コードギアス©奪還のロゼ©
目次
コードギアス奪還のロゼ第2幕ストーリー考察&感想(ネタバレ注意)!ルルーシュが遂に登場!
以下、画像はコードギアス©奪還のロゼ©より一部引用して考察します。使用画像は全てyoutube公式からとなります。
奪還のロゼ第1幕の考察↓
奪還のロゼのネタバレを含みますのでご注意ください!
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コードギアス奪還のロゼの登場人物紹介(追加バージョン)
奪還のロゼは舞台がホッカイドウということで、これまでの作品で登場しなかったキャラクターがメインになっています。
第2幕でさらに追加されたキャラクターと情報を書いていきます。
ネタバレをこの時点で含みます。
ロゼ(CV:天﨑滉平)
「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟の弟。頭脳明晰でコミュニケーション能力が高く、依頼主との交渉や情報収集、作戦指揮を担当している。
実は、首のアクセサリーにより、目の色と声を変えている。皇サクヤの変装。
皇サクヤはホッカイドウブロックを領地として治めていた旧財閥系皇家である皇重護の一人娘。
第一幕の最後にブリタニア帝国の正統皇位継承権も持っていることが判明しましたが、第2幕ではホッカイドウを治めていた皇重護と98代皇帝シャルルの第1子シェリーの子供であると確定しました!
つまり、サクヤはシャルルの孫であり、ルルーシュにとっては血のつながった姪っ子ということになります。
絶対遵守のギアスをルルーシュに与えられています。
アッシュ(CV:古川 慎)
「ナナシの傭兵」と噂されるロゼの兄。非常に優れた運動能力とナイトメアフレームの高い操縦技術を持つ。弟であるロゼの作戦のもと、数々の依頼を成功させてきた。
本名は、アッシュ・フェニックス。ブリタニアにて暗殺や裏稼業などの汚れ仕事をやってきた裏の人間。
サクヤの父親の皇重護を暗殺したため、ロゼ(皇サクヤ)の復讐対象となっています。
しかし、その能力を買われて、現在はロゼのことを自分の弟だと錯覚し、ロゼを守るようにギアスをかけられている状態。
クールだが、実は純情で恋愛に奥手。
第2幕では、実は皇重護の命を助けようとしていた、という情報が明らかになりました。
さらに、アッシュの正体が実はノーランドの養子であるということも確定!
このあたりはさらに詳しく後で考察します。
皇サクヤ(CV:上田麗奈)
ネオ・ブリタニアによって殺害されたホッカイドウブロックの領主、皇重護の娘。現在その身柄を囚われている。
と、思われていましたが、実は本物の皇サクヤはロゼであり、囚われている彼女は春柳宮サクラという影武者。
影武者ながら、サクヤを守るために幼い頃から友人として一緒に過ごしていたため、二人の絆は非常に強いです。
奪還のロゼのテーマは、皇サクラを奪還する、という目的からきているようです。
第2幕の最後に、ネオブリタニアのヴァルターによって、その正体が暴かれました・・・。
ネオ・ブリタニア帝国
ブリタニア帝国崩壊後、ブリタニア共和国として超合衆国に加入したブリタニア。
しかし、それをよく思わない旧体制勢力の貴族たちが集まって作り上げたのが、ネオ・ブリタニア帝国。
彼等は自分達こそが、正統後継者と考えいているので、本来「ネオ」がつくなら初代皇帝のはずですが、ルルーシュの99代目から皇位を受け継いだ100代目皇帝と擁立しています。
カリス・アル・
ブリタニア(CV:市ノ瀬加那)
ネオ・ブリタニア帝国の第100代皇帝。ノーランドらアインベルクの騎士たちと共に旧ホッカイドウブロックを占領し、この地に暮らしていた日本人達を支配している。
初登場のまだ幼いブリタニア皇帝。
98代ブリタニア皇帝のシャルルの息子ということなので、当時の王位継承権は第108位とかなり下の方だったと思われます。ちなみにルルーシュは11皇子なので、かなり下の弟ですね。
実際はただ担ぎ上げられただけの存在で、心は優しいです。
しかし、ノーランドの策略により、命を落とすことに・・・。
特に出番もなく本当にかわいそう・・・(´;ω;`)
アインベルク
戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と、実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名からなる皇帝直属の騎士団「アインベルク」は、それぞれチェスの駒になぞらえた地位が与えられており、それぞれ領地と騎士団を持っている。
ノーランド・フォン・
リューネベルク(CV:安元洋貴)
カリスを皇帝として掲げ、ネオ・ブリタニア帝国を立ち上げた。皇帝直属の騎士アインベルクを束ねるヴァイスリッター「白のキング(ヴァイス・キング)」。
奪還のロゼのラスボス的存在の黒幕。実質、ネオ・ブリタニア帝国のボス。
仮面の下の素顔は謎ですが、隠していることからコードギアスに以前登場したことがあるのかも・・・。
第2幕では、実はアッシュの養父であったという正体が確定しました!
