FF12バルフレアとアーシェの恋の関係と彼の過去。バルフレアを愛していたシドが切ない。【ファイナルファンタジー12考察】

かれん
今回はFF12のシドの考察をします。最初から最後まで悪役として描かれていた今作のシド。ですが、実は息子想いだったと判明します。シドは何を思い、人造破魔石を作ったのか。過去に迫ります
スポンサーリンク
スポンサーリンク
カテゴリー別新着記事

最新記事はこちらからどうぞ♪

FF12ゾディアックエイジ考察。バルフレアとアーシェの関係や過去と彼を愛していたシドが切ない。【ファイナルファンタジー12】

スポンサーリンク

1バルフレアの過去とは?

「俺を誰だと思ってる?」

「この物語の主人公だ」

と終始キザだった空賊バルフレア。

実際に、FF12の主人公はバルフレアという意見も多数あります。

そんな彼の本名はファムラン・ミド・ブナンザといい、敵であるシドの息子です。

父親のシドルファス・デム・ブナンザ(シド)はアルケイディア帝国の秘密機関ドラクロワ研究所の所長という肩書ですから、

そもそもがエリートの家系であり、

階級社会である帝国では、かなり上の身分であったと考えられます。

そして、シドによって溺愛された彼は、シドの推薦もあって帝国のジャッジとして働きはじめます。

ジャッジはエリート。

現在22歳ですから、当時はまだ十代。

それがいかにすごいことか分かります。

しかし、今の彼は「帝国」「破魔石」の言葉を聞くだけで拒否反応を起こすほど、その二つを憎んでいます。

一体何があったのか、

もともとはバルフレアは父親を尊敬するエリート青年だったようです。

父親のことが好きで、母親がいないのに男で一つで育ててくれた父親を尊敬していたはずです。

しかし6年前、シドがオキューリアと初めて出会い、

そこから二人の関係は壊れていきます。

シドは、「歴史を人間の手に取り戻す」という目標を掲げ、人造破魔石の研究に没頭。

さらにジャッジという責務にうんざりしたバルフレアは家を出て、空賊になりました。

船は帝国の飛行艇を譲り受けたものです。

要は一種の反抗だったということです。。。

2一方のシドがバルフレアを溺愛していた過去。

終始、敵として描かれていたシドですが、

エンディングクレジットで、我が子を大事そうに抱きしめているシドの姿を見ることができます。

若い頃はバルフレアそっくりです!

これが結構切ないのですが、

最後シドがやられるときに

「逃げるなら、最後まで逃げ切って見せんか。馬鹿者めが・・・」

と言っているところからも、やはりシドはバルフレアを愛しており、

本当は、オキューリアによって奪われた自由をバルフレアに与えてやりたかったという親心だったのかもしれません(セリフからオキューリアの支配からも逃げて見せろと推測)。

シドの奥さん(バルフレアの母)は出てきませんが、

シドがここまで研究に没頭し、オキューリアを嫌っていたことを考えると、

かつてオキューリアの介入によって歴史が動いた際に、妻を失い、

その結果、「歴史を人間の手に取り戻したい」と思ったのだと解釈しています。

3バルフレアとアーシェの関係。最後のセリフを考察。

最初は敵対的だったアーシェとバルフレア。

しかし、バルフレアは段々アーシェのことを「面白い」とみるようになります。

印象的だったのは、アーシェの最後のセリフ。

「バルフレアー!あなたがいないと私・・・」

バハムートの崩壊に巻き込まれて、皆を逃がして犠牲になったバルフレア(生きていましたが)。

そんな彼に「あなたがいないと・・・」と叫ぶアーシェ。

これ明らかにフラグだよね!?Σ(´∀`;)

とつっこまざるを得ない状況です。。

ただ、これに関してはいろいろな意見があり、

大灯台で過去を断ち切り、その後帝国から解放され、自由となった一番最初に踏みだした「一歩」が恋だった。
だからそれまでの経緯とかは一切関係ない。ビュエルバでバルフレアの飛空艇を盗んで飛び立とうとしたくらいのレベルの「気の迷い」。

一時の「気の迷い」でなくマジで彼に惚れてるのであれば、あのアーシェの行動力なら間違いなく
あの指輪が戻ってきた時点で王宮を出て彼を探しに行くよね。「私は行かなければいけないの!」とか言って(笑)

バルフレアはこのエンディングのためだけにやたら上っ面のカッコイイ映画俳優のようなキャラクターに仕立て上げられているように思う。

そもそもアーシェとバルフレアの関係は利害関係で成り立っているのである。最後までそれのみで貫くべきであり、王女の心関連はヴァンに引導を渡すべきであったのである

などと厳しい意見も多いです。

個人的には、アーシェは復讐や王女としての義務感に縛られていましたから、

ある意味で自由なバルフレアに好意を持つのは当然だし、

お互い身分も高くエリートだったけれどそれを飛び出して自由になり、一緒に長く旅をしてきた年上の兄的存在に恋するのは、現実的に自然で無理がない範囲かな~という気がしています。

バルフレア自身も、

バルフレアはフォーン海岸でアーシェと同じく過去に苦しむ立場であるために慰めると同時に弱いところを見せたり、
アルシドがアーシェに手を出すと不快そうな顔をしたりと少なからず好意は持っていた様子。

バルフレアとしては、相棒としてのフランはいますが、自由な空賊らしく、フランは相棒であり、女性に関しては一人に縛られない、という生き方もありそうな気もします。

アーシェもただの友人でしかないのなら、「あなたがいないと私・・・」というセリフは出てこないと思っちゃいます。

恋が一時的な気の迷いかどうか、は最後にアーシェがバルフレアの無事を知って、ふっと微笑むところから、「私は王女として生きなければならない」という信念で打ち消した、と考えるのがスッキリする気もします。

となんだかんだ書きましたが、

バルフレアはそもそものシナリオライターが変更されたという経緯から、もともと名わき役の立場だったのに、無理やり主人公的な立場にさせられた感が強く、

ヴァンにはパンネロがいるから、

ヒロインのアーシェはバルフレア。と企画されてしまったような感じもなくはありません。(;´▽`A“

でも、物語的にはバルフレアの相棒は最後までフランであり、少し大人な事情が入ったという結末がスッキリするような気がします。

かれん
というわけで、バルフレアとアーシェの関係についての考察でした☆次回はバッシュとガブラスがなぜ敵対することになったのか考察します♪

スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク