ハンターハンター©
目次
シーラの正体確定!元幻影旅団4番!幻影旅団の過去と伏線が遂に回収!【ハンターハンター0巻と38巻を考察】
以下、画像はハンターハンター©集英社©冨樫義博©より一部引用して考察します。
ハンターハンター38巻の内容を含みますので、ネタバレにご注意ください!
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ハンターハンター395話でついに幻影旅団の過去が明かされる!(ネタバレ注意)
ハンターハンター395話©ウボォーとマチ
ハンターハンターの38巻にあたる395話にて、ついに幻影旅団の過去編が始まりました!
流星街時代のそれぞれ初期メンバーの過去が出てきました。
395話を見ると、
ウボォー&マチ
クロロ&パクノダ&シャル&フランクリン
フィンクス&フェイタン
が昔からつるんで派閥を作っていたと分かります。
冒頭のウボォーが盗られて怒っているのは、昔の幻影旅団の過去として一部出てきていたこのシーンの続きですね。
このビデオに念能力について情報が入っていた、と思っていましたが、このビデオ自体はまったく関係なく、単純に、長老たちがマフィアに流星街の人々の身を守ってもらうために手を組む→自然と念能力を覚える、という流れだったようです。
それくらい流星街の人民は国に守られていない=人身売買されていた、という恐ろしい場所。
しかし、思っていたよりも、テレビやビデオ、教会があるなど発展しており、クロロはこの時点で語学をいくつも習得しているなど、かなり教養もありました。
詳しくは、395話を見ていただくとして、ここでは、特に重要な点について以下に考察していきます!
1パクノダがクロロを命がけで守った理由が明らかに
ハンターハンター©
ヨークシンシティ編で、クロロを命がけで守り、最後に仲間にクラピカのことを伝えて命を落としたパクノダ。
他の団員や団長は、団長を切り捨てることも厭わないという判断もしていましたが、パクノダだけがクロロを最後まで見捨てませんでした。
「あなたの憎悪の深さから、漠然と非道集団のイメージを膨らませていただけ・・・」
このセンリツの言葉すらも、伏線だったのです!
その理由が395話で明らかにされましたね・・・。
ハンターハンター395話©
「パクちゃんはオレたちのことなんでもお見通しだよねー」→パクノダの能力につながる。
そして、パクノダはクロロの年下でありつつ、クロロを弟分としてかわいがっていました。
「やっぱりパクちゃんが好きだー!」
この笑顔がもうすべてを物語っています・・・。(´;ω;`)
つまり、パクノダとクロロは、幻影旅団以前に、もともと姉弟のような関係性があり、だからこそヨークシンで、幻影旅団の掟に背いてまで、パクノダはクロロの命を優先したのです。
こう考えると、ヨークシンシティの幻影旅団の見方がかなり変わります。
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※ちなみにシャルナークの最後が全く同じという伏線もあり
ハンターハンター395話©
幻影旅団でもブレーンのような役割だったシャルナーク。
彼の幼少期も出てきました。
この時はまだおまぬけさんのようなイメージ(笑)。
でも、実はこの後の場面が、シャルの最後の場面と全く同じ描かれ方でした。
それがこのシーン。ウボォーからビデオをとって逃げるシーンで、ウボォーに投げられたものをぶつけられて倒れるシーン。
そして、ヒソカによって最後に命を取られたシーン。
シャルナークの最後の場面もしっかり伏線として残されていました。。
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2シーラがついに登場!真の正体は幻影旅団で確定か!
ハンターハンター395話©
そして、一番重要なのが、シーラとサラサの登場です!
ハンターハンター0巻
395話でシーラが持っているのは、クラピカ達に渡したこの本で確定。
シーラというのは、ハンターハンター0巻に登場して、クラピカ達に世界を教えた女性。
クルタ族で暮らしていたクラピカと親友パイロは、シーラの影響を受けて世界に旅立つことを夢に見ます。
しかし、その後、クルタ族は襲撃され、シーラは姿を消しました(ハンターハンター0巻の内容)。
その正体については謎に包まれており、考察として、幻影旅団かもしれない、と書いていました。
それがほぼ確実になりました。
そして、シーラが流星街出身だと確定したことで、ここからクルタ族とクラピカ、ツェリードニヒまで全てがつながるのです!
