目次
ドラゴンクエスト11ネタバレ考察。クリア後にベロニカ復活!「過ぎ去りし時を求めて」の真の意味が明らかに!【ストーリー考察10】
これまでのストーリー
ベロニカの最後、そして世界の滅亡。
それを招いた元凶ウルノーガをついに倒した主人公たち。
やっと世界は平和になり、それぞれが穏やかな日々を送っているのだった。
しかし、ここでまさかのベロニカ再会の可能性が浮上する!
これまでのストーリーは↓よりどうぞ☆
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1エンディングから数日後・・・ラムダに集まった仲間たち
「お姉さま見てください。今日は世界が平和になったお祝いをするため、こうして皆さん来てくださったんですよ」
魔王ウルノーガを倒してから数日後、平和になった世界。
そこには、聖地ラムダでベロニカの墓に祈りをささげる主人公と仲間たちの姿がありました。
「今までいろいろあったけど・・・アタシたち本当に世界を救ったのね」
「悲しいこともたくさんありました・・・でも、私たちはこうして生きています。生きて笑っていればきっと何度だってやり直せますわ」
一度世界が滅亡し、大勢の命が失われてしまった世界。
でも、この世界には人々を脅かす魔王はいません。
ベロニカもそれを願い、仲間に託していきました・・・。
それを思うからこそ、その願いを叶えて、これからも前向きに生きていける。
そう口にするセーニャでした。
ちなみにマルティナはダーハルーネでスイーツめぐりをするそうです(笑)。
「とにかくやりたいことを全部やるわ!」
と16年間悲劇を乗り越えるために修行だけの日々だった彼女は、これからようやく「王女」として、好きなことができると喜んでいます♪
グレイグもまた、淑女のおばちゃんたちにモテモテです☆
「お、男前・・・?いいからだですと?わ、私はデルカダールのいち将軍。そんな賛辞を受ける身分ではありません!」
と言いよるおばちゃんに、断りを入れつつ、案外喜んでいるような・・・w
グレイグさんは、実はむっつりさんなので、口では堅いことを言いつつ、女性にもてるのは素直にうれしいと思います☆
そして、ラムダを出ようとすると、カミュが
「グロッダの街の南で何か光ってるのが見えなかったか?」
と唐突に言ってきます。
まさかこれが世界の運命を変えることになろうとは、このときは誰も知らなかったのです。。。
2神の民の遺跡へ
やってきたのは、グロッダの街の南にある謎の遺跡。
そこには、謎の石板と
「その光かがやきもゆる時、失われしものが大いなる復活を果たさん・・・」
という謎の言葉がありました。
「復活ってことは、もしかして、その光には失ったものをよみがえらせる力があるってことかしら?」
「!?」
驚く一同。
そして、
「私たちには心の底から会いたい大切な仲間がいるじゃない!」
とマルティナ。
「お姉さまが・・・生き返る?」
まさかのベロニカ復活の可能性を知り、どよめく一同。
「少しでも希望があるなら、絶対それにかけてみるべきだ。俺はそうして運命が変わったぜ」
と、カミュは自分自身が預言者の
「宝珠を集めて勇者を助けよ・・・さすれば贖罪が果たされる」という言葉を信じた結果、本当にかなったという経験から、全面的に支持します。
そして、
「じつは俺も気になる場所があってさ。命の大樹の北にさびれた塔があるのを思い出したんだ」
と、またもや重要発言をします。
カミュ君って何者・・・(;´▽`A“
※カミュくんは、仲間たちから見れば唯一の一般人ですが、(他は王族や領主の息子、賢者の生まれ変わりというビッグメンバー)、預言者に最初に会っていたり、一番運というか神通力がある気がします。。
そして、ベロニカ復活の可能性を求めて、塔へ行ってみます!
3「過ぎ去りし時を求めて」の真の意味が明らかに!