ただ、相変わらず何を考えているのか謎のままで、どうやらその真の目的はギアスにあるようで・・・?
ナラ・ヴォーン(CV:内山夕実)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のクイーン(シュヴァルツ・クイーン)」。冷静に状況を判断する優秀な指揮官。
第2幕で本格的に登場!
かつてラベンダーという孤児施設にて、アッシュやその弟と一緒に暮らしていたお姉ちゃんのような存在だったと判明しました。
今もなお当時の写真を大切に持ち、アッシュのことを気にかけていました。
搭乗機は、クインアスラ。両手の大型ブレードは近接用の他に、遠距離用の火器も装備しているという万能型。
アッシュの戦闘能力には一部劣るものの、状況判断は適格で、さらにフレイヤで一般民衆の命を奪う戦略には反対するなどの良心も見せました。
仲間になってほしい・・・。
キャサリン・サバスラ(CV:東山奈央)
アインベルクのヴァイスリッター「白のクイーン(ヴァイス・クイーン)」。自身も非常に戦闘に長け、『強い人が好き』という信念を持つ。
第1幕の後半から皇サクヤ(サクラ)の護衛と世話係をやることになります。
第2幕では、弱いサクヤ(サクラ)の「弱いからこそ、強くなりたいんです」という言葉にショックを受け、もがく様子に心を動かされている様子。おそらく伏線。
ヴァルター・
リントシュテット(CV:加瀬康之)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のビショップ(シュヴァルツ・ビショップ)」。主に忠実に仕える騎士。
かつて、ホッカイドウブロックにて、ナタリア・ルクセンブルグと一緒に、シェリーを守っていたという過去があります。
第2幕の最後では、ナタリアとサクラの会話から、サクラが影武者であることを瞬時に見抜き、彼女に迫ってきました。味方になるのか・・・それとも・・・。
スタンリー・
フォンブラウン(CV:平川大輔)
アインベルクの「白のビショップ(ヴァイス・ビショップ)」。戦闘・戦術面ではなく、開発技術能力の高さをノーランドに買われている。第2幕では登場ほぼなし。
クリストフ・シザーマン(CV:吉野裕行)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のルーク(シュヴァルツ・ルーク)」。狡猾で飄々としながらも戦闘・戦術面に優れ、研究者としての一面も持つ。ノーランドとの付き合いが最も長い。
第2幕でその目的が判明。さらに、フレイヤを躊躇なく打ち込むなど、冷淡な姿も見せます。
クリストフの真の目的は、ギアスを自らの手で作りだすこと。
さらに、ギアスをかけられた者の記憶をのぞく謎の女と共に、ロゼの正体すらも突き止めます!
ディボック・メルテ(CV:水中雅章)
アインベルクのヴァイスリッター「白のルーク(ヴァイス・ルーク)」。功績を上げることに対し野心を燃やしている。
第2幕でのメイン敵キャラ。
貴重なフレイヤをあまり戦略的に重要ではない作戦のために使い切るというよく分からない人。
幹部なのに、冷静さがあまりなく、最後はフレイヤをもって特攻。フレイヤに巻き込まれて命を落としました。
七煌星団
反ネオ・ブリタニア活動を行っているホッカイドウブロック最大のレジスタンス組織。
黒戸剣成(CV:黒田崇矢)
七煌星団の団長。数々の戦いを乗り越えてきた歴戦の勇士であり、団員からも尊敬されている。
第1幕では、網走収容所に捕まっていましたが、ロゼたちの活躍により脱出しました。
本作における藤堂鏡志朗のような存在。
物部 勲(CV:小西克幸)
七煌星団のメンバーで、黒戸に次いで活動歴の長い人物。
扇要(おうぎ かなめ)のような存在。
琉高ハルカ(CV:富田美憂)
七煌星団の一人で、努力家な一面を持つ。ナイトメアフレームの操縦を得意とする。
本作のヒロインの一人。紅月カレンポジション。
でも、主人公のロゼは♀なので、恋愛要素はないかも?