1シーラとサラサは幻影旅団の元4番か8番の可能性あり!
幻影旅団について、これまで分かっていたことの一つに、4番と8番が別の人に変わった、とありました。(この時点では、ヒソカが4番。シズクが8番)
このうち、4番は、ヒソカが元メンバーのオモカゲのコピーを倒して変わりました。
元メンバーのオモカゲ。劇場版に登場。オモカゲは幻影旅団に入ったものの、その後脱退(表向きはヒソカに敗れたことになっている)しています。
そして、今回の過去編に出てきていないことから、オモカゲはもともとナンバー4ではなく、その前に4がいた可能性が高いです。
つまり、幻影旅団にはもともとの4番と8番がいた、ということ。
ヨークシンの段階ではクロロを入れて最大13人になっていますが、初期メンバーを考えても、9番がパクノダなので、4番と8番は流星街出身者の可能性が非常に高いこともポイントです。
【幻影旅団メンバーまとめ】
団長 クロロ
1ノブナガ
2フェイタン
3マチ
4?(流星街の元メンバー)5年前→オモカゲに→ヒソカ→カルト
5フィンクス
6シャルナーク→現在はなし
7フランクリン
8?(流星街の元メンバー)3年前→シズク
9パクノダ
10?(流星街の元メンバー)→ボノレノフ(少数民族出身)
11ウボォー→イルミ
12コルトピ(後に追加加入)
つまり、11番のウボォーまでは、ほぼ間違いなく、当時の流星街出身者の初期メンバーで構成されていた、と考えるのが自然です(コルトピは後に参加したメンバーだと確定しているので、12番は追加ナンバーであり、団長のクロロを入れて、もともと11番までの12人だったと考えられます)。
となると、今回395話で出てきたシーラとサラサの二人が、4番、8番、10番のいずれかであった可能性が非常に高くなります。
ボノレノフは少数部族ギュドンドンド族の出身ですが、彼は開発によって住処を奪われたことだけが確定しており、その後に流星街にやってきて、旅団の初期メンバーになった可能性はゼロではありません。
フェイタンは、「3年と2ヶ月前とはメンバーが変わった」と話していますが、4番がオモカゲ(5年前クルタ襲撃時に所属)からヒソカに変わったことを考えると、この時、8番が命を落としてシズクに変わった可能性が高いと思っています。
ハンターハンター©
シルバがキルアに幻影旅団との戦闘を話したのが、3年前。
この時シルバは幻影旅団の8番とクロロと戦ったと考えるのが自然です。
つまり、4番と8番だけは、初期メンバーが3年前と5年前に脱退or脱落しているため、サルサとシーラがこのいずれかであった可能性は非常に高いです。
そして、重要なのは、幻影旅団はもともと戦うための組織ではなかったという点です!
2幻影旅団とは、もともとは本当に演劇のための集団だった
ハンターハンター©
過去編で明かされたのが、幻影旅団の結成理由。
なぜ、盗賊団なのに、「旅団」なのか?という理由もはっきりしました。
それは、もともと「演劇集団」だったから。
幻影旅団は今でこそ、念能力使いの戦闘集団ですが、もともとの結成理由は演劇をやるためでした。
その後、サラサが何者かに命を奪われたことで、クロロを団長として戦闘集団へと生まれ変わったのです。全ては、犯人を見つけ出すために・・・。
つまり、初期メンバーを考えるには、幻影旅団の結成時のことを考える必要があります。
ハンターハンター©
幻影旅団の本当の最初期メンバーたち。
クロロ、サラサ、シーラ、パク、フランクリン、ノブナガがいる。
まず、幻影旅団が演劇団として作られた時の最初のメンバーが彼等です。
そして、その後に彼等の演劇に感動したフェイタン、フィンクス、ウボォーが加入しています。
これを考えると、幻影旅団の初期メンバーには、確かにサラサとシーラがいるのです!
