ビヨンドの子供の正体を徹底考察!ワブル、マラヤームが本命である理由とツェリがビヨンドの息子なのか解説!【ハンターハンター39巻考察】

かれん
ハンターハンター39巻の401話の考察の続きです!前回は、ビヨンドの正体はカキン王族の血を引く二線者ではないか?と考察しましたが、さらにビヨンドの子供の王子とソエモノは一体だれなのか?について考察していきたいと思います!
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ビヨンドの子供の正体を徹底考察!ワブルとツェリードリヒとソエモノの関係とは【ハンターハンター39巻考察】

以下、画像はハンターハンター©より一部引用して考察します。

ハンターハンター39巻のネタバレを含みますので、ご注意ください。

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まずは前回の考察まとめから。

1ビヨンド=ネテロとは何者か

ビヨンド=ネテロは、ネテロ会長が亡くなってから唐突に登場したキャラでした。

ネテロ会長の息子である、とカキン王も認めていましたが、実際にネテロ会長自身も遺言メッセージにて、ビヨンドがネテロ会長の息子であると発表しています。

そして、ビヨンドは過去にネテロ会長が行っていた暗黒大陸にも足を踏み入れています。

ビヨンドは、V5(世界の5つの大国)が過去にハンター協会を通さずに行った暗黒大陸の調査団の一員だったのです。

過去にビヨンドが行った暗黒大陸への渡航の目的は、クカンユ王国が狙っていた錬金植物「メタリオン」の入手でした。彼はその植物を持ち帰ることに成功しましたが、予定していたルートを外れたためゾバエ病に遭遇し、甚大な被害を被りました。

ネテロ会長は、決して既存ルートを外れるなと警告していたにも関わらずに、ビヨンドは未知のルートを探索し、結果として、五大厄災を持ち帰ってしまったのです。

ゾバエ病に感染した患者は今も政府施設で生き残っており、その管理者によると50年間自給自足を続けていることから、暗黒大陸への渡航が50年以上前に行われたことが確認されています。

ネテロ会長が何歳のときにビヨンドが生まれたのかは不明ですが、V5が行った当時の渡航でゾバエ病に感染したハンターが帰還しており、その人物が50年以上も施設で過ごしていることから、ビヨンドの年齢は少なくとも70歳以上と推測されます

ビヨンドがネテロの息子である、というのは、ネテロ会長はもとより、十二支んが直感的にも認めていることから、確定と言っていいでしょう。

会長の息子だと、直感的に認めている十二支ん。

そのため、ここではビヨンドはネテロの息子で確定である、という前提で考察していきます。

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2ハンターハンター39巻の401話で判明した新たな事実

ハンターハンター401話©

ハンターハンター401話で登場したロンギ。

かなりややこしいので、以下にまとめます。

ロンギは第5王子ツペッパの私設兵ですが、実は彼女の正体がビヨンドの娘であると話しました。

ロンギは、ビヨンドに生まれながらに呪いをかけられ、「詛贄者(ソエモノ)」として、死後に念能力を発動させ、対象を呪いころすというおぞましい生き方を強制されています。

ビヨンドの子供たちは、王子が生まれると同時に彼等の側近や私設兵になれるように仕込まれ、実際に複数人が船内に潜伏している状況です。

さらに、ビヨンドの子供は王子にもいると判明。

前回の考察で、ビヨンドネテロの真の正体について、

「二線者」であると考察しましたが、

つまり、ビヨンドはもともとカキン王族の親族である可能性が高いです。

そして、ビヨンドの真の目的は、暗黒大陸への挑戦だけではなく、ビヨンドの子供をカキン王国の次期国王にすることだったと確定したのです!

