ホグワーツレガシーストーリー考察(ネタバレ注意)!闇堕ちエンディングとラスボス、感想まで分かりやすくまとめてみた!
以下、画像はホグワーツレガシー©より一部引用して考察します。
ホグワーツレガシーのストーリーを細かく考察するため、ネタバレを大いに含みます。未プレイの方やまだ途中の方はご注意ください!
スポンサーリンク
※ホグワーツレガシーの大まかなあらすじ
ホグワーツレガシーは大きく分けて個人的に4つのメインストーリーで構成されていると思います。
1メインストーリー。主人公が古代魔術の使い手として、古代魔術の遺物を集めていくストーリー。
2サブ。友人のスリザリン生であるセバスチャン・サロウが闇の魔術に手を染めて、闇落ちしていくストーリー。
3サブ。グリフィンドールのナティ(ナツァイ・オナイ)と一緒に、闇の魔法使いであるビクトールとハーロゥを倒すストーリー。
4サブ。ハップルパフのポピーと一緒に密猟者軍団と戦い、ドラゴンを救い出したり、魔法動物を助けるストーリー。
全て面白かったのですが、特に個人的に面白かったのが、セバスチャンの闇の魔術ルートでした。このサブクエストでは、闇の禁じられた呪文であるアバダケダブラやクルーシオ、インペリオを覚えることもでき、実際に、闇に堕ちていく姿を見ることができます。。。
これは特に思い入れがあるので、別記事にて詳しく考察するとして、この記事ではメインストーリーについて考察を感想を分かりやすく書いていきたいと思います☆
※舞台は1890年。ハリーポッターの時代より100年前。時系列解説。
ホグワーツレガシーの舞台は、1890年となっています。
1991年にハリー・ポッターたちがホグワーツに入学するので、ちょうど100年前ですね。
ちなみに重要なハリーポッター史実の時系列を書いておきます↓
・紀元前382年 オリバンダー杖店創業
まさかの紀元前からの創業!
・993年 ホグワーツ魔法魔術学校創設。
スリザリンがほかの創設者と決裂し、秘密の部屋を造り、そこにバジリスクを封じ、ホグワーツを去る。
バジリスクはこの時から住んでいたんですね・・・。
・1100年代初頭 スニジェット狩りが始まる。ホグワーツレガシーのストーリーにも出てきたスニジェット。このせいで絶滅したとのことです。
・1294年 三大魔法学校対抗試合が始まる。ホグワーツレガシーでもやりたかった・・・。
・1300年代 バードック・マルドゥーンが魔法界で2足歩行する生物にヒトたる存在としての地位を与える。その後ヒトたる存在を招集し、魔法界の法律についてサミットを開催するが、小鬼が大量の2足歩行の生物を集めたため失敗。
つまり、小鬼(ゴブリン)はもともと人間とは認められておらず、この時初めて権利が与えられたということです。それまではおそらく動物以下の扱いだったのでしょう・・・。
・14世紀なかばごろ
エルフリダ・ラッグがスニジェットをクィディッチの試合に使用することを禁止。
ボーマン・ライトがスニジェットの代わりとして、黄金のスニッチを発明。・1600年はじめごろ 聖マンゴ魔法病院設立。
・1612年 ホグズミードの旅籠が小鬼の反乱の本部になる。ゴブリンの反乱はこの時から始まったんですね。
・1717年 アバダケダブラ、クルーシオ、インペリオが許されざる呪文に認定される。人間に対して使用することが禁じられ、仮に人間に対して使用した場合、アズカバンで終身刑を受けることになる。
あれ・・・?主人公使いまくりだったけど・・・。(;´▽`A“
・1881年 アルバス・ダンブルドア誕生。ここでダンブルドアが誕生します!つまり、ホグワーツレガシーの世界では既にダンブルドアは9歳で、もうちょっとで同級生になれたんですね。
・1883年 クィディッチでゴール用バスケットが使われなくなることについての記事が「日刊予言者新聞」に載る。
これはホグワーツレガシーでも再現されています。
・1890年 ホグワーツレガシーの舞台。後の世に知られていない超天才(主人公)現る。
・1891 – 1892年ごろ ダンブルドアがグリンデルバルトと出会う。
