ハンターハンター最新刊ストーリー考察(ネタバレ注意)。最新話の34巻から35巻の謎と暗黒大陸&ヒソカVS旅団の感想【随時更新】
最新刊の発売予想は↓より。
スポンサーリンク
ここでは、ハンターハンターの最新刊&最新話を私見を含めて考察しています。
ストーリーを追いながら考察&感想を書いていますが、ネタバレを大いに含みますのでご注意ください。
また画像の著作権などは、©冨樫義弘・集英社に帰属いたします。
1クロロvsヒソカまでのプロローグ
©冨樫義弘・集英社以下同じ
ハンターハンター最新刊の34巻では、ヒソカvsクロロがメインに描かれていました。
場所は天空闘技場。
クロロも新しいフロアマスターになっています。
ヒソカはずっとクロロと対戦したくて、そのために幻影旅団に入り、
(当時のナンバー4を倒して)
クラピカに協力してクロロと二人きりになった際は、クラピカに念能力を奪われたクロロにがっかりし、
その後、ゲームの中に入ってクロロの除念に協力しました。
クラピカはこの除念されるという状況も理解していたようですが、せっかくの縛りが解け、幻影旅団は復活という結果に。
ただ、今は最後の目を見つけるのに一生懸命で、そのために暗黒大陸に向かう船に乗り込んでいます。
また目を全て取り戻したら、おそらく暗黒大陸にてビヨンドと一緒に旅をし、
暗黒大陸で幻影旅団と戦う展開になると予想(幻影旅団も船に乗り込んでいるため)。
以下、ハンターハンター最新刊の34巻をネタバレありで考察します。
2ヒソカvsクロロの戦い
「挑発する訳ではなく、100%オレが勝つ」
と宣言するクロロ。
これは冨樫先生曰く、100%かつと宣言するキャラは大体負けるので、
今回はそれを実現させたかったんだそうです(笑)。
ここからクロロvsヒソカが描かれるのですが、クロロの戦略がかなり複雑なので解説しつつ考察したいと思います。
1クロロの能力解説
クロロはヒソカに勝つために今回7つの能力を使用します。
一つはいつも通りのスキルハンター(盗賊の極意)。
他人の念能力を奪うための条件は以下の4つです。
①相手の念能力を実際に目で見る
②相手の念能力に関して質問をして、相手がそれに答える
③本の表紙の手形と相手のてのひらを合わせる(気絶した相手でも可)
④以上の3つを1時間以内に行う
そして、使用条件は
①本を常に開いていなければならない(これまで)
②能力を奪った相手が生存していること(奪われた相手は使用できなくなる)。
でした。
これまでファンファンクロス(風呂敷):陰獣の能力。相手を包んで小さくする。
ラブリーゴーストライター:1か月先まで予知する能力。
インドアフィッシュ:体を食べる魚。食べられても魚が消えるまで生きる
強制瞬間移動:ノブナガを移動させた能力。詳細不明。
を見せています。
今回はさらにシャルナークのブラックボイス、コルトピの神の左手悪魔の右手、サン&ムーン(番いの破壊者)、ダブルフェイス(栞のテーマ)、オーダーハンズ(人間の証明)、コンバートハンズ(転校生)の6つを使用。
能力の大盤振る舞いでした。
以下、クロロの戦略を考察します。
まずは、スキルハンターに強力すぎる能力が追加されています。
「栞のテーマ」はこれまでスキルハンターの「本を開いたままでしか使用できない」という条件を変え、
しおりを挟んだページなら、本を閉じても使用できるという強力すぎる能力です。
つまり、常にしおりをはさんだページの能力+開いたページの2つの能力を発動できます。
そのためにかなり厳しい誓約(制約)をしたとのこと。これは謎ですが、
