目次
ジュラシックワールド炎の王国エンディング考察!ラストの世界崩壊の意味とブルーの最後とは?(ネタバレ注意)【ジュラシックワールド2】
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ネタバレを含みますのでご注意ください。
前半は以下よりどうぞ♪
いよいよ7月13日よりジュラシックワールド2の炎の王国が公開されました♪今回は正当続編ということで前作ジュラシックワールドからの伏線含めて2のストーリーを徹底考察します。前作のストーリーも簡単にまとめていますので、ネタバレ注意です☆ジュラシックワールド2炎の王国のストーリー&前作からの伏線を紹介!最強新恐竜誕生。ジュラシックワールドのストーリーもまとめ(ネタバレ注意)スポンサーリンク前半はジュラシックワールド2につながる前作のストーリーや伏線まとめです。後半は炎の王国のネタバレを含みますのでご注意く... 【新作】ジュラシックワールド炎の王国ネタバレ考察!最強の新恐竜インドラプトルが登場!前作伏線とジュラシックワールドのストーリーもまとめ(ネタバレ注意) - まったり考察部屋withPS5 |
画像はジュラシックワールド公式、universal©より一部引用して考察します。
最後に全体の考察、評価と感想をまとめています。
1インドラプトルの暴走とクライマックス!
最強の生物兵器として開発されたインドラプトル。
屋敷の傭兵も相手にならずに、次々と犠牲になっていきます・・・。
前作のインドミナスレックスは巨大で凶暴でしたが、
今作のインドラプトルは小型なゆえに屋敷内を自由に移動でき、さらに知性が異常に高いために恐ろしいです。
ここで重要人物として登場してくるのが、メイジ―。
ロックウッド氏の孫ですが、実はその正体は事故で他界したロックウッドの娘のクローン。屋敷内でミルズによって閉じ込められていた。
ちなみにロックウッド氏はミルズによって邪魔者と判断されて始末されてしまっています。(´;ω;`)
ミルズの本性を知ったメイジ―はオーウェンたちに助けを求め、一緒に屋敷からの脱出を試みます。
ある意味、狭い場所からの脱出というホラー映画のような感じです。
暗闇でも暗視し、匂いを嗅ぎ分け、コツコツと脚で感知しながら近づいてくるインドラプトル。
頭が良いため、気づかないフリをしてみせたり、非常にホラー要素が強いです。
さらにインドラプトルは叫び声をあげるメイジーを執拗に追いかけまわし、絶対絶命のピンチ!
しかし、そこに現れたのがブルー!
ブルーはオーウェンのピンチに駆けつけ、最後にインドラプトルと一対一の死闘を演じます。
ですが、やはり上位個体なためにブルーでは太刀打ちできません。
ですが、「銃のセンサーに反応し、敵を追い詰める」というインドラプトルの習性を利用したクレア。
屋敷の屋上からセンサーで誘導して階下に落下させる作戦で、最後はブルーと一緒に落とすことに成功。
インドラプトルは階下の博物館のトリケラトプスの角に突き刺さり、ついに絶命したのです。。。
インドラプトルを倒したものの、屋敷内は研究所からシアンガスが流出。
そこで屋敷内に取り残された恐竜たちを逃がすことを決意して、メイジ―が扉の開閉ボタンを押します。
これで決着かと思いきや、まだまだ悪役が一人・・・。
そう、全ての黒幕「ミルズ」です。
クレアをだましてブルーを捕獲させ、さらに軍事用恐竜を創り出し、武器商人に販売していた今作の黒幕。
自分を拾ってくれた恩人のロックウッド氏をもその手にかけ、全てを支配しようとした。
最後は屋敷から脱出して「インドミナスレックス」の骨(遺伝子)のみ持ち出そうとしましたが、屋敷から脱走した恐竜たちによって車は破壊され、最後はティラノザウルスによって体を半分に食べられてしまいました・・・(;´▽`A“
悪役っていっつもロクな目に合わないというか、最悪の結末ですね・・・。
2ジュラシックワールドエンディング考察。ラストの意味とは?
