目次
ドラゴンクエスト11真エンディング(トゥルーエンド)考察。ネタバレ注意!そして伝説へ・・・【ストーリー考察15】
これまでのストーリー
邪神復活から、かつての勇者ローシュたちの旅を知り、
さらに、セニカ・ウラノス・ネルセンに会って力をつけた一行。
勇者たちはいよいよすべての元凶である真ラスボス・邪神「ニズゼルファ」に挑む!
そしてその先には驚きの展開が・・・!
これまでのストーリー&考察は以下のページにまとめています☆
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1真ラスボス「邪神ニズゼルファ」との最後の決戦へ!
セニカの力を借りて得た、勇者の剣から発せられた光がケトスに伸び、強化されたケトスが誕生します!
そして強化されたケトスの力によって、天空に浮かぶ、邪神ニズゼルファのいる「黒い太陽」へ突入する一行!
ついに対決のときが来たのです!
中に入るとそこは、宇宙空間のような異世界。
すると、どこからともなく声が聞こえます。
「・・・来たか・・・」
空間に突如として現れたのは、闇の衣を纏ったニズゼルファ!
以前のかわいい姿とは全く違っています。中身は彼なので、個人的にはなんか今回の真ラスボスはかわいくて好きです。(#^^#)
「私はニズゼルファ。闇の深淵よりうまれし者」
「聖竜がのこした大樹の魂。それさえ消せば全ては闇に包まれる。闇こそがわたしのよろこび・・・」
と、ついにその姿を現します。
「これが最期の戦いだ!行くぞ!」と覚悟を決める仲間たち。
世界を闇で覆い、かつての勇者が倒せなかった邪神。
ウルノーガという魔物を誕生させ、世界を滅亡させた元凶。
つまり、全ての闇と魔族の生みの親こそが、このニズゼルファ。
「来るがいい。光の子孫たちよ。時間も記憶も空間も、存在するすべてを闇に染めてくれよう・・・」
いよいよ最終決戦です!
2邪神ニズゼルファの最後と長き戦いの終わり
邪神ニズゼルファは、セミというか、ドラゴンボールのセルそのもののような姿をしています。
途中、衣を壊すと、その素顔を見せてくれます。
彼を倒すと、真ラスボス撃破です!
レベルは60代でも倒せますが、70以上あるとかなり楽になります。
私は最終的にレベル上げをして80以上で戦ったため、かなり短時間にぽっこぽこにできました。(;´▽`A“
そして――ついに邪神が消滅するときがきたのです!
「一度ならず、二度までも・・・・このわたしが敗れるとは・・・」
「だが、光が闇を凌駕するなど、ありえぬこと。我が肉体が滅びようとも・・・わが魂は永遠なり・・・」
邪神は以前、ローシュ達が倒し、肉体を封印しましたが、その魂は確かに不滅で再び肉体がよみがえるのを待っていました。
さらに、時を戻って、ウルノーガによって滅ぼされた肉体をとりもどしに過去にやってきたことからも、再び復活する可能性があったのです。
しかし、今回は・・・そうなりません!
以前と違い、今回は勇者の真の力によって、肉体ごと全てを破壊したのです!
「光・・・なんだこの光は・・・!ま、まぶしい・・・」
「グオオオオオオオ・・・・!」
闇からうまれた邪神は、こうして内側から芽生えた光によって爆散し、闇の世界が光に包まれます。
闇の世界から脱出する勇者たち!
そして、黒い太陽もまたニズゼルファの消滅によって消えていきます・・・!
空から降るのは、光のつぶ。
美しい光景を見ながら微笑む勇者たち。
「終わった・・・」
「これで、この世を脅かすものはもういない・・・長い長い旅がようやく終わったのじゃ・・・」
16年もの間、はたまた、国が建国されてからもずっとおびえ続けていた邪神の影。
その影が消え去り、ようやく旅が終わることをロウはしみじみと語ります。
「先代勇者ローシュさまの時代から続く、時を超えた戦い・・・本当に長い冒険の物語でしたわね」
先代勇者もなしえなかった邪神討伐。
その結果おきた数々の悲劇・・・。
ローシュの時代も含めての本当に長い時を超えた戦いが今終わったのです。
しかし、主人公はどうやら何か思うところがあるようで?