ここまで強力な能力だと制限も大きそうです。
それを使って今回さらに使用したのが、以下の能力。
一人倒すために使った能力としては過去最高だそうです。
1サンアンドムーン
左手のマイナスの刻印を相手に打ち、
右手のプラスの刻印をそれに重ねると爆発する能力。
一度刻印されたら、永遠に消えない。
またやっかいなのは、この能力は「命が終わると強まる能力」ということ。
もともとは流星街の長老の能力ですが、彼は生きていないのに能力は継続されています。
つまり、サンアンドムーンは刻印されしてしまえば、その後能力を解除しても保存される、という特性をもっています(これが一番やっかい)。
2神の左手悪魔の右手
同じく幻影旅団のコルトピの能力。
対象物をコピーする能力です(人も可)。
複数可。
もともとの保持者であるコルトピは大型ビルを複数だせるという超人。
3人間の証明(オーダースタンプ)
人形を操作する能力。
シャルナークのブラックボイスと違って、こちらは複数を同時に操れますが、
動かす命令は単純なものに限られます。
「相手を壊せ」など。
4携帯する他人の運命(ブラックボイス)
シャルナークの能力。
人間を操作できます(2人まで)。
怖いのは、針(物理)を刺されれば、それで終了。
永遠に操り人形になって抵抗できないというところ。
ある意味、一撃ひっさつの能力。
かなり複雑な命令も可能。
また針は物理のものなので、いくつも携帯可能です。
クロロはヒソカと戦うために、コルトピとシャルナークから能力を奪って(借りて)きています。
能力はそのページを破れば返還可能なので、一時的に借りたものと思われます。
5転校生(コンバートハンズ)
右手で触れると相手がクロロの姿になり、
左手で触れるとクロロが相手の姿になる、
という分身能力。
また、両手で触れると、二人の姿が完全に入れ替わります。
以上の5つプラスクロロ自身の能力である、スキルハンターとダブルフェイスが今回使用された能力です。
2クロロvsヒソカ。ヒソカに勝つためにクロロが考えた戦略を解説
これがかなり複雑なのですが、
1まずは神の左手悪魔の右手で観客のコピーを大量に作る。
2そのコピーを戦わせ、自分自身は「転校生」によって、観客と姿を入れ替えて潜伏。
2次にその中の人形のいくつかにサンアンドムーンで刻印を打っておく(いつでも爆破できる)。
3コピーの2人だけはブラックボイスを使い、精密な操作をする。
4大量の観客のコピーでヒソカを追い詰め、最後はもろとも爆発。
というものでした。
このままだと、本を開いたページとしおりを挟んだページの二つしか能力を使えないため、成立しないのですが、(ヒソカもそう思っていた)
クロロはサンアンドムーンの「能力者が消えても強まる(使える)念」の条件によって、コピーは本を閉じても消えなくなる、という特性を利用します。
つまり、サン&ムーンの刻印をされたコピーは、本を閉じても永遠に残り続けます。
これが一番のポイント。
あとは、クロロは観客の中に隠れて、コピーされた観客がヒソカを襲い、
大量のコピーによって攻撃されたスキをクロロが攻撃していきます。
そして一番クロロが上手だったのは、ブラックボイスの使い方でした。
クロロを観客の中に見つけて追い詰めるヒソカでしたが、実はこのクロロは転校生で作られた分身で、ブラックボイスによって「クロロに近い動き」をしていました。
(ブラックボイス1本目使用)
これはクロロを探すヒソカの目くらまし用。
この間に、クロロはさらに大量のコピーを作り、刻印を打っておきます。
そしてもう一本のブラックボイスの針を、ヒソカがハンマー替わりに使っていた、コピーの首の本体に刺しています(画像)。