401話の内容をまとめると、

【ハンターハンター401話まとめ】

・ロンギはビヨンド=ネテロの実の娘である。

・ビヨンドは若いカキンの上級兵士を取り込み、その妻にビヨンドの子供を妊娠させ、夫婦に育てさせることで、カキンの王立軍学校に入学させた。

ビヨンドの子供は、王子が誕生する度に同じように王立軍学校に入っている。

・目的は、王子の側近護衛に就くことであり、ほとんどがそれを叶えている。

・子供たちには、ビヨンドから、死後に発動する邪悪な念がつけられており、「詛贄者(ソエモノ)」と言う。

・強い「詛贄者(ソエモノ)」は、ロンギとマカハ(カミーラにつくはずだった子)を含めて10人以上。さらに、弱い「ソエモノ」は同じかそれ以上の数がいる。

・呪いの標的は、単純に側近の王子である必要がないことから、未だに不明であるが、王子である可能性が高い。

・第一王子であるベンジャミンがビヨンドの子供の可能性は低い。

ビヨンドの子が14人の王子の中にいる

自分の目的のために、王子を呪うための道具として子供をたくさん作り、その命さえも「コマ」として利用するという、とんでもないビヨンドですが、

このビヨンドの正体が悪であるという証拠を現わす場面があります。

それが↓のドクロ。

ロンギが語るビヨンドの姿がドクロになっていますが、

これはまさに、ネテロ会長がメルエムに見せた「人間の底知れない悪意」そのものなのです。

さらに、ネテロ会長が言っていたのは、「ネテロの求めた個の強さではなく、ビヨンドの望む強さとは【したたかさ】である

ということ。

つまり、ビヨンドは目的のためには、手段を選ばない狡猾さそのものであり、人間の悪意を遠慮なく利用できる、と解釈できます。

その悪意の一つとして、生み出されたのがロンギたちであり、同時に自分の目的のためにカキン王子すらも作り出しました。

それでは、一体、ビヨンドの子供は誰なのか?ついて以下に考察していきます。

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3ビヨンドの子供の正体を考察!王子は誰なのか?

ハンターハンター401話©

王位継承戦の参加条件は、正室の子供であればよい。つまり、ナスビ=ホイコーロの実子ではなくても、王と結婚している正室でありさえすれば、托卵(ビヨンドとの子供)でもよいということ。

まず、重要なのは、ビヨンドの子供は二種類に分けられるということです。

それが、王子の側近と王子そのものです。

まずは、王子の正体から見てみたいと思います!

まず、王位継承戦に登場する王子はこの14人。

このうち、すでに8のサレサレと10のカチョウ、12のモモゼは脱落したので、除外します。また、カチョウとフウゲツは双子なので、フウゲツも除外してよいと思われます。

ビヨンドの子供が王子なら、最初に命を失う、あるいは危険にさらす展開は考えにくいし、船から脱出させる試みすらも止めると思われるため

となると、残りは10人。

この中にビヨンドの子供がいると仮定します。

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1第一王子ベンジャミンはビヨンドの子供ではない。

このうち、第一王子のベンジャミンは、ロンギが「違う」と発言しているので、おそらくはずれ。

ハンターハンター401話©

ベンジャミンを「他人」と断言していることから、違うと思われます。

また、ビヨンドが計画を立てたことを考えると、第1王子が生まれて王位継承戦が開かれることを踏んでからの可能性が高いです。

第3王子チョウライもビヨンドの子供ではない。

また、第3王子のチョウライも、オニオールを「父さん」と呼んでいること、また似ていることからも、ビヨンドの子供候補からは除外してよいかと。

ということは、残り8人です。

ここで、王妃を見てみると誰がビヨンドの子供なのかが明らかになってきます!

ナスビの正室たち一覧。この中の誰かがビヨンドの子供を産んだ。

正室なのは、この8人です。

このうちの一人が、ビヨンドとつながって、ビヨンドの子供を産んだ内通者です。

第1王妃のウンマは、ベンジャミンとツェリードニヒの母親です。

第2王妃のドゥアズルは、カミーラ、ツペッパ、ルズールス、ハルケンブルグの母親。

第3王妃トウチョウレイは、チョウライの母親←父親はオニオール。

第4王妃カットローノは、タイソンの母親。

第5王妃スィンコスィンコは、サレサレの母親←すでに離脱したので違う。

第6王妃セイコは、カチョウとフウゲツの母親←船内から脱出を試みたので違う。

第7王妃セヴァンチは、モモゼとマラヤームの母親。

第8王妃オイトは、クラピカが守るワブルの母親です。

ここから、ビヨンドの子供を考察できます。

まず、王子がすでにいなくなった3、5、6の王妃は除外できます

となると、残りは5人。

1人ずつ見ていきましょう。

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第2王妃ドゥアズルは除外してよいか?