第2幕では、その能力の高さを認められ、レジスタンスの最高戦力としてエースとなりました。
乗る機体は、蛍雪(ケイセツ)。
黒の騎士団から届けられた新型機で、槍をメイン武器とし、さらに手にはブレイズ・ルミナスを展開できます。
コックピットがカレンの乗る紅蓮と同じ形状なので、おそらく紅蓮の後継機。
- 小田友臣(CV:千葉翔也)
- 七煌星団のメンバーで、仲間思いのお調子者。
- 玉城真一郎ポジション。
- 怒りっぽいが、謝られるとすぐ許す。
- 第2幕では、「俺、参上!」という電王のセリフと共に登場しました(笑)。
宗森葵太
(CV:坂 泰斗)
七煌星団のメンバーで、小田とともに最前線で戦う。
新城陽子(CV:杉山里穂)
七煌星団のメンバーで、戦いの際はオペレーターを担当する。
佐野悠里(CV:春野 杏)
七煌星団のメンバーで、ナイトメアフレームの整備などを担当するメカニック。
アルテミスとオルテギアへの変形合体を可能にした天才。
黒の騎士団
漣 士郎(CV:山本兼平)
ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の日本人。
第2幕では、実はサクヤがロゼであることを知っている人物ということが判明。
黒の騎士団にもスパイがいるかもしれないのに・・・。
志塚 香(CV:小林親弘)
ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の団員で、漣の部下。
その他のレジスタンス勢力
東見燦士郎
(CV:藤井 隼)
レジスタンス組織「東の暁旅団」の団長。
第2幕にて七煌星団と同盟を組みましたが、最後にダモクレスに特攻して華々しく散りました。結構かっこいい人。
岩本時男
(CV:青山 穣)
レジスタンス組織「北狼軍」のリーダー。
同じく七煌星団と同盟関係になりました。
その他の味方
江間メイ
(CV:白石晴香)
ホッカイドウブロックにある喫茶店ラズベリーで働くメイド。
皇サクヤの正体を知る人物であり、又従妹という発言に虚実織り交ぜた、と言われていたことから、皇家の親類だと思われます。
ヴァレン・スターク
(CV:野川雅史)
ホッカイドウブロックにある喫茶店のマスター。
同じくロゼの正体を知る人物。
ナタリア・ルクセンブルグ
(CV:寺崎裕香)
ルクセンブルグ家の一人娘。ネオ・ブリタニア帝国の行政面を担う中心人物のひとりで、イレブンから皇帝陛下の命を守ったことにより、皇帝からの信頼が一番熱い人物。
しかし、実際は、レジスタンス側とつながっており、皇サクヤに協力しています。
当時の皇家と交流があったルクセンブルグ家からのつながりで、サクヤと共にサクラの奪還を目的としています。
公式にシェリーの側近であったと載っていましたが、シェリーが実はシャルルの第1子だったと判明したことで、実はかなりの大物であったと分かります。
第2幕から登場したキャラクター
ニーナ・アインシュタイン
御存知コードギアスからの久しぶりの登場!
