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イシドーラ・モーガナークの最後と過去と正体について考察!古代魔術の真実となぜ彼女は闇落ちしたのか?【ホグワーツレガシーストーリー考察】
以下、画像はホグワーツレガシー©より一部引用して考察します。
ホグワーツレガシーのネタバレを大いに含みますので、未見の方はご注意ください!
ホグワーツレガシーのストーリーは意外とあっちこっちクエストをこなすうちに分かりづらくなるため、まとめて分かりやすく解説します☆
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1ホグワーツレガシー前回までのストーリーまとめ
前回までのあらすじをまとめると、
【ここまでのまとめ】
・主人公は古代魔術という力を使える。ホグワーツの5年生として入学した。
・かつてホグワーツには古代魔術を使えた教授たちがいた。
・その教授たちは保管所を使い、そこに強力な古代魔術を封じた。そのありかを遺物に残した。主人公は試練をクリアして、遺物を収集しなければならない。
・その遺物を狙ってランロクというゴブリンと、ビクトールという闇の魔法使いが暗躍していた。
・主人公によって、ビクトールは倒された。
となります。
ここで謎なのは、古代魔術とは一体なんなのか?という謎です。
それが、パーシバルやチャールズ教授の出した試練をこなしていくことで見えていきます。
そして、そこに出てくるイシドーラという少女が大人になり、そして古代魔術に触れて闇落ちしていく姿が描かれます。。。
2古代魔術とは何なのか?真実とイシドーラの過去を考察。
地図の間にて、かつてのホグワーツ教授たちの出す試練をこなすことになった主人公。
その試練をこなしていくことで、教授たちが封印した遺物を入手し、同時に古代魔術を扱うに足る能力や知識を得ることになります。
主人公側から見ると、ランロクやら闇の魔法使いが古代魔術を狙っているのだから、試練なんかやってる暇ないから早く保管所を教えてよ!という気になりますが、(;´▽`A“
実際、遺物を集めて過去を見ていくと、教授たちがなぜこんな回りくどいやり方をしたのか分かります。
それは、イシドーラという少女が古代魔術の力によって闇落ちしていったため・・・。
だからこそ、教授たちは古代魔術を封印し、同時に、その力を求めて守れる人物の精神や能力を試すことにしたのです。
以下、イシドーラの過去と遺物の過去を見ていきましょう。
1イシドーラと教授たちの出会い 最初の試練。
最初のペンシーブと遺物のロケットで見えたのが、少女の時のイシドーラ。
後ろには病弱な弟とそれを支えるお父さんの姿が見えます。
ホグワーツの教授たち4人は、古代魔術の力を使って村を復興し、イシドーラ達を救いました。
その古代魔術に憧れるイシドーラの姿が描かれます。
そして、それから数年が経ち、イシドーラはホグワーツの5年生として入学します。
主人公と同じく、例外的な入学ということで、因果を感じます。
イシドーラは古代魔術に興味しんしん。
とにかく早く習得したい!という感じで教授たちに話しますが、
教授たちは、今はまだホグワーツで習えることに集中しなさいと諭します。
この時点で、イシドーラが闇落ちするエンディングが見えてる気がします。。
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2イシドーラが闇の魔術に対する防衛術の教授に。パーシバルの試練。
それから時が経ち、イシドーラが古代魔術を習得した姿が描かれます。
しかし、イシドーラは、欲しいのは周囲を変化させる力ではなくて、弟をなくしてから精神的に弱っていく父親の苦しみを取り除くことだと話します。
その気持ちを理解しつつ、パーシバルは「人の感情を操作した結果がどうなるかなど分からない、君は充分お父さんに尽くしているのだ」、と慰めますが、イシドーラは納得しません。
それからさらに時が経ち、なんとイシドーラが教授となっている姿が描かれます!