その後、シーラはクロロの掲げる目標に賛同できなかったのか離脱するそぶりを見せています。
そして、新たに戦闘集団として幻影旅団が動き出したのです。
この今の幻影旅団には、確かにサラサとシーラは存在しませんが、仲間想いの彼等はきっと幻影旅団の最初期のメンバーとして、サラサとシーラの居場所(番号)を残しておいたのではないでしょうか?
もともとの始まりには、仲間としてサラサとシーラがいたのだと。
そして、シーラが幻影旅団であったと確定できるならば、クラピカの里であるクルタ族が幻影旅団に襲われた理由もはっきりするのです。
3シーラが幻影旅団とすると、クルタ族が襲われた理由もはっきりする。
幻影旅団がクルタ族と戦ったことがあったのは確定していました。
しかし、前回の考察で、幻影旅団はそもそも「悪逆非道な集団ではなかった」と明らかにしましたが、そんな幻影旅団がなぜクルタ族を襲ったのか、という点について考察しました。
(その理由は詳しくは↓を参照ください)
お宝のため、ではなく、報復のためだったと考えるのが自然だというのが前の記事の結論です。
「我々から何も奪うな」
クルタ族の里に残されたメッセージは、明らかに「報復」を示すもの。
つまり、流星街のルールに従ったのだとしたら、幻影旅団はクルタ族を誰かの報復のために襲った、と考えられます。
そして、その「誰か」がシーラなのです。
もともとシーラはケガをしてクルタ族の里にいました。
私は、このシーラが何度も転んでけがを繰り返した、という記述が伏線だと考えて、シーラが悪意があってわざとけがをしていたと思っていました。
つまり、悪意があって、クルタ族を調べるためにシーラはわざとけがをして、長期に滞在したと考察していたのです。
ハンターハンター395話©
しかし、395話にて、シーラは↑のように自然に転んでいます。
つまり、シーラはもともとドジっ子だったということが判明しました。
このことから、シーラは悪意があってクルタ族の里にいたと考えるのが難しいです。
過去編を見ると、シーラは純粋に世界に興味を持っており、クルタ族の里を訪れたのも興味のためだった、という性善説が勝つような気がしています。
実際にシーラがクラピカに渡した本の説明には、シーラがプロハンターになるきっかけの大事な本、という描写がある。そして、過去編で実際にシーラはその本をとても大切にしていた。
つまり、シーラが本当に世界を旅したいという純粋な気持ちでクルタ族の里に行った可能性が高いことが分かる。
つまり、ここまで、私なりの考察をまとめてみると、
【ここまでのまとめ】
・シーラは流星街出身であり、幻影旅団の元4番か8番(演劇団の時)だった。
・シーラがクルタ族の里に長期滞在していたのは、彼等の緋色の目を狙ってというより、単純に世界を探求してという可能性の方が高い(もともとドジっ子だった描写と本の説明より)。つまり、シーラはいい人。
・クルタ族に残されたメッセージである「我々から何も奪うな」という言葉は、報復を意味するもの。つまり、クルタ族が流星街の人間の命を奪った、という可能性がある。その人間とはまさにシーラである。
・幻影旅団は、そのシーラの報復としてクルタ族を襲った可能性が高い(もともと幻影旅団は悪逆非道な組織ではなく、意味のないころしはしない)。
ここまでまとめると、一筋の答えが見えてくるような気がします。
以下に、私なりの考察を書きます。
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3クルタ族と幻影旅団の真相を考察!(ネタバレ注意)
1幻影旅団がヨークシンでマフィアを襲った理由の真相。
ハンターハンター395話©
まず、重要なのは、幻影旅団とヨークシンマフィアの関係性です。
流星街では既に人身売買が横行しており、長老たちは、マフィアと手を組んでマフィアの構成員として人員を渡すことで、流星街の平和を維持していた、という事実があります。
マフィアと言えば、ヨークシンシティの十老頭と、カキンマフィア。
十老頭は世界のマフィアンコミュニティのトップなので、カキンマフィアも一応そこに含まれていると考えてよいと思います。
流星街とマフィアの関係は既に判明していましたが、
マフィアは廃棄物の中に大量の武器を仕込ませ、流星街に提供。
マフィアはその武器提供の見返りとして流星街から戸籍情報を持たない人材を提供してもらっている、というものでした。
つまり、流星街とマフィア(十老頭)は、昔から現代にいたるまで、お互いに支えあう関係ということ。
しかし、そこに第3のグループである人身売買のグループがいます。
ハンターハンター395話©
クロロ達がお世話になっている教会と神父のリゾルですが、実は裏で人身売買に関わっている可能性もあります。
ハンターハンター396話©
一見してすごく優しい人。フィンクスも逆らえない。
いかにも怪しいが果たして・・・?
