

8いよいよクライマックス!ブータンでの戦い。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ホグワーツの秘密の部屋(必要の部屋)にあった巨大ポートキー。詳細は不明ですが、これを使うことで世界の望む場所に行ける?ラリーに渡された本も同じ効果でしたが、この鐘はより効果がすごそうです。

それともブータンへ行くためだけのものでしょうか・・・?

テセウスを救出した一行は、ホグワーツにて再会し、そこでダンブルドアの秘密の作戦が実行されることになります。

グリンデルバルドは無罪放免になったのちに、フォーゲルによって選挙の立候補者となり、三つ巴の選挙戦がブータンにて開かれることになっていました。

そこにダンブルドア軍団が乗り込むのです。

狙いは、グリンデルバルドが奪い、自分を指導者に選ぶように身体だけ蘇生させた(魂はないゾンビのように肉体のみ蘇らせ、操る闇の魔法。服従の呪文インペリオで操っている?)キリンの子供。

そのキリンが偽物であると突きつけ、本物のもう一匹のキリンを出すのがニュート達の目的です。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

たどりついたブータンでは戦いは熾烈を極めます。

そして、グリンデルバルドの目論見通りに、最初は偽物のキリンでグリンデルバルドが指導者に選ばれますが、それを邪魔したのが、クリーデンスでした。

「だまされるな!キリンはもうしんでる。それは偽物だ!」

まさかの味方だと思っていたクリーデンスに裏切られるグリンデルバルド。

そして、ドイツ魔法省や闇の勢力をかわしてたどりついたニュート達によって、本物のキリンが出され、キリンは最初にダンブルドアを選びます。

しかし、「私よりもふさわしい者がいる」という言葉に、次に候補者のサントスを選び、グリンデルバルドの企みが全て失敗したのです。

これに激高したグリンデルバルドはクリーデンスの命を奪おうとします。

それに立ち向かったのが、アルバスとアバーフォース!

この時、血の誓いのペンダントがついに壊れることになったのです。

【血の誓いのペンダントの壊し方】

何をしても壊れない血の誓いのペンダントだったが、実は壊すための条件があり、

それは一方が攻撃し、それをもう一方が防御すること。ただ、それをお互いにしては血の誓いが発動するため、あくまで第三者を守ろうという場面のみで効力を発揮する。この場合、クリーデンスの命を奪おうとしたグリンデルバルドと、それを防ごうとしたダンブルドアの防御魔法によって、「間接的に」戦った結果、血の誓いが破られることになった。

〇⇔〇 お互いへの攻撃をすると条件発動で命がない

〇→△←〇 間に第三者を挟むと、↑の条件は発動しないが、一方で魔法同士は対立するため、血の誓いの条件が間接的に破壊され、矛盾が生じる。それが血の誓いをなくす唯一の方法だった。

お互いに攻撃できない、という条件を、

間接的に戦って、「既に攻撃した」→ペンダントの条件が壊れる。

という状況に持っていくのがミソ。

ただ、そうなると、血の誓いはやりようによっては簡単に破られそうだが・・・。

お互いに縛りが溶け、本気で戦うダンブルドアとグリンデルバルド。

ニワトコの杖を持つグリンデルバルドに対して引かないダンブルドア・・・。

「この先、誰がお前を愛す!一人きりだぞ!」

というグリンデルバルドの声。

二人の決着はここではつかず、グリンデルバルドは逃亡することになります。

なぜ、ここで決着をつけなかったのか?それは後程考察します。

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9ファンタビ3エンディング

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

逃亡したグリンデルバルド。

「私は敵ではない。これからも。今も」

グリンデルバルドの敵はあくまで人間のみ。

しかし、魔法界はようやく一つの勝利を得ます。

新しいリーダーには、サントスが選ばれ、クイニーも再びジェイコブのもとに帰ってきたのです。

「家に帰ろう」

同時に、クリーデンスの肩をそっと支えるアバーフォース。

クリーデンスも闇から解放され、実の父親の所に戻っていくのでした。

この先、クリーデンスは最後どうなるのでしょうか・・・

少なくとも、クリーデンスの元に不死鳥がいる以上、命は長くはありません。

ただ、今後、ファンタビ4に出てくるのか、はたまた・・・。

そして、場面は変わってニューヨーク。

ついにクイニーとジェイコブが結婚することに!(n*´ω`*n)