カミーラ、ツペッパ、ルズールス、ハルケンブルグの母親であるドゥアズル。

ドゥアズル王妃は西欧的な容姿で、その性格は穏やかであり、我がままを一切言わないおとなしい女性となっています。

戦闘や計略からは距離を置いており、自身の護衛兵にも『サポート役に徹するように』と指示しています。

ここで重要なのは、ドゥアズル王妃のの処世術は「動かないこと」と言われていること。

つまり、余計なこと(ビヨンドの子供を作ること)は、王妃の性格上考えにくい気がします。

カミーラの指示に従うドゥアズル王妃。

ビヨンドが求めるのは自分の命令通りに動く子供であり、次期国王でしょうから、自我の強いカミーラがビヨンドの子供である可能性は低そうです。

ただ、カミーラの私設兵達の能力は呪詛なので、ビヨンドの「ソエモノ」そっくりな能力です。

この点から、カミーラを単純に除外はできませんが、重要なのは、カミーラにつく「ソエモノ」の予定だったマカハがいるという事実です。

標的を狙うソエモノが、守るべきビヨンドの子供に付けられていたというのは矛盾しますから、この時点でカミーラはビヨンドの子供では無い、と考えて良いと思われます。

同じ理由で、ロンギ達ソエモノがドゥアズル王妃についていたという点から、第2王妃の子供にビヨンドの子供達はいない、と考察して良いかと思います。

よって、カミーラは期待値の低い候補者1とします。

次に、ツベッパ。

ロンギが所属する第5王子ですが、可能性は否定できないので、こちらも期待値の低い候補者2とします。鼻の形もビヨンドに若干似ています。

ただ、これも同じくロンギが自分の所属して狙う王子が実はビヨンドの娘という展開は考えにくいです。

ロンギはもともとツベッパに対してのソエモノとして送り込まれたということを考えると、ビヨンドの子供がツベッパなら、同士討ちになるため、考えにくい。

同じように今後、王子のそばにソエモノがいたなら、その王子がビヨンドの子供の確率は減りますよね。

また、彼女(ツベッパ)はカキンの国王制に対して批判的で、ベンジャミン、カミーラ、チョウライは粛正すべきであると考えています。

国王制を否定されるということは、ビヨンドの王子を国王にするという目的からは外れますよね。

そして、第7王子ルズールス。

鼻の形がビヨンドとは違う気がします。

荒っぽい言動で頭もあまり良く無く、無能の自覚があり、さらに薬物すらもやると言う点で、ビヨンドの子供とは違う気もします。

さらに、彼のケツモチであるブロッコ=リーにそっくり

ということは、ブロッコ=リーとの子供・・・?

ですが、そうなるとドゥアズルが「動かないこと」を信条にしていることからも外れますし、

あるいは、流されるままにそういう関係になったのかも・・・?

それなら、ドゥアズルがビヨンドの息子を作る可能性もありそうですが、その場合はやはりルズールスは候補から外れて(ブロッコリーの子であるから)、カミーラの可能性が高くなります。

単純に、ルズールスがブロッコ=リーに憧れている、という線もありえますね。

彼も期待値の低い候補者3とします。

第9王子のハルケンブルグは、王位継承を「辞退しようとした」ことから除外してよいでしょう。

ビヨンドが本気で自分の子供を王にしようとするなら、思想的にも「物理的にも」許していないはずです。

ただ、ハンターハンター402話で、フウゲツが渡すべき手紙に「ハルケンブルグの出生の真実」という言葉が出てきたので、まだ分かりません。

もしかすると、ハルケンブルグ王子の出生の真実こそ、ビヨンドの子供であるという意味かもしれないからです。

ただ、ハルケンブルグは生来、母親のドゥアズルと折り合いが悪かった、と書いてあるため、

もしもドゥアズルがビヨンドと内通していたなら、矛盾することになります。

もっとも、第2王妃ドゥアズルにソエモノが用意されていた時点で、彼女と子供たちがビヨンドとつながっている可能性は低いと考察します。

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第4王妃カットローノとタイソンは?

教典を使い、愛を唱えるタイソン。

教祖、というカリスマ性からビヨンドに通じる可能性はありそうですが、

タイソンの説明によると、

子供に期待できないからママは相当悔しかったみたい」

最初継承戦を辞退するつもりだった

という発言から、タイソンがビヨンドの子供の可能性は低そうなので、除外してよいかと。

カットローノがビヨンドと内通しているなら、「期待できない」という発言は矛盾しますよね。

となると、残りの怪しい王妃は3人、ウンマ王妃、セヴァンチ王妃、オイト王妃になります!

この3人の王妃こそがビヨンドの内通者であり、彼女の子供たちこそ、ビヨンドの子供の可能性が高いです。

この考察の核心である、ビヨンドの子供の正体を見てみましょう。

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第1候補はやっぱりツェリードニヒ

まずビヨンドの子供の第1候補なのが、ツェリードニヒ。

まず、ツェリードニヒはネテロ会長の若い頃にそっくりで、髪型も髪色も似ています

さらに、修行のために集中して熱中し、圧倒的な天才性を持つ点も共通しています。

圧倒的な能力と集中力。そして、悪意と狂気。

そのすべてが、ネテロとビヨンドに共通しています。

さらに、同じ兄弟であるはずのベンジャミンと母ウンマは鼻も顔もそっくりなのに、ツェリは全く似ていません

このことからも、父親が違うから、ベンジャミンとツェリは顔も似なかった、という可能性は高そうです。お互い憎みあってるのも、托卵という動物的な嫌悪感から始まったと考えても納得できます。