フレイヤを完成させた天才であり、ユフィを敬愛するあまり、命を奪ったルルーシュ(ゼロ)を絶対的に憎んでいた存在でもありました。
今作では、フレイヤに対抗できるエリミネーターを持参し、ロゼに託しました。
新キャラとして、ニーナの護衛として坂井ミナトも登場。
坂井ミナトに聞き覚えがあると思っていましたが、コードギアスではおそらく新キャラ。
知っていたのはガンダムのキャラの方ですね。(;´▽`A“
コーネリア・リ・ブリタニア
神聖ブリタニア帝国第2皇女。
第2幕の序盤に登場。変わらず、黒の騎士団に所属しているようです。
第1皇女であったシェリーのことを姉さんと気遣っていた描写もあり。
今後、全面対決で出るのが確実視できそうです。
と、簡単にキャラクター紹介でした♪
以下、奪還のロゼの本編のストーリーを見ながら、考察と感想を書いていきたいと思います。
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コードギアス奪還のロゼ 第2幕 あらすじ考察と感想(ネタバレ注意)
奪還のロゼは、劇場版コードギアスと復活のルルーシュからの続編ですが、ちょっと分かりにくいので、つながりを以下に解説します。
これまでのコードギアスのストーリーやアニメ版と映画版の違いなどは別途考察していますので、まずはそちらもどうぞ。
アニメ版↓(映画版とはパラレルワールド)
映画版↓(最新作はこの続き)
また、これまでのストーリーは以下をどうぞ。
奪還のロゼ第1幕の考察↓
奪還のロゼ第1幕までのあらすじ
光和3年。
雪の大地ホッカイドウで、追われる二人の少女。
名を皇サクヤと影武者の春柳宮サクラ。
ホッカイドウブロックを治めていた元領主皇重護の娘であるサクヤ。
皇重護は、ネオ・ブリタニア帝国の侵攻に敗れ、処刑されてしまいます。
その結果、正統後継者である皇サクヤたちも追われることになったのです。
そして、二人は離れ離れに・・・。
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時は進み、光和7年。
新たに作られたネオ・ブリタニア帝国が、ホッカイドウブロックを占領。
再び日本人をイレブンとして虐げる世界が始まりました。
そんな中、ホッカイドウブロックにて、名無しの傭兵としてブリタニア人でありながら、レジスタンスの味方をする二人組がいました。
それが、ロゼとアッシュ兄弟。
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ロゼとアッシュは圧倒的戦力で、ネオ・ブリタニア帝国の精鋭であるアインベルクを討ち取っていきます。
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実は、ロゼの真の正体こそ、ホッカイドウブロックを治めるはずだった皇サクヤ。
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さらに、実はアッシュはサクヤにとって親である皇重護の仇であったと判明。
「目的はサクラを助け出すこと。全てが終わったら、父の仇・・・あなたをころす。アッシュ・フェニックス」
サクヤはギアスの力によって、アッシュを従わせていたのです。
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そんな中、ネオ・ブリタニア帝国皇帝として即位していた100代目のカリスが、実質のボスであるノーランドの策略によって崩御するという事態に・・・。
そこで担ぎ上げられたのが、まさかの皇サクヤ(春柳宮サクラ)。
そして、ネオ・ブリタニア帝国の101代皇帝として、皇サクヤ(春柳宮サクラ)が即位することになりました。
そして、第1幕のエンディング。
過去のとある場面。
そこには傷だらけで悲しみに沈む皇サクヤと、彼女を見下ろし、
「力が欲しいか。だが、王の力はお前を孤独にする。大切なものをお前から遠ざけるだろう」
とギアスを譲渡するルルーシュの姿が(゚д゚)!
復活のルルーシュで、実はシャルルからコードを受け取り、L.L.としてコードとギアス二つの力を持つようになったルルーシュ。
ルルーシュによって、皇サクヤは絶対遵守の力を手に入れ、ロゼとして覚醒したのです。
ここまでが、第1幕の要約でした。
そして、ここからが第2幕になります。
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奪還のロゼ4話 蛍火
C.C.とL.L.が登場!
序盤でいきなり登場したのが、C.C.とL.L.(ルルーシュ)でした!