ヒソカはもう一本は観客のコピーに紛れたクロロがとどめとして、自分に刺してくると思っていました。
(ブラックボイスの針を刺されれば、それで終了なため)。
でも、これもミスリード。
ヒソカが倒したクロロは転校生で姿が入れ替わった観客でした。
そしてヒソカがバンジーガムで使っていたコピー首の本体をもう一本のブラックボイスで操り、ヒソカが手に持った瞬間に爆破。
ヒソカの考えとしては、
クロロは能力を2つまでしか使えないはず。→実際はサンアンドムーンで4つまで可能(コピープラス刻印で爆破ができる)
さらに自分が使っていたコピー首がまさか爆破されるとは思っていなかったようです。
ダメージを受けて逃げようとしたヒソカを大量のコピーが追撃して地面に落とし、
そこで大量のコピーが爆破して決着がつきました。
終始、クロロの思惑通りに事が進み、防戦一方だったヒソカ。
ヒソカとしては、肉弾戦に持ち込みたかったようですが、
クロロはそれを嫌がって近寄らせませんでした。
近距離での単純な肉弾戦なら、おそらくヒソカの方が強いのだと思います。
だからこそ、クロロはシャルナークやコルトピの能力を奪い(借りて)、
入念に準備していました。
今回はクロロの作戦勝ちだったのでしょう(これがクロロの強さでもある)。
スポンサーリンク
3クロロvsヒソカのその後
倒されたヒソカですが、やられる直前に自分で念をかけ、
命が消えた後に発動するようにしていました。
咄嗟にこういうことができるのもヒソカの強さ。
自動的に自分の心臓と肺をマッサージして蘇生して生き返ります。
試合前に、怪我をなおすためにマチと契約していたヒソカ。
いつもならなおしてもらうのに、このときは「いや、いい」と自分で失った左手と右足をバンジーガムとドッキリテクスチャーで修復(見せかけ)します。
マチに塗ってもらればいいのに・・・
と思ったのですが、
接合するための手などはないし、
何より(これは個人的推測ですが)、ヒソカは負けず嫌いなため、
団長に負けたことが悔しく、さらに一度命がなくなっているため、
すさまじいほどの憎しみを持ったのだと思います(顔には出さないけれど)。
そして「団長を助けてくれてアリガと」とお礼を言っていたマチですが、
ヒソカは彼女をガムで拘束して、
「これからは幻影旅団と戦うときは時と場所を選ばない。出会ったら即、やるから」
とメッセンジャーとして残します。
切れるマチ。
なぜここでマチを残したか、について、冨樫先生は
「本当ならマチもその場でヒソカは倒すはずだった。でも、作者として残した方が面白そうだったし、メッセンジャーが必要だったから残しました」
と述べられています。
そして宣言通りに、コルトピとシャルナークを襲います。。。
手足がない部分は、バンジーガムでむしろ跳躍力などを強化した様子。
コルトピとシャルナークは団長によって能力が奪われたままだったのに加えて、もともと近接戦闘タイプではありません。
まずは一番弱いのを狙い、団長の能力を奪った、と考えるのが適当かも。
そして「あと10人・・・」と笑ってヒソカは消えます。
あと10人・・・?(。´・ω・)?
残っている旅団は、
クロロ、ノブナガ、マチ、シズク、カルト(キルアの妹)、フェイタン、フィンクス、ボノレノフ、フランクリンの9人だったはず・・・?
ということは、新しく幻影旅団のメンバーが加わったのかもしれません。
カルトが「旅団から兄を取り戻す・・・」と言っていることからも、もしかしたら、新しいメンバーはゾルディック家の誰か、という可能性も?
