名探偵コナン紺青の拳ネタバレ徹底考察&映画感想ストーリーレビュー!(ネタバレ注意)怪盗キッドvs京極真の決着&リシの正体、エンディングと犯人のラストも考察!【2019年コナン映画考察】

かれん
待ちに待った2019年の映画コナン!今作は怪盗キッドと因縁の京極真が主役!私はキッドはもちろん、京極さんが大好きなので今作は最初から最後まで興奮しっぱなしでした(笑)
かれん
以下、ラストや真犯人、映画初見では難しいと思われるストーリー(事件)の詳細について、感想レビューを交えながら徹底考察していきます♪ネタバレを大いに含みますのでご注意ください!
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名探偵コナン紺青の拳ネタバレ徹底考察&映画感想ストーリーレビュー!(ネタバレ注意)怪盗キッドvs京極真&リシの正体、エンディングと犯人のラストも考察!【2019年コナン映画考察】

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画像は名探偵コナン紺青の拳(フィスト)公式©、youtube、パンフレットより一部引用して考察します。

※以下、紺青の拳のネタバレレビュー考察記事になります。

ストーリーの順序を追ってエンディングとラストまで徹底考察していくため、ストーリーやあらすじ、事件の真犯人までネタバレが含まれていますのでご注意ください!

1舞台はシンガポール!そこでレオンとシェリリンの謎の密会が行われていた・・・

コナン2019年の映画の舞台はシンガポール!

そしてその作品のメインの場所となったのが、マリーナ・ベイ・サンズです。

その宿泊客専用のレストランで密会していたのが、

弁護士のシェリリン・タンと経営コンサルタントのレオン・ロー(伏線1)。

【重要人物紹介】

シェリリン・タン。

弁護士。

シンガポールで開かれる空手トーナメントに京極真を招待し、そのスポンサーとなる(伏線2)。

レオン・ロー。

犯罪心理学者であり、元警察として数々の難事件を解決してきた「シンガポールの腕利き探偵」。

現在は退職し、経営コンサルタント兼警備会社社長として大成功。

シンガポールの名士となっている。

シンガポールでも有名な有力者である二人が密会。

そして、シェリリンはレオンにこう言います。

「私の提案に対する答えは?イエスorノー?」

じっとシェリリンの眼をみつめて、彼女の心を読むレオン。

「答えはノーだ」

シェリリンはその答えを聞いて、イライラしたようにレストランを出て、そのあとにレオンが続きます。

しかし・・・ここで悲劇が・・・。

マリーナ・ベイ・サンズのエレベーターからよろよろと出てきたシェリリン。

彼女はそのままふらふらと町へ歩いていき、そのまま倒れこみます(伏線3)。

抱え込んだ観光客が彼女を支えると・・・その背中にはナイフが刺さっており、すでにシェリリンは息絶えていたのです。。

同時に、シェリリンの車が地下駐車場で爆破され、周辺は停電。

パニックになって逃げ惑う人々の中、一人冷静に

「殺害現場が踏み荒らされてしまうだろう・・・?」

とシェリリンの遺体にシートをかぶせる男がいました。

そう、レオン・ローです。

彼の口元には不敵な笑み。

一見して彼が犯人のような描写ですが、この後、シェリリンの乗っていたエレベーターから血痕のついた予告状が発見されます。。

そこにあったのは、間違いなく「怪盗キッド」のマーク。

発見したのは、レオンの教え子であったリシ・ラマナサン(伏線4)。

今、シンガポールには世界最大のブルーサファイアである【紺青の拳】があり、怪盗キッドはそれを狙うはずだというのです!

そしてそれに呼応するようにマーライオンから赤い血のような噴水が噴出します(伏線5)。

でも、怪盗キッドは「ころし」はしないはず・・・・。

1シェリリンとレオンの密会の謎。

2そして刺された後に町を歩いていたシェリリンの謎の行動。

3紺青の拳という怪盗キッドの狙うべき宝石の存在と予告状。

4マーライオンから赤い血のような噴出

こうしてコナンの映画プロローグにふさわしい謎だらけの展開で紺青の拳が始まります!

2コナンと蘭、新一、園子がシンガポールに集合!コナンクイズ!