「こんなおめでたいときに思いつめた顔して、なに考えてるのよ。その手のアザがどうかしたの?」
と尋ねるベロニカ。
そして気づきます。
「そっか。助けてあげたいんだね。あの人のこと・・・」
冒険は確かに終わりました。
でも、まだ幸せではない人があと一人、いたのです。
彼女を救うために、彼らは再び時の塔へと向かいます!
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3セニカの決心と最後の別れ
やってきたのは、時の塔。
そう、救いたい人とは、時の番人となっていたセニカだったのです。
「またあいましたね。ふしぎな旅人たちよ・・・しかし、邪神を倒し、もうここにはようはないはず・・・どうされたのですか?」
と不思議そうに尋ねるセニカ。
彼女は既に記憶を失っているため、もうローシュのことも何も覚えていません。
そこで、勇者はその紋章を彼女にかざします。
すると――!
時の呪縛がとけ、セニカ本来の姿と記憶を取り戻したのです!
悠久の時を超えて、目覚めたセニカはしばらく茫然とします。
一方の主人公たちはかつての英雄との本当の出会いに喜びます。
さらに主人公は、勇者のつるぎを彼女に渡します。
「このつるぎは・・・」
と見つめるセニカ。
そして彼女は主人公の左手に自分の手を重ね・・・
その瞬間、勇者の紋章がセニカの手に移ったのです!
勇者のつるぎと、勇者の紋章。この二つから、
「まさか私をあのときへ・・・?」
と真意に気付いたセニカ。
そう、かつて最愛のローシュを助けるために挑んだ時のオーブの破壊。
しかしあのときは、勇者のつるぎと力がなかったため、失敗しました。
でも、今回はその二つがある――。
力を受け取ったセニカは、うん、と主人公に頷くと、祭壇へ・・・。
そして、
時のオーブを壊し、かつてのローシュがいた時代、ウラノスによって裏切られる前の世界へと旅立ったのです!
よかったです。。。(´;ω;`)
残されたのは、勇者のつるぎと、
セニカの声。
「ありがとう。勇気ある者たちよ」
それだけが木霊のように、勇者たちに届きました。
「愛する人に・・・会えるといいわね」
とマルティナ。
そして、カミュも、
「不思議だな。こういうことがかつてあったような気がする」
と以前主人公が時間を超えたときのことをうっすらと感じていました。
これによって、セニカの想いは果たされ、
新たにローシュがやられない世界。
すなわち、勇者ローシュが邪神を倒す世界が生まれたのです!
※ちょこっとコラム。
以前の考察で、ドラクエ11の過去に戻る行為は、パラレルワールドを作るものだと考察しました。
その理由がここにあります。
過去に戻ると、
1今の世界は完全に消え去り、全て過去に戻る
2今の世界は残り、違った過去が生まれる=パラレルワールド化する
という二つの選択がある、というのが、時のパラドックスですが、
今回は、セニカが過去に戻っても邪神を倒した主人公たちが残っているので、
2のパラレルワールド化したことになります。
ということは、以前主人公がクリア後にこっちの世界にやってきたとき、
未来世界でベロニカが存在しないという世界もまた存在し、そこでは仲間たちが主人公もベロニカもいない世界を経験したことになります。。
そう考えると、結構切ないものを感じます。(´;ω;`)
4ドラクエ11真エンディング。その後。
「邪神を倒し、平和を取り戻した。主人公たちはそれぞれの故郷に戻り、おだやかな日々を過ごすこととなった」
ここからドラクエ11の真エンディングが始まります。
主人公は結婚したエマの家でのんびりと過ごしています。
(※ちなみにエマと結婚していない場合は、お母さんぺルラが代わりにいます)
「今日もいい天気よ。あなたが世界を救ってくれたおかげで村のみんなも平和に暮らしているわ」
壁には、二人の結婚式の写真も飾られています。
デルカダール王も参列し、驚くことに、まさかのテオ(主人公の育てのおじいちゃん)や本当の両親二人もいます!
やっぱり魂は普通に存在する世界のようです。
ロウさんは、すっかり気が緩み、ムフフ本を手にしていい気分。
マルティナさんは未だにそんな彼にあきれて、
ベロニカちゃんは、ブーケを「私よ!私がゲットしたわ!」とおおはしゃぎ。
また、カミュ君と妹マヤちゃんもいます。
(別記事で考察しますが、2周目の世界でも妹をちゃんと救いだし、クリアすることができます☆)
そして、そこにやってきたのが、ベロニカとセーニャ!