忘れられた塔へやってきた一行。
「わたしは時の番人。時のゆくすえを見守るもの」
どうやら彼(実は彼女)はこの世界における精霊と呼ばれる種族のようです。
(※ネタバレすると、彼女はこれまでのストーリーで登場したとある人物です)
時のゆくすえ・・・その言葉に、「過去へ戻れるのか?」と聞く一行。
すると、彼は
「時のオーブを壊せば、可能です」
と答えます。
時のオーブとはロトゼタシアが生まれたときから紡がれる歴史そのものであり、時の流れを封じ込めた玉のことです。
「すると、大樹が落ちたあの日より前に戻り、ウルノーガの野望を食い止めることができるのではないか?」
とロウが気づきます。
それを聞いて、
「それなら喜んで過去に戻るぞ!」
と皆が喜ぶのですが・・・。
「あなたは本当に失われたときを求める覚悟がありますか?」
と問う時の番人。
一同「?」
一体どういうことか、と聞いてみると、
「時のオーブを壊せるのは、勇者の力のみ。それはつまり、過去に戻れるのは勇者ただ一人だのです。」
「あなたはかけがえのない、仲間と分かれ、たった一人で過去に戻る。その覚悟はありますか?」
と問います。
さらに、一度過去へ行ってしまうと、「もうこの時へは二度と帰ってこられない」とも言います。
それを聞いて絶句する一同。
これは時間旅行やタイムマシンでよくある展開ですが、要は、過去に戻ることは、
1今の時間はこれまで通り続いていく=パラレルワールド化する。つまり、主人公はこっちの世界では完全に消え去り、ベロニカもこの世界では復活しない(あくまで復活するのはパラレルの方)
2今の時間はまったく消え去る=過去に全てが戻り、つまり今の記憶や意志を持った自分たちは主人公を除いて完全に消え去る。(過去の自分と今の自分は別人であるため、今の自分という存在は消える。仮に今の自分が10年前に戻って、それ以降の記憶がなくなるとしたら、人の意思は記憶や経験から作られる以上、今生きている「自分」は完全に消滅することになる)
という2つのパラドックスにいきつくのです。
これを知ってしまうと、正直プレイヤーとしての私も、
「戻っても、一緒に冒険した仲間たちが消えるし、パラレルワールド化したら、こっちの世界ではベロニカも主人公もいないことになって、かえってつらいのでは?」
といろいろ考えて、戻らない方が幸せな気がする・・・。
と思ったのですが、これはゲームなので、戻るを選択することにします!←考えすぎ・・・(;´▽`A“
そして、これまで一緒に戦ってきた仲間たちと最後の別れへ――。
「また私のこと・・・探し出してくれますか?」
「さよならなんて、言わないわ。だってまた過去で会えるしね!」
「なあに。ちょっとの間お別れするだけじゃ。わしはおぬしを信じとるよ。今度こそみんなを救ってくれるとな!」
「以前の俺に戻ったら、きっとお前と敵対するだろう。しかし、お前が望んでくれるなら、俺は再びお前に命を預けるだろう。何度だって勇者を守る盾になる!」
そして、カミュとマルティナも「また会おうぜ!相棒!」「また私たちを頼ってね!」と送り出してくれます。
ウルノーガまで一緒に戦った仲間たちと最後の別れ・・・(´;ω;`)
もう彼らには会えませんし、この世界の主人公も消えてしまいます。
考えすぎかもですが、正直この展開は結構つらかったです。
そして、ついに過去に戻ります!
この世界で作り上げた勇者の剣を破壊され、時のオーブとともに砕け散ります。
そして――。
「おぉ・・・」
と消えていく主人公の姿に腰を落とすロウ。
やっぱり彼も「過去に戻る」ことの意味を深く理解していたのかもしれません。。。
そして、この世界から勇者は消え去り、過去へと物語は続くのです。
仲間たちに見送られながら・・・。
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※ちょこっとコラム。
最後までクリアすると分かるのですが、やはり主人公はこっちの世界では消え去り、パラレルワールド化するようです。
つまり、ベロニカがいる世界といない世界があり、さらに言うとそもそもドラクエ11の冒険自体がない世界も存在することになります。
また、このとき、この世界から持っていけるものは、装備と道具、主人公の経験値とレベル・スキルのみとなっています。
そのため、戻る前に、カジノで貴重なアイテムを入手したり、仲間たちの装備を全部はずしておくといいと思います♪
4懐かしきその姿!ベロニカとの再会!
目が覚めると、そこは聖地ラムダ。
側にあったのは、魔王ウルノーガが使っていた「ローシュの勇者の剣」でした。
一体いつに戻ったのかと聞いてみると、
「6つのオーブを集め終わったとか言って、みんなで大聖堂に向かったばかりじゃないか」
と、命の大樹がウルノーガによって破壊される前に戻ったことが判明します。
ということは!
急いで、大聖堂に向かった主人公。
そして、そこにいたのは・・・!
「無事に使命が果たせるように見守っていてくださいね。セニカさま!」
ラムダの聖堂で、命の大樹へと向かうその前日に祈りをささげるベロニカの姿でした!
ついにベロニカと再会したのです!
よかったです・・・!(´;ω;`)
「・・・あんた一体どうしたの?そんな泣きそうな顔でみられたら、こっちも調子がくるっちゃうじゃない」
とベロニカ。
泣きそうにもなります・・・。だって、やっと会えたんだもん。(´;ω;`)
ベロニカちゃん、よかった・・・。
そこにやってきたのは、過去の仲間たち!