ただ、ツェリードニヒとビヨンドが似ている、というのは作画的にも明らかすぎて、

こんな簡単に正体にたどりつかせるかな?という疑問があります。

それでも、才能、能力、性格、外見から見ても、最も可能性が高いのがツェリというのは間違いなさそうです。

しかし、もしツェリがビヨンドの子供なら、クラピカの因縁の相手であり、最凶の能力者であり、さらにはビヨンドの後ろ盾もつくということで、もはや手に負えない絶望の相手になりそうな予感もしますね。。

クラピカ編のラスボスに相応しいのかもしれません。

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個人的に最も怪しいのが、マラヤーム王子

セヴァンチ王妃の第二子であるマラヤーム王子。

私はマラヤームが怪しいと思っています。

というのも、第1子であるモモゼは早期に脱落したのに、セヴァンチ王妃はモモゼのことはほとんど気にせず、

マラヤームを過保護なくらいに守っているからです。

さらに、マラヤーム王子の守護霊獣も、実と虚の二重空間にすることでマラヤームを防御する、という完全防御型の能力。

何がなんでもマラヤーム王子を守るという執念が出ています。

この執念的な守護霊獣の顕現もビヨンドの何らかの影響を受けていると考えるなら、かなり可能性は高そうです。

マラヤーム王子の髪色がビヨンドと同じなのも怪しいですね。

自分の子供のモモゼ(ナスビとの子供)には無関心で、ビヨンドとの子供であるマラヤームを過保護に守っている、と考えると最も怪しいです。

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冨樫先生の伏線?オイト王妃とワブル王子

そして、最後に残ったのが、オイト王妃とワブル王子。

クラピカに守られ、念も分からない彼女ですが、もしも彼女がビヨンドとの内通者だとしたら・・・。

一見すると、クラピカとロンギの話を聞いての動揺っぷりや、ワブルには王を継がせるのではなく、離脱を考えている、という点から、普通に見れば可能性は低そうです。

しかし、元は貧しい家の出身で、一時は「権力欲にとりつかれ」正室となったという伏線がありますので、ビヨンドと契約を交わして、ナスビに見初められるように仕組んで入り込んだ、という可能性も捨てきれません。

貧しい家の出身者がカキンの王の目に留まる、というのはなんらかの有力者の紹介があったためと考えるのが自然であり、

ということは、ビヨンドの策略でナスビに紹介された、という考察が可能になります。

そして、重要なのが、以下の場面です。

ビヨンドと王子たちが一同に会する場面。

ここをよく見てみると、オイトとワブルだけがビヨンドの影に隠れているのです。

ビヨンドに隠れて姿が見えない=ビヨンドの隠し子である。

オイト王妃のドレスから、隠れているのは二人だと確定できます。

これはかつて、ハンターハンター30巻の表紙で、

パリストンとサイユウが後ろで手を組む=内通者だった。

という冨樫先生の隠れ伏線と同様の試みのようにも見えます。

となると、オイト王妃は現在、嘘をついてクラピカに接触している、という恐ろしい展開になりますが、権力欲に未だに支配されているなら、このくらいの嘘や演技はこなして裏切りそうな気もします。

「強く正妻にこだわった」「富と名声にまみれた生活を望んでいた」という点で、ただの純粋な性格ではないと分かります。

ただ、この涙さえも偽りだとしたら・・・。

こういう性格のいい好きになるキャラがいきなり裏切ると言う展開は、冨樫先生らしくない気もしますし・・・。

可能性としては、ビヨンドの策略を知らずに、妊娠すらも、念能力で記憶が改ざんされていたり、眠っている間にとか、色々なやり方で、ビヨンドの子供を作ってしまった、ということはありえそうです。

そして、今現在もビヨンドによって記憶を書き換えられているため、嘘をついていない状態である、という考察も可能です。

実際、自分の子供の父親がビヨンドであると知らない方が、怪しまれたり、ほかの王子たちに狙われる可能性が減りそうですので、「ソエモノ」の子供たちのようにビヨンドはあえて何も知らせずにオイト王妃もワブル王子も利用しているとも考察できます。

また、現在オイトとワブルについている従事者はシマヌとクラピカとビルのみで、その他はスパイとなっています。

となると、ハンターであるクラピカとビルをのぞけば、唯一残るのが、従事者のシマヌだけとなり、シマヌが白ならば、ワブルにはソエモノはついていない=ビヨンドの子供の可能性が高まるということになります。