「まだ理由を聞いていなかったな・・・私たちはギアスの欠片を集めて旅をしている。なぜサクヤにギアスを渡した?」
「カグヤの血縁者だからか?それともただの戯れか?」
この質問にふっと笑うルルーシュ。
「俺たちは世の理から外れた存在だからな・・・これ以上は関わらない」
ルルーシュはそれだけ言うと、再び、C.C.と共に旅に出るのでした。
ルルーシュとしては、自分の作り上げたはずの平和を壊したネオ・ブリタニア帝国が許せないというのは当然だし、自分の残した遺産という意味で、放っておけなかったのではないかな?と思ったりもします。
サクヤは同時にルルーシュと血のつながったいとこでもあり、間違いなく情もあったでしょう。
コーネリアとシェリーについての謎が明らかに
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舞台は変わって黒の騎士団八戸基地。
そこでは、コーネリアと漣 士郎が会話していました。
「シェリー姉さまの血か」
と語るコーネリア。
コーネリアや黒の騎士団幹部たちは、ロゼの正体がサクヤであることを知っており、
さらに、サクヤは実はシャルルの第1子であるシェリーの一人娘であるということが判明します。
シェリーは皇位継承権を持ちながらも、それを自ら放棄し、ブリタニア侵攻前にホッカイドウに移住。
そこで出会った皇重護と結婚し、サクヤを産んだというのです。
シェリーはその後も、日本人たちを保護し、慕われていたとのこと。
そして、ノーランドはサクヤが皇位継承権を持っていることを知っていたからこそ、彼女を101代ネオ・ブリタニア帝国皇帝にし、その結果、正統後継者として超合衆国が手を出しづらくしたと言うのです。
ディボック・メルテの攻勢
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第2幕で本格的に登場したアインベルクのルーク、ディボック・メルテ。
ホッカイドウ各地のレジスタンス拠点を破壊し、さらにノーランドにサッポロゲットーへのフレイヤ攻撃を進言します。
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ただ、気になったのが、レジスタンスのアジトを攻撃した時のディボック・メルテとレジスタンスの岩本時男のセリフ。
「本当にレジスタンスの芽を摘むつもりですか・・・!?」
という岩本のセリフに対して、
「早く逃げろよ・・・本当にころしちまうだろうがッ・・・!」
とディボック・メルテが笑いながら言っていました。
岩本は北狼軍のリーダーですが、このセリフからすると、実はアインベルクと裏でつながって取引しているような?(。´・ω・)?
しかし、その後にほぼ壊滅状態になった二つのレジスタンス組織東の暁旅団と北狼軍を加えて、七煌星団は同盟関係を作ることになったのです。
ニーナが登場!
そして、フレイヤを使用しようとしているディボック・メルテに対抗して、黒の騎士団からやってきたのが、ニーナでした!
ニーナは、かつてルルーシュが使用したフレイヤエリミネーターをさらに新型として完成させ、フレイヤが爆発するときに100メートル以内にあれば無効化できると説明します。
かつてルルーシュが蜃気楼から使った初期型は、複雑な軌道計算などから相殺まで0.4秒で対応しなくてはならないというものでしたが、それよりはずいぶん改善した様子。
ただ、ルルーシュってやっぱりすごかっただなぁとしみじみ(笑)。
ニーナは、かつて自分が作った兵器が何百万という人々の命を奪ったことを後悔し、なんとかフレイヤをこの世界から無くしたいと泣きながら頼みます。
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その想いを受け入れたロゼ。
「ダモクレスは俺たちが止める!」
ロゼはニーナからフレイヤ・エリミネーターを受け取り、サッポロゲットーでの戦いに挑むのです。
奪還のロゼ 5話 光芒
ダモクレス発進
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ついに動き出したダモクレス。
黒の騎士団の計算によると、ダモクレスに残されたフレイヤは多くても3発。
ディボック・メルテが乗り込んだダモクレスは、サッポロゲットーに向かって侵攻を開始します。
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ダモクレスを止めるために、七煌星団は地上からの攻撃を、
一方、ロゼはダモクレス内部に単独乗り込んでの掌握を試みます。
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その前に立ちはだかったのが、ディボック・メルテが乗るエルカルマルと、クイーンである
ナラ・ヴォーンが乗るクインアスラでした。
エルカルマの猛攻に、ダモクレスのフローター爆破作戦は失敗し、最終的に東見燦士郎が自ら爆弾を抱えて、フローターに特攻して爆破します。
最初ただの嫌な悪口おじさんと思ったのに、最後はめっちゃ男気のある人でした・・・(´;ω;`)
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ダモクレスによって発射された一発のフレイヤは、ニーナに託されたエリミネーターをアッシュが投擲することで、なんとか無効化に成功します。
ナラvsアッシュ
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しかし、その後にクインアスラを駆るナラとの一騎打ちとなります。
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第2幕での一番の戦闘はこの場面。
クイーンを冠するだけあって、アッシュの猛攻にも耐えるナラ。
しかし、ナラはアポロのその戦い方から、乗っているのが、アッシュであるということを察知します。
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「まさか・・・その機体に乗っているのは・・・」
何やら訳ありの二人。
しかし、フローターをやられたダモクレスがもう持たないと理解したナラは、自らの判断で部隊を引き上げさせます。
「勝った・・・」
と七煌星団たちが安堵したのもつかの間、、
「ノーランド様は、失敗したものを許さない・・・こうなれば・・・」
自らの失敗の責任を取らされると思ったディボックは、エルカルマルに臨界状態のフレイヤを搭載したままサッポロゲットーに突撃するという自滅作戦を決行します。
オルテギアの登場
このままでは、サッポロゲットーの崩壊に間に合わない・・・。
そんな時に今回新しく登場したロゼの機体アルテミスとアッシュのアポロが変形合体し、
Zi-オルテギアが登場したのです!