・1895年 アバーフォース・ダンブルドアがホグワーツに入学する。
・1897年 ニュート・スキャマンダー誕生(ファンタビの主人公)
・1926年 ニュート・スキャマンダー、ニューヨークを訪問する。ファンタビ1の舞台。
・同じく12月31日 – トム・マールヴォロ・リドル(ヴォルデモート)が孤児院で産まれる。・1938年 トム・マールヴォロ・リドルがホグワーツに入学する。実はその前にヴォルデモート以上の天才がホグワーツにはおったんや・・・。
・1945年 ダンブルドアがゲラート・グリンデルバルドを破り、ニワトコの杖を手に入れる。ニワトコの杖はグリンデルバルドがブルガリアの杖作りグレゴロビッチから杖を盗み出したので、ホグワーツレガシーの時代は、グレゴロビッチの手にあったのかもしれません。
・1945 – 1946年 トムリドルがサラザール・スリザリンのロケットとヘルガ・ハッフルパフのカップを奪う。その後、必要の部屋に隠していました。
・1955 – 1956年 ダンブルドアがホグワーツの校長になる
・1970年 第一次魔法戦争が勃発。ダンブルドアが「不死鳥の騎士団」を組織。ヴォルデモートは対抗勢力を粛清し、史上最強の闇の魔法使いと呼ばれるようになる。
・1991年 ハリーポッター本編開始。
こうやって時系列を見ると、ホグワーツレガシーのストーリーもかなり忠実にハリポタ世界が再現されていると分かります。
あのダンブルドア先生が実はホグワーツレガシーの世界に既に少年として生きている、と考えると感慨深いです。
同じくグリンデルバルドもその時代に既にいますが、最強の闇の魔法使いが誕生する前にも、闇の魔法使いたちがたくさんいて、密漁だったり、ひとさらいだったりをしていたんだなぁという歴史も面白いですね。
あと、ホグワーツレガシーでは許されざる呪文のアバダケダブラ等も自由に使用できて、しかもペナルティなしでしたが、実は1717年には禁止されていて、使うとアズカバン送りになるそうです(笑)。この辺の考察は後でしてみたいと思います。
それでは、実際のホグワーツレガシーのあらすじを追いつつ、細かく考察してみたいと思います!
スポンサーリンク
11890年のロンドンに超天才現る。
画像はホグワーツにセストラルの馬車で向かうところ。主人公は人の死にまだ触れていないので、セストラルの姿を見ることはできない。
物語は、ロンドンの街中から始まります。
ホグワーツに5年生から入学するという異例な主人公。
主人公がこれまでどこで何をしていたか?というのは、謎のままです。
しかし、魔法の才能に恵まれていた主人公は、5年生からの入学が認められ、フィグ先生の指導の下、魔法の訓練をしていました。
そして、この日はいよいよホグワーツに入学する日!
のはずでしたが・・・。
馬車の中で読む新聞には、ランロクというゴブリンが魔法使いに対して反乱を起こした、と書かれています。
さきほど、時系列を解説しましたが、ゴブリンはもともと動物以下の扱いで、権利が認められた後も、人間に対して反乱が起きていたようです。
そんな中、フィグ先生の奥さんであるミリアムが急いで送った謎の遺物を渡されます。
フィグ先生の奥さんであるミリアムは古代魔術を探求するうちに、何者かによって命を奪われたとのこと。
この犯人が誰なのか?も今後の伏線になっていきます。
この遺物が一体なんなのか謎ですが、なぜか主人公だけは、ミリアムの遺物の青い光を見ることができ、その中に入っていた鍵を入手します。
しかし、その時!ドラゴンが現れ、唐突に襲ってきます。
馬車は粉々にされ、一緒に乗っていたジョージは命を落とすことに・・・。
(その結果、セストラルが現れる演出が見れます)
ドラゴンにはゴブリン族が作る銀色の腕輪が・・・。
一体なぜ主人公は襲われたのか?その謎と共に、遺物の鍵がポートキーとして作動し、フィグ先生と主人公は別の場所に移動することになったのです。
飛ばされた場所を探索し、先に進むと・・・
そこはまさかのグリンゴッツ銀行!
