目次
【イルミ=ヒソカ説反証】イルミvsヒソカ最強はどちらか。イルミの変装能力について考察。ヒソカがイルミに変装することは可能なのか?【ハンターハンター考察】
以下、ハンターハンター©より画像を一部引用して考察します。
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1イルミ=ヒソカ説の難しい点を反証
前回までに、36巻表紙の謎と「ネタバレ」の意味、そして幻影旅団に入ったイルミのおかしな点をふまえて、
イルミ=ヒソカではないか?
と考察してきました。
今回は、逆にそうではない、という逆視点での考察をしたいと思います。
ヒソカ(仮)「やっぱり考察は疑問点を一つずつ解消しないとね♦」
というわけで、まず、イルミ=ヒソカ説の根拠となったのは、
1イルミの普段「オレ」の一人称が「ボク」であったことがヒソカと一致。
2ヒソカのドッキリテクスチャーという変装向きの能力があること。
3画像の通り、イルミの自己紹介の手が「ヒ」となっていること。
4マチがイルミをにらんでいるような描写に裏表紙および場面で描かれていること。
という点でした。
しかし、コメントにもいただいた通り、
「ヒソカの【薄っぺらな嘘】の変装を手練れのはずの旅団は見抜けないのか?」
「クロロほどの知的キャラがまたも騙されているのか?」
という大きな疑問が残ります。
たしかに、ここでまたもイルミが偽物だとして、それを見抜けないならば、クロロや旅団のメンバーはかなり無防備というか、緊張感がない気もするのです。
そして一番大きな問題点は、
「ヒソカの薄っぺらな嘘は凝で見破れないのか?」
「仮に見破れないとしても「声」はどうなるのか?」
という点ですよね。
少なくともイルミはクロロと接点があり、声も知っているため、ヒソカは声もイルミと同じにしなければなりません。
ヒソカの能力でそれが完全に可能とは言えないと思います。
ということは、冨樫先生の「ネタバレ」はやっぱり唇=刺客ビルを示していて、
イルミはイルミ本人。
ヒソカは予想通り第一層に潜伏していて
イルミvsヒソカの戦いが今後描かれていく。
となる可能性も高いわけです。
ただ、それで終わっては考察しがいがないので(笑)、さらにそれを反証するパターンと、
イルミvsヒソカが実現した場合についてのパターンの2通りを以下に考察してみたいと思います!
2イルミ=ヒソカ説の反証の反証
かなりややこしいですが、さきほどの
「ヒソカの【薄っぺらな嘘】の変装を手練れのはずの旅団は見抜けないのか?」
「クロロほどの知的キャラがまたも騙されているのか?」
「ヒソカの薄っぺらな嘘は凝で見破れないのか?」
「仮に見破れないとしても「声」はどうなるのか?」
という4つの疑問への考察になります。
1ヒソカの薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)は凝で見破れないのか?
これに関しては、以前ヨークシンで一度ヒソカが薄っぺらな嘘で占いをごまかしたことから、
旅団はヒソカのドッキリテクスチャーの能力を把握していない=ヒソカが変装している、という可能性をまず考えていない=凝を使う理由がない。
という論法が成り立つと思います。
つまり、↑のヨークシンの占いのときと似ています。
念能力者であっても、常に「凝」(体の一か所にオーラを集める)を使うわけではなく、危険を感じたときに「他の部分の防御力を捨てて」使用するものだからです。
それだけリスクがある、ということ。
また、凝でも見破りにくくする技として「隠」というものがありますよね。
絶の応用技で、自分のオーラを限りなく見えにくくするものです。
ヒソカの薄っぺらな嘘は、バレると致命的な欠点ともなるため、ヒソカは基本的にこの「隠」で凝でも見えにくい状態にしていると考察できます(使い手によっては可能)。
2でも、クロロほどの手練れが騙されるのか?