グレイグはもちろんまだいませんし、セーニャも髪を切る前の姿になっています。
ということは、シルビアもまだ父親と和解していないし、
カミュもまだ妹を助けられていないということ・・・。
ロウも奥義を習得していませんし、レベルも当時のままです。
「一緒に長老の話を聞いていたはずなのに、気が付いたらいないんだからな・・・。みんなお前のこと心配していたんだぞ」
どうやら、こっちの世界では、突如として主人公が皆の前から消え去り、未来の自分と入れかわったようです。
これもタイムパラドックスなのですが、
過去の自分の身体の中に、未来の記憶と意識が流れ込んだのではなく、
未来の自分がやってきたことで、過去の自分が消滅してしまったようです(別の場所に移転したことから)。
やっぱり仲間たちは未来の記憶などはなく、これから命の大樹へ向かうとのこと。
ということは、魔王ウルノーガも復活しています!
今度こそ、魔王誕生を阻止するために、今一度、命の大樹へと向かいます!
5ホメロスの最後と、勇者の剣入手!(2周目)
ここから、命の大樹へと向かう間は、以前のストーリーと同じなので割愛します。
詳細は以下のページをご覧ください☆
そして、いよいよ悲劇の舞台となり、ベロニカが命を失った戦いの場所へとやってきた主人公たち。
この中でこれから何が起きるのか知っているのは、プレイヤー(主人公)だけです。
案の定、主人公たちを尾行し、うまく裏をとったと思っているホメロスが現れます。
しかし、今度はそれを知っている主人公。
ホメロスの放った魔力を、魔王の剣で切り裂きます!
以前はまったく歯がたたなかったのに、今度は圧倒的にレベルが違うのです!
それもそのはず、手にしているのは、今ここにある勇者の剣を魔王が改良したもの。
さらにホメロスが相手にしているのは、すでに魔王ウルノーガという最強の敵を倒した最強の勇者なのです。
「ば、ばかな・・・こんなはずでは・・・」
と動揺するホメロス。
そしてそこにやってきたのが、デルカダール王とグレイグ。
本当なら、ここからどや顔のホメロスを褒め、ウルノーガがその正体を現すのですが、
ホメロスの負けを知ったデルカダール王は、ここでホメロスを見捨てます。
「人民をたぶらかし、世を乱した悪魔の手先め。しをもってつぐなうがよい」
「お、お助けくださいませ・・・」
と何もできずに王に切り捨てられるホメロス。
そして、彼はそのまま苦しみながら、冷たい目で見下ろす王のもとで最後を迎えます。。
通常エンドでは、グレイグはホメロスの本当の気持ちを知ることになりますが、この世界ではそれもかなわず、なぜホメロスが裏切ったのか、その理由を知ることもなく、消えていくことになります。。。
ただ、かつての親友の落としたペンダントを握り締めるグレイグ。
それを観たグレイグの気持ちはきっとすごく空しかったし、納得できなかったと思います。
そして、簡単に我が子のようにかわいがったホメロスを切り捨てたデルカダール王へも・・・。
「すまない・・・今は言葉が見つからぬ。私がこれまでしてきたことはいつか日を改めてわびさせてくれ」
と敵対してきた勇者と和睦するグレイグ。
(やっぱりどことなく目に元気がありません)
デルカダール王、もといウルノーガも
「わしは今までホメロスから勇者から魔物を呼ぶ存在、悪魔の子なのだと説き伏せられてきたのじゃ」
と言い訳します。
そして、
「一度、デルカダール城へ招待しよう!これまでのお詫びと勇者誕生をお祝いさせてくれ」
と言ってきます。
(プレイヤーの気持ちとしては、「いやいや、ここで正体をばらして倒した方が・・・」と思ったりしますが、主人公は完全に無口なので、何もできません。ズコー_(┐「ε:)_)
そして今度こそ、本当に勇者の剣を手に入れる主人公!
魔王の剣は、ホメロスとの戦いで砕け散ってしまうのですが、ここでようやく伝説の剣を手に入れることになります。
ベロニカを取り戻し、伝説の剣も手に入れた主人公。
あとは、ウルノーガを倒すだけ・・・!
いよいよウルノーガとの最終決戦です!(つづく)
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※ここまでの感想
ここにきて、クリア後にようやくサブタイトルの「過ぎ去りしときを求めて」の真の意味が判明しました。
これは一応予想していた通り、過去に戻ってやりなおす、というもので、
これをクリア後に持ってくるのが、さすがドラクエ・・・!という感じでした。
そして、ベロニカちゃんが復活!生き返った、というより、最後を迎える前に戻ったという表現が正しいのですが、やっぱりうれしかったです♪(´▽`)
ただ、ベロニカちゃんがいなくなって、それを乗り越えて強くなったセーニャちゃんや、悲しみを超えて強くなった仲間たち、ウルノーガが誕生したことで別の意味で「よくなった」こともあり、そういう意味では、通常エンドもやっぱりありだなって思います。
次回は、いよいよ魔王になりそこなった、ウルノーガとの決戦です!
そして、ついに真ラスボスの姿が・・・。
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次回は真ラスボスがついに姿を現します!
ストーリー考察は以下のページにまとめていきたいと思います♪
失われた時じゃなくて、過ぎ去りし時だから