というのが、395話の最後に出てきたこの描写。
実際は流星街の子供たちが捕まって「どこかの組織に」引き渡されています。
つまり、このことから考察するに、十老頭は表では確かに流星街と手を組んでいたけれど、マフィアコミュニティは一筋縄ではなく、その中でも裏切る存在が必ずいた、ということ。
おそらくクロロはこの組織に捕まり、結果的に非道な目にあい、念能力を覚えたのではないでしょうか。その結果、人格も変わったのだと。
というのも、神父がクロロの能力の高さに目をつけていたからです。
たとえば、ヨークシン編で少し描かれた幻影旅団結成時のシーン。
この時のクロロを見て、
「あれ・・・クロロ?」とマチが言っていますが、昔の笑顔のクロロからは想像できないほど、冷淡かつスマートになっています。
つまり、幼少期の優しくて穏やかで頼りないクロロから、この後に起こった事件(誘拐)を経て、クロロは冷淡な性格に変わったことが分かります。
そして、その後にクロロは全世界のマフィア(十老頭)を敵に回しました。
これは、個人的にクロロの復讐だったのではないか、と思っています。
根こそぎマフィアたちのお宝を奪ったのはもちろん、
イルミに依頼して、用意周到に十老頭を始末したことが、その証明になる気がしています。
つまり、幻影旅団がヨークシンでマフィアを襲ったのはちゃんとした理由があったのです。
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2シーラとクルタ族の真相
ハンターハンター395話©
393話のノブナガやフィンクスのセリフから、
幻影旅団が、悪逆非道の集団ではない、ということが明らかになったと仮定すると、
クルタ族全滅の真相は、幻影旅団の仕業ではないというのが一つの結論になります。
しかし、実際に幻影旅団はクルタ族と戦っており、そこに矛盾が生じますよね。
このことから分かるのは、幻影旅団は緋の目を目的にクルタ族を襲ったのではなく、あくまで報復のためにクルタ族と戦った可能性が高いということ。
ここまでで、実は一筋の道が見えてきます。
以下にまとめます。
【幻影旅団の真相】
・幻影旅団は報復がメインで、無意味に命を奪うことはしない。ヨークシンで命を奪ったのは、確かにマフィアの構成員だけだったため。
・ウボォーを弔うクロロの姿を見ても、クロロは何より仲間を大切にしている。マフィアを敵にしたのは、仲間の報復の可能性が高い。
・つまり、幻影旅団がマフィアを狙ったのは、クロロによる流星街の子供たちや仲間のための復讐だった。その理由は、長老と手を組んだマフィアの中でも裏切りがあり、統制が取れておらず、未だに人身売買が行われ、多くの子供たちやクロロや友人が犠牲となったから。ゆえにそもそもマフィアと手を組んで平和を守ろうとしていた長老たちも含めて、マフィアも長老もすべてがクロロの報復の対象だった。
・それを裏付けるのが、クロロの持つ長老の能力。
クロロは長老の能力を手に入れている=クロロは報復として長老の能力を奪った(お前に流星街を治める資格はない、という意味。そして、自らが団長となり、仲間を守ることにした=幻影旅団結成の理由。だからこそ、キメラアント編で流星街を助けた)
・そんな幻影旅団が単純に緋の眼を奪うために、善良なクルタ族を襲う可能性は低い。つまり、クルタ族と戦ったのは、報復のためだった。
ここまでがまず最初の前提です。
なら、誰がクルタ族を襲ったのか。
【クルタ族を襲った真犯人】
・緋の眼を一番欲しがっていたのは、カキンマフィアのケツモチをしていた、ツェリードニヒであるという事実。
・さらに、ツェリードニヒがケツモチをしているのは、「世界を壊すこと」を目的にしているエイ一家であるモレナ(現組長)であるということ。
