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キングダムハーツ3エンディング考察!(ネタバレ注意)ラスボスゼアノートの目的と過去とは?テラの復活とソラは最後どうなったのか?【キングダムハーツ3考察】
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以下、画像はキングダムハーツ3©ディズニー©より一部引用して考察します。
また、ストーリーを感想と考察を含めて分かりやすく解説していきたいと思いますので、ネタバレにご注意ください!
※シリーズ久々なのでもし間違いなどありましたら教えてください。
また4につがなる伏線などは別途考察しています。
※キングダムハーツ3につながる重要な伏線まとめ
最初にキングダムハーツ3のエンディングを見る上で欠かせない、キンハー3のストーリーにかかわる重要な伏線のみをまとめて簡単に解説します。
1闇の世界に堕ちていたアクアの救出とヴェントゥスの復活は?テラは復活するのか?
(テラ・アクア・ヴェントゥスのストーリー振り返り)
2ソラの心に眠っていたロクサスの復活と同時にシオンとの再会は?(ロクサス・リア(アクセル)・シオンのストーリー振り返り)
この後に、マスター・ゼアノートの目的とエンディングまで考察します。
1テラ・アクア・ヴェントゥスの関係とストーリー解説
キングダムハーツ3で一番気になっていたのが、この3人でした。
左からアクア・ヴェントゥス・テラ。
マスターゼアノートの親友であったマスター・エラクゥスの3人の弟子です。
初見の方のために簡単に彼等のこれまでのいきさつを解説します。
3人はキングダムハーツ1の10年前のbbsの主人公。
3人ともエラクゥスの元で親友同士修業に励むキーブレード使いですが、
彼等もまたマスター・ゼアノートの野望に利用されます。
マスターゼアノートは老いた自分の肉体を新しい肉体にするため、テラを狙います。
そして、承認試験に落ちたテラに「闇を制するのだ」と闇の力の使い方について指導。
マスターゼアノートはキーブレードマスターでも最強とされる人物。
純粋なテラはマスターゼアノートを信じ込み、彼と闇に傾倒するようになっていきます。。。
一方のヴェントゥス。彼はセブンプリンセス以外にあり得ないとされた「純粋な光の心」の持ち主であり、当初はゼアノートが器にするはずでした。
しかし、それに失敗したゼアノートは、彼の「純粋な光の心」と「純粋な闇」を衝突させることでχブレードを作り出そうと画策。
そこで無理やり心の闇を取り出して作り出されたのが、ヴァニタス。
ヴァニタス。見た目はソラにそっくり。これはヴェントゥスとソラが心をつないだ際にヴァニタスも影響を受けたため。彼はこれを「欠落を補い合う」関係と言う。
そして、ヴェントゥスvsヴァニタスの戦いとなります。
最終的に、ヴァニタスは精神世界でヴェントゥスと、外の世界でアクアと戦い、χブレードとともに敗北、消滅します。
精神世界でヴァニタスを倒し、自分の心と一緒にχブレードを破壊したヴェントゥス。
その結果、彼はゼアノートの計画を阻止ししたものの、心ごと眠りについてしまいます。
肉体はアクアの手によって目覚めの部屋で眠り続け(キングダムハーツ3まで数十年)、
一方の残った心はソラの声に導かれて、ソラの心の中に同居することになりました。
そして、テラ。
彼もまたヴァニタスとゼアノートと決戦をする際に挑発に乗ってしまい、勝つために自分の闇の力を解放。