闇の魔術に対する防衛術の教授は相当優秀でないとなれないので、イシドーラがものすごく優秀だったことが分かりますね。
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3イシドーラによる新しい古代魔術の披露。チャールズの試練。
次のチャールズの試練をこなすと、さらに時が進んだ過去を見ることができます。
ホグワーツの闇の魔術に対する防衛術の教授になっていたイシドーラ。
そして、自宅にパーシバル達を招待し、古代魔術の力を見せるのです。
そこにやってきたのが、イシドーラのお父さん。
イシドーラのお父さんは、↑で出てきた病弱な弟を亡くした後、精神がやられてしまっていました。
そこでイシドーラは古代魔術を使って、お父さんから「苦痛」を取り除くことに成功したのです。
「古代魔術には、苦しみを取り除く力があるのよ!」
と誇らしげに語るイシドーラ。
その取り出したものをビンに収めます。
見た目からしてかなりまずい雰囲気が出ていて、教授たちもびっくりします。
パーシバル教授は、
「取り除かれた苦痛にどんな力があるのか分からない。さらに、魔法の痕跡も自分達が知っているものとは違う」
と否定的な意見を述べます。
チャールズ曰く、その取り除かれた苦痛の正体とは「痛み」。
イシドーラは「痛み」を集めてビンに収集していたのです。
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4イシドーラの暴走の記憶。ニーフの試練。
そして、3人目の試練を与える者として現れたのが、ニーフ教授。
ニーフ教授の試練では、ハリーポッターに出てきた「死の秘宝」を集める旅を体験できます。
ホグワーツレガシーではニワトコの杖を入手することはできませんが、この時点だけはニワトコの杖を一時的に使用することが可能でした。
この試練の目的は、やっぱり強大な力を入手したものがどのようにその力を使うのか?そしてその力には常に死の影が付きまとっていることを忘れてはならない、ということを教えている気がします。
ペンシーブの過去の記憶では、ニーフとイシドーラが口論する様子が映っていました。
「やめなさい、何もかも」
とイシドーラがやっていることを心配して諭すニーフ。
しかし、イシドーラは「この力が怖いからでしょう!」と言い、
まさかの同僚であるニーフに対して、「苦しみを取り除く力」を使用します。
さらに、イシドーラは「この古代魔術の力を封じ込める方法が見つかった」と話すのです。
このあたり、どっちが正しいのか難しいところです。
イシドーラとしては、古代魔術を使って、人々から苦しみを取り除けるなら、取り除いてあげたい。そして、その取り除いた「痛みの痕跡」もきちんと封じ込めることが可能だから問題ない、という認識です。
一方、パーシバル達は、その苦しみを取り除く力は古代魔術の中でも未知のものであり、さらに、その副作用としてどういう結果になるか分からないから、やめておくべきだ!という保守的な意見を持っています。
現実世界で言えば、原発推進(エネルギーを取り出して保管は安全)という立場と、原発廃止(汚染とか危険性)を言う立場に似ている気もします。(;´▽`A“
この時点ではどっちが正しいのかは分からないのですが、
少なくともこの未知の力をめちゃくちゃ乱用しだして、まさかの同僚にまで使い始めたイシドーラの闇は怖いものがあります。。
そして、ついに・・・。
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5最後の試練。イシドーラの闇落ちと最後。
最後の試練は、サン・バカー教授の記憶を見ることができます。
そして、全ての真実が明らかにされるのです!