エイ一家はカキンマフィアの一角であり、ツェリードニヒのいわば裏の実行部隊でした(現在も富裕層との闇取引を専門とし、人狩りをしている)。
ツェリードニヒが命じるなら、彼女なら当時からなんだってやったでしょう。
彼女の目的は、「世界を壊すこと」。つまり、とことん非道になれるのです。
そして、ツェリの趣味は人体の収集と総合芸術。つまり、流星街の誘拐ともつながるのです。
・そして、モレナの能力「サイキンオセン」は人の命を奪うほどに能力が高まるということ。
つまり、モレナが既にレベル45になるための命を奪っているその相手は、実はクルタ族である可能性もあるのです。
レベル45のモレナ。これは一般人なら45人、能力者なら1人につき10人分の命を奪ったということ。
*モレナの襲名は最近なので、当時のエイ一家のボスは別です。
そう、クルタ族を襲った真犯人は、指示を出したのがツェリードニヒであり、実行部隊は当時のエイ一家の組長、あるいは当時のモレナである、というのが私の考察です。
緋色の目を持っていた人物は、富裕層が多い。そして、現在のモレナの専門分野は富裕層との闇取引であることも共通している。
それなら、幻影旅団はなぜクルタ族を襲ったのか?
それは、シーラの命が奪われたから。
シーラはクラピカ達と交流した後、いつの間にかメッセージのみ残して姿を消していました。
これまでの考察で、シーラは悪役ではなく、普通のドジっ子であり、冒険好きのいい人であると書きましたが、そうすると、このメッセージはシーラ本人の本物である可能性が高いでしょう。
この文面や過去編のシーラを見ると、シーラが悪意を持ってクルタ族を襲ったり、幻影旅団にその場所を教えて潰そうと考えるのは難しいと思います。
しかし、このメッセージの後に、シーラはおそらくモレナ達によって命を奪われたのではないかと思うのです。
最初はこのクルタ族の事件を見つけた女性が、シーラではないか?と思っていました。しかし、森に迷い込んだ、という表現がシーラと考えるとおかしいです。なぜなら、シーラは既にクルタ族の森で過ごしており、迷い込むという言葉が矛盾しているからです。つまり、これはミスリードで、単純に別人の可能性があります。
シーラはクルタ族の村を出た後に、緋の眼を探していたモレナの構成員達と遭遇。
そこで、クルタ族を狙っていたエイ一家やモレナ達はなんらかの手段を使ってシーラの命を奪います。(シーラはクルタ族を守るために戦闘しますが、マフィアの物量に敗れます)
その後、シーラが流星街の出身だと知ったカキンマフィア(を含むマフィアの十老頭)は、幻影旅団と流星街にこのことをリーク。幻影旅団の報復の対象を自分達ではなく、クルタ族の仕業にするため。
(表向きはマフィアと流星街はお互いに仲間なため、他に犯人を仕立てる必要があった=クルタ族)
クルタ族は一部念能力使いがいたために、当時のモレナ達の実力では村を制圧できなかったというのもあると思います。
そして、幻影旅団はシーラの命を奪ったのはクルタ族であると騙されて、念使いのクルタ族を襲撃(シーラ失踪から1年後。現在から5年前)。
「大仕事だった」という言葉から、幻影旅団はクルタ族の相当な念使いと戦ったのでしょう。
そして、同時にモレナ達は念使いではない一般の村人全員を始末。
この時、モレナは45人の命を奪い、レベル45になった・・・。
つまり、クルタ族を襲ったのは、ツェリとモレナ達カキンマフィアのモレナ達であり、
緋の眼やシーラの命を奪ったのも、彼等。
幻影旅団は騙されて、クルタ族の念使いと戦った。
それをクラピカは勘違いして、全て幻影旅団の仕業だと考えた、というのが考察です。
その後に、幻影旅団はマフィアが黒幕だったことを知り、真犯人を探して幻影旅団で乗り込むも、シルバを雇ったマフィアよって返り討ちに合います。
この時が約3年前。