一方そのころ、日本で「シンガポールに行きたいから、薬をくれ!」と灰原ちゃんに頼み込んでいたのがコナンくん。

シンガポールで開催される「世界空手トーナメント」にかの京極真が出場するというので、それをどうしても見たいから「一時的に大人になる薬」をもらって、パスポートで出国したいというのです。

京極真については以下をどうぞ↓

確かに、パスポートは高校生の新一のままだし・・・(;´▽`A“

それを「ダメよ。前にそれでどうなったか分かってるでしょ」と冷静な哀ちゃんに断られ、

がっくりうなだれるコナンくん(笑)。

そんなコナンくんに、恒例のアガサ博士がコナンクイズを出します(↑)。

今作はかなり早めのコナンクイズで、さらに子供たちがいないので、コナン君に1秒で答えを出されてうなだれる博士という。。(答えはシンガポール=芯がポールの国旗掲揚)

コナン君も蘭と一緒にシンガポールに行けないので、がっくりして家に帰りますが・・・その夜道。

背後から近づいてくる不気味な影。

コナンはそれに気づき、麻酔銃を構えますが、そこにいたのは蘭。

「蘭・・・姉ちゃん・・・!どうしたの?」

と驚くコナンに、蘭が不敵な笑みをこぼします。

「・・・っひ」

そして・・・コナン君が気付いて目を覚ました先は

そう、シンガポールだったのです!

蘭はもちろん怪盗キッドの変装。

怪盗キッドは高校生姿になれない新一の事情を知っていたため、彼をシンガポールに連れてくるために

・x線を通さないスーツケース

・24時間酸素発生装置

・やわらかいクッション付きの快適なケース

を用意して、彼を(違法に)シンガポールに連れてきたのでした。

(なぜコナン君が色黒になったのかは不明ですが)

そして、怪盗キッド自身は工藤新一に成りすまして蘭たちと一緒に堂々と入国

つまり今作の紺青の拳の工藤新一はすべて怪盗キッドの変装(なんとなくわかってたけど・・・(;´▽`A“)

こうしていつも通りの怪盗キッドが工藤新一になりすまし、コナンと共演するという「名パートナー」が誕生したのです。

コナン君は「ここで怪盗キッドとばらしてもいいんだぜ?」とキッドにけしかけますが、

「そんなことして俺が捕まったら、お前はもう日本には帰れないぜ?あのスーツケースは特別性だし」

とコナンを逆に困らせます。

(怪盗キッドがなぜコナン君を連れてきたのか?も伏線になっています)

そしてそんなこんなで怪盗キッドが変装した工藤新一と話し込んでいたコナン君は、その姿を蘭たちに見られ・・・

てっきり

「僕・・・アーサー・ヒライだ!」

とまたも偽名を名乗ることになります。

※アーサー・ヒライの名前の由来について

以前は江戸川乱歩とコナン・ドイルから、「江戸川コナン」と名乗りましたが、

今回はアーサー・コナン・ドイルのアーサーと

江戸川乱歩の本名である平井 太郎から取ったようです

分かる人であれば、アーサー・ヒライも江戸川コナンも同じ人物から取られているとすぐ推理できそうですが、蘭はすんなりとシンガポールの地元の子供だと信じ込みます。

「お父さんもお母さんも今は日本に行っていて、僕はハーフ。

今、一人だから一緒にいてもいい?」

というコナン君の言い訳?を信じる蘭、園子、毛利小五郎でした。。

3世界空手トーナメントに隠された陰謀の始まり。

こうして無事に?シンガポールに集合したコナン・蘭・園子・毛利小五郎・京極真、そして怪盗キッド。

京極たちは開催される空手トーナメントのためにシンガポールに来ていましたが、

そんな中、プロローグにあった事件のことを知らされます。

そして、命を奪われたシェリリンこそ、京極真のスポンサーであり、彼女なしでは大会に参加できないとのこと。

しかし、そこは鈴木財閥のご令嬢の園子。

すぐに次郎吉おじさまに掛け合い、園子自身が京極のスポンサーになることで万事解決。

そこにやってきたのが、↑でレオンの元教え子であり、予備警察として活躍している「リシ・ラマナサン」。

【重要人物紹介】

リシ・ラマナサン。

レオン・リーの教え子であり、犯罪心理学者。

現在は警察予備という仕事をしている。

もともと父親が海洋学者であり、その父が5年前に命を落としていることから、犯罪心理学者の道を志すようになった(伏線6)

今作では毛利探偵を敬愛し、そのガイドを務めるが・・・

リシは毛利探偵が大好きで彼を歓迎し、一緒に怪盗キッドから「紺青の拳」を守ってほしい、とお願いします。

これは工藤新一に化けた怪盗キッドからしても、おいしい話。

「予備警官という立場は今後役に立ちますよ・・・」

とそそのかされた毛利小五郎は彼等の話に乗って、一緒に怪盗キッドから紺青の拳を守る役目につくことにします。

そして、紺青の拳が保管されているレオン・ローの屋敷へと全員が行くことになります。

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4怪盗キッドの目的とは!京極真vsキッドの再戦!