ハリーポッターでも出てきた、ゴブリン族が管理している魔法界の超有名銀行だったのです。
ハリーポッターではここで、ハリー達がハッフルパフのカップを探して潜入しましたよね。
そして、ミリアムの遺物の鍵を使って12番金庫の中に入ると・・・。
そこにあったのが、謎のペンシーブとロケット。別名憂いの篩で、ハリーポッター本編にも出てきた、他人の記憶を見るためのお盆です。
そこではパーシバル・ラッカムと言う人物と、チャールズ・ルックウッドという二人の人物が魔法を使って巨大な建造物を作っていました。
そして、「用意した試練を乗り越えられる魔法使い」を望むような会話をしていたのです。
どうやら、何か巨大な古代魔術という力が隠されているようで・・・?
古代魔術が一体なんなのか?
この二人は一体何をしようとしているのか?
謎のままペンシーブの旅を終えると、そこに来たのは、まさかのランロク!
先ほどの新聞に載っていた、ゴブリンの反乱の主導者です。
「誰もラッカムの金庫を訪れないのではないかと思っていた」と語るランロク。
そして、入手したものを全てよこせ、と強迫してきます。
フィグ先生の放った魔法もものともせず、ランロクは杖も使わずに圧倒的な力でフィグ先生を返り討ちにします。
ゴブリンはもともと攻撃魔法が使えない種族であり、だからこそ、金属細工などに秀でる一方、さらに魔法使いに虐げられてきたのです(魔法が使えないわけではなく、金属器などの道具を作る特別な魔法は使うことが可能。それを用いて、グリフィンドールの剣や遺物を作成しています)。
それなのに、魔法使い以上の力を見せつけるランロク。
圧倒的な力の前に、主人公とフィグ先生はなんとか、ポートキーによってこの場から脱出するのでした・・・。
一体、ランロクの目的とはなんだったのか?
そして、パーシバルとルックウッドという謎の二人が話していた古代魔術とは何なのでしょうか?
スポンサーリンク
2ホグワーツに遂に入学!
謎の遺跡からポートキーで逃げてきた場所はまさかのホグワーツ!
なぜ遺跡からホグワーツにつながっていたのか、この時点では謎ですが、とにかくようやくホグワーツ城での生活が始まります♪
ホグワーツではちょうど組み分け帽子による寮分けが行われており、
プレイヤーの好きな寮を選ぶことができます。
ちなみに、この組み分けの後すぐに自室に行くのですが、ここで初めて手動セーブが可能になり、ここで手動セーブをした後、すぐにオートセーブでホグワーツ城に入る前をロードすると、それぞれ4つの寮の入寮体験をすることができます。
個人的に面白かったのが、レイブンクローとスリザリン。
レイブンクローは、他の寮にはないトイレとお風呂があり、さらに、仲間が面白いです。
他の寮だと、ホウキの時とエンディングしか基本的に絡まないクロプトン。
女子生徒にクソ爆弾を投げつけて喜ぶといういたずら好き。
最初はこの子がいるだけでレイブンクローを選びたくなりました(笑)。
スリザリンは入口がまず面白い!また、部屋の中には巨大な水槽(正確には地下から湖が見える)があり、神秘的な雰囲気になっています。
スリザリンの中でも異質なオミニス。
見た目からしてスリザリン。
ちなみにスリザリンの直系。
この後、めちゃくちゃ関わることになるとは・・・。
ちなみに、ハップルパフはアズカバンに行くことができます。
今回選んだのは、最初ということでグリフィンドール。
果たして5年生から途中入学の学生生活はいかに・・・?
3ホグワーツの先生と学生生活を満喫していく!