これについては、以前すでにヒソカの「薄っぺらな嘘」の演出に騙されているため、その可能性はある、かもしれません・・・。
ただ、もしもイルミ本人がクロロに直前まで接触しており、会合以降にヒソカに入れ替わった、としたらクロロでさえもイルミ本人と思ってしまうかも。
特に、今回のクロロはかなり感情的になっており、いつものクールさがどことなく消えている気がします。
それもまたヒソカの狙うところなのかもしれません(いずれにせよ)。
ちなみにヒソカが薄っぺらな嘘を使えることを知るのはマチのみです。
マチとヒソカについては↓をどうぞ。
ハンターハンター考察の続きです。今回はマチとヒソカをピックアップしてみます。前回の考察でまたも新しい発見をさせていただきましたので、そちらもご紹介します♪マチだけがヒソカの正体に気付く!ヒソカはマチによって最後を迎えるのか?36巻背表紙カバーの意味とは。【ハンターハンター考察】以下ハンターハンター©より一部引用して考察します。スポンサーリンク前回の考察は以下をご覧ください。そちらの追記+αとなっています。1コメントより追記 マチはヒソカの正体に気付いている!またもコメントより重要な部分の考察があ... マチだけがイルミ(ヒソカ)の正体に気付いていた!ヒソカはマチによって最後を迎えるのか?36巻背表紙カバーの意味とは(ネタバレ注意)【ハンターハンター考察】 - まったり考察部屋withPS5 |
マチもヒソカの本当の能力については知りません(ヒソカの皮膚を装飾する程度と思っている)。
3いやいや、でも「声」はどうなるの?
一番問題なのが、声です。
声は薄っぺらな嘘でもカモフラージュできるのか不明ですし、かなり難題だと思います。
では、そもそも「ドッキリテクスチャーを使ってなかったとしたら?」
それがヨークシンでイルミがヒソカに変装したシーン。
上の画像は最初がヒソカ本人で、下がイルミがヒソカに変装した後。
このときは、クロロと戦いたいヒソカが
「アジトに残れ」
という命令をかわすために、イルミにお願いして入れ替わりました。
その後、クロロのもとに現れたヒソカ。
一方のイルミは、
「大丈夫かな~針なしで顔変えると4・5時間で元に戻っちゃうからな~」
と心配しています。
つまり、イルミは針なしでも変装可能ということ。
おそらくこのときイルミは旅団メンバーの中にいて「話すとバレる」可能性が高い状況なので(話す可能性が高い)、間違いなく声も変えていると思われます。
つまり、「変装」は薄っぺらな嘘という念による手段だけではなくて、このようにイルミの技術や「整形」という手段もあるということ。
このイルミの変装は、ゾルディック家の独特な修行の成果、という可能性も高そうですが、
他人に施せるものか、
あるいは、
イルミの明かされていない「針」の能力によって変えられるのか(現在、自分の変装と「針人間」の操作のみ)
という点は謎のままです。
少なくともイルミが「針」使いなのを考えると、声帯を刺激して声を変える、という程度はどうとでもなる気がします。
また、この↑の変装と薄っぺらな嘘でヒソカが幻影旅団をだます姿が描かれたのが、まさしく36巻と対比された12巻~13巻ということにも注目したいです。
冨樫先生ならこういう対比もしてしまうかも・・・?(妄想)
それならやっぱりイルミ=ヒソカなの?と思ってしまいますが、これはあくまで一つの考察にすぎません。
もちろんイルミは本人であり、イルミvsヒソカという可能性も高いわけです。
これについて、以下にさらに考察します。
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3イルミvsヒソカ!イルミの「敗北」宣言!?