そこには幸せいっぱいの二人とそれを祝う仲間達、そして・・・。

久しぶりにティナに会えるニュートは緊張しっぱなし。

一生懸命セリフを考え、暗唱しようと練習しているところに、ティナがやってきます。

「やぁ・・・髪型変えたんだね。似合ってるよ・・・」

とドキドキするニュート。

見てるこちらが恥ずかしくなってΣ(゚∀゚ノ)ノキャー状態に(笑)。

でも、せっかく二人きりでいい感じなのに、そこに空気を読まない?ラリーがやってきて、店にティナを連れて行ってしまいます。。。_(┐「ε:)_

まぁ、ラリーは二人のこと知らないもんね・・・。

そして、その様子をじっと見ていたのが、ダンブルドア。

「今日という日が時代の転換点となるんだ」

そうニュートに語り、一人きりで帰っていきます。

こうして、ファンタビ3はエンディングを迎えるのですが、ここで思うところがたくさんあるので、以下に書いていきたいと思います!

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ファンタビ3考察と感想あれこれ

1ダンブルドアの最後について

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

最後に一人でニューヨークの街に消えていったダンブルドア。

その背中は寂しそうに、でも、どこか決意を抱いているように見えました。

ダンブルドアは、もちろんクイニーとジェイコブの結婚式に呼ばれていたはずです。

でも、出席しなかった。

それは、彼の気持ちを想うと納得できるかもしれません。

それは、ダンブルドアとグリンデルバルドの戦いの最後のセリフにあると思います。

「この先、誰がお前を愛す。一人きりだぞ!」

このセリフから分かることは、グリンデルバルドはこの時点でもなおダンブルドアを愛しており、同時にダンブルドアもグリンデルバルドに恋愛感情をまだ持っているであろうということです。だからこそ、最後のあの場面では決着をつけられなかったのだと思います。

頭では思想を拒否していても、なおお互いに愛し合っていて、ゆえに苦悩がある。

最後の戦いの時も、お互いの胸に手を置いて、鼓動を感じていたのも印象深かったですね。

そんなダンブルドアとグリンデルバルドの決別は、まさに最後のクイニーとジェイコブの結婚式とは対照として描かれています。

幸せそうに結ばれた二人を見るダンブルドアの気持ちはきっとお祝いの気持ちと同時に、苦悩でもあったでしょう。

だからこそ、結婚式には参加せず(入れなかった)、彼はそっとその場を離れたのだと想像します。

そして、この先、ダンブルドアは生涯独身を貫くことになるのです。

「今日という日が時代の転換点となる」というセリフは、魔法界にとって、という意味もありますが、きっとダンブルドア自身の気持ちに区切りを打つ、という意味もあったのかもしれませんね・・・(´;ω;`)

愛すべき友人らを守るために、ダンブルドアは愛したグリンデルバルドと本気で戦う決意をしたのだと思います。

ダンブルドアとグリンデルバルドの二人の決着は最後どうなるのか?については以下に書いています。ネタバレ注意でお願いします。

ファンタビ2で出てきた若い頃のダンブルドア♪そして黒い魔法使いの誕生の副題通りに闇の魔法使いとして戦いを始めたグリンデルバルド。この後、二人は最後の伝説の決闘を行うことになりますが、実は二人は恋人だったという関係もあります☆ 以下、ネタバレありでダンブルドアとグリンデルバルドの関係について過去と未来の時系列を考察します。グリンデルバルドVSダンブルドアの時系列。過去の悲しい恋、そして最後の戦い(決闘)とは!ヴォルデモートも登場!【ファンタスティックビースト考察】スポンサーリンク以下、ファンタビ3...
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2クイニーとジェイコブの恋愛成就

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ファンタビ3では、最初は闇勢力として参加したクイニー。

もともと「愛と自由のために戦う」というグリンデルバルドの大義を信じてついていったクイニーでしたが、グリンデルバルドに接するうちに彼の真の心を知り、以後は恐怖心で付き従っている様子が描かれていましたね。

晩餐会のシーンでクイニーがジェイコブを無視したのも、ジェイコブに危害を及ばないようにという想いあってこそ(こっそり魔法でジェイコブを助けてましたが)。

ただ、今作はクイニーがクリーデンスの気持ちをグリンデルバルドに伝えなかったことで、最後にグリンデルバルドの企みを覆すことができた、とも言えます。

最終的に、ブータンでの戦いでジェイコブに味方したクイニー。

最後はやっぱりお互いを愛し合い、クルーシオをかけられても、「あんなのクイニーを失うことに比べたら、大したことはないさ」と言ってのけたジェイコブ。

ジェイコブがファンタビで一番かっこいいかも・・・(n*´ω`*n)

人の心が分かるクイニーだからこそ、最高の人を見つけられたのかもしれませんね。

よかったよかった。

あとは、ティナとニュートや!(n*´ω`*n)