「ふふん。今日は邪神討伐の目的を果たし、生活にハリを失ったあんたのために、いい話を持ってきてあげたわ」
「私たちもセニカさまにならい、勇者のつるぎを命の大樹に納めた方がよいと思ったのです」
「まあ世界の命運を握る勇者のつるぎを、ずぼらなあんたに預けとくのはしのびないから、大樹に管理してもらおうってわけよ」
「そこまでもう一度一緒に旅しない?」
そして、勇者としての最後の旅が始まります。
ここでエマちゃんに報告にいくと、
「あなたは一家の大黒柱できるだけ早く帰ってきてね。もうすぐ新しい家族もふえることだし・・・うふふ」
とまさかの展開が!
でも、実はこれには続きがあって、
「もうすぐロキが赤ちゃんを産むからね☆」
と実はワンちゃんの子供のことだと分かります。_(┐「ε:)_ずこー・・・
そりゃそうですよね・・・だって、まだ早すぎるもの・・・(;´▽`A“
そんなこんなで、ベロニカとセーニャと一緒に旅をすることになった勇者。
こうして、ドラクエ11の物語は終了したのです。
・・・とまだまだならないのが、ドラクエ!
この先にはまだ続きがあって、実はスクショ禁止区間なのですが、その内容を最後に書きたいと思います。
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5ドラゴンクエスト11裏エンディング。命の大樹の正体と、ドラクエ3へのまさかの展開。そして伝説へ・・・
命の大樹へとやってきた3人。
「またお別れだと思うとさみしいですが、終わりは新たな始まりの合図でもあります」
とセーニャ。
「さ、さっさとつるぎを大樹に納めましょう」
とベロニカ。
ここから命の大樹の神話とその正体が判明します。
「ここに来るといろいろなことを思いだすわね。いまだに信じられないわ。この大樹の魂に無限の力が秘められているなんて・・・」
「神話の一節によれば、元々この世界は闇におおわれた大地だったと言われています」
「そこに命の大樹の光が降り注ぎ、ロトゼタシアが生まれたそうですわ」
そして――。
剣を納めると、そこに驚きの展開が待っていました。
「ようやく会えましたね」
「私は命の大樹のもうひとつの姿・・・以前は聖竜と呼ばれていたもの」
と、まさかの命の大樹がドラクエやドラクエ11のタイトルの象徴である聖竜そのものだったと判明します!
「はるかな昔・・・」
と、聖竜は邪神ニズゼルファとの闘いを語ります。
まだ人間すら存在しないとき、世界は闇が主でニズゼルファはそこの王だったのだと思われます(この世界はもともと闇だったと神話に残されており、ニズゼルファは光を極端に嫌い、光(聖竜)の力を欲してこの世界に現れたとされる)
そこで、光の象徴である聖竜はニズゼルファと戦い、その結果敗れて、命を落としました。
まさに光vs闇の戦いがあったのです。
光の象徴であり、生みの親である聖竜。
その主をなくした光は時のかなたに葬られ、
完全に闇になってしまった世界。
そこに現れたのが、ニズゼルファのときに、共に戦った神の民たち。
その神の民の願った奇跡によって、精霊が集まり、聖竜の失われたときが戻ったのです。
その結果、聖竜は命の大樹へと変化し、
命の大樹は再び光を取り戻して、この世界を創り出したのです。
(つまり聖竜もまた一度過去に戻ったということ)
そして、命の大樹となった聖竜は、いずれまた戦うニズゼルファを倒すために、勇者という存在を生み、力を与え、ドラクエ11の世界が始まった・・・
という真相です。
このドラクエ11の絵もまた、この聖竜を示していたんですね!