全てが終わったロックウードエステートにて、最後にオーウェンとブルーの別れが待っていました。
最後の最後までオーウェンの味方で、屋敷内では地下の研究室からオーウェンのいた最上階まで駆け上がり、オーウェンのためにインドラプトルと戦ったブルー。
やっぱり育ててくれた親であり、友人のオーウェンが好きだったんですね(´;ω;`)
オーウェンはブルーに
「一緒に行こう。俺が安全な場所を探してやる」
と言いますが、
ブルーは鉄格子をちらっと見て、振り返りながら寂しそうにその場を後にします。
ブルーが望むのはオリに閉じ込められた安全な場所ではなく、自由。
こうして、広大なアメリカ大陸へとブルーは駆け出していくのでした。
別れは切ないものがありますが、オーウェンとブルーの絆が最後までしっかり残っていて嬉しかったです。(*´˘`*)
ちなみにブルーはメスなので、しっかりものの娘としてみたら、また面白いです。
ここからエンディングです。
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1自由になった恐竜たち。アメリカ大陸各地に広がる。世界崩壊?
自由になった恐竜たち。
パークから海に逃げ出したモササウルス(画像中央)は、サーファーたちの後ろから姿を見せます。。。
これ絶対食べられるやつ・・・。
ちなみにサメと比較するとこんな感じ。ジョーズが小さく見えます。
こんなのが海にいると考えると怖すぎ・・・(´;ω;`)
映画ではこの後サーファーやモササウルスがどうなったかは描かれていませんが、おそらく人間の味を知っているために遠慮なく襲っていくでしょう・・・。
物語の序盤でも早速人間をパクパク食べていた獰猛なモササウルスでしたもんね。。。
今作でも人間を襲っていたプテラノドンですが、屋敷からの脱出後はラスベガスに降り立っています。
これもこの後どうなったのか不明ですが、今後はエサとして人間を襲うか、銃で鹵獲されそうです。
ただし、他の肉食恐竜と違って、プテラノドンは個体数が多く、繁殖していくものと思われます。
個人的に一番怖いです。
そして一番獰猛なティラノザウルスですが、ミルズを食べた後、動物園に出現しています。
最後はライオンに向かって吠え、ライオンも吠え返す、というユーモアあふれた場面?
オリを破って入ってるので、しばらく動物園の動物たちは彼の餌になりそうです。(´;ω;`)
ただし、ティラノザウルスやアロサウルス、ブルー(ラプトル)は全て一体ずつなため、繁殖能力はなく、いずれは絶滅するものと思います。
しかし、しばらくは悲劇が続きそうです。
ロスト・ワールドでも描かれましたが、あのときはティラノザウルス一体での悲劇でしたので、今回はかなり大規模な悲劇になりそう。。。
2新しい伏線?またもウー博士が生き残る
1作目でインドミナスレックスを作り、今作でインドラプトルを創り出した天才科学者ですが、今作でも無事に生き残っています。
作中ではブルーの血液を採取しようとしたところを、フランクリン・ウェブ(オーウェンの仲間)によって麻酔を撃たれて悶絶。
そのまま仲間によって連れていかれました。
サンプルなども既に搬出済みな上、インドミナスレックスの遺伝子はまた湖に行けば採取できるため、次で復活する可能性あり。
次回作作るのかは未定ですが、気になります。
世界に広がった恐竜たちをどうするかの方が大変な気がしますが・・・(;´▽`A“
3なぜメイジ―は恐竜を逃がしたのか?正体との葛藤。
最後の場面で、シアンガスによって施設内の恐竜たちが絶滅しかかったとき、クレアは「命を助けたい。。。でも、逃がしたらもう取り返しがつかない」という決断で、ボタンを押しませんでした。
一方、その後にメイジ―がボタンを押して、恐竜を外に逃がしました。
理由は、自分自身がロックウッド氏の欲望によって作り出されたクローンであるが、クローンでも作られた生命でも皆生きてるから、というもの。
メイジ―は自分がクローンと知って相当ショックだったと思いますが、それでも最後の最後に「生きる」決断を下します。
そして同じく恐竜たちにもその権利はある、と。
これ自体は素晴らしいのですが・・・。
草食恐竜ならまだしも、肉食恐竜たちを大量に逃がしてしまい、アメリカ全土に広がった結果、人間の命がかなり奪われると思いますので、この辺が難しいところ(哲学的です)。
私はたぶん・・・すでに肉食恐竜に襲われたあの状況であれば、ボタンは押せないと思います。
そこは大人的な思考になってしまっているのでしょうか。。。
4オーウェンとブルーの絆。なぜ科学者はブルーを欲しがったのか?