まさにゼアノートの思惑通り闇に飲まれ、そこをゼアノートが肉体ごと奪います。
そして生まれたのが、テラ=ゼアノート(画像)。
肉体はテラですが、心はゼアノート。
テラの思念は、「留まりし思念」として鎧に憑依し、以後キーブレード墓場に残されることになります。
留まりし思念。憎しみと友を助けたいというテラの思念のみで動く鎧。
彼によって、テラノートは一時的に敗北。
キングダムハーツ3でもキーブレード墓場にて登場。
そして、レイディアントガーデンにて、アクアとテラ=ゼアノートが最終決戦。
戦闘中にアクアは彼の中にまだテラの心が残っていることを知ります(重要)。
しかし、それを邪魔に思ったゼアノートが自分の肉体にキーブレードを刺し、闇の中に飲まれていきます・・・。
アクアはテラを救うために自分のキーブレードと鎧を彼に預けて光の世界へと戻し、
一方の自分はそのまま身代わりとなって闇の世界へと堕ちていきました・・・。
その後、ミッキーと再会しますが、キンハー3の段階では再び一人になって闇の世界をさまよい、救出を待ち続けています。
ちなみにテラ=ゼアノートは記憶を失い倒れていたところを賢者アンセムに拾われ、彼のもとで研究に没頭。
そこから、自分の心と体を分裂させ、さらにアンセムを追放します。
そして生まれたのが、闇の探究者アンセムと、ゼムナスです。
この辺は前回の考察に詳しく書いたのでそちらをどうぞ。
まとめると、
マスターゼアノートの陰謀によって、
・テラは肉体をゼアノートに奪われた。心はまだ残っている。
・ヴェントゥスはアクアによって肉体は封印され、心はソラと一緒。
・アクアは一人で闇の世界にいる。
ということになります。
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次にもう一つの3人組の伏線を超簡単に考察します。
2ロクサス・アクセル(リア)・シオンの関係とストーリー解説
キンハーの3人組と言って忘れてはいけないのが、左から13機関のアクセル(人間に戻ってリア)、ロクサス、シオンです。
ロクサスは、ソラが一時的にハートレスになったときに生まれたノーバディ。
姿はヴェントゥスにそっくりですが、それはソラの心にいるヴェントゥスの影響を受けたため。
一方のシオンはソラからロクサスに流れ込む記憶とキーブレードの力をコピーしたレプリカ(13機関のレプリカ計画で誕生)。
3人は親友になり、一緒にアイスを食べたり、13機関の任務の中で交流を深めていました。
最終的に、シオンはゼムナスの計画を阻止し、ロクサスを助けるためにもともとのソラの元に還って、消滅しようとします。
自分の記憶がすべての人から消えてしまうことを知りながら・・・・。
最後に「ロクサスとアクセルに会えてよかった」という言葉と一緒に光となって消滅します。
同じくロクサスも最後はソラへと回帰し、現在ソラの心には、ヴェントゥス・シオン・ロクサスの3人も一緒に同居していることになります。
人間に戻ったアクセル(リア)は、シオンの記憶を失ってしまいましたが、その片鱗だけが残っており、なんとか思い出したい「大切な人」がいる、という認識で苦しんでいます。
つまり、もともとはソラから生まれたロクサスとシオンだけど、リア(とプレイヤー)にとっては13機関でともに過ごした大切な親友であり、なんとか取り戻したい仲間である、ということ。
超簡単にあらすじ?を書きましたが、いよいよキングダムハーツ3での彼らのその後を考察していきます。
1闇の世界でアクアをついに発見!しかしすでに闇落ちしており・・・アクアの復活へ!