そして、この聖竜は、いずれ闇に飲まれることがあるかもしれないという伏線を残します。
つまり、彼こそがいずれドラクエ1の竜王につながる(闇としていずれ分裂した姿)、と考えられます。
1の竜王は、3の竜の女王の卵から誕生したという説が濃厚で、
設定上は「いずこともなくあらわれた あくまのけしん」とされ、正体は不明とされていました。
しかし、聖竜がいずれ竜王につながるのは、続いてドラクエ1の主人公が登場したことからもほぼ確実ではないか、と思うのです。
ということは、3の竜の女王が聖竜の子孫とも言え、そこから闇が別途誕生したのかもしれません。
ドラクエ3の勇者を導いた「竜の女王」。
彼女は設定上、「古の竜の末裔」とされているため、聖竜の子孫or分離した姿である可能性が高い。
彼女の卵が竜王であるならば、聖竜は長い時を経て生まれ変わり、子孫を残し、竜の一族として繁栄し、最後に竜の女王→闇としての竜王が生まれたのかもしれません。
(ドラクエ1から3への時系列や簡単なあらすじ紹介も以下のページでしていますので、よろしければどうぞ☆)
それでは、ドラクエ11の真エンディング考察の総括として、ドラクエ11と他のドラクエの世界のとのつながりを考えてみます。
ドラクエ1とドラクエ11の関係について考察
真エンディングの最後に聖竜は
「もし私が闇に落ちたそのときは、どうか・・・過ぎ去りし時を求めて」
と主人公にお願いします。
そして直後にドラクエ11の主人公→ドラクエ1の主人公に描写が代わるため、
もしかすると、ドラクエ1の主人公こそ、ドラクエ11の主人公が「時を超えて」アレフガルドへやってきた彼そのもの(または彼の子孫)とも言えなくもない「かも」しれません。
(聖竜の「お願い」→ドラクエ1、ドラクエ11クリア→ドラクエ1をプレイできるプレイヤーの視点という描写から)
※ドラクエ1の主人公は、予言者ムツヘタによって「ロトの血を引く」勇者の出現を予言され、国王ラルス16世の導きでアレフガルドへやってきた存在、とされています。
時系列的には、ドラクエ3→ドラクエ1なのですが、
ドラクエ1の主人公は実際はその過去と素性が全く不明の存在でした。
つまり、ドラクエ11の主人公がそのままドラクエ1の主人公になった・・・と考えることもできなくもないのです。
(特に本作のエンディング後でドラクエ1が直後に遊べる仕様を考えると、制作陣はそれを意図した可能性もあるということです)
これまでの公式の説明では、ドラクエ1の主人公は「伝説の勇者ロトの子孫」であり、ロトの生まれかわりとされていましたが、ここで実はドラクエ1の主人公はドラクエ11の主人公その人だった・・・としたらそれはそれでかなり驚きの展開だと思います。
あるいは公式の説明を加味するならば、ドラクエ1の主人公は、ドラクエ11の主人公(ロト)の子孫(つまりエマと主人公の血縁)と考えられます。
また、これはドラクエ11の世界観ともつながります。
ドラクエ1→ドラクエ3の数百年後の世界設定
ドラクエ11の主人公の世界→ローシュ時代の数百年後の世界設定
つまり、どちらも数百年の時の隔たりがあり、
ドラクエ11のパラレルワールド(後で解説)を観てみると、
ローシュの世界→ドラクエ3
ドラクエ11の主人公の世界→ドラクエ1
につながったと考えられなくもないということです。
ただ、ドラクエ11の主人公がそのままドラクエ1の主人公と考えた場合、彼はローラ姫といずれ結婚して(ゲーム上は相手はローラ姫であるという確定ではなく、そう思わせる描写です)ドラクエ2につながってしまうので、「エマちゃんは!?Σ(´∀`;)」というツッコミが出てきますので子孫という可能性も高いと思いますが、ドラクエ1の主人公はそもそも女好きであり、「ぱふぱふ」はもちろん、「おたのしみ」もたくさんあるので、
それはドラクエ11の主人公とも共通かな、と思ったりもします(;´▽`A“
時を超えて、ドラクエ11からドラクエ1につながると思うと、それはそれで面白いです。
ただし、もちろん、単純にロトの剣である「勇者の剣」と力だけが未来でドラクエ1の主人公に継承された、という可能性もあり、個人的には子孫という可能性が高いのかなと思ったりもします。
さらに!
これは究極のネタバレですが、
この後、ローシュとセニカの世界はドラクエ3の世界へとつながります。
次はここを考察します☆
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6ドラクエ11とドラクエ3の関係を徹底考察!
エンドロールでは、無事に過去に戻ったセニカが描かれます。
そして、無事にローシュと出会い、固く手を握るセニカ・・・よかったです。。。(´;ω;`)
2人の手には、勇者の紋章が・・・!