一人でイシドーラに会いに、イシドーラの自宅を訪れたサン教授。
しかし、そこにいたのは・・・。
感情を全て抜き取られて、もはや物言わぬ人形みたいになってしまったイシドーラのお父さんだったのです・・・。
怖すぎる・・・。
この異常事態を知った教授たちは、イシドーラをなんとか止めようとします。
「苦しみだけでなく、ありとあらゆる感情が奪われている」
そう、実は取り除いていた「痛み」の根本は感情そのものだったのです。
イシドーラが使っていた古代魔術は、苦しみを取り除く力というより、
感情を取り除くことで、心の痛みを消していく魔法だったということ。
しかも、その対象は自分のお父さんだけではなく、ホグワーツの生徒たちにまでおよび、
イシドーラは生徒たちに古代魔術をかけて、感情を奪っていたのです。。
これはもはや一刻の猶予もないということで、教授たちは、イシドーラのいるホグワーツの地下に潜入します。
そこにあったのが、巨大な保管所。
イシドーラは人々から集めた痛みや感情をこの保管庫に集めていたのです。
前回の考察でランロクの祖先であるブラグボールというゴブリンのことを書きましたが、
このゴブリンによって作られたのが、この保管所です(だから、ランロクは所有権が自分にあると主張していました)。
「みんな苦しまない、もう二度と。父さんも、生徒たちも、みんな」
と主張するイシドーラ。
さらに、みんなが苦しんでいる原因は、パーシバル教授たちが「秘密にこだわり、傲慢だからだ」と、パーシバルに責任転嫁してきます。
完全に闇落ちしておる・・・(´;ω;`)
そして、保管所を壊そうとする教授たちに対して、遠慮なく攻撃をしてくるのです。
その力は4対1でやっと対抗できるほどにまで増大していました。
ランロクと同じように、イシドーラは「感情」の力を自分のものにしていたのかもしれません。
このままでは全員やられる、という時、サン教授がアバダケダブラを使用し、イシドーラを倒したのです。
この時代は、ホグワーツレガシーからさらに数百年前の出来事なので、許されざる呪文のアバダケダブラはまだ禁止されていなかったのだと考察します。
それにしてもイシドーラの最後は悲しかったです・・・(´;ω;`)
絶対闇落ちするとは思ってましたが、、
イシドーラの目的は、ずっと一貫して「苦しみを取り除くこと」でした。
「お父さんの苦しみを取り除いてあげたい」
という純粋な善意がイシドーラの目的だったのです。
そして、それができる力があるのに、使用を秘密にしているパーシバル達は人々の救済を邪魔している悪だったんですね。
何も話すことさえできなかったお父さんが、話せるようになったこと。
その時の喜びが書いてあります。
この気持ち自体は理解できる気がします。
ファイナルファンタジー10でシーモアという敵が、人々を救うためには「死の安息」が一番だ、という考えを持っていましたが(懐かしい)、
苦しみを取り除く=人の感情を奪うということなら、ある意味、それが全て悪なのか?と問われると難しい気がするのです。
現実でも安楽死の議論がありますが、実際、本当に苦しんでいる人から見たら、感情云々の議論より、この苦しみを取り除いてほしい!という気持ちの方が先決なのかもしれません。
ただ、イシドーラの考えは極端で、「苦しいなら全て取り除いてしまえばいい」ということで、お父さんだけではなく、生徒たちにまで乱用してしまいました。
苦しみはある意味成長にも必要な要素で、苦しい=悪ではないと思うのです。
しかし、絶大な力を手にして、「苦しみ=悪」という考えに固執してしまったからこそ、イシドーラは暴走してしまったのかなと思います。
なんでも、やりすぎはダメということかも・・・(;´▽`A“
そして、パーシバル達は、大量に保管された「感情」を破壊することができず、だからこそ、保管所をホグワーツの地下に封印し、試練を作って、自分達の代わりにその保管所を守護してくれる人物を探していたのだと語ります。
感情を奪う魔術って、ハリーポッターの世界だと普通にありそうですが、言われてみれば確かになかったですね。
似たものだと、オブリビエイトの忘却の呪文でしょうか。こちらは感情ではなく、記憶を消す魔法でした。
記憶を消すのもかなり危ない呪文な気がしますが、感情を消して相手を完全に生ける屍にできると考えると、知られていれば、許されざる呪文の一つになりそうな気がします。
そして、パーシバル達の試練を完全にクリアすると、ペンシーブで見つけた4つの遺物からオリバンダーに頼んで特別な杖を作り、それを鍵として保管所に入れるとのこと。
パーシバル達がこんなに回りくどい試練を作ったのは、古代魔術を使う人物がこの力に魅了されて、イシドーラのようにならないように導くためだったんですね。
ただ、そうこうしているうちに、既に保管所の一つから力を得ているランロクが、ホグワーツの地下の保管所を狙っています。
いよいよラスボスとの最終決戦とエンディングです!↓
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同じく闇落ちしたセバスチャンの考察は以下をどうぞ↓