ホグワーツでの生活は本当に面白かったです。
映画で見た場所が細かく再現されていて、とにかくワクワクが止まりませんでした。
スリザリンの秘密の部屋に行って、バジリスクを解放したかったのですが、それはできず(笑)。
ここで、ホグワーツのメインのキャラクターだけ紹介します。
フィニアス・ナイジェラス・ブラック。この時代のホグワーツの校長先生です。
実はハリーポッター本編にも、彼の名前は出てきており、あのシリウス・ブラックの高祖父になる人物です。
シリウス曰く、「歴代校長で一番人望がなかった人」。
それが見事に再現されていました(笑)。
高圧的で、頭も悪く、なんでこの人が校長になったのか意味不明・・・。たぶん、ブラック家だからかな・・・。
途中、主人公が校長に化けて、校長室に忍び込むシーンがありますが、普段は全く行動しないのに、主人公が変身して走り回るので、皆唖然としてめちゃくちゃ面白かったです(笑)。
マチルダ・ウィーズリー。
副校長。「変身術」の教授も兼任している元は魔法省の上級呪い破りとのこと。
マチルダ・ウィーズリーがハリーポッター本編に出てきたロンの直接の祖先なのかは公式では不明ですが、ウィーズリー家は純血の一族でかなりの名家なので、おそらくロンの祖先にあたる人物ではないか?と考察しています。
ちなみに、彼女の甥にあたるのが、グリフィンドールのギャレス・ウィーズリー。
こちらは赤毛に巻き毛でロンそっくり。
おそらくロンにつながるのではないかなと思います。優しいし。
ダイナ・ヘキャット。
「闇の魔術に対する防衛術」の教授。元魔法省職員で多くの実戦経験があり、たった1人でウェールズ東部最大の密漁者集団を壊滅させたそうです。
そして、感動したのが、ハリーポッターと秘密の部屋で出てきた、ドラゴンの標本。
ハリーポッターと秘密の部屋©
それに似たものが、闇の魔術に対する防衛術の教室にもちゃんとありました♪
しかも、この先生が倒したものだとか・・・。
ドラゴンを倒す度にその先生がここに飾るしきたりなのかな・・・。
ミラベル・ガーリック。薬草学の先生。
めちゃくちゃ美人。
若いながらも、前任の薬草学の教授の植物への扱いがひどかったせいで、嚙みつき白菜などにぼこぼこにされ、代わりに就任したというラッキー?な先生。
とってもいい人です。
イソップ・シャープ。
「魔法薬学」の先生。
個人的にスネイプ先生みたいで好きでした。
元は闇祓いで、相棒をなくし、さらに自分も足に後遺症を持っています。
無愛想だけど、優秀な生徒には信頼と熱い指導をするなど、結構いい人。
ホグズミード村の杖職人である、ゲボルド・オリバンダー。
ハリー・ポッターで登場した、ギャリック・オリバンダーの祖父にあたる人物です。
ここで主人公は好きな杖を作ることができます。
他にも、いろいろおもしろい授業がたくさんですが、長くなるので割愛して、早速本編のメインストーリーを見てみたいと思います。
スポンサーリンク
4古代魔術の痕跡を求めて!遺物を探す旅に出発!
ストーリーの冒頭でフィグ先生と一緒に訪れた謎の遺跡。
古代魔術に関係していることは明らかですが、
ここまでの謎で、
なぜ、そして誰にフィグ先生の奥さんであるミリアムは命を奪われたのか?
古代魔術とは何か?
遺跡で見つけた遺物(ペンシーブとロケット)は何を示しているのか?
というのが伏線としてありました。
そして、フィグ先生が遺跡で見つけたロケットを解析した結果、ロケットの中に碑文と地図があったとのこと。
その地図を主人公が見たところ、どうやらそれは
ホグワーツの地図で図書館の禁書の棚に次の手がかりがあるとのこと。
というわけで、ホグワーツ図書館の禁書の棚に潜り込むことに!
この時点でワクワクが止まりません・・・。
禁書の棚・・・危険な呪文がいっぱい・・・ふひひ・・・。
フィグ先生はブラック校長に呼び出されてしまったので、主人公は悪友セバスチャン・サロウの助けを借りて、一緒に夜に図書館に忍び込むことにします。
セバスチャンめっちゃ悪い顔してる(笑)。
禁書の棚には図書館で司書の机から鍵を取って入るのですが、禁書の割に入るのが超簡単です(;´▽`A“
魔法使いなら目くらましの術が使えれば、基本的に誰でも入れるのでは・・・?
この上なく邪悪な魔法の本とかあったので、ぜひ見てみたかったり(笑)。
そして、禁書の棚の奥に進んでいくと、古代魔術でしか行けない謎の扉と遺跡があったのです。
5古代魔術と過去の記憶。イシドーラ・モーガナークが登場!