ただ、近接戦闘では、フェイタンやフィンクスは手ごわそうです。。
ノブナガは・・・ヒソカが勝ちそう。(;´▽`A“
一方のクロロは、
暗黒大陸へ行く船に乗っているようです。
目的はカキンのお宝。
おそらく、カキンの壺ではないかと思います。
ヨークシンで出回っていた偽物の壺。まさにカキンの壺でした。
こんなところででてくるとは・・・
今回は旅団メンバー勢ぞろいということですから、幻影旅団もほぼ間違いなく乗っているでしょう。
ということは、それを狙ったヒソカも乗っているはずです。
ここまでで、ヒソカvs幻影旅団は一応、終了。
ここからはおそらく船の中で幻影旅団がカキンのお宝を盗むとき~暗黒大陸までの間に登場すると思います。
ハンターハンターの最新話の楽しみがまた増えました。
スポンサーリンク
4ブラックホエール号がいよいよ出航!B・W編開幕
ハンターハンター最新話では、やっと暗黒大陸に行くまでのブラックホエール号が出発します。
ここからがかなり長くなりそうで、暗黒大陸編はそのまま「暗黒で不明」状態でハンターハンターが終わるんじゃないの?という感想もあります。。
でも、やっと出発ということなので、楽しみです♪
ブラックホエール号編での見どころは、
1王子たちの継承戦:生き残れるのは一人だけ
2幻影旅団VSヒソカの行方
3ビヨンドやジンたちの駆け引き
の3つだと思います。
ブラックホエール号は
1層が王族がいる場所でクラピカたちの継承戦があったり、ビヨンドや12支んがいる場所。
2層が富裕層のいる場所。おそらく幻影旅団がなりすまして潜伏。
3層以下は一般人。
となっています。
めちゃくちゃ大きいのでこれだけで一つの世界が成立しています。
1継承戦について詳細。王子たち一覧
継承戦は上記14名で行われます。
それぞれの王子の護衛には、クラピカが推薦した仲間たちがついています。
(ビスケがついてる王子が一番安全そう?)
クラピカ本人が守るのは最下位のワプル王子とその母オイト。
ただ、ワプル王子とオイトの目的は、船から逃げ出すことです。
(戦うつもりはなく、王になるつもりもない)
一番やっかな敵になりそうなのが、第4皇子のツェリードニヒ。
皆の感想でも「一番のクズ」「能力がやばそう」などの感想も。
というより、冨樫先生が一番好きそうなのが彼。
アートが好きだったり、どことなく狂っているキャラは先生の作品でよく残るので(笑)。
一方のクラピカの目的も彼。
最後の緋色の目を持っているのが、このツェリードニヒなので、彼に接触し、目を取り返すつもりです。
そのために、12支んにも協力しています。
ライバルになりそうなのが、第一王子のベンジャミン。
普通なら長男の彼が継ぐはずですが、そうはならない弱肉強食がカキンの掟。
彼はパワーはあるけど、頭は悪いので、おそらく負けそう?
それを補うような能力が発動していれば面白そうです。
彼がもっともオーラがありそうなうえ、もともとの念能力も持っていそうな気がします。
継承戦のルールと詳細
継承戦では、特別な壺が使われます。
これは蟲毒という「虫を使った呪術」で、初代王が念により作り出した能力。
これによって、各王子には守護霊獣という念獣がつき、能力が発動します。
自分の意志では動かせない&取りついたもののオーラを使うので、
王子たちのもともとのオーラ量や性格が強く反映されそうです。
それも踏まえて最新話を考察していきます。
2ビヨンドとジンたち一派一覧
船に乗り込んでいるのは、ジンやビヨンドたちの仲間もいて、それが楽しみです。
ジンはおそらく船では最強の存在で(世界で5本の指)、ビヨンドもそれに近いのでバトルが楽しみです。
ゴンやキルアがいないのは残念。
(もはや主人公誰だっけ状態・・・(;´▽`A“)
ちなみにこの中でジンの次に強いのは、マリオネらしいです(「こんなかで一番強いのはお前だな」とジンが言っている)
ただ、この辺は暗黒大陸についてからが本番なので、まだ登場はしないと予想。
まずはクラピカが主人公の継承戦がメインだと思います。