ロゼの乗る新型ナイトフレーム「アルテミス」。
単独飛行能力に加えて、ブレイズ・ルミナス(防御バリア)を一定時間無効化できる新兵器を搭載。ルルーシュの乗っていた蜃気楼の進化版として、黒の騎士団が開発したものと思われます。
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中央部にアポロが融合することで、オルテギアとなり、アルテミスのエナジーウィングの推進力とアッシュの操縦技術を加えて、圧倒的な飛行速度を実現。
コードギアス©奪還のロゼ©
フレイヤを積んだエルカルマルに追いつき、ギリギリの所で、フレイヤにエリミネーターをぶつけることに成功したロゼ達。
ディボック卿は、因果応報、自分が持っていたフレイヤの爆破とエリミネーターの相殺に巻き込まれ、圧縮されて消えていきました・・・。
コードギアス©奪還のロゼ©
しかし、そこにやってきたのが、アインベルクの黒のルークであるクリストフ。
「お前さんの考えることは分からんて」
クリストフは、ノーランドが実はダモクレスも廃棄するつもりだったという予期せぬ意図に笑いながらも、ノーランドの命令通り、最後のフレイヤをダモクレスに撃ち込み、ダモクレスを墜落させようとしたのです。
「ダモクレスが・・・落ちてくる・・・」
巨大すぎる天空要塞ダモクレスが、サッポロゲットーに墜落する。
それを止めるために、ロゼは再びアルテミスでダモクレスに向かうのです。
奪還のロゼ 6話 薫衣
ノーランドの真の目的が明らかに
ダモクレスの墜落を阻止するため、アルテミスからバックドアでダモクレスの制御を試みるロゼ。
ロゼの軌道修正と、アッシュらの働きによって、ギリギリのところでサッポロゲットーの大規模な崩壊を止めることができました。
一方、ノーランドは「充分だ・・・成果は」と不敵に笑います。
もともとなぜサッポロゲットーを執拗に破壊しようとしたのか、(表向きは、サッポロゲットーにいるテロリストの殲滅でしたが、実際はそんなにいない)動機が不明なうえ、作戦はほぼほぼ失敗し、さらに貴重なフレイヤを3発も使い切ってしまったことを考えると、どう考えても愚行だと思うのですが。。。
コードギアス©奪還のロゼ©
しかし、ノーランドの目的は、実は別にあり、この作戦によってロゼが使用したギアスの影響を受けた人間たちをあぶりだし、さらに、その人間たちを実験体にすることで、「ギアス」の能力を研究していたのです。
コードギアス©奪還のロゼ©
「我々の手でギアスを生み出す」
クリストフは独自に研究を進め、ブリタニア時代に破棄されていたギアス関連の研究データを利用して、ギアスの復活を目論んでいたのです。
そして、クリストフの横には、ギアスにかけられた人間の目から、ギアス関連の記憶に干渉する謎の女の姿も・・・。
かつて、ギアス教団によって作られたギアスキャンセラーも、ある意味人間によって作られたものなので、ギアスを人間が作り出すことも可能なのでしょうか。。。
アッシュとナラの過去が明らかに
戦闘が終わり、ひと時の休息。
ロゼは、サクヤに戻り、再びラズベリーの喫茶店へ。
そこで再びアッシュの恋愛猛アタックを受けてしまいます(笑)。
しかし、そこに現れたのが、ナラ。
コードギアス©奪還のロゼ©
先の戦闘で、アポロに乗っていたのがアッシュだと気付いていたナラは、アッシュを連れ出します。
「ノーランドのもとを去ってから2年くらいになるか・・・生きていたならなぜ連絡をよこさなかった?」
アッシュとナラは実は、ラベンダーホームという養護施設で育った中であり、その後に、アッシュとその弟はノーランドが養子として引き取ったということが判明します。
「許せないか、ノーランドが。皇重護の死はお前のせいではない。お前はころしてはいない」
盗聴器で聞いていたロゼ(サクヤ)はこの告白に驚きます。
自分の父親の仇だと思っていたアッシュが実は、そうではないと判明したのです。
「戻ってこいアッシュ。罪滅ぼしのつもりなら・・・」
「違う!これは誓いだ」
アッシュは皇重護となんらかの誓いをしており、ロゼにギアスをかけられていることに関わらず、実は自らノーランドと敵対していたのです。
一方、ナラもまた、かつて自分たちが過ごしていた平和なラベンダーホームのような世界を作るために、ノーランドについていくことを決意しているのです。