図書館の禁書の棚の奥から入った遺跡では、前回と同じく遺物があり、今回は本がありました。
その本とペンシーブの記憶を見てみると、
そこには前回見た記憶と同じ、パーシバル・ラッカムとチャールズ・ルックウッド、そして他2人のホグワーツの先生の姿があったのです。
彼らは干ばつで滅びかけた村を古代魔術によって雨を降らせて復興し、蘇らせました。
その教授たちを羨望のまなざしで見つめていたのが、イシドーラ・モーガナークという少女とその家族。
どうやら彼女もまた先生たちが使った古代魔術が見えているようで・・・?
しかし、その背後には病気で苦しそうにしている弟と父がいました。
それから場面が飛び、どうやら時代が変わったようです。
そこには成長してホグワーツに入学したイシドーラの姿と、村を復興した4人の先生たちがいました。
イシドーラも主人公と同じくホグワーツに5年生から入学したとのこと。
ここに因縁を感じます。
ここに集まった5人はイシドーラも含めて古代魔術を見ることができる特別な存在だそうです。
そして、ここで超重要な話が出ます。
「ホグワーツそのものが古代魔術を守る砦なのだ」。
これは初出の情報。
ホグワーツ城はもともと4人のスリザリンやグリフィンドール等の稀有な魔法使いたちが作ったものでしたが、実は古代魔術というものを守るための砦だったというのです。
その古代魔術に興味を示すイシドーラ。
しかし、先生たちは君が学ぶにはまだ早い、と一蹴します。
この感じ、ヴォルデモートになるトムリドルに近いような・・・。
ここで、今回のペンシーブの旅は終わるのです。
スポンサーリンク
6明かされていく古代魔術と過去
フィグ先生の元に戻った主人公。
図書館で見つけた本には次のヒントがありそうですが、ページが破れていました。
そこで、主人公はなくしたページを探す旅に出ます。
ここで出てきたのが、ほとんど首無しニック!ハリポタ本編にも出てきたニックです。
やっぱりつながりを感じるとうれしいです。
首無しニック達の助けを借りて、失われたページを禁じられた森に探しに行く主人公。
ここではやっぱり蜘蛛が敵として出てきました・・・。蜘蛛が苦手な人はプレイできないくらい大量に出てきます。。。キモイよぉ・・・(´;ω;`)
そこで見つけた本の切れ端から、次なる遺跡の場所が明らかになったのです。
それが、この地図の間と呼ばれる、ホグワーツの地下に存在する施設。
まさかホグワーツにこんな巨大な空間があったとは・・・。
ホグワーツレガシーのアイコンでは秘密の部屋、と表示されていますが、
これはハリポタ本編での秘密の部屋(バジリスク部屋)とはまた別の場所で、ホグワーツ城の真下にあった施設です。
そこには、4枚の肖像画が描かれており、最初の肖像画に、ペンシーブでの記憶に出てきたパーシバルが現れます。
彼の説明によると、この地図の間は、古代魔術の痕跡を見れる人間が、最終的に古代魔術の秘密を知るためにふさわしい人物であるか試すための場所とのこと。
彼等に認められるには、かつて古代魔術を使っていた4人の教授それぞれが出す試練をクリアしなければなりません。
そして、古代魔術の使い手は、「あらゆる魔法と独特な関係を結ぶ」とのこと。
かなり選ばれた使い手だと分かります。
そして、主人公にはその大いなる力を得るために、試練をこなしてほしい、というのです。
【コラム】肖像画って何?ゴーストと何が違うの?