前回までの考察でソラ達は「目覚めの力」を取り戻すために冒険し、一方のリクとミッキーはかつての3人の勇者であるアクアを救い出すために闇の世界に来ていました。
アクアとは、上に解説した通り、マスター・エラクゥスの弟子の一人であり、テラとヴェントゥスの親友。個人的に一番好きな凛とした姉キャラクター。
バースバイスリープのラスト場面。
闇のヴァニタスとχブレードを破壊したのちに、ヴェントゥスの肉体を目覚めの部屋に隠し(詳細は前ページ)、その後、テラの体を乗っ取ったゼアノートと最終対決します。
しかし、テラの心が残っていることを知ったゼアノートが自らの体(テラ)にキーブレードを刺したことで、そのまま闇の世界に飲まれてしまいます。
その後を追ったアクアは、テラに自分のキーブレードと鎧を預けて光の世界に帰還させ、一方自分は身代わりとして闇の世界に墜ちていきました。
そこから十数年・・・。
一人で闇の世界をさまよい続けていたアクアの元に・・・。
闇の世界の最果ての海にやってきて、ずっと救出を待ち続けていたアクア。そこに
現れたのは、なんと賢者アンセム。
消滅したはずの彼もまた闇の世界で生き延び、アクアと合流したのです(bbsシークレット)。
しかし、そこにやってきたのが、アンセム(闇の探究者アンセム)。
レプリカ計画の完成のために、賢者アンセムを追い、闇の世界にやってきたのです。
キーブレードも持たないアクアはアンセムに手も足も出せず、捕らえられます。
実はこのアクアを捕えているハートレス?こそ、↑で解説したテラの残った心(超ネタバレ)。
アクアはやられ、そのまま闇の深淵の海へと堕ちていきます・・・。
「なんだこの感覚は・・・寂しい・・・」
これまで一人で戦ってきてため込んできた孤独や恐怖。闇の世界で一人ぼっちでだれも救出に来てくれない不安。(´;ω;`)
そういうものがすべて表面にでてしまい、アクアはついに闇落ちします。
そしてその結果。
「遅かったな。ミッキー」
やっとアクアを探し出したミッキーとリク。
そこにいたのは、完全に闇に飲まれたアクアでした。
このアクアは闇に飲まれた存在。ハートレスではないですが、それに限りなく近くなっているようです。
ただ、キンハー3前に予想していた「アクア自身が自分の運命とミッキーを呪って闇落ちした」のではなく、アンセムのせいで闇の深淵に落ちた結果として、闇に飲まれたと分かったのでかなり良かった感が強いです。
「お前たちにもこの感覚を分けてやろう」
と冷たく悲しい表情で言います。
しかし、同じく闇に堕ちた経験のあるリクは
「その必要はない。間に合っている」と臆することなく返します。
リクが今作めちゃくちゃかっこいいです。
圧倒的なアクアの力。
そこにやってきたのが、ソラ!
ソラとリクは協力してアクアを打ち破り、闇から彼女を解放します!
「もう終わりなのね・・・」
と悲しそうにつぶやくアクア。
しかし、そこをソラが救い出します。
「アクア――!」
目覚めたのは、本物のディスティニーアイランド。
「おかえり」
と手を差し伸べてくれるソラ。
十数年ぶりに見る日の光。暖かい光景。
救われたうれしさ。
きっといろんなものが重なって、アクアは目から一筋の涙をこぼします。。
よかった・・・・(´;ω;`)
キンハー3で一番好きな場面でした。
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2ヴェントゥスの復活!
アクアは早速ヴェントゥスを目覚めの部屋に起こしに行きます。
ヴェントゥスはヴァニタス(闇の心の分身)との闘いの後、心はソラの中に、そして肉体は目覚めの部屋にアクアによって隠されていました。
十数年ぶりの再会に抱擁するアクア。。
それでもいまだに目覚めないヴェントゥス。
しかし、そこにやってきたのが、ヴァニタス!
ヴァニタスからすれば、ヴェントゥスは自分の心の一部(光)であり、肉体は自分のものでもあります。
ヴァニタスの圧倒的な力にやられそうになるアクア。
しかし、そのとき!
「誰かのために一心で――」
ソラの中のヴェントゥスがついに目覚めます!
アクアを護るためについに復活したヴェントゥス!
再びヴァニタスと刃を交えますが、ヴァニタスは「3人の守護者相手じゃ分が悪い」とその場は退散。
ついに7人の守護者がそろった瞬間でした!
ちなみにロクサスの姿はヴェントゥス、ソラの姿はヴァニタスそっくりです。
それぞれが欠落を補い合うという関係にあるため。
「おはよう ヴェン」
「おはよう アクア」
この瞬間は涙がボロボロでてしまい、スクショ取れなかったのです。。。。(´;ω;`)
そしてヴェントゥスはリアとも再会。
リア(アクセル)とヴェンはレイディアンとガーデンで短時間ながらも友達になった仲。
あれから十数年たっていますが、絆は変わらないようです。
ついにそろった7人の守護者(キーブレード使い)。
いよいよ闇の13人との最終決戦です!