というわけで、以下、ハンターハンターの最新話を考察していきます(随時更新)。
あくまで最新話の考察ですが、ネタバレを含みますのでご注意ください。
このページの後半は35巻までの内容になっています。
より分かりやすく最新話36巻以降の内容は以下のページにそれぞれまとめています。
王位継承戦↓
幻影旅団vsヒソカ↓
スポンサーリンク
ハンターハンター35巻最新話内容考察
1ハンターハンター361話考察。モモゼちゃん登場。
早速出航した船。
しかし、早速クラピカたちが狙われます。
最初にやられたのは、ウッディ―。
って、ウド〇木さんじゃん!と突っ込んでしまいました。。。(;´▽`A“
全身の血液を奪うという念獣。
これをクラピカが人差し指の能力で拘束&能力を奪います。
クラピカの人差し指の能力はこれまで謎でした。
クラピカの念能力一覧↓
癒す親指の鎖(ホーリーチェーン):怪我を治療する。
奪う人差し指の鎖(スチールチェーン):新しい能力。刺した相手の能力を奪って一回だけ使える。また刺し続けると、相手のオーラを奪い、絶にできる。
束縛する中指の鎖(チェーンジェイル):幻影旅団限定。対象者を強制的に絶にして拘束。捕まったら逃げられない。
導く薬指の鎖(ダウジングチェーン):占いのようなもの。何かを探したり、嘘を見抜くときに使う。緋色の目を見つけたのもこの能力。
律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン):対象者の心臓にとりつき、制約させる。破ると命を奪う。
サイールドの能力をこれによって奪ったクラピカ。
相手の能力を奪う・・・というとんでも能力ですが、クロロと違って1回しか使えません。
これを使って、クラピカは念獣を追跡することに。
サイールドの能力は、
「ボール型の念を飛ばし、小動物を操ることができる」というものです。
クラピカと比べると見劣りしてしまいます。。。
護衛なのに、能力がバトル向けじゃないし・・・_(┐「ε:)_
サイールドは拘束され、クラピカたちは護衛がまさかの二人だけという結末に。
そしてこの念獣の持ち主はまさかの一番おっとりしていた第12王子のモモゼちゃん。
「王の器ではない者はあんなにも怯えふためくのですね・・・」
と自分と弟のマラヤーム王子だけを護衛しなさい!と怒鳴る母親を冷たくみていました。
おそらくですが、母親は「男」としてのマラヤーム王子の方が大切で、モモゼさんはむしろ邪魔に思っているのだと思います。
かわいそうなモモゼちゃん。。
でも、この「おヒマ?」と聞いて、ヒマだったら相手を操る、という能力は彼女のやさしさや遠慮を示し(母親との関係で常に遠慮しているという背景から)
一方で、早速攻撃をしかけ、遠慮なく倒す、という念獣の性質から、もともとはかなり攻撃的な性格かもしれません(うっぷんが溜まっている)。
ただ、この能力自体は操作系で強力とはいえ、相手の了承が必要という点で弱い気もします。。
さらに他の王子たちも動きます。
第11王子のカチョウとフウゲツ(双子)。
カチョウ(右)はその見た目どおり、早速攻撃をしかける様子。
「早速他の王子を2人で協力してやっていくよ!もし残ったらあんたを残してあげる」
と囁きます。
しかし、どうやらその本心は違っているようで・・・?
「自分を偽っている」ということ。
もしかしたら、フウゲツのことが大好きで彼女だけは守ろうと考えているのかもしれませんし、
あるいは本当は怖くて怖くて弱虫なのに、強気にふるまっているのかもしれません。
そして、第9王子のハルケンブルグも動きます。彼は法律関係の方で頭が良さそうです。
「僕は継承戦を辞退するよ」
と王にじきじきに言いにいく王子。
しかし、
その彼の念獣は明らかに攻撃型な上、弱肉強食をまさに表したような姿。
「これ・・・絶対嘘だよ・・・攻撃する気満々だよ。。。」
と突っ込んでしまいました(笑)。
彼の念獣は明らかに強化系の能力を持っていそうです。
どちらかというと、向かってくるものを徹底して壊す感じでしょうか?