ハリポタファンにはおなじみのしゃべる絵画ですが、未見の方や実際、ゴーストや肖像画って何が違うの?という方向けに少し解説します。
ハリーポッターの世界には「霊魂」というものが存在し、基本的に死んだ人間は、あっちの世界へと行きます。
そして、現実世界とあっちの世界の境にあるのが、リンボという空間で、ハリーがダンブルドアと最後に再会したのが、狭間の空間であるリンボです。
ヴォルデモートはこのリンボに永遠に閉じ込められましたよね。
そして、あっちの世界に行くことをためらったり、戻ってきた魔法使いの霊魂の痕跡をゴーストと言います。
つまり、ほとんど首無しニックだったり、城をさまよっているゴーストは、この世に未練などを残した魔法使いたち、ということです。これはマグルにはなく、見ることもできません。
一方、校長室やホグワーツ城の至るところにある「肖像画」ですが、これは、霊魂ではありません。
グリフィンドールの太った婦人の肖像画。まるで生きているようだが、厳密には生きていない。
肖像画は、ゴーストと違って、生きていた時の本人そのものではなく、
生きているうちに絵を描き、そこに魔法を使って本人の記憶だったり知識を詰め込んだものになります。
つまり、言うなれば、肖像画とは生き写しのコピーなのです。
本人の記憶や知識で構成されているので、ある意味クローンとも言えますが、絵の中でしか移動できないという制約があります。
そして、絵が存在し続ける限り、永遠に存在できるので、ある意味永遠の命とも言えるのです。
ただ、当の本人自体は既に霊魂となってあの世に行っているため、本人そのものではない、ということに注意が必要です。
スポンサーリンク
7ランロクとルックウッドの陰謀
主人公はなぜか謎の古代魔術という力を使えて、その力の導きによって、ホグワーツの地下に眠る地図の間という遺跡と、古代魔術を守るパーシバルやルックウッドというかつてのホグワーツの教授たちに出会うところまであらすじを書きましたが、
ここで、その古代魔術の力を狙う者たちの暗躍が始まります。
一人が、グリンゴッツ銀行で冒頭に襲ってきた「ランロク」。
ランロクは、ゴブリン族にして、古代魔術の一部を使うことができるという存在。
本来、ゴブリンは魔法は金属加工などの特殊魔法がメインですが、なぜかランロクは古代魔術を使えます。
さらに、ランロクはその力で魔法使い族に反乱を起こしており、さらなる力を手に入れるために、古代魔術の保管庫を狙っていたのです。
そして、そのランロクに協力している魔法使いが、ビクトール・ルックウッドとシオフィルス・ハーロウの闇の魔法使いたち。
ビクトールは闇の魔法使いとして、魔法動物の密猟を行っており、ハーロウはその右腕です。
ビクトール・ルックウッドは、その名の通り、遺物の記憶に出てきた、チャールズ・ルックウッド教授の子孫になります。
古代魔術を使い、遺物を制作したチャールズ・ルックウッド。
その子孫にあたるのが、闇の魔法使いビクトール・ルックウッド。
ホグワーツの教授の子孫が、まさかの闇堕ちするというシナリオに悲しさを感じます。
ビクトールの目的は、祖先であるチャールズが残した古代魔術の力を自分のものにすること。
そのため、形式上はランロクに協力して一緒に古代魔術の遺物探しをしていますが、お互いに裏切る気が満々です。
そして、地図の間で与えられたパーシバル教授たちの試練に挑戦していく主人公の先に、ランロクとビクトールが立ちはだかりることになったのです。
この古代魔術の力を全て集められたら、ランロク達は最強の存在となり、誰も手がつけられなくなります。
そのため、主人公は急いでパーシバルらが出す試練をこなしていくのです。
スポンサーリンク
8主人公の味方となるロドゴクの導きとミリアムの死の真実
そんな主人公の手助けをしてくれるのが、このロドゴクというゴブリン。
もともと「三本の箒」の女将であるシローナの知り合いということで出会いますが、
実はこのロドゴクはランロクの実の弟ということが判明します。
そして、ロドゴクは主人公を信頼して、ランロクの計画を得ようと努力してくれるのです。
ロドゴクが言うには、魔法使い族とゴブリン族はもともと価値観が全く異なり、
魔法使いは「道具は使うものが手に入れ、継承されるもの」という価値観なのに対して、
ゴブリンは、「道具はそもそも作った者が所有者で、使うものは借りるだけ。継承権は作ったゴブリンにある」
という価値観なのです。
そのため、ランロクが古代魔術を手に入れようとするのは、そもそも古代魔術を封じた保管所や遺物はゴブリンが制作したものだから、ゴブリンが正統な持ち主だ、という価値観によるものだと分かります。