3ナギニが出てこなかった・・・

前作の最後に、ダンブルドア軍団に入るっぽい感じだったナギニ。

でも、ファンタビ3では一度も登場しませんでした・・・。

今後、蛇になり、ヴォルデモートにもなるナギニだからこそ、超重要人物なのですが、確かに、ファンタビ3の内容的にはかぶらなかったのかもしれませんね。

でも、実際ナギニがどうなったのかは一番気になるところです。

ファンタビ4には出てきてほしい・・・。

ナギニの呪いについては以下に詳しく解説しています。

ファンタビ2黒い魔法使いで一番の衝撃だったのが、「ナギニ」!まさかのヴォルデモートの蛇の正体が美女という・・・以下、なぜ彼女が蛇になったのか考察しますナギニの正体が美女マレディクタスとなぜ彼女は蛇になったのか?血の呪いについて解説【ファンタビ考察】スポンサーリンク1ナギニとは?ナギニとは、ヴォルデモートが飼っている巨大な雌蛇です。ヴォルデモートが最も信頼している生物で、「ヴォルデモートが何かを好きになることがあるとすれば、それはナギニである」というほど。ある意味恋人のような関係。死の秘宝ではバ...
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4ユスフ・カーマはなぜグリンデルバルド軍団に入り、グリンデルバルドは裏切りが分からなかったのか?

コメントにていただいた、「どうしてユスフはグリンデルバルド軍団に加入したの?」というご質問をちょっと考えてみました!

確かに、わざわざユスフが入ってもあんまり意味がなかったかのように見えましたが、

実際の所は、ユスフがグリンデルバルドの動向をスパイして、軍団の構成や配置、人数などをダンブルドアに報告していたものと思われます(その描写はあまりなかったけれど)。

その結果として、橋を渡る最後の場面(画像)でグリンデルバルド軍団の追っ手を一度に虚をついて倒すことができたのだと思います。「遅かったな」というセリフからも、これも計画通りだったのかもしれません。

また、ユスフが純血で優秀な名門一族であったことから、彼がグリンデルバルドに気に入られることも踏んで、ダンブルドアはグリンデルバルドの元にスパイとして送り込んだはずで、リタの記憶が取られたことは、ユスフにとっても予想外だったのかもしれません。

確かに、リタの記憶を抜かれたことは、ユスフにとって楽になることだったのか、違ったのかは難しいところです。ただ、彼の表情を見る限り、望んでいるようには見えませんでした。

リタの記憶がない、ということは、母親を奪われた記憶も、その結果としてリタが生まれたという記憶も、そして、父親に復讐を命じられたという記憶も全て消えた可能性もあります。

また、リタに語られた真実も忘れているかもしれません。

ただ、それでもなおユスフは善であり、ダンブルドアと志を同じくしていたのでしょう。

また、「グリンデルバルドに忠誠を誓っている」というクイニーのセリフは、そう考えると、クイニーの嘘だったという説が正しい気がします。

もしも、本心でユスフが忠誠を誓ったとしたら、最後に裏切ることはなかったでしょうし、ユスフの心の中を読んだときに、きっとクイニーに対してのメッセージ(ジェイコブの心含む)が与えられたのではないでしょうか。

とは言うものの、グリンデルバルドがキリンの予知能力を手に入れたために、いずれユスフが裏切ることも含めて分かりうるものです。

ここで、なぜグリンデルバルドが未来予知でユスフの裏切りや自分の敗北が分からなかったのか?という疑問ですが、

グリンデルバルドの予知能力はあくまで断片的なものであり、全てが分かるものではなかったという点がミソだと思います。グリンデルバルドはキリンの血を通して未来予知能力を補強して使っていたので、もちろん血には限界量がありますし、全てが見えなかった=ある意味、ダンブルドアの賭けでもあった、ということだと思います。

なので、最終的にグリンデルバルドの思惑は失敗に終わったのでしょう。

5アリアナもまたオブスキュラスの宿主と判明。クリーデンスはどうなる?

