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急に「パソコンがウィルス感染!」の警告が。クロームやMicrosoftとありますが、偽物です! 対処方法。
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1 海外サイトやダウンロードサイトで、急に「ウィルス感染」警告が出ることがあります。
画像はhttp://ichigoichielab.com/2016/02/browser-virus-attention/より。以下同じ。
ポップアップで、パソコン画面上に出てくることもあれば・・・、
画面中央にどーんと出てくることも。
このように、警告が出た場合、
100%偽物です!
タチが悪いのは、
それがグーグルやクローム、マイクロソフト、ウィンドウズなどの名前を使っているということ。
「え!マイクロソフトからの警告!?」
と焦りますが、
これはURLをよく見ると、全然関係のないサイトだったりします。
そもそもブラウザ上で、使っているパソコンのファイルがウィルスに感染しているかどうかなど、調べようがありません。
もし、調べられるならそもそも、
ウィルス対策ソフトをインストールする必要なんてないですよね?
この偽物の目的は、自社製品のソフトを高額でダウンロードさせたり、
実際に本当のウィルスを感染させることにあります。
そのため、
このような画面が出ても、決して「OK」を押したり、
ソフトをダウンロードしないでください!
たまに、音声で警告してくることがあります。
これも徹底的に無視してブラウザを閉じてください。
2 メールで友人を装ったり、間違えたようにURLやファイルを開かせようとする場合も注意!
こちらはパソコンだけではなく、スマホや携帯電話であります。
アドレスは知らないけれど、
件名で
「久しぶり!」
「元気だった?」
「アドレス変えました」
「寂しいんです」
などなど、まるで友人を装ったように送ってくる迷惑メールがあります。
そこには、必ず本文に「連絡ください」と書いてあったり、
「確認してください」などとURLが書かれています。
それをクリックしてしまうと、高額請求画面に飛んだり、
あるいは、「ウィルス感染!」と警告してきます。
そして最悪の場合、ファイルを開くと本当にウィルスに感染し、大変なことになります。
中には重要な事項のように装ったり、手口は様々です。
画像はhttp://atasinti.chu.jp/dad3/archives/15990より。
有名なのは、ヤマト運輸や佐川急便を騙ったもの。
私も届いたことがありますが、
そもそも佐川にはメールを登録していないし、
明らかにおかしいと思いました。
実際、不在連絡をお願いしていない限り、
ポストに不在連絡票を置き、
ヤマトや佐川からこのようなメールが届くことはありません!
3 対策と対処方法。
まず、疑わしいものは全て疑います。
1 知らないアドレスなら。
本文か件名に、
知り合いが自ら名乗っていない限り、削除してください。
自分がアドレスを変えたとき、名前を名乗らないことがあるでしょうか?(おっちょこちょいしたときならあるかも・・・)
もし、続けてくる場合、
知り合いの誰かのスマホからアドレスが流出した恐れもあります。
その場合は、リストになっていますので、
アドレスを変えるのが一番。
無理な時は、それぞれのスマホ会社の迷惑メール設定(必ずあります)を使いましょう。
2 さらに、登録していない企業や銀行からメールが来た場合。
決してリンクを開かず、
一度ホームページからその会社にアクセスして調べましょう。
ヤマトや佐川のような場合、
サイト上に偽物が出回っている、との情報が書かれています。
特に暗証番号やパスワードを要求する場合は絶対注意!
3 もし、開いてしまったり、ウィルス感染の警告や疑いがある場合。
そのまま従うのではなく、
一回ブラウザを閉じ、
市販のウィルス対策ソフト(ウィルスバスターやノートン)を利用して、ウィルスを調べてください。
多くの場合、警告が嘘だと分かります。
高額請求された場合も無視して大丈夫です。
心配な場合は、消費者生活センターに電話を。
これだけでも確認しておくと、詐欺にあう可能性がぐっと低くなると思います(#^^#)