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3キーブレード墓場にて最終決戦!
マスターゼアノートが率いる真13機関vs光の守護者7人。
彼等の決闘によって作り出されるχブレード。
これこそが、ゼアノートの真の目的。
それなら、光側は5人とか6人で戦うか、戦わなければいいと思いますが、真13機関はそれも踏まえて新しい「ニューセブンハート」と呼ばれるプリンセスを補欠に使うと宣言しているので、もはや戦わざるを得ません。
【光側】
ソラ
ミッキー
カイリ
リア
ロクサス
アクア
リク
+ドナルド・グーフィー
【闇側】
マスター・ゼアノート(おじいちゃん。前作までにアンセムとゼムナスというハートレスとノーバディが倒された結果、もともとのゼアノートが復活しました)
ゼムナス
闇の探究者アンセム
闇リク(リク=レプリカ)
青年ゼアノート
テラ=ゼアノート
ヴァニタス
マールーシャ
サイクス(アイザ)
ルクソード
シグバール(ブライグ)
ラクシーヌ
シオン
かなり複雑ですが、真13機関は13機関で倒したノーバディが人間に戻った後に再びノーバディとなって参加していたり、レプリカを使って復活させたり、あるいは青年ゼアノート(時間を移動する)が、過去から連れてきたりして結成されています。
彼を戦って倒していくことになります。
闘いを全て書くとめちゃくちゃ長くなるので、ダイジェストです。
最初は闇の圧倒的勢力にやられるソラたち。
ソラは一度終わりの世界にまで行きますが、「助けたい一心」で再び戦場に戻ります。
そして、真13機関をそれぞれ撃破していきます。
マールーシャ。
自分が何者でなんのために存在するのかをずっと疑問に思っていた。
最後に「心(感情)」を思い出し、なんのために存在するのか思い出せそうだと言いながら消滅(人間に戻る)。
その正体は・・・。詳しくは次の記事で考察。
ラクシーヌ。
正直真13機関はどうでもいい。
ゼアノート(じいさん)の器になるなんてゾッとするし、と言いながら、やっぱりなんだかんだでマールーシャと一緒にいたかった様子。
「あいつに付き合ってやっただけだよ」
そのことは秘密よ、と示しながら消滅(人間に戻る)。
途中でまた組織乗っ取っちゃおうか、とマールーシャに言っていることからも、感情はないはずだけど、マールーシャが好きだったと思う。
ルクソード。
いい人。今作はとにかく面白い人。
最後まで「賭けの取り分だ」と言いながら、人間に戻った後の次のゲームを楽しみにしていると残して消滅(人間に戻る)。
シグバール。
「やっぱりキーブレードが使えないとダメか・・・」
「その資格はある」
「じいさんから受け継ぐ約束になってた。それでこれまで協力してきたって話」
と言いながら、最後は飛び降りて消滅・・・。
したはずだが、実際は・・・全ての黒幕になる存在。
リク=レプリカ。
「俺が本物だ」
と言いながら、リクの心に同居していた彼の心と一緒に完全消滅。
このレプリカの器はナミネの復活に使われることになる。
シオン。
まさかのシオンが、ゼムナスによってリアが始末されそうになった時に救う。
レプリカの肉体にシオンの心が入れられている。
ソラはそのことを理解しており、リアもついに「シオン!」と彼女の記憶を思い出す。
さらに、シオンとリアのピンチにロクサスも復活。
「ソラがこの世界に俺をつなげてくれた。親友たちの元へ」
親友のピンチにソラの心からロクサスの心が飛びだし、賢者アンセムたちが完成させていたレプリカに宿り完全復活。
サイクス。
ゼムナスの器として操られていた。
リアと子供のときからの親友。