そして、重要なのが、ビヨンドの子供は一人だけ、とは誰も言っていないこと。

つまり、上記に残った王子たち全員がビヨンドの子供の可能性ももちろんあるということです。

【ビヨンドの子供の正体まとめ(王子編)】

既に離脱した王子や王妃から見ると、怪しいのは3人に絞られる

・第1候補はツェリードニヒ。外見・天才性・カリスマなどが共通。

・第2候補はマラヤーム。モモゼに関心が薄いセヴァンチ王妃が異常に過保護に守っている。

・第3候補はワブル。一見して可能性が低いが、ビヨンドの後ろに隠れる=隠し子の伏線か。

・ビヨンドの子供が王子一人とは限らない。全員かもしれない。

これが、王子編のビヨンドの子供の正体の考察です。

次に、私設兵たちのビヨンドの子供について見てみましょう。

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4ビヨンドが潜り込ませた私設兵の子供たちソエモノは誰か

これは、まだ現時点で情報が少ないので、確定しつつ追記していこうと思います。

まず、どのような条件なのか確認しましょう。

ハンターハンター39巻©

【ビヨンドのソエモノの子供たちの条件】

・ビヨンドの子供は、王子が誕生する度に同じように王立軍学校に入っている。

・目的は、王子の側近護衛に就くことであり、ほとんどがそれを叶えている。

・彼等は皆「ソエモノ」としての呪いをかけられている。

・強い「詛贄者(ソエモノ)」は、ロンギとマカハ(カミーラにつくはずだった子)を含めて10人以上。さらに、弱い「ソエモノ」は同じかそれ以上の数がいる。

ソエモノは生まれたときから念能力が覚醒している。本能的に「絶」「纏」が短期間で身についている。

これらの条件から、少なくとも王子の数である14人以上いるのはほぼ確定であり、彼等は現在王子の側近かそれに近い立場で船内に潜伏していると思われます。

つまり、王子の私設兵や側近の中にそれぞれ一人以上はいると考えてよいでしょう。

また、王子と同じように軍学校に入っていることから、王子と年齢が近いと考えられます。

ここで、今一度、各王子の私設兵について考察してみましょう。

各王子の従者と私設兵たち一覧まとめ

ここでは各王子の私設兵たちをそうざらいしてみます。長いです。

ツェリの私設兵であり、王立軍学校の同級生である彼等もおそらく一人はビヨンドの子供の可能性あり。

各王子は最大で15人まで「護衛・世話役を含めた付き人」を連れていくことができます。

(ハンターハンターNo.340で「王子1人につき船内の従事者15人まで決められて」とあるため)

それに加えて、あらかじめハンター協会に潜伏させた側近を「準協会員」として連れていくことができます。

たとえば、ツェリードニヒに念を教えているテータちゃんも、準協会員として王子の側にいますが、もともと王子の私設兵です。

それぞれの私設兵などを現わしたのが、↑の図ですが、より見やすいように各陣営まとめてみます。

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第1王子ベンジャミン

私設兵15(準協会員0)、従事者0、監視0。

ベンジャミンは全員を信用できる私設兵で固めています。

私設兵15名全員が正式な軍人で念能力者です。

・バルサミルコ=マイト曹長
ベンジャミン私設兵隊長。ベンジャミン王子の腹心にして参謀。やや小柄な壮年の黒人。顔の左側面に傷がある。
・ビンセント
顔が長く丸刈りで大柄な男性。「ええ」が口癖。
王室警護兵としてワブル王子の元に出向した。王子の従者達に暗殺容疑の濡れ衣を着せた上で排除するという作戦をとり、侍女サンドラを殺害し護衛ハンターも懐柔しようとしたが、反撃で制圧され、機密保持のために自害する。
バビマイナ
ビンセントの後任としてワブル王子の元に出向となる。私設兵の中では若い容貌ながら、クラピカも認める手練れ。能力は未登場ながらバルサミルコ曰く「迎撃型」で、また広範囲の「円」を使用できる。クラピカとサカタをマークする。
オイト王妃が念を使用した事を見抜き、彼女に自らそれを明かした理由を問い質した後は、配慮するような言動をとっている。
・ヒュリコフ
垂れ眉の男。好戦的な自信家。優れた観察力を持ち、僅かな身体反応やオーラの特徴から、念能力の有無や系統など様々な情報を読み取ることができる。
情報収集および常駐しているバビマイナとの連携のためクラピカ念講習会に参加している。
・ムッセ
左右で目の形が異なる男。カミーラ王子の元に出向。カミーラの護衛達から行動を制限されているが意に介さず、鳥状の念を用いて盗聴を行っている。カミーラのカウンター念の返り討ちに遭い、命をカミーラの蘇生に消費される。