この時とメンバーが違うと、フェイタンが言っているので、シズクがこの後に加入。つまり、この時の戦闘でまた仲間を1人失っています。これが8番。
シーラ(4番)の復讐のために、幻影旅団が先頭に立って戦ったと考えると辻褄が合う気がします。
そして、そこで幻影旅団はシルバにはばまれて撤退した可能性があります。
そして、その時の復讐を兼ねて、ヨークシンにてマフィアと戦ったのかなと。
幻影旅団は仲間のために、報復をする傾向にあるので(ルール的には冷淡だが)、シルバは8番の命をとってはいないでしょう。
シルバが8番を倒していたら、クロロが2度目に戦った時に怒りを見せていたはずだからです。
つまり、あくまで8番の命を奪ったのは、マフィアで、シルバは用心棒の関係と見ています。
そして、この考察を裏付けるのが、現在のカキンマフィア編。
幻影旅団のノブナガたちは、エイ一家を敵と宣言しました。
つまり、幻影旅団vsエイ一家(現当主モレナ)。
ハンターハンター393©
エイ一家vs幻影旅団と同時に、
クラピカvsツェリードニヒが進行している現状を考えると、
全てが一つの線でつながっている気がするのです。
まとめると、
・クルタ族襲撃の真犯人は、緋の眼を欲しがったツェリードニヒと、その命令を実行したカキンマフィアのエイ一家のボス、もしくはモレナ達。当時は十老頭の一部として裏でルールを破って活動していた。
・シーラからクルタ族のことを聞きだしたモレナはシーラを始末。その後、幻影旅団にリークして、シーラの報復のために幻影旅団がクルタ族を襲撃。
・念使いのクルタ族を幻影旅団が倒している間に、モレナ達は一般の村人を襲撃。
・モレナはこの時レベル45になる。メッセージとして幻影旅団が全てやったように仕向ける。
・クラピカは幻影旅団が敵だと思い込む。
・緋の眼がツェリードニヒの元へ届けられる。
・実は仲間のシーラの命を奪ったのは、黒幕(マフィアと繋がる)がいたと、その後に幻影旅団が知る。
・黒幕を倒すために幻影旅団が乗り込むも、マフィアが雇ったシルバと戦闘して撤退。この時に8番が命を落とす。
・ヨークシンで再び力をつけてマフィアへの報復を果たした。
という流れかと思います。
ちなみに元幻影旅団の4番であったオモカゲもクルタ族襲撃に参加しています。
ということは、5年前のこの時点で、ナンバー4は既にオモカゲに入れ替わっていたということ。
つまり、ナンバー4が昔シーラかサラサのいずれかだった可能性が高いと思います。
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4冨樫先生のコメントから読み解く
ちなみに幻影旅団は最後に全滅するのが確定していますが、
冨樫先生のコメントを見ても、この先の展開が読めます。
「人が少なくなっていく展開が好き」→幻影旅団は段々消えていく。
「立候補する奴って信用できない」→流星街の長老やリーダーは信用できない。
「クロロは望んで団長になったわけではない」→仲間を守るためだった。
今後の展開について。
「クラピカの側面と幻影旅団の側面両方から描かれる」。
このコメントを見て、この王位継承戦にて、幻影旅団、クルタ族、クラピカ、ツェリードニヒの全てが一つに交わるという気がしています。
ちなみに、もう一つの考察として、クルタ族が人身売買の相手の悪だった・・・という可能性もなきにしもあらずですが、そうするとクラピカの闇はかなり深いことになりそう。。(´;ω;`)
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BWもうひとつの謎、ビヨンドの子供とサイレントマジョリティーの真の正体についてはこちらをどうぞ↓
モレナは掟破りで最近組長になったとのことなので(No.378)、クルタ族を襲った時点では別の誰かがエイ=イ一家の組長だったという可能性が高いですよね。