この世界には勇者は二人生まれたようです。
さらに真エンディングが終わった後に、さらに裏エンドが見れます。
そう、これこそがドラクエ3の世界です!
「おきなさい。おきなさい。かわいいぼうや。今日はお城に行く日でしょう?」
これはドラクエが好きな方なら絶対に鳥肌がたつシーンだと思います。
これこそまさにドラクエ3のオープニングなのです!
よくよく見ると、ローシュの姿はまさにドラクエ3の主人公とそっくり!
つまり、ローシュとセニカの子孫がドラクエ3の主人公と思って間違いなさそうです。
※ローシュとセニカの息子がドラクエ3の主人公では?という考察もありますが、
ドラクエ3の主人公は父親がオルテガなので、私としては直接はつながらないと思います。
(離婚など複雑な事情があれば別ですが・・・(;´▽`A“)
オルテガって?という方は、さきほどのロト3部作あらすじ解説を見てください☆
ドラゴンクエスト11のパラレルワールドについて
やはり発売前に考察していたとおり、ドラクエ11はロト3部作(ドラクエ1~3)の過去の話で間違いないようです。
ということは、「過ぎ去りし時を求めて」の真の意味は、勇者が2周目で過去に戻ること、
セニカが過去に戻ることはもちろん、
過去の作品、ドラクエ3へつながるよ!という意味も持たせていたと考えられます。
ドラクエ1~3は時系列で言うと、3→1→2なので、
ドラクエ11はドラクエ3の前の物語ということです。
勇者ロトの称号は、ドラクエ11の主人公またはローシュが、「ロトゼタシアの勇者」ということから後の世界に伝わったものと考えられます。
さらに、ドラクエ11ではパラレルワールドが5つ存在しています。
(パラレルワールドか、そうでないのか、という論争もあります。これに関しては、この項目の↓に記載していますので、ぜひご覧ください。)
ここではまずパラレルワールド説を書きたいと思います。
1ベロニカが命を失った世界で主人公が過去に戻ってしまった後の世界(過去に戻るかの選択で「はい」)。主人公もいないので、勇者は存在しない。
2ベロニカが救われた世界(真エンディング)で、勇者の紋章をセニカに渡し、勇者がいなくなった世界→ドラクエ1へ?
3セニカが過去に戻り、ローシュが生きている世界→ドラクエ3の世界へ。
4過去に邪神ニズゼルファによって滅ぼされ、聖竜がいない闇の世界(聖竜が過去に戻る前の世界)
5ベロニカが命を失った世界で過去に戻らなかった場合(選択で「いいえ」)。主人公は残っていて、勇者も存在する→天空シリーズへ?ただ、演出上正史ではない?
そして、ここから考えられるのは、
勇者が存在している、セニカがローシュを救った世界は、ドラクエ3へつながったということです。
(真エンディングでセニカがローシュと出会い、そこから「起きなさい」につながったことを観て演出上、まず間違いなく)
一方、勇者の力がなくなった世界(ドラクエ11の主人公が冒険した世界)はさきほど考察したドラクエ1の世界、もしくは4、5、6の天空シリーズにつながったのかもしれません。
聖竜の姿は、天空シリーズのマスタードラゴンの姿に似ていますし、
世界の全てを知る「全知全能の竜」とされるマスタードラゴン。
今見ると、聖竜そっくり!