コベントバ
禿頭の大男。チョウライ王子の元に出向。ウンマ所属兵の役割を兼任し、ドゥアズル所属兵との情報交換も行う。
ブッチ
丸目丸鼻で禿頭の男。ツベッパ王子の元に出向。航海2週目にはリハンと交代した模様。
オラーウ
頭部が禿げ上がった男。タイソン王子の元に出向。
カンジドル
えびす顔の男。ルズールス王子の元に出向。シカクの不審死の状況を証言する。
リハン
辮髪細目の男。具現化系能力者。サレサレ王子の元に出向して、コロアプデと同じシフトに配属される。念能力「異邦人」を発動し、サレサレの守護霊獣を無力化する。出向先はフウゲツ王子→ツベッパ王子に異動。戦略的にはハルケンブルグ王子攻略要員の本命。
ウショウヒ
坊主頭の男。暗殺向きの能力を持ち、待つのも殺すのも好き。まずはフウゲツ王子の元に出向。続いてサレサレ王子の元に異動し、暗殺を実行した。
シカク
角顔の男。操作系能力者。ハルケンブルグ王子の元に出向。覚醒したハルケンブルグと戦うが彼の念に撃ち抜かれ、以後ハルケンブルグ私設兵スミドリに憑依される。中身がスミドリのまま、ハルケンブルグの念の詳細を調べるために拳銃で自害。
ビクト
眉や髭の毛深い男。モモゼ王子の元に出向。モモゼ王子の容疑者として逮捕されたが、後に釈放される。
その後、ハルケンブルク王子もとへ派遣され、抗戦するが敵わず敗北。以後の消息は不明。

このうち、最も怪しいのがバビマイナ。

ハンターハンター401話で、ロンギと話していたクラピカ達を見て、何か思うところがある様子。

オイトの妹モモゼを必死に救おうとしていた姿とモモゼへの涙に触れて、そっと部屋を出ていくバビマイナ。

もし、彼がビヨンドの息子なら、計略を超えて命を守りたいといオイトの気持ちに触れて、親に裏切られている自分の境遇を重ねたのかもしれませんね。

年齢的にもありえそうです。

また、もっともベンジャミンに信頼され、実際に忠誠を誓っているバルサミコ

隊長という立場からも、おそらくずっと幼い頃からベンジャミンと共に過ごしてきた可能性があります。

となると、彼も候補の一人かなと。

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第2王子陣営カミーラ陣営

私設兵12名(うちハンター準協会員5名)、従事者7名、スパイ1名。

私設兵は不可持民といわれる被差別民によって構成されています。

サラヘル
カミーラ私設兵隊長。呪詛担当はワブル王子。
モスワナ
カミーラ私設兵。呪詛担当はベンジャミン王子。右顎にほくろがある。
フカタキ
執事長。非戦闘員の従事者。サラヘル隊長にはババと呼ばれる。呪いの詳細を熟知しており、私設兵の助言役も担う。
その他、先述の2名、第3王子から第13王子までの呪詛担当11名、除念師1名で総勢14人。

カミーラにはロンギの話していたマカハがつく予定でしたが、不可持民の台頭により、追い出されています。

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第3王子陣営


チョウライ陣営。私設兵15名(うちハンター準協会員5名)、従事者3名、スパイ2名。私設兵をハンターにして人員を水増ししている。

サカタ
チョウライ私設兵。黒髪を七三分けにした男。協力関係を結んだワブル王子の元に出向。クラピカをマークする。拳銃には高威力の9mmパラベラム弾を使用する。
ハシトウ
チョウライ私設兵。たらこ唇の男。協力関係を結んだワブル王子の元に出向。
テンフトリ
チョウライ私設兵。眼鏡で顔の濃い男。チョウライの部屋に門番としてクラピカたちを招き入れている。クラピカ念講習会の参加者。
スラッカ
ドゥアズル王妃所属兵(スパイ)。強面の男。ウンマ所属兵(の役割を兼任しているベンジャミン私設兵)との情報交換も行う。チョウライ王子が協力関係を結んだワブル王子の元に、チョウライ私設兵の監視として出向。

サカタが怪しい?

