目次
ゼノブレイド2ストーリー考察1話「出逢い」(ネタバレ注意)レックスと「天の聖杯」の出会い
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1雲海の世界「アルスト」に暮らす一人の少年レックス
まずは、ゼノブレイド2の世界設定です。
天空にそびえ立つ「世界樹」を中心に広がる雲海の世界「アルスト」。
かつて人々はアルストができる遥か昔、世界樹の上に住む創生の「神」と共に暮らしていたという。
昼を夜に、雨を晴れに自在に制御できるその理想郷を人は「楽園」と呼んでいた。
だけど、ある日、人は楽園を追われアルストに移り住む。
その理由は不明。神の怒りに触れたからなのか。それとも?
楽園を追われた人々は雲海のアルストに住むが、雲海の世界ゆえに長く生きることはできなかった。
やがて人が滅亡の危機に陥ったとき、神は自らの僕「巨神獣(アルス)」を遣わし、人はアルスと共に生きるようになった。
ゼノブレイド2の世界は「アルスト」と呼ばれ、見渡す限りの雲海(文字通り雲の海ですが、地球のそれと違って、どちらかというと「海」の感覚に近いです)
が広がり、
人間たちは「地上」に住めないため、巨神獣(アルス)と呼ばれる巨大な獣の上で暮らしています。
しかし、年々、巨神獣の数は老化などによって減少。
人々は住む土地をどんどん失い、その結果、争いが頻発している現状です。
この世界設定は、映画「ウォーターワールド」を観たことのある方(ユニバーサルスタジオにあります)はなんとなくわかると思います。
そんな世界に生きる一人の少年、レックス。
彼がこの物語の主人公です。
「七輪の熱が心地いいわい。肩こりに効くの」
とレックスを載せて一緒に暮らしているのが、巨神獣の一匹「じっちゃん(セイリュウ)」です。
レックスは、まだ少年ですが、サルベージャー(雲海の下に沈んだ資源を引き上げる(サルベージする)仕事)として働いています。
若いのに、凄腕のサルベージャーであり、故郷のイヤサキ村に仕送りもするというしっかりもの・・・。
じっちゃんによって、小さい頃から「アーツ(武術)」の訓練も受けています。
そんな彼の願いは、世界樹の「楽園」に行くこと。
その理由は悲しい過去があったからなのです。
運命はこれから動き出します。
2アヴァリティア商会へ納品に行く。そこで謎の依頼を受ける
ある日も、サルベージした物品を買い取ってもらうために、アヴァリティア商会という一種の交易の本部のような場所に向かったレックス。
そこで彼は会長のバーンから直々に依頼を受けることになります。
会長のバーン。ノポン族。ノポンと言えば、ゼノブレイド1でおなじみ♪
豪商にして、世界各国の上層にも顔がきく、言うなればこの世界のビルゲイツ的存在。しかし、実はいろいろ悪いことをしている・・・(後述)。
「凄腕のお前を見込んで、とある依頼がきてるも。報酬は20万ゴールドだも!」
「え!マジっすか!」
と喜んでいたレックス。
早速、依頼人に会います。
「こんな子供に務まるわけないじゃない!」
「なんだよ、お前も子供だろ?」
「なっ、あたしは子供じゃない!」
とレックスと同じ年くらいの女の子ニアとそのブレイドビャッコ
※ちょこっとコラム
ブレイドとドライバーとは。
先に説明しておくと、この世界では、ブレイドと呼ばれる生命体が存在します。
ブレイドとは、画像のビャッコのように、動物の姿や人間の姿をしています。
もともとは、「コアクリスタル」というものから人間と同調して生まれる存在で、永遠に生きることができます。
そして、同調した人間をドライバーと呼びます。
このゲームはドライバーとして、ブレイドと一緒に戦闘や会話(恋)を楽しんだりします♪
シン。仮面をかぶった男でリーダー。実は・・・
メツ。レックスの腕を試すために、いきなり攻撃してくる荒っぽい男。実は彼も後にすごい人物と判明する。
そこに現れたのは、ニア、メツ、シンと呼ばれる人物たち(全員重要人物)。
いかにも怪しさ満点の彼らの依頼は、「とあるもののサルベージ」でした。
それでもお金には代えられないレックスは依頼を受けることに。。。
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3謎の船をサルベージしたレックスたち。レックスの最後。
「見ろよシン。あの紋章アデルの紋章だ」
とサルベージした船の中に乗り込むレックスたち。
ここにあった扉はどうやらレックスとニアにしか開けられない様子。
扉の奥に進むと、そこには・・・
地面に突き刺さった剣と、封印されたような女の子が見えます。