レオン・ローの屋敷にやってきた一行。

レオンは全員を地下金庫に連れていき、そこで狙われているという「紺青の拳」を見せてくれます。

紺青の拳(フィスト)。

19世紀末の海賊船が沈没した時に失われた世界最大級のブルーサファイア。

それを1年前になってシンガポールの実業家「ジョンハン・チェン」が海底から引き揚げ、今回の空手大会の商品として「チャンピオンベルト」に埋め込んだ。

ジョンハン・チェン。大富豪。シンガポールの超大物。

レオン・リーの警備会社に宝石を警備させ、もし盗まれたらレオンは多額の賠償金を払うことになると脅す。

つまり、紺青の拳は今作の事件のもっとも根幹にある宝石(伏線)。

怪盗キッドが変装している工藤新一ももちろん、この時一緒に見学。

怪盗キッドはここから盗み出そうと考えるのですが・・・。

忍び込んだ金庫にはすでにレオンが待ち構えており、さらに逃げ出した先にはレオンがトレーニングに招待していた京極真!

ここで京極真vs怪盗キッドの第2戦が始まります。

これまでの因縁と対決は怪盗キッドvs京極真にまとめています。

もはや最強というか、出る作品を間違えている京極真。。

怪盗キッドのトランプ銃も片手で防ぎ、死角から正拳突きをキッドに食らわせます!

後ろに飛んで避けたはずなのに、大ダメージを受けるキッド。

周囲には屋敷の警備が駆け付け、絶体絶命というとき!

京極真めがけてサッカーボールが飛んできて、そのスキになんとかキッドは逃げ出します。

もちろん蹴ったのはコナン君。

どこかの悪役よりも悪役らしい登場で、怪盗キッドのピンチを救い、一緒に逃亡します。

もちろんコナン君はここでキッドが捕まってしまうと「日本に帰れない」からなのですが・・・もう完全に共犯・・・_(┐「ε:)_(笑)

そして一緒に逃げ出した先で怪盗キッドの目的を知ることになります。

怪盗キッドの目的

怪盗キッドの目的はもちろん、ブルーサファイアの「紺青の拳」ですが、

それ以上に最初の事件の「シェリリン・タン殺人事件」で第一容疑者とされた真相を探りたいと言うのです

もちろん、怪盗キッドは本当の犯人ではありません。

それはコナン君も分かっており、

1どうやら何者かが「怪盗キッド」の名前を騙っているが、目的が不明。

(シェリリン・タンの第一容疑者は怪盗キッドにされている)

2シェリリン・タン殺害の真犯人はいまだ不明であり、動機も目的も不明(未解決)

という謎をコナン君に解いてもらうために、怪盗キッドはわざわざ工藤新一に成りすまして、本人をシンガポールに連れてきた、という理由があったのです。

ついでに目的の一つである宝石を俺は手に入れる、というキッド。

コナン君は仕方なしに、ですが、未解決事件を解決するためにここから動くことになります。

そんな折、レオンの秘書であるレイチェル・チェオングが秘密裏に毛利小五郎に接触します。

【重要な登場人物紹介】

レイチェル・チェオング。

レオン・リーの有能な秘書。レオンとは警察時代からの付き合い。

どうやら毛利小五郎に独自に話したいことがあるそうで・・・

「明日の午後3時にトーナメント会場裏で待っています」と書いた名刺と、とあるコインを小五郎の懐にしのばせて立ち去ります。

これが新しい伏線になっていくのです!

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5空手トーナメント当日に事件発生

始まった空手トーナメント当日。

京極真は400戦無敗の名前通り、順調に勝ち進んでいきます。

しかし、ここで2つの謎の伏線が発生します。

1京極真にレオン・リーが接触。直後に園子が襲われる!

明日勝てば優勝・・・という京極の元にやってきたのが、レオン・リー。

彼は京極に接触し、

「君の拳は不完全だ。何のために強さを求める。その先が分からないままではいずれ愛する人すらも傷つけてしまうだろう・・・」

と謎めいた言葉を残して立ち去ります。

そして、その言葉通り園子とランチデートしていたところを暴漢に襲われることになるのです!