イルミが本人として疑問な点がいくつかあります。
まず、「ハーイボクはイルミ」と言った点。
一人称が「ボク」なのは、人によってオレとボクを使い分ける人がいるように、イルミもそうだ、という考察も可能ですが、コメントにてここで目に留まるとされたのが、
「ハーイボク=敗北はイルミ」を示唆している、ということ。
これは確かに面白いかも。
すでにアルカ関係でヒソカと仲たがいをして、ヒソカに敗北したのか、
あるいはこれからイルミがヒソカに負けることを示唆しているのか、
あるいはただの考えすぎか、ですが、、
個人的にはイルミ敗北説を推したいと思います。
そこで仮にイルミが本気としてヒソカと戦う場面になったらどちらが強いのか?という疑問も検証します。
普段戦闘好き、という感じでもなく、単純に契約で動くイルミ。今回も契約、という形をとっていますが、「ボクも本気だ」という言葉からイルミも覚悟している姿が読み取れます。
※ちょこっとコラム:ヒソカとイルミはそもそもいつからの付き合いなのか?
そもそもイルミとヒソカの付き合いはじめはハンター試験より少し前、と分かっています。
(ハンター試験の時に「短い付き合いだけどヒソカの好みがわかった」と言っている)
そして、クロロよりも長い、ということはハンター試験を受けた後、十老頭の任務前後にクロロと出会ったということですね。
イルミvsヒソカ戦ったらどちらが強いのか。
これに関しては、すでに点数化されていましたよね。
ハンターの中でもトップクラスの実力を持つ十二支んでも、最高点は90点のギンタ(アフロ)。
そして、次がカンザイ(トラ)の85点。
二人とも密漁ハンター、トレジャーハンター兼防衛班という戦闘向きでこの評価です。
そんな中、ヒソカが一番高得点を出したのが、イルミの95点。
つまり、十二支ん以上にイルミは強い、ということ。
さらに、2012年夏に冨樫先生に行われたインタビューで「ヒソカやイルミだしたら護衛軍もあっさり負ける」とヒソカ&イルミ最強説を出されたそうです。
この護衛軍にピトーが含まれるかは不明(メルエムは当時最強)ですが、少なくともヒソカやイルミはあの「最強インフレ」が起きたアリ編でも及ばない現時点での強さを冨樫先生は持たせたいようです。
そしておそらく100点=最強のヒソカ自身という点数なので、
イルミはヒソカ的には自分より格下と考えられそうです。
なぜなら、ヒソカは自分が最強だと理解しているから(つまり100点)。
これを見ると、やっぱり「ハーイボクはイルミ」の通りになりそうな気がします。
ここまで出した考察をもう一度おさらいすると、
1イルミはヒソカの味方でヒソカがイルミになり替わってる
2イルミはヒソカの味方だが、ヒソカは別にいて協力関係にある
3イルミは幻影旅団側で、ヒソカを倒す
4イルミは幻影旅団側で、ヒソカに負ける
という4つの結末のうち、どれかが描かれる、ということですね。
仮に1と2のイルミがヒソカの味方の場合、以前のヨークシンの時のようにカルトもまたヒソカの味方、という可能性が高そうです。
カルトとイルミの動向は絶対チェックですね!
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4行詩のときに紙を凝で見なかったのはまだ納得できるのですが、初対面の念使い(旅団に入るくらいだからヤバい奴)に対して凝で確認しないというのはやっぱりおかしいな(無能だな)と思います。
あと、隠は基本的には凝で見ないと見えない(=凝で見れば見える)というものではないのかと思います。念なので凝でも見えない能力は十分あり得ますが。
考察は面白いですが、もしイルミ=ヒソカが当たっていたら残念。
天空闘技場戦後、首回りの損傷が激しいのにすぐにペラペラ喋れたのは声帯もゴムで作れたからって考えたら声質も自由なのかなと。
確かに…!
あの状態で喋れたことや、心臓マッサージ含めて、ある程度念で応用できるのかもですね。
ヒソカは「奇術師」。
姿かたちを別の物に偽装できるからこそのドッキリテクスチャという
能力を編み出し、愛着(念)も強い。
「外見はなり済ませる」のに、「でも声は似せられない」では、
奇術師とは言えない。
外見を偽装できるのなら、声も似せられるはず。
じゃないと奇術師として辻褄が合わない。
既出でしたらごめんなさい
ハーイボクはイルミの隣のコマと、隣のページでクロロが下の方を見てるのはヒソカが変装していないか凝で足下を確認している?