子供のころに見た「あの子」をずっと探していて、そのためにリアと組織に入り、探し続けていた。詳しくは以下。
リアがシオンやロクサスと親友になってからずっと「うらやましかった」んだそう。
「こんな恥ずかしいこと人間になってから言えないからな」と言いながら消滅(人間に戻る)。
ヴェントゥス。
「俺が闇だからこそ、お前たちは光として存在できる。協力しあえているじゃないか」
「自由に生きているさ。こうしてな。闇にとらわれた生き方が俺の選んだ生き方だ」
最後の最後まで改心しなかったのがむしろ潔い消滅の仕方・・・。
最後にふっと微笑むが、それは闇であったことを誇りに思ったからなのか、自虐の笑みか、あるいはヴェントゥスたちが敵の自分まで改心を求めたこと(思いやりをみせたこと)への応答としての微笑みか。
テラ=ゼアノート。
肉体はテラ。
「テラ、俺が助けるよ」というヴェントゥスの声に反応して、テラの鎖(闇)に囚われていた心が復活。
アンセムの背後で守り、闇の世界でアクアを倒した彼こそが、実は闇に囚われていたテラの心。
「俺がいつの日か・・・必ず・・・俺がいつの日か必ずこの地に戻り、二人を守る!」
とソラのキーブレードの力を借りて、ゼアノートから肉体を奪い返す。
「ヴェンの声が聞こえた・・・やっぱりお前が俺を助けてくれたんだ・・・」
と十数年ぶりの再会に抱擁をかわす三人。
ある意味ゼアノートが再び3人をめぐり合わせたようにも見える。
個人的にすごく泣いてしまった場面でした・・・。
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青年ゼアノート。
「言ったはずだ。大きな代償を払うことになると。俺は元の世界に戻り、未来へと進む」
「だが、お前は違う。さようなら、ソラ。お前はこの世界から・・・!」
と言い残して消滅。
この後、青年ゼアノートはマスターゼアノート(老人)になり、そこからテラノートになり、ゼムナス・アンセムになり、また青年ゼアノートに会いに行き・・・という輪廻を繰り返すと思われる。
青年ゼアノートの予言は当たっており、それはエンディングでソラが消えたことにつながる。
ゼムナス。
「私は仲間も得たが、彼等を捨て駒にもした。結局得たものは孤独。長い時間得られなかった感情を得たと思ったら、それはさみしさだった・・・。こんな感情なら必要なかったな」
「人間は強いな・・・」
とノーバディとしての自分と、人間への気持ちを残して消滅。
闇の探究者アンセム。
リクに「お前は闇すらも包み込む強さを持っている。最初から負けているようなものだ・・・」と話し、
「我々の中に裏切り者がいると知っても正直どうでもいいと思っている自分に気付いた」
「さぁ行くがいい。少年よ。お前たちはまだ探究の旅を続けるのだ」
と、ある意味戦う前から負けることを予想していたような言葉を残して消滅。
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4ラスボス マスター・ゼアノートとの最後の決戦
いよいよ最後の一人になったマスター・ゼアノート。
「きっかけを与えよう」
と捕らえたカイリを攻撃。
カイリが消滅してしまいます・・・(これこそ、エンディングと次回作のために伏線として残すためだったと推測)
これに激情したソラたちがゼアノートを攻撃し、
χブレードによって、真のキングダムハーツ(世界の心)が現れ、ついにゼアノートはそれを闇に染めていきます。
「もうだめだ・・・」
と膝をついたソラのもとに、
ドナルドとグーフィーが「やっぱり3人で一人前だね」と支えます。
ゼアノートを倒し、真のキングダムハーツをもとに戻すために、再び最終決戦へと挑みます!