アルバスとアバーフォースの妹であるアリアナ。

彼女もオブスキュラス(オブスキュリアス)の宿主だったと今作で初めて語られました。

幼い頃にマグルの少年達に魔法を見られ、襲われたアリアナ。

その恐怖心から魔法を抑え込むようになり、結果的にオブスキュラスが生み出された、ということですね・・・。

その影響で母親の命が奪われ、同時に少年達を襲った父親のパーシバルもアズカバン送りになりました。

オブスキュラスというのは、優秀かつ強力な魔力を持つ魔法使いの子供たちが、虐待などで、その力を無理やり押さえつけようとしたり、精神的な抑圧によって生じる、一種の押さえつけられて鬱屈した魔力の反動のような存在(寄生物)です。

オブスキュラスは、宿主の命を蝕みつつ暴れます。

一方、宿主は別途魔法も使えるので、ある意味、強力な相棒のようにもなりえます。

ただ、基本的に発動すると制御ができないため、暴走した結果、自分も周りも巻き込んでしまう・・・というものです。

オブスキュラスの宿主は基本的に10代まで生きてやっとなので、アバーフォースとダンブルドアの決闘がなくとも、きっと長くは生きられなかったでしょう。。

しかし、心優しいアリアナも、クリーデンスも、いずれもダンブルドア一族であり、その膨大な魔力ゆえに、オブスキュラスの宿主たりえたのかもしれません。。

そして、クリーデンス。

彼は最後にアバーフォースと共に帰っていきましたが、不死鳥が飛び、命はもう長くありません。

オブスキュラスをもってグリンデルバルドと戦うシーンは、ファンタビ4でありうるかもしれませんが、暴走の可能性が高く、ダンブルドアがそれを使うように指示するとも思えません。

個人的には、クリーデンスが生き延びて、ホグワーツでスネイプと触れ合うシーンが欲しい気もします。そして、その結果、スネイプはクリーデンスの髪型を真似して・・・。(n*´ω`*n)

6ジェイコブに渡されたスネークウッドの杖はスリザリンのものか?重要な伏線。

WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC©youtubeより抜粋

ジェイコブに渡されたスネークウッドの杖も個人的に気になっています。

個人的には、これが一番大きな伏線かもしれません。

芯が入っていないので、完全にお飾りなのですが、

なぜ彼にダンブルドアがこの杖を渡したのか?と考えると、意味があると思っています。

ダンブルドアは「君にこそふさわしい」と言いましたが、

スネークウッドの杖の所有者は、もともとサラザール・スリザリンでした。

サラザール・スリザリンと言えば、もともとホグワーツの4人の創設者のひとりにして、秘密の部屋を作った存在。

彼は「純血」のものこそ、魔法を使うのにふさわしいと考えて、半純血とマグルを嫌っていました。

だからこそ、ダンブルドアはスネークウッドの杖を「マグルである君が使うにふさわしい」というある意味皮肉を込めて渡したのだと思っています。

もっとも、スリザリンのスネークウッドの杖には、バジリスクの牙の芯が入っており、蛇語で語ると「眠る」仕様だったようです。

では、スリザリンの杖はどういう経緯をたどったのでしょうか?

スリザリンの杖ということで、その後、過激な純血主義者たちが狙うようになり、その後、イゾルト・セイアが叔母から盗み出して新大陸のアメリカに渡った後、イルヴァーモーニー魔法魔術学校を設立し、その庭に埋めたとされています。

そう、イルヴァーモーニー魔法魔術学校はアメリカの魔法学校で、そこはティナやクイニーが卒業した場所でもあります。

スリザリンの杖は、校庭に埋められ、その後、スネークウッドに似た樹木が生え、その葉には強力な薬効が備わっているとされていました。

しかし、その杖がもしも掘り出されたとしたら。

純血の信奉者は何がなんでもほしい杖でしょうし、ニワトコを手に入れたグリンデルバルドやその一味が欲してもおかしくはありません。

結果的に、ダンブルドアが手に入れ、芯を抜き、ジェイコブに渡した(まさか敵もマグルが持っているとは思わない)、のかもしれません。

あるいは、杖は「眠っている」状態なので、芯がない(使えない)というのも実はダンブルドアの嘘で、本当にスリザリンの杖そのものかもしれません。そうなると、今後覚醒する可能性もあります。

もちろん、単純に、スリザリンが使っていたのと同じ素材だから、「君が使うにふさわしい」と言っただけかもしれません。

その辺は、今後明らかになるだろうと思います。

ただ、マグルであっても魔法の素養が出てくる者もハーマイオニーのようにいるので、今後、ジェイコブが真の魔法使いに・・・。

・・・まぁ、マグルとして活躍しているジェイコブであり、魔力がないので、おそらくそれはないかも(笑)。

7なぜ、ダンブルドアはニュートをリーダーに選ぶのか?