というところとヒソカの首を獲って来い!からの散開してるページでマチがイルミの方を見てる(?)のが個人的に気になりました
団長はヒソカが団員に化けてないかちゃんと警戒している、マチは他の団員と比べるとヒソカと付き合いがある方なのでどこかしらか違和感を覚えてこいつヒソカじゃね?と感じたのではないかと思いました
団員への変装を疑っていることを口に出すともし本当にそうだった場合ヒソカに警戒されるから今は泳がせているのかも...
とか妄想しました
ありがとうございます。
イルミの自己紹介シーンで、クロロがじっと見つめているカットが一部だけ入っているのも気になりますよね。
そこで凝を使っている可能性もあるのかも。。
もし、イルミがヒソカの場合、ヒソカの「あと10人」の中にノストラードの娘ネオンも含まれてるのかもと思った。団長の予言回避のため、クラピカが12支で忙しい間に、抹殺したのかもしれない。ヒソカからしたら団長に予言を見られるのは不利ですから。あとカルトはヒソカとグルの可能性が大。グリードアイランドからの違和感がここで繋がる。ヒソカの予言、偽りの卯月=カルトを示唆してるかも。
ヒソカのドッキリテクスチャーですが、そもそもの設定はどうなのでしょうか?
通常の念であれば念能力者にしか見えませんが、天空闘技場で一般客にも見えています。つまり具現化に近いのでしょう。
それを凝で見るとどう見えるのか?
天空闘技場でキルアがヒソカの能力を見破ったときは『手品の説明がつかない』と言う理由で見破っただけで、装飾していること自体が凝で分かった訳ではありません。(今手元に7巻がないため、一言一句間違いなく、の確認はできませんが)
つまり、凝をしてもドッキリテクスチャーを見破ることは出来ない可能性が高いと思います。
ちょっとしたツテで聞いたのですが、、
実はヒソカの能力はドッキリテクスチャーとバンジーガムだけではなく、
トランプのマークに関係するものがあるらしいです。
聞きかじったものなので合っているかは分かりませんが…
それはかなり気になりますね!
それはヒソカがやられた後に発現したものなのでしょうか?
冨樫先生ならば
・イルミはヒソカをプロデュースするといっている、つまり結託している
・ヒソカはイルミに化けているが一人称であえて「ボク」と言った。次のコマにクロロが無言。
ここでわざと怪しませている。
・次に怪しいのはボノレノフ、急に変身能力を切り出した。こちらがイルミのなりすましで、クロロになにか提案しヒソカに化ける旨告げる。
・いざ決戦時にはイルミがヒソカ、ヒソカがイルミだと旅団に思わせる状況を作り出すが、二人は結託しきちんと元に戻っている。旅団は不意を突かれ壊滅。
この仮説の反論として
・ボノレノフがこのまま退場もちょっと影が薄い
・入れ替わりは逆もあり得る。イルミはヒソカが化けていると匂わせ実はイルミのまま。ボノレノフがヒソカでヒソカに変身するふりして堂々と現れ不意打ち。
・カルトの人探しの能力あるため3人が結託している必要がある
・クロロはこれさえも看破し逆転劇をする、いやして欲しい。
入れ替わってると思わせて入れ替わってないは面白いですね
そもそも入れ替わってるなら1人称ぐらい合わせるはず・・
しゃべり方でばれるリスクはあるわけで
1人称「ボク」はわざとらしい、クロロに向けても読者に向けても
ヒソカの振りをしているイルミが濃厚かと
クロロもドッキリテクスチャーの存在は知ってるでしょ
人質交換で二人きりになった時に目の前で偽のタトゥーを剥がしてるよね