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第4王子陣営


ツェリードニヒ陣営。私設兵15名(うちハンター準協会員5名)、従事者5名。私設兵をハンターにして人員を水増ししている。またカウント外の私設兵が下層にいる。

ヴァンタイン
私設兵隊長。執事風の老軍人。
テータ
ツェリードニヒ私設兵。小柄なヘアバンドの女性。ツェリードニヒからは「ちゃん」づけで呼ばれている。仲間共々ハンター試験に合格し、準協会員の資格を得る。念能力者。
ツェリードニヒの性情を危険視しており、念を習得することでさらに危険な人物になると考えあえて絶を習得させ、守護霊獣を消して射殺するが、王子の特質系の予知夢で回避されてしまう。
サルコフ
ツェリードニヒ私設兵。ハンター準協会員で念能力者。テータとは念使い同士のため、突っ込んだ会話ができる。
性格上、深い思考を巡らせるのは不得手。陰ではツェリードニヒをアイツ呼ばわりしている。テータの消耗に伴い、交代して王子に念を指南する。
ミュハン
ツェリードニヒ私設兵。クラピカ念講習会の参加者。挑発的な態度をとる。油断したところに念攻撃を受けて命を落とす。
タンジン
ツェリードニヒ私設兵。ハンター準会員。クラピカ念講習会の参加者。ミュハンの抑え役となっている。
ギッパー
下層の私設兵・伍長。たれ目坊主のこわもて。王子の同級生たちの上官。モレナ狩りの最中、ボークセンとの交代で上層に移動する。
ボークセン
ハンター準会員。王子の軍学校時代の同級生。ミディアムヘアの女性兵士。
下層に移動して同級生たちのリーダー役となる。「ネン」を脅威とみなし、モレナ狩りを装いつつ避けるよう提案する。

ちなみに、彼等の名前は冨樫先生大好きな櫻坂よりつけられています(笑)↓

ツェリードニヒの王立軍同級生であるこの5人とテータ、サルコフの中にビヨンドの子供がいるのは間違いなさそうです。

追記:ハンターハンター402話にて、サルコフがソエモノであるだろうとほぼ確定しました。

「絶は生まれつきできてたオレ」と、402話で告白したサルコフ。

ソエモノの条件は、「生まれつき念が使えること」。

401話で判明した事実ですが、402話で早速サルコフが自白しています。

以前にも、「念能力は持って生まれた特殊なモン」と一言ありましたが、実際にサルコフがソエモノだとしたら、これは真実で、立派な伏線だったんですね。

しかし、本人がもしソエモノだとすると、彼はロンギのように自覚していないことになりそうで、ツェリとの最終対決ではサルコフのソエモノとしての能力がカギになる可能性があります。

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第5王子陣営

ツベッパ陣営。私設兵14名(うちハンター準協会員5名)、従事者5名、スパイ1名。私設兵をハンターにして人員を水増ししている。

マオール
少尉。ツベッパ私設兵隊長。壮年の軍人。クラピカ念講習会の参加者。王子の代行として積極的に行動する。
ロンギ
ツベッパ私設兵。頬がこけた女性。クラピカ念講習会の参加者。

このうち、ロンギがビヨンドの子供なので、第5王子は確定。

第6王子陣営

タイソン陣営。私設兵5名、従事者5名、ハンター2名、スパイ3名。

イズナビ ハンター。
ジュリアーノ
プロハンター。軽い性格の青年で、イズナビを「イズさん」と呼ぶ。タイソン教典を受け取り、目玉ジャクシが憑けられている。
当初はタイソンを軽く見ていたが、教典を読み込むうちに教義に心酔するようになる。

タイソンの場合は、彼等の中にビヨンドの子供がいそうですが、、、意外とタイソンの教典の能力で救われそう。

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第7王子陣営

ルズ―ルス陣営。私設兵4名、王妃所属兵6名、従事者1名、ハンター3名、スパイ1名。

サトビ
ドゥアズル王妃所属兵隊長。生真面目な中年紳士。クラピカ念講習会の参加者。クラピカをかなり警戒している様子。
バショウ
ハンター。
ライス
ドゥアズル王妃所属兵。顎髭の生えた男。ベンジャミン私設兵シカクとインターホンで応対し、彼の自決を目撃する。

第8王子陣営

サレサレ陣営。私設兵5名、王妃所属兵3名、従事者3名、スパイ4名。

ムシャホ
スィンコスィンコ王妃所属兵隊長。無骨な顔の男。クラピカがチョウライ王子の部屋に向かっている途中で見かけた門番。
クラピカ念講習会の参加者。王子の部屋から厄介払いされた形になっているも、他の者には任せられない最重要任務と自認してやって来た。
コロアブデ
トウチョウレイ王妃所属兵(スパイ)。リハンと同じシフトで勤務している。

サレサレは既に離脱したので、おそらくビヨンドの子供も出てこない?