以前、ご質問いただいた中に、「どうしてダンブルドアはニュートを抜擢するの?魔法生物学者で闇払いよりも強くないのに?」というものがありました。

これについては、はっきりと作者のローリングさんが答えています。

「ニュートはいかなる動物であろうとも愛せる人で、ダンブルドアは自分をモンスターだと思っているから」

つまり、ダンブルドアは自分自身の圧倒的な魔力と能力、そして権力への渇望も含めて、自分をモンスター(怪物のような存在)だと思っているのです。

怪物は誰にも愛されないし、心を許してくれる人はいない。心のどこかでダンブルドアはそういう孤独を抱えており、それが最後のエンディングのシーンに現れていると思います。

そんな自分と対等に愛してくれたのが、グリンデルバルドであり、

そしてそんな自分でも忖度なく受け入れてくれるのが、ニュートなのです。

この二人はまさにダンブルドアにとって同じ存在であり、まさに対照的に描かれていると思うと面白いですね。

8なぜ、キリンがダンブルドアを選んだのか?

個人的に、ちょっとびっくりだったのは、キリンが次期議長に最初ダンブルドアを選んだことでした。

ダンブルドアは↑にも書いたように、心が必ずしも純粋な善ではなく、孤独や闇も抱え、時には冷淡にもなりうる存在です。

本当にキリンが心から善で純粋な人物を選ぶのだとしたら、それはクイニーが選んだように、ジェイコブを選んだことでしょう。

ただ、そうはならなかった。

これはおそらく、次期魔法使い連盟議長の選定基準というのは、必ずしも心が善であれば良いというのではなく、その魔力量や器量も含めて、その人の未来の姿をキリンが見た上で、判断しているのではないか?と思うのです。

そう考えると、最後に自己犠牲で戦い続けたダンブルドアの未来の姿をキリンが感じ取ったのだとしたら、なんとなく納得できる気がします。

9ファンタビ4の考察ちょこっと ヴォルデモートがついに登場!

ファンタビ公開は当初の予定では2年ごとなので、うまくいけば、次回ファンタビ4は2024年ですが、前回から4年かかったので、まだ分かりません。。

今後ファンタビの世界は魔法大戦ということになり、同時に現実世界の第二次世界大戦も加わり、暗い作品になる可能性もあります。

そして、そろそろ出てきそうなのが、名前を言ってはいけないあの人・・・。

ヴォルデモートは1926年生まれであり、1938年からホグワーツに在学します。

そう、ちょうど時代がかぶるのです!

ミネルバ先生も出てきているので、間違いなく今後出てくると思います。

ファンタビは5部作で、ダンブルドアとグリンデルバルドの対決の1945年まで描かれると思っていますが、個人的には第一次魔法戦争の1970年代も描いてほしい・・・。

以上、ファンタビ3の考察でした。

10最後にファンタビ3の感想

ずっとずっと待っていたファンタビ3!ようやく・・・!

今作の感想は、やっぱりハリーポッターの壮大な世界に背筋震える!ということと、

今作は前作までの集大成という感じで、新章というよりも、3部作の最後という感じでした。

ファンタビはハリーポッターの原作を読んでいるとあれ?と思う点も結構あって、その辺はやっぱり映画化のために脚色されているんだと思いますが、

前作までに散りばめられていた謎が今回で全て回収され、いよいよファンタビ4からグリンデルバルドが支配する魔法大戦という暗い時代に入っていきます。

そう考えると、最後のクイニーとジェイコブの結婚式は開戦前のひと時の幸せを描いているようで、もの悲しさも感じてしまいます。

個人的にそこまで残る謎はなかったかな?と思いますが、もし、ここが分からなかった!などあると、コメントで教えていただけると幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

かれん
ファンタビ3やっぱり面白かったです☆次回作ファンタビ4も期待!次は名探偵コナン最新作の考察をします♪

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かれん:

View Comments (7)

  • ユスフはなぜグランデルバルト側に送り込まれたのでしょうか?スパイとしての活躍もなく、クイニーやクリーデンスを説得しにきた訳でもなく、そこまでの危険を冒した意味も、リタの記憶を奪われた意味もなくて少し残念でした。何か理由がありそうであれば教えて欲しいです。

    • コメントありがとうございます!私なりにユスフがなぜ送り込まれたのか考えてみました。記事にまとめていますので、ぜひどうぞ♪

  • 最後にニュートとバンティーが話している場面で、ニュートが「失ってから大切さに気づくものもある」的なコメントをした時、バンティーが「そうでしょうか。それだけでは無いことをあなたは知っていると思います。」的なこと(うろ覚えですみません。)を言っていますが、それはどういう意味だと思いますか?

  • >レオ
    まだ失ってなくても、大切なもの(人)があなたにはいるでしょう?って意味かと思いました

  • レンガの建物の間?でダンブルドア含めた4人が話し合うシーンで、ダンブルドアが小さなペンダント?のようなもので未来?をみていたシーンがあったと思うのですが、あのペンダントらしきものは一体なんなのでしょうか?