「お互い、引けぬようだな」
二人は袂を分かち、そのまま別れます。
かつての仲の良かったあの頃を思い出しながら。。。
サクヤの正体がついにバレる
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一方、ネオ・ブリタニア帝国政庁にて、ナタリアと面会していたサクラ。
「うちに猫ちゃんがやってくるんです。美人さんで、育ちがよさそうな・・・」
その言葉を聞いて、それがサクヤのことだと理解して、ほっとするサクラ。
しかし、この会話を聞いていたアインベルクのヴァルター・リントシュテットは、この猫が本物のサクヤのことだと理解し、目の前にいるサクヤは影武者であると突き止めます。
「おかざりの皇帝かと思いきや、それすらも偽りとはな・・・そうであろう春柳宮サクラ!」
ついにバレてしまった正体。。
そして、予告では本物のサクヤが捕らえられる描写も・・・。
ここまでが、第2幕のあらすじでした。
ここから気になることを考察していきます!
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奪還のロゼ 第2幕の考察と感想
ノーランドの正体がアッシュの養父だと確定!
第2幕の一番の伏線回収は、やはりアッシュとノーランドの関係性だと思いました。
謎だったノーランドの正体。
しかし、オープニングの序盤で、若かりし頃のノーランドと、その横でナイフの訓練をするアッシュが描かれていたため、何か過去につながりが?と思っていたところ、
実はノーランドはアッシュを養護施設のラベンダーホームから引き取り、暗殺者として育てていたということが確定しました。
さらに、第3幕の予告では、「使えないやつは必要ない、弟は捨ててこい、兄は残れ」とノーランドが言っているため、ノーランドはアッシュと弟を共に引き取り、才能があったアッシュのみ暗殺者としての英才教育を施し、さらに、実際に裏稼業を行わせ、ある意味コマのように使っていたと分かります。
一方、アッシュが大切にしていた弟はノーランドによって追放されたか、あるいは、命を落とした可能性が・・・。
アッシュの過去が明らかに
さらに関連して、裏稼業で生きていたことになっていたアッシュ。
皇重護の命を奪い、その結果として、サクヤことロゼにギアスをかけられて復讐の対象にもなっていました。
しかし、実際は皇重護の命を奪っておらず、むしろ守ろうとしていたことが判明。
さらに、皇重護との誓いによって、娘であるサクヤを守ることになっていたような描写が見えました。
第3幕の予告では、「ギアスなどなくてもオレは・・・」と言っていたため、ロゼの正体やロゼによってギアスをかけられたことも全て明らかになり、それでも、実はアッシュはサクヤを守る誓いをもともと持っていたと考えられます。
アッシュがラズベリーちゃん(サクヤの変装)に恋していたのも、この伏線だったのか・・・!(n*´ω`*n)(笑)
ナラの過去とアッシュへの想い
今作から本格的に登場したナラ。
かつてのコーネリアを彷彿とさせる女傑ですが、実はもともとアッシュやその弟と一緒にラベンダーホームという施設で暮らしていたお姉ちゃんのような存在で、二人のことを今でも大切に思っていることが判明しました。
立場的には、クイーンなので、実質ナンバー2。
なぜ、心優しい彼女がノーランドについていっているか?というと、
それは、ルルーシュによるブリタニア崩壊後に、ブリタニア内部でこれまでの憎しみが向けられて逆にブリタニア人への差別などが発生し、そのせいで、ラベンダーホームは崩壊。
再び平和にブリタニア人が暮らすためには、秩序をもたらしてくれるノーランドが必要と考えて、ブリタニア第一主義を掲げるノーランドについている、ということ。
彼女は彼女なりの正義があり、だからこそ、アッシュと決別したんですね。
しかし、ノーランドの目的は、どうもブリタニア帝国の復活だけではなさそうで・・・。
ギアスの復活とルルーシュの目的
これこそ、奪還のロゼのテーマの一つだと思うのですが、
C.C.とL.L.として旅しているルルーシュ達。
その目的は、ギアスの欠片を集めること。
つまり、この世界に二度とコードとギアスの悲劇を生まないようにすることが最終目標です。