天空城にいた、というのが命の大樹が天空にあることにつながります。
ドラクエ11が全ての作品の原点という位置づけならば、
ローシュの世界→時を経てドラクエ3からのロト三部作。
ドラクエ11の主人公の世界→時を経てのドラクエ1、または6からの天空シリーズ。
と考えても面白いと思います。
天空シリーズは6→4→5につながる物語ですが、6では夢の世界と現実の世界という二つの世界が存在し、一方、ドラクエ3からのロトシリーズでは、上の世界と下の世界が存在していました。
(あるいは、もしかすると、それぞれドラクエ11のパラレルワールドが分離して、ロトシリーズの上の世界と下の世界につながったのかも・・・と考えてみても面白いです♪)
個人的には天空シリーズに至ったと考える方が好きなので、それを考察すると、
ローシュとセ二カが結婚したパラレルワールドでは、邪神はおらず、すなわちウルノーガも誕生しないのですから、おそらくドラクエ11の世界には直接つながらないくらいの改変が起こっていると思います。
もしかしたら、ドラクエ11の主人公も「必要がないので」命の大樹によって選ばれず、すなわち生まれることもなく、
それは他の仲間たちも同じかもしれません。
つまり、ローシュとセ二カが結婚した世界はドラクエ11とはまったく別の世界となっており、ウルノーガによる破壊もなく、ドラクエ3の世界である後のアレフガルドへとそのまま移行したと考えられ、
一方のドラクエ11の世界は、まったく別の世界につながった・・・と考えられるのです。
ドラクエ11の主人公の世界では、勇者の力はなくなったので、
(紋章は残っているようなので、また聖竜の力で復活する可能性はあり)
ドラクエとはまったく別の世界線に入ったともいえるかもしれませんが、ラーの鏡(今作ではラーのしずく+やたの鏡)やハープなど、ドラクエの独自要素(6にも登場)も入っているので、天空シリーズにつながったと考えるのも面白いと思います☆
【その他のパラレルワールドについて】
※通常エンドから「過去に戻らない」選択をした場合は、勇者がいて世界も一度滅亡していることになります。
もしかしたらこれが天空シリーズになり、勇者がいない世界こそがドラクエ3の「下の世界」につながるのかも?とも考えてしまいます。
※ニズゼルファが支配した、上の4の選択の場合は、聖竜が「失われたときを求めて」過去に行ったので、命の大樹は存在せず、神の民だけ残っているので、そのまま闇に覆われたままの可能性が高いです。
竜王が「世界の半分をお前にやろう」と言って、「はい」を選ぶと、闇の世界をもらえますが、もしかして実はこの世界が・・・??
あるいは闇の勢力(ドラクエの魔王たち)がここで繁栄して、別次元の世界にやってきている、と考えても面白いです☆
【ドラクエ11のパラレルワールドと他作品の関係総括】
真エンディングの主人公からの世界が、ドラクエ1につながると考えた場合、
真エンド後の世界(主人公の世界)にはローシュがウラノスにやられて、存在しないのですから、ドラクエ3には直接つながりません。
そして、もし真エンドの世界がドラクエ1になるとしたら、
これまで考えられてきたドラクエ3→ドラクエ1という時系列が修正され、
ドラクエ11のローシュの生きている世界→ドラクエ3
ドラクエ11のローシュのいない真エンドの世界→ドラクエ1→ドラクエ2
と別々の世界線の出来事になる可能性もあります。
ドラクエ11の真エンディングの演出を見ると、
聖竜の「どうか闇に落ちたときは・・・」と主人公にお願い→ドラクエ1の主人公が登場
ローシュとセニカが出会い、その後のドラクエ3の主人公が登場
という順序なので、この可能性はありかもと思っています。
以下、これまでの個人的な考察をまとめると、
1ベロニカが命を失った世界で主人公が過去に戻ってしまった後の世界(過去に戻るかの選択で「はい」)。主人公もいないので、勇者は存在しない。
→ドラクエ3の「下の世界」(勇者がいなかった世界)あるいはドラクエの正史から完全に離れた別世界。
2ベロニカが救われた世界(真エンディング)で、勇者の紋章をセニカに渡し、勇者がいなくなった世界
→ドラクエ1の世界(ドラクエ1の主人公はドラクエ11の主人公本人または子孫)
3セニカが過去に戻り、ローシュが生きている世界
→ドラクエ3の世界へ(これはほぼ確定)
4過去に邪神ニズゼルファによって滅ぼされ、聖竜がいない闇の世界(聖竜が過去に戻る前の世界)
→闇の勢力の住処。ドラクエ1の竜王がくれた半分の闇の世界。
5ベロニカが命を失った世界で過去に戻らなかった世界(選択で「いいえ」)。主人公は残っていて、勇者も存在する
→天空シリーズへ