ナイフすら2本の指で防ぎ、多数の暴漢を相手にもしない京極真。

しかし、園子は恐怖から逃げ出し、その先で暴漢が奪ったパトカーにひかれてしまいます・・・(´;ω;`)

さらに、病院に入院することになった園子とそれを見舞う京極の元に再びレオンが現れ、

「私の言った通りだろう・・・?君の拳は不完全なのだ。これは心技体がそろうまで拳をふるってはならないという神の試練なのだよ」

と巧みに京極の心理を誘導します。

そして、「心技体が揃い、神が認めるまで決してこのミサンガをつけたまま拳をふるっていけないよ。もし破れば・・・わかるね?」

と京極にミサンガを付けて去っていきます。

この時点ではっきりとわかるのですが、

もちろんミサンガや園子が襲われたのはレオンの仕組んだことであり、

レオン・リーは優勝賞品である紺青の拳が欲しい。そのために、京極真に優勝してもらっては困る。

自分のボディーガードに優勝してもらうために、わざと園子を襲わせ、京極に暗示をかけてトーナメントに出場できなくさせる

という目的があったのです。

第三者的に見ていても、それは明白なのですが、愚直で素直な京極はまんまとレオンのメンタリズムにかかり、「ミサンガが切れるまでは絶対に拳はふるわない」と決心してしまうのです・・・。

目覚めた園子は空手トーナメントを棄権し、さらに謎のミサンガをつけている京極が「自分には本当のことを話してくれない!」と激怒します。

京極の気持ちとしては、

・園子を守れなかった自分の不甲斐なさに加えて、そこをレオンにうまく誘導された弱みがある

・園子を理由に空手トーナメントを欠場した、なんて言えない

というジレンマ。

二人は険悪な雰囲気のままクライマックスにつながることになります。

2レイチェルの死と、謎のダイイングメッセージ

次に、もう一つの事件が発生します。

画像はパンフレットより。金庫室に忍び込んだキッドとすでに息絶えたレイチェル。

空手会場に保管され、「今度こそは」と紺青の拳の金庫室に忍び込んだ怪盗キッド。

しかし、それすらも実は罠。

キッドが宝石を盗ろうとした瞬間、その下の台座からレオンの秘書であるレイチェルが背中にナイフが刺された「第1の事件」とまったく同じ状況で出てきたのです。

さらに、そこにはダイイングメッセージとして謎の

「she」

の文字が・・・。

これにはさすがに動揺したキッド。

予想以上の警備に、日本とは違って遠慮なく射撃してくる警察官に追い詰められ、キッドは負傷。

それでもキッドは「上等だ・・・面白くなってきたじゃねぇか・・・やられたらやり返す。それがオレの流儀でな」

とまたも自分をハメた敵に対して燃え上がります。

「名探偵・・・探偵は手の中に隠されたものを言い当てるものだろ?殺人という名の謎めいた拳の中身をな・・・頼むぜ、名探偵」

とコナンに真相を託し、キッドとコナンは絶対に次こそは・・・と決意を固くするのです。

そして、コナンはこの残されたダイイングメッセージと、レイチェルが毛利小五郎に託していた「コイン」からすべての謎を解いていくのです!

ここで、これまでの伏線をまとめてみたいと思います。

5年前に海洋学者だったリシの父親が命を落とす(最初の事件)

・1年前に「紺青の拳」と言われる伝説の宝石が大富豪ジョンハンによって海中から引き揚げられる。

・ジョンハンはそれを空手大会の優勝賞品とする。

シェリリンが京極真のスポンサーになるが、何者かによって命を落とす(第1の事件プロローグ)。

シェリリンとレオンはその前に謎の密会をし、シェリリンの提案をレオンが断っていた。

・リシとレオンは現場に予告状を見つけ、それが怪盗キッドの仕業だとする。

・マーライオンから赤い血のような噴出が起こる。

・レオンは京極真に優勝させずに、自分が紺青の拳を手に入れたいために、園子を襲わせる。

・レオンとジョンハンのつながりは、かつてシンガポールの都市計画について揉めた経緯がある(レオンの回想)

レオンの秘書のレイチェルが毛利小五郎に何かを伝えようとして、その前に命を奪われる(第2の事件)。そのすべてが怪盗キッドの仕業にされる。

レイチェルのダイイングメッセージは「she」。そして、毛利小五郎に託していたのは「中富」という海運会社のコイン。

と、ここまでの事件の伏線をまとめてみました。

ここからコナン君と怪盗キッドは事件の真相を見抜き、真犯人を追い詰めることになるのです!

かなり長くなったので、次ページにエンディングとラスト、真犯人やその他の考察をまとめます♪

最大の伏線「ラム」の正体考察もぜひどうぞ↓☆

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