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第9王子陣営

ハルケンブルグ陣営。私設兵14名、念獣の影響で14名全員が念半覚醒状態。スパイ1名(ウンマ王妃所属兵オルズニー→ベンジャミン王子私設兵シカク)。

シェジェール
ハルケンブルグ私設兵。眼鏡とそばかす顔の男。クラピカ念講習会の参加者。
ユヒライ
ハルケンブルグ私設兵。垂れた糸目の男。クラピカ念講習会の参加者。
スミドリ
ハルケンブルグ私設兵。短髪で豚鼻の男。ハルケンブルグの能力により、一時シカクに憑依する。

ハルケンブルクの私設兵は、忠誠心の高さが能力につながっているため、本人の気持ちを考えるとかなりつらい展開になりそう・・・。

第10・11王子陣営

カチョウ陣営。王妃所属兵2名、ハンター3名、従事者5名、スパイ5名。

フウゲツ陣営。王妃所属兵2名、従事者8名、スパイ5名。

キーニ
プロハンター。小柄な初老の男性。円を用いて警護している。ピアノの名手。
ミザイストムの指示でカチョウ、フウゲツ両王子の逃走を援護。
ロベリー
非戦闘員の従事者の女性。クラピカ念講習会の参加者。カチョウ王子のわがままさに辟易している。クロボッコの憑依対象に利用された。
ユウリ
非戦闘員の従事者の女性。クラピカ念講習会の参加者。カチョウ王子のわがままさに辟易している。

バチャエム
セイコ王妃所属警護兵。おかっぱの男。従事者の内訳がスパイ5名と非戦闘員ばかりであるため、事実上2名での防衛となっている事に苦心している。
リョウジ
セイコ王妃所属警護兵。
イラルディア
非戦闘員の従事者の女性。クラピカ念講習会の参加者。
ラジオラス
非戦闘員の従事者の女性。クラピカ念講習会の参加者。

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第12・13王子陣営

モモゼは既に離脱したため割愛。本来の人員は全員マラヤームのもとに移動しておりいません。

王妃所属兵2名、ハンター10名、従事者6名(モモゼの護衛を取りこんで本来の人数の2倍がいる)。スパイ6名

ベレレインテ
プロハンター。女性のような口調で話す男。クラピカ念講習会の参加者だが、ハンターであるため既に念能力者である。
バリゲン
セヴァンチ王妃所属兵(事実上モモゼの護衛から異動)。角刈りの男。クラピカ念講習会の参加者。サイレントマジョリティーの犠牲に。
ウェルゲー
セヴァンチ王妃所属兵隊長(3人いて生き残った最後の1名)。ビスケの姿を美しいと評し、外見に対し好意を持っている。

難攻不落のマラヤームを落とすのが、ソエモノの能力者になりそうな予感もします。

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第14王子陣営

ワブル・オイト陣営。ハンター2名、従事者2名、スパイ7名。

このうち、従事者は現在1人しかいないため、ビヨンドの子供が潜り込む可能性もかなり低いです。

王室付きの警護人達。
2人とも念能力なし。
すでに他界。
ビル
プロハンター。炎型の髪に目の下に皺のある男性。強化系能力者。パリストンを介して護衛についた協専のハンター。
カートン
プロハンター。具現化系能力者。逆立った短髪に太眉の男性。ビル同様に、継承戦の話は聞いていなかった。念獣に操作されたサイールドに刺され他界。
サイールド
プロハンター。放出系能力者。七三分けに髭の男性。ビル同様に、継承戦の話は聞いていなかった。モモゼの守護霊獣に操作され、その後逮捕された。
シマヌ(シマノ)
オイトの付き人。宮廷内の事情に精通する。家系は代々王族に仕えており、祖父母や父母も王族に仕えていた。そのため、王家の内情や王子の性格等も熟知してるようで、クラピカからは一定の信頼をされている模様。一人っ子で育ったため、5人兄妹のオイト王妃を羨ましがっている。
サンドラ
オイトの付き人。ビンセントに暗殺者の濡れ衣を着せられ他界。

オイトとワブルはすでにサイレントマジョリティの標的になっているので、散々です。

ありえるとしたら、シマヌでしょうか?

ただ、シマヌはクラピカの導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)で「念能力は使えない」と話しているため、おそらくないでしょう(ソエモノなら赤ん坊から念が使える)。

この事実からも、ワブルがビヨンドの子供なら、ソエモノを置く必要がないということを立証していると思います。

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かれん
私設兵については、謎だらけですが、ビヨンドの子供が少なくとも3人の王子の中にはいるのではないか?というのが、今回の考察の結論です。また追記します☆
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