と思っています。(#^^#)
これは個人的なあくまで推測ですが、いろいろ空想できる余地を残したのが、ドラクエ11のすごさかなと思ったりもします☆
【パラレルワールドかどうか、という論争についても考察】
一方で、ドラクエ11の世界はパラレルワールドではない、という論争もあります。
このパラレルワールドなのかどうか?という質問について、
制作者の堀井さんが「世界は一つに収束すると思う」という意見をおっしゃったことが発端です。
つまり、堀井さんとしては、パラレルワールド化してしまうと、ベロニカや主人公のいない世界が存在することになってしまうけど、(戻った世界で)皆の記憶がかすかに残っているということは、世界は一つに収束した、と考えられる、ということです。
これには、私も確かに――と思いました。
そもそもベロニカのいない世界は悲しすぎるし、過去に戻って、皆も記憶を共有しているのなら、これが一番いいと思ったのです。
でも、「あれ?だとすると、セニカが過去に戻った=ウルノーガは誕生しない=ドラクエ11の世界や冒険が存在しない・・・」
という別のパラドックスに行き当たってしまいました。
セニカが過去に戻り、ニズゼルファが存在しない世界になったはずなのに、ドラクエ11の主人公たちの記憶がそのままだったからです。
(本当に一つの世界線しか残らないのならば、ローシュとセニカが生きている世界になった時点で、ドラクエ11の冒険そのものが消えてしまい、主人公たちも記憶も存在しなくなるため)
【個人的結論】
結論としていろいろ考えた末、
私としては、これを「一旦パラレルワールド化するが、いずれ一つの世界線(方向)」に収束していく――という意味でとらえています。
つまり、パラレルワールドになった後、他の世界線で収容された特に重要な出来事(ウルノーガやニズゼルファがいなくなる)や「時に関与した人物や出来事」などは、「世界全体の軸」として一つの方向に収束していく、ということではないか?ということです。
そう考えると、ベロニカも時の番人やそれに関与したために、ベロニカのいる世界が正史となり、ベロニカのいない世界は消えることに一致。
一方、セニカが過去に戻ったのに、ドラクエ11の主人公たちが消えなかったのは、ドラクエ11の主人公たちもまた「時」に関与したため、それもまた正史となった、という考察です。
(複数のパラレルワールドのうち、時に関与して過去に戻った人物がいた世界のみ存続して、世界全体として一つの方向に進んでいく)
そして最終的に、全てのドラクエシリーズにつながっていく、というのが個人的意見です。
(そして、ドラクエ3の伝説へ・・・)
これに関しましては、この記事下部のコメント欄にて詳しく解説してくださっている方もいらっしゃいますので、ぜひご覧ください(#^^#)。
※ちょこっと追記
完全に一つの世界に収束し、他の世界は残らない、とすると、セニカのいた世界のみ残り、ドラクエ11の主人公たちの世界が消えちゃうのですが、
もう一つの考察として、セニカとローシュは出会ったあと、何らかの理由で結局、ニズゼルファを倒さず、ウルノーガも誕生し、結局ドラクエ11の世界がまた繰り返した、という見方も可能です。こうすると、完全に「一つの世界になった」と言えます。
そうなると、セニカはまた時の番人になり、過去に戻りを繰り返すのですが・・・(;´▽`A“
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最後に気になる伝説の勇者「ロト」について考察します。
伝説の勇者ロトとは誰なのか?
さらに裏エンドにて、ドラクエ3の主人公を起こす前にお母さんが本を本棚におさめるのですが、
彼女が読んでいた本こそ、未来に伝わった「ロトの伝説」だとすると、
ローシュとセ二カの子孫であるはずの彼女が読んでいた本は、セ二カが子孫に伝えた勇者の話。
つまりローシュの冒険そのものを残したか、自分を救ってくれたドラクエ11の主人公を、名前をロトゼタシアにちなんでロトとして残したのでないか?と思うのです。
ここから推測されるのは、
1ローシュこそが、伝説の勇者として知られる初代「ロト」である
2ドラクエ11の主人公こそが、「ロト」として伝わった伝説の勇者である(聖竜は彼に「今後ロトとして語り継がれるだろう」と述べていますので、可能性は高いです)
という2点ですが、
これはセニカが時の番人として世界を見ていたときの記憶を残しているかどうか、ドラクエ3と1が直接つながるかで変わると思います。
もしも、最後にセニカが「あなたは・・・」と言ったときに、主人公の冒険の記憶を(時の番人として観てきたものを思い出した)ならば、セニカは自分を救ってくれたドラクエ11の主人公を「ロト」として残す気がしますし、