ゼアノートへの背後からのキーブレードの攻撃で、彼をポーターとして別の世界へと飛ばします。
そこで、各時間世界に散らばっていたゼアノートが集結し、ゼアノートがかつてエラクゥスとともに学んでいたキーブレード使いの都「スカラ・アド・カエルム」にて最終決戦です。
最終決戦が子供のころのゼアノートが純粋な心で生活していた地というのも演出としてかなりグッときました。
ゼアノート戦は長いですが、最後におじいちゃんゼアノートまで倒すといよいよエンディングです!
3人が力を合わせ、キーブレードから光の攻撃を集約させて、ついに決着!
最強のキーブレードマスターのおじいちゃん強し。(´;ω;`)
特に今作はドナルドとグーフィーがよかった・・・。めちゃくちゃかっこよかったです。
そしてエンディングへ。
長かったですが、キングダムハーツ3のエンディングです!(ネタバレ注意)
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5キングダムハーツ3エンディング考察。ゼアノートの本当の目的と願いとは?
ゼアノートを倒すと、彼がなぜ真のキングダムハーツを求めたのか、何をしたかったのかが彼の口から語られます。
「浄化。元の状態にリセットするのだ。
世界の起源は闇だ。光は闇から生まれた。
光から人が生まれた。
人の心から悪意が生まれ、闇が生まれた。
そうして結局闇に飲まれた。
最後は結局、闇になるのだ。
人の希望も何もかも・・・。
この世界はもうだめだ!失敗したのだ!だからはじまりの光、キングダムハーツによって世界を元からはじめればいい・・・何もないまっしろな世界から・・・」
つまり、闇を使っていたマスター・ゼアノートの目的は、
悪意の闇で世界を包むことでもなく、
「新世界にて闇と光が繰り返さず、闇に飲まれない純粋な世界を作り出すこと」。
ある意味、一番純粋なのかもしれま
せん。
人間の希望すら悪意によって闇に飲まれるのであれば、そうならない世界を作りたい。
ある意味、子供の純粋な気持ちを保っていたのかも・・・。
ソラはそんな彼に「それはだれが決めるものではない」と告げます。
「本当の強者なら、そんな運命を押し付ける真似はしない」と。
その言葉に「お前はかつての我が友に似ているな・・・」とゼアノート。
そこにやってきたテラから、まさかのマスター・エラクゥス登場!
ゼアノートの野望によって消滅したかに見えた彼もまた、テラの心の中に同居して存在していたのです。
「言っただろ?光は目に見えるものだけではないと。もういいチェックメイトだ、ゼアノート」
とオープニングで子供のころに話していた内容を語ります。
「結局、最後はお前に負けるのかもなぁ」
「はぁ?」
「世界を救うのはエラクゥスみたいなタイプだよ、きっと」
「そのときは俺も隣にいたいな」
「ああ。俺もお前の隣にいるさ」
笑顔でチェスを刺していた二人の少年。
純粋であり、親友同士だった彼等。
運命は彼等を引き裂きましたが、最後にゼアノートが求めたのはやっぱり親友の存在。
エラクゥスの育てた3人の弟子、そしてその力を受け継いだリクやソラ達が最後にゼアノートから世界を救う・・・。
全ては二人の話していた内容とチェスの盤面どおりに・・・。
「さぁ行こう、友よ」
エラクゥスはゼアノートに語り掛け、ゼアノートはχブレードをソラに託したのち、微笑みながら消えていきました・・・。
これにて、ゼアノートの長きにわたる因縁の物語が終了したのです。
少年のころに描いた夢。
途中屈折したけれど、最終的に改心して微笑みながら消えていく。
こういう展開は弱いので、ここでも泣いてしまいました・・・。(´;ω;`)
一方残されたソラ達は、全員の力とχブレードをもって、真のキングダムハーツを元に戻し、世界を救います。
しかし、まだ終わっていない、とソラ。
「もう一人にさせたくない」
そう、ゼアノートによって奪われたカイリの心。
それを取り戻すために、ソラの旅がまたここから始まるのです!
ここからエピローグとシークレットエピソードに続きます(最後にまとめて感想と次回作への伏線、集めた全シークレットレポートも書きます。続く)↓