しかも、その保管所や遺物を作ったブラグボールというゴブリンは、ランロクの先祖になります。
ロドゴクももともとランロクと同じ考えでしたが、それを変えた人物がいました。
それが、フィグ先生の奥さんであり、古代魔術を研究していたミリアム。
ミリアムはロドゴクに対等に接し、敬意をもって接してくれたのです。
「私は魔法族に敬意をもって接してもらったことがなかった。彼女は一瞬のためらいもなく・・・席をすすめてくれた」
このことが何よりうれしかったロドゴク。
そして、同時に兄のランロクが保管所と古代魔術によって人が変わっていく姿を見たロドゴクは、ミリアムに協力するようになっていったのです。
しかし、それに激怒したのが、ランロク。
ランロクは魔法使いに手を貸すとは何事だと怒り、さらに、魔法使いが独占する力を手に入れるために、ミリアムを襲い、その命を奪ったのでした・・・。
そして、それに絶望したロドゴクは発掘されたブラグボールの日記を隠していたのです。
ロドゴクの死
主人公が危険を顧みずに、ゴブリン族の秘宝を取り戻してくれたことに感謝し、信頼してくれたロドゴク。
しかし、保管所のありかを示すブラグボールの日記を主人公に渡そうとしたとき、ランロクに見つかってしまいます。
「まさか実の弟が、ありかを知っていたとは・・・」
魔法族と協力して自分を裏切ったと思ったランロクは、実の弟であるロドゴクをその手にかけてしまったのです・・・。
この時のロドゴクの悲しい表情が忘れられません。
そして、ランロクは最後の保管所の場所が見つかったことで、もはや誰の協力も必要ない!とビクトールも見捨てることになりました。
スポンサーリンク
9ビクトール・ルックウッドの目的と最後
この時代の闇の魔法使いの筆頭とも言える、ビクトール・ルックウッド。
ランロクと手を組み、自分の祖先であるチャールズ・ルックウッドが残した遺物を手に入れるのが彼の目的でしたが、ランロクに手を切られた彼は主人公に接近してきます。
しかし、それを断ると、いよいよビクトールとの決戦になるのです。
その前に、ビクトールはもともと密猟軍団の大ボスでもあり、その密猟を止めるために、主人公は友人のハップルパフ生であるポピー・スウィーティングと一緒に、密猟者たちのテントに忍び込み、ドラゴンやハイウィング、スニジェットを助けるクエストをこなします。
ポピー。めちゃくちゃいい子。動物好き。
しかし、実は実の両親が密猟軍団をしているというまさに今でいう「親ガチャ」大外れな子。
両親とは絶縁し、密猟を止めるために主人公と協力して、ビクトールの密猟軍団「アッシュワインダーズ」を壊滅させていくことになる。
ポピーとのクエストでは、たくさんの魔法動物が出てきて、さらに、必要の部屋で一部を飼うこともできるようになります♪
ドラゴン。ドラゴンクエストはエルデンリングとかウィッチャーをやってる気分になりました(笑)。今作で個人的に一番興奮したシーンです。
そして、ドラゴンを解放され、ハイウィングを逃がされ、スニジェットの卵も奪われた散々なビクトールは最後に主人公に決戦を挑みます。
しかし、この時点で、許されざる呪文を覚えている主人公には歯が立たず(笑)。
ビクトールとの最後の戦闘シーン。ビクトールがアバダケダブラを使っていることが分かります。このシーンはヴォルデモートとハリーの最後の決戦を彷彿とさせます。
そして、主人公に負けたビクトールは命を落とすことになるのです。
この時、物語上では主人公が初めて人の命を奪ったシーンになったと思います。
他の戦闘だとアバダケダブラも使いまくりなので、正直、これだけに収まりませんが・・・(;´▽`A“
この時代の最高レベルの闇の魔法使いを単独で倒してしまう主人公(まだ学生)。
なぜ、彼の名前が後世に残らなかったのか・・・。それはこれからの展開も関わっているのかもしれません。
【ここまでのまとめ】
・主人公は古代魔術という力を使える。
・かつてホグワーツには古代魔術を使えた教授たちがいた。
・その教授たちは保管所を使い、そこに古代魔術を封じた。そのありかを遺物に残した。主人公は試練をクリアして、遺物を収集しなければならない。
・なぜ古代魔術が封印されたのか?は謎のまま
・その遺物を狙ってランロクというゴブリンと、ビクトールという闇の魔法使いが暗躍していた。
・主人公によって、ビクトールは倒された。
と、ここまでのまとめになります。
少し長くなったので、次の記事にて、いよいよ古代魔術の真実と、闇落ちしていく友人のセバスチャンとかつての先生イシドーラ、そしてエンディングについて書いていこうと思います☆
続く。
スポンサーリンク
ホグワーツレガシーのエンディングは↓