赤ちゃんの頃から育てたブルーとオーウェンの絆。
他のラプトルが弱った姿を見せると親のオーウェンすら遠慮なく攻撃してくるのに、ブルーだけはオーウェンに共感して慰める知性を見せました。これは犬や猫にも見られる高い共感能力です。
そして群れのリーダーとしてオーウェンと一緒に成長。
科学者たちはこのブルーの従順性と母性、遺伝子を求めました。
今作に新しく登場したインドラプトルですが、この集団性に欠けた試作品であり、ウー博士はブルーの遺伝子や家族形成(調教)によって、本当に従順なインドラプトルを作ろうと考えたようです。
だからこそ、ブルーが絶対必要だったんですね。
5ハモンドとロックウッドの因縁について。クローンの是非。
ジュラシックパークで総責任者だったハモンド。
今作ではその友人だったロックウッドが出てきました。
2人はともに恐竜の復活と楽園の創造を理想にしていましたが、ロックウッドが娘を事故で失った結果、そのクローンを創り出そうとしたことでハモンドと決別。
最終的に、ロックウッドはクローンとしてメイジ―を創り出していますが、ここにも哲学的な問題があります。
既に愛犬のクローン化とか、いろいろな話がありますが、
恐竜(動物)のクローンをつくることと、人間のクローンをつくることの違いは何か?
同じくクローンによって生み出された生命は、同じ生命の誕生とみてはいけないのか?
これに関して、マルコム博士が最期に、「人間は強欲と権力欲によって支配される。人間にはコントロールできない領域がある」と述べていました。
おそらく制作陣の意図はそこにあると思います。
いずれ、自分のクローンから臓器移植だったり、輸血だったり(若い血液によって老化した体がよみがえるという実験があります)、クローン技術は応用されると思いますが、リアルに世界が映画と重なっていて不思議な気持ちです。
たぶん賛成反対いろんな意見があると思います。
そして、最後にジュラシックワールドの真の意味が明らかになりました。
マルコム博士は人間の犯した過ちのしめくくりとして、こう述べます。
「新時代の幕開けです。ようこそジュラシックワールドへ」
ジュラシックワールドの本当の意味とは、各地に恐竜が広がった結果、この世界全体で恐竜と共存していくしかないという意味だったんですね!
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6最後に感想と評価
最後に感想と評価です。
今作はいろいろと新しい恐竜もでてきて面白かったです♪
ジュラシックワールドとは、もともとこの世界全体を示していた、という伏線も面白いと思います。
今後、映画の最後の後にどうなるのかがすごく気になります。。
繁殖を続けていくのかな。。。
個人的に一番好きなのがモササウルスなのですが、あんなのが海にいたらもう少なくとも沖合にはいけません。
これだけで豪華客船が襲われる一本の映画が作れそうです(笑)。
映画のストーリー自体は、おおまかに書いたとおり王道というか、ロストワールドっぽくて新しさには欠けていました。
新恐竜も「新しく作られたハイブリッド」でしたが、やっぱり巨大で獰猛なのが好きです(n*´ω`*n)
ただし、最初の導入部分から最後まであっという間に見れるエンターテイメント性が強く、所々に哲学的な要素が入っていて面白かったです☆
ジュラシックワールドは考察するというより、余計なこと考えずに思い切り楽しむ!というのが一番な気がしました(;´▽`A“
というわけで、今作の評価は☆5中、3.5です!
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View Comments (2)
ジュラシックパーク創設者の名前はハワードではなくハモンドです。
ありがとうございます!訂正させていただきます♪