「あった、天の聖杯だ・・・」
と喜ぶシンとメツでしたが、
「なんだこれ・・・」
「小僧、それに触れるんじゃねぇ!」
とレックスがつい触れた瞬間、剣が光り始めます。
その瞬間、後ろから「ブスリ」と刺されてしまうレックス。
「悪く思うな・・・せめてもの情けだ。この先の世界を観なくて済むようにな」
とシン。
そして、レックスは命を落としてしまいます。。。
訳も分からず、依頼され、その通りにして最後に依頼人によって始末されるレックス。
物語終了・・・。(´;ω;`)
とはなりません(;´▽`A“
4天の聖杯「ホムラ」との出会い
うっ・・・とレックスが目を覚ますと、そこは見知らぬ世界。
そこには、一人の赤い髪の女の子がいました。
「悲しい音。ずっと鳴りやまないの・・・」
と悲しそうに語る少女。
「ここは一体・・・俺はどうなったんだ」
見知らぬ世界に動揺するレックス。
少女は語ります。
「ここは記憶の世界。私はホムラ。お願いがあります。私を楽園へ連れて行って」
「その代わり、私の命を半分あげます。それであなたは生き返る」
と、レックスに自分の命を分け与える、と約束するホムラ。
彼女の話では、レックスが剣に触れたときに彼とホムラは同調した――つまり、ホムラは「天の聖杯」と呼ばれるブレイドだというのです。
さらに、ここは、彼女の記憶の世界にして、レックスが目指す世界樹のてっぺんの「楽園」なのだと。
「本当に、あるのか、楽園が・・・」
と驚くレックス。
「いいよ、行こう楽園へ。一緒に行こう!楽園へ!」
その言葉を聞き、うれしそうに微笑むホムラ。彼女ずっとこのときを待っていたのです。
そして――。
世界は現実に戻り、レックスは「天の聖杯」のドライバーとして、生き返ったのです!
ここからが本当の物語の始まりと言えます。
なぜレックスが楽園を目指すのか、その悲しい過去と理由は別記事で考察します。
5メツとの戦闘、そして――
復活したレックスは、メツと戦います。
メツは、「天の聖杯」のことを知られないようにと、その場にいた人間(レックスの仲間たち)を全員始末しようとしていたのです。
さらに、それに反対したニアも見限ろうとしていました。
ニアは、シンとメツの仲間ですが、心は優しい女の子です。
彼女もまた悲しい過去ゆえに、シンとメツの仲間でしたが、本当はいい子なので、レックスを助けようとします。
その結果、メツの命令に従わずに、敵対することになります。
ニアを助けるため、そこにいた人々を助けるために、ホムラと同調したレックスは全力で戦いますが、メツの力はその遥か上。
どうしようもない力の差に、圧倒されます(これも後から考えると当然のことなのですが・・・)
そこにやってきたのが、レックスの住んでいた巨神獣「じっちゃん」でした♪
彼は力を振り絞って、敵の攻撃を受けながらレックスたちを守り、そして背中にのせて逃げていきます。
そして、じっちゃんは、「シンよ、お前はまだ・・・」と謎めいた言葉を残し、命からがらその場を去ります。
なぜ、じっちゃんが、シンを知っているのか。
そして、同じくシンも「セイリュウ・・・」とお互いを知っている様子。
一体、二人の関係とは・・・。
6じっちゃんとの別れ?
「無事じゃったか レックス。」
レックスが気が付くと、そこにはあまたの傷を受けたじっちゃんの姿が・・・。
「別れは一瞬。やがてエーテルの導く先でまた巡り合う――お前と過ごした日々、楽しかったぞ。また会おう レックス」
幼い頃からずっと一緒に生きてきた、レックスとじっちゃん。
2人は種族を越えて家族そのものだったのです。。(´;ω;`)
「うわぁぁぁぁぁぁあ!」
突然の別れに叫ぶレックス。
チリと消えたじっちゃんを前に悲しみに暮れるレックス。
果たしてその後どうなったのか。
・・・彼の冒険、そして苦難の道はまだまだここから続くのでした。
第一話「出逢い」でした。
本当は、第一話の「出会い」は、じっちゃんとの別れの前までなのですが、ある意味キリがいいので、ここまで書きました。
次回は、第二話です。
次回は帝国最強のドライバーや、仲間との出会いがメインになります。
ゼノブレイド2は悲しい展開も多いし、物語も重厚で、実際100時間近くかかってクリアしました。
今考察しながら思うと、なるほど、と今更ながらに思うことも多くて面白いです。
本当に優れたゲームで、今年の最後に最高のゲームでした。
これからストーリーとキャラ考察をアップしていきますのでよろしくお願いします☆
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