というわけで、ハンターハンター最新の361話の考察でした♪
2ハンターハンター最新362話考察。ツェリードニヒが念能力を知る。王子たちの念獣が明らかに。
今回の見どころは、各王子たちの守護霊獣が出てきたこと。
守護霊獣の条件追加。
ツェリードニヒが念を欲しがる、という3点でしょうか。
ハンターハンターの362話では、他の王子たちの守護霊獣が明らかになりました。
そして、第5王子のツペッパが第4皇子のツェリードニヒに接触。
「一緒に手を組まない?下位の王子たちは私たちの敵じゃない・・・でも、上位3人は粛清すべきよ!」
と。
ここで二人が組むのはかなり強力ですが、
2人ともお互いを裏切る気が満々なのは明らかです。
まずは上位3人を消してから・・・という魂胆でしょう。
さらにそれぞれの王子たちの守護霊獣も明らかに・・・!
【登場した王子の守護霊獣一覧】
第1王子「驕り(ベンジャミン)」
第2王子「貪り:むさぼり(カミーラ)」と第3王子「奢侈:しゃしを尽くす(チョウライ)」
※しゃし、とは、ぜいたくすぎるということです。
ベンジャミンさんの念獣は意外ときゃしゃなのに驚きました。
でも、攻撃タイプであり、頭もよさそうな予感。
カミーラさんは、ホイコーロ王と同じような形。
チョウライさんは、よく分かりません。。。
第4王子ツェリードニヒ
馬のような体に女性の頭部がついています。
女性が(別の意味で)好きな王子らしいです。
ちゃんとハイヒールをはいています。
王子にとっては女性はこういうイメージなのかもしれません。。
第5王子ツペッパ。
科学者のツペッパさんですが、守護霊獣はカエルの姿。
足が車輪になっています。
実験=カエルはなんとなくわかる気がします。
第6王子 タイソン
まさかの「血液を吸う守護霊獣」がタイソンさんでした。
「私の念獣は天使に似ていると思うけれどどうかしら?」
と・・・。
ひぇっ。
この変なヤモリのようなものは別にいる本体が生み出しています。
「いずれ私の天使が船を愛で満たすわ!」
と言っていますが、事実そうなりそうな予感(どんどんヤモリが生まれている)。
第7王子ルズールス。
ラテン系の王子ルズールスは、頭もよく、早速念獣の情報を仕入れて整理しています。
姿は虫に天使の羽が生えたような姿です。
「念獣みえたら、俺に報告な。とりあえず、ツペッパについとく」
とこちらも、第5王子を支持する様子。
第8王子サレサレ。
「継承戦とかくそくらえー!」
と遊びまくるのが、サレサレ。
守護霊獣も一緒に騒いでいる感じです(笑)。
あんまり強くなさそう。。。
さらにこの後、ツェリードニヒの念獣も出てきましたので、跡はカチョウ・フウゲツの二人と、最下位のマラヤームとワプルだけ不明になっています。
【守護霊獣の条件】
守護霊獣の条件も追加されました。
1守護霊獣同士はやりあわない。
2守護霊獣がついた人間を直接は攻撃しない
これはかなり重要な条件で、
つまり、王子たちは間接的に戦う必要があり、
(周囲の警護兵は襲ってよいので、王子そのものは他の手段で倒さなければならない。または守護霊獣によって操られた人間によって王子を間接的に倒すことは可能)
守護霊獣同士は直接戦わないそうです。
かなり条件として厳しい気もしますが、
こうなると操作系の能力が有利な気もします。
【全王子に念能力の秘密が知られる】
さらに、「寄生型の念獣が警護兵を襲った・・・」という館内放送から、
全王子が「念獣」と「念」という概念を知ってしまいます。
これに困惑したのが、テータさん。
テータさんとは、もともとツェリードニヒ王子の護衛であり、
王子を守るために、ハンター試験に裏から合格した方です。
しかし、今回は「ツェリードニヒが念能力を得たら・・・邪悪な性格は強力な邪念を生む」
と警戒しています。
そして、どうしたら王子をごまかせるかと考えますが、
ツェリードニヒは絶対に念能力を欲しがる。