もし、一切記憶がないならば、感謝こそすれ、主人公の冒険を書きようがないので、ローシュの冒険が後世に伝わるでしょう。
つまりこれがドラクエ3の「ロト」であり、
一方、真エンドからつながるドラクエ1の「ロト」は、ドラクエ11の主人公その人の可能性があるということです。
いずれにせよ、ロトゼタシアの勇者(ローシュ・主人公)が伝説の「ロト」本人であることは間違いなく、
それは長い年月をかけて、伝説としてロトゼタシアからアレフガルドに伝わったものと思われます。
もしかしたら、ロトゼタシアからアレフガルドに至るまで数百年から数千年ほどかかったかもしれません。
ロト三部作のアレフガルドの地図と今作の舞台である「ロトゼタシア」の地図の比較です。大きな部分は変わりないですが、細かい部分が結構変わっており、地殻変動やもしかすると、大規模な破壊などがあったのかもしれないです。
いずれにせよ、ドラクエ11が全てのシリーズの一番過去のお話であり原点である、というのは間違いないと思いますし、
そういう意味で、「過ぎ去りし時をもとめて」のタイトルになったのだと思うと、すごく感慨深いものがあります。
次回作のドラクエ12は全く新しいドラクエシリーズなのか、あるいはドラクエ11から天空シリーズにつながるエピソードなのか、それを想像するのも楽しかったりします♪
と、以上私の勝手な考察でした☆(#^^#)
コメントでさらに詳細に様々なご意見を考察してくださっている方がいらっしゃいます♪
感謝です!ぜひコメントお待ちしております。
※ふっかつのじゅもんと特典について
エンドクレジットで、竜王が出てくる場面で「世界の半分をお前にやろう」と言ったあとの画面にふっかつのじゅもんが表示されます。
これを入力すると・・・
なんと、初代ドラクエが無料で遊べちゃえます!
そのじゅもんは以下のページに載せていますので、
クリア後の要素とサブクエスト一覧も一緒にご覧ください。(#^^#)
最後の最後まで手厚いドラクエ11でした。
最後に個人的な評価と感想・プレイ時間などです☆
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7最後にドラクエ11をプレイして評価と感想
発売が発表されてから、今か今かと待っていた本作。
期待値がすっごく高くて、もしかしたらがっかりしちゃうかも。。。といらぬ心配していたほど、楽しみな作品でした。
私は、プレステ4でプレイしたのですが、
プレイ時間はクリアまで40時間。
レベル上げなど入れて、真エンディングまで80時間。
さらにサブイベントや細かいものを入れて未だに120時間超えて遊んでいます☆
結論からいうと、
すっごく楽しいです!(#^^#)
ファンにはうれしい要素があちこちあったり、謎に謎を呼ぶ展開、
クリア後からが本番というドラクエの定番、
そして真エンディングクリア後に、まさかのドラクエ3への布石!
どれをとっても、演出が一流で、まさにドラクエ!という感じでした♪
2017年はバイオハザード7から始まり、ニーアオートマタ、仁王、ゼルダ、FF12と名作をプレイしてきましたが、ドラクエ11はもしかしたら今年の遊んだ時間トップになるんじゃないかというくらい、ベストなゲームだと思います。
システムやロード、オープンワールドも快適で、
遊んでいて苦痛もなく、
さらに今作はレベル上げもすっごく簡単なので、時間がなくてもレベル上げをしやすいという優しい設定になっていて助かりました。
システムもストーリーも満点をつけられると思います。
特に最後の過ぎ去りし時を求めて、の複数の意味を持たせた演出には脱帽しました。
唯一、残念なのは、これは要望みたいなものですが、フルボイスを導入してくれないかな~♪という点でしょうか。
文字だけ、というのもドラクエの良さがありますが、
今作はキャラクターが魅力的で、かわいかったり、感情がすごく豊かで、
声入りで聞いてみたい!と思う場面が多々ありました。
特にベロニカちゃんとか♪
でも、不満点は特になく、いろいろな意味で個人的な評価は☆5中4.8!という超高得点です。
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これまでのストーリーやその他の考察、攻略情報などは以下のページにまとめていきますので、よろしければ☆
次は名作ゼノブレイド2のストーリー考察をしようと思います♪ゼノブレイド1のストーリーもまとめています。
最強武器の入手方法は以下よりどうぞ♪
考察がすごかったです!
また見に来ます!