しかし、シャルルやギアス教団の残していた資料から、ギアスの存在を知り、それを人間自らの手で作り出す、というのが、ノーランドとクリストフの真の目的だと判明しました。
ノーランドは完全実用主義であり、使えるものを残し、不要なものは切り捨てるを徹底し、力を求めているため、その最終目標はもしかしたら世界なのかもしれません・・・。
ただ、問題なのはあの仮面。
特に目元を隠していることから、もしかしたら、もともとノーランドはギアス能力者であり、それを隠すために仮面をしているのかもしれませんね。
となると、彼が求めているのは、ギアスのさらなる覚醒か、コードそのものか・・・。
ここで重要なのが、ルルーシュの目的でもある「ギアスの欠片」です。
レイラの青のギアスは「ギアスの欠片」によって発現する能力ですが、時空の管理者と接触できる能力でもありました。
謎の少女にしてC.C.と見た目そっくりの時空の管理者。正体は「集合意識」。
「時空の管理者」とはそもそも何者なのか?は以下に解説しています。
ネタバレ超絶注意↓
ノーランドはこの時空の管理者に会い、何かを変えようとしている可能性も?
貴重なフレイヤを簡単に使い切り、サッポロゲットーでの戦いも、「充分な成果だ」と切り捨てるくらいなので、その目的は、ロゼのギアスの痕跡を追うことだったと考察していますが、
そうなると、ノーランドが目指しているのは、ロゼのギアスからルルーシュにたどりつくこと?
このあたりが一番気になっています。
ノーランドも過去に色々ありそうですし・・・。
サクラとキャサリンが仲間になる展開を予想というか期待
「力がないからこそ、それを求めるのはいけないことでしょうか」
「私にはなんの力もないかもしれないけど、やれることはやっておきたいのです」
サクヤ(サクラ)の言葉に動揺していたキャサリン。
キャサリンは、もともと実力至上主義。
「強いやつが正しい」
という考えでした。
しかし、なんの力もないおかざりのサクラの言葉にひどく動揺していた姿を見ると、
どうやら、キャサリンの中に葛藤があり、過去にもともと弱い自分を肯定してくれる人間がおらず、強がるしかなかった、同時に強いものには抗えない絶望がある、という心理が見える気がします。
そんなサクラの姿が、ある意味自分と重なり、弱くてももがこうとしているサクラに惹かれているようなそんな気がするのです。
今後、第3幕でキャサリンがサクラを助け出す展開になれば・・・!
奪還のロゼ2幕感想
相変わらずのテンポで、あっという間の90分(゚д゚)!
旧作での最大の武器であったフレイヤが攻略され、しかも世界からなくなったというのが、新時代という場面を見せられた気がします。
同時に、ルルーシュがやってきたことがいかにすごいことだったのか、とか、ナイトメアが旧作の面影があったり、ところどころ感動する場面があって、ファンとしてはすごくうれしいところでした。(n*´ω`*n)
それにしても、あのニーナが・・・。
ユフィを失って、自暴自棄になって、研究に没頭して冷徹になっていたニーナが・・・。
フレイヤを作って、その被害を目の当たりにして、混乱を極めていたニーナが・・・。
今作では、しっかりした大人の女性として、かつての過ちと向き合う姿はかなり感動しました。
できれば、また新兵器作って持ってきてほしいけど、さすがにもう兵器は作らないのかな?
ラクシャータとか例の博士とか変人ばかりなのに、ニーナが一番まともになっていましたね(笑)。
ルルーシュたちがまた見れたのもすごくうれしかったですが、「もう関わらない」と言っていることから、ルルーシュの戦略が見れることはなさそう?
ただ、やっぱりコードギアスの名前の通り、今度は人工的にギアスを作るという企みが判明して、やっぱりテーマはコード・ギアスにあるんだと再確認しました。
第2幕でちょうど半分。
起承転結で言うなら、第3幕は転に当たるため、結構、キャラ達に何か起こりそうで心配しています。
予告もかなり不穏だったし・・・。
あとは、ハルカが大好きなので、もっと活躍シーンが見たいと思ったり、カレンとの共闘も望んでいます(笑)。
今回も最高でした!
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奪還のロゼ第3幕↓