そうなると、教えざるを得なくなるし、知るまで王子はおさまらない。
というジレンマに苦しみます。
仲間のサルコフは、
「他の誰かに教わるくらいなら、テータお前が教えた方がいい。王子に別系統の能力覚えさせて、低能力者にしてしまった方がいい」
と助言します。
そして――。
相談していた二人のもとにやってきた王子。
「テータみるな!」
とサルコフが言った瞬間、
ツェリードニヒの念獣がテータさんをみつけて、凝視します。
気持ち悪い。。。
女性の頭の中の二つの目玉は自分に目を合わせたテータさんを凝視。
「敵」として認識したからなのか、
単純に自分を観た人間を欲しがるのか不明です。
ただ、さらに奥に少女がいて、これはツェリードニヒの純粋さを示しているような気もします。
「私は・・・甘かった・・・彼は決して念など会得してはいけない人間・・・!」
あまりに邪悪なその姿に、彼女は決心します。
「さっきの放送聞いたろ?誰もネンジュウってキーワード知らないんだ。お前ら知ってるか?」
ツェリードニヒの問いに、
「はい。知っています。」
「もしかしてその能力俺にも使えたりする?」
「・・・はい。使えます」
と彼女がじきじきに教えることにします。
邪悪すぎる念――!
これで362話は終了ですが、今回は王子たちが念能力を取得し始める、というさらに面白い伏線が生まれました。
守護霊獣の条件として追加された、守護霊獣同士は戦えない、ということ。
それを補うために王子たちは念能力を取得し、
守護霊獣+念能力という2つの力を身に着けることになりそうです。
ただ、守護霊獣はオーラを食べるため、実質取得できた念も弱くなりそうですが、
「邪悪はより強力な邪念を生む」というキーワードから、
ツェリードニヒは危険な能力を得そうです。
これを止めようとするテータさん。
おそらく、彼女の言動が、最終的にツェリードニヒの運命を決めそうな気がします。
(使えない、あるいは制約された能力で王子が負けるという展開)
というわけで、362話の考察でした☆
3ハンターハンター363話~365話
ハンターハンター363~365話は展開が一気に進みます。
ベンジャミンはやはり念使いでした!
兄弟の中では唯一の念使いだったということになります。
さらに、その部下たちも念使いが多数。
第一王子のベンジャミンは、カキン王国の防衛を担当しているという役柄を利用して、各王子に護衛という名前の「刺客」を送り込みます。
クラピカ達のもとへも、「ええ」が口癖の念使いが刺客として送られました。
しかし、弱い・・・!クラピカによって拘束され、すぐにやられてしまいます(笑)。
そして、自ら毒でけじめをつけるという最後でした。
しかし、部下がやられたことを知ったベンジャミン。
さらに、第3王子のチョウライと第5王子のツペッパも同時にクラピカに接触を図ってきます。
電話が同時になり、誰と話すかによって今後の情勢が大きく変わるというとき。
クラピカは第一王子のペンジャミンを優先しようとしますが、
使用人のシマノは第3王子につなぎます。
そして第三王子に「念能力について情報を渡せ。そうすれば、休戦状態にしよう」と上から目線で脅されます。
これに応じるクラピカ。
実は、シマノは敵ではなく、ベンジャミンにつながなかったのは、ベンジャミンは部下がやられた以上、電話したところで「お前の最後を決めさせてやる」という宣戦布告だけだったようです。
一方第5王子は「待つ」ことができる人間。
それを考えて、第3王子につないだとのこと。
実はクラピカ以上の切れ者だったのです。
そして、第三王子のもとへ向かうクラピカ。
そこで、念能力について語り始めます。
一方、その頃ベンジャミンは新しい刺客をクラピカ達のもとへ送ります。
これがなかなか強そうで?
スポンサーリンク
ハンターハンター最新刊の情報は以下のページにまとめます☆
その他の考察は↓よりどうぞ♪