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セバスチャン・サロウの闇堕ちエンドとアンの最後のクエストを考察!(ネタバレ注意)アバダケダブラの入手方法を解説【ホグワーツレガシー】
以下、画像はホグワーツレガシー©より一部引用して考察します。
ホグワーツレガシーのネタバレを含みますので、未見の方はご注意ください!
最初はセバスチャンのクエストのアバダケダブラ入手までの条件を書き、その後にセバスチャンのストーリーを考察していきたいと思います☆
ホグワーツレガシーのそれまでの時系列やストーリーの解説は以下をどうぞ☆
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1セバスチャンのクエストでアバダケダブラを入手可能!条件は?
もはやメインストーリー以上に、ホグワーツレガシーの重要な物語となっているのが、セバスチャンサロウのクエストです。
すごく親切でいたずらっけもあり、友情にも熱い親友セバスチャンが、ストーリーと共に段々と闇落ちしていく様子が描かれます・・・。
そして、クエストをこなしていくと、選択肢によっては許されざる呪文として、アバダケダブラ、クルーシオ、インペリオを覚えることも可能です♪
しかも、それらを習得して使用しても全くペナルティなしという・・・!
エンディング条件にも影響しないため、単純に禁止された呪文であるこの3つは覚えておいて損はないと思います。
倫理的にハリポタの世界観を守りたい場合は、覚えない方がいいかもしれませんが(;´▽`A“
クエストはメインとサブクエストを普通にこなしていれば発生していくので、困ることはないと思います。
メインクエスト | 受注条件 |
---|---|
地下聖堂の闇の中 | メイン「飛行訓練」クリア後 コンフリンゴ習得 |
現場の闇の中 | メイン「妖精と捕獲袋と織機」クリア後 |
鉱山の闇の中 | メイン「炎と悪事」クリア後 |
山の闇の中 | 「ニーフフィッツジェラルドの試練」、 「ホーウィン先生の課題」クリア後 |
黙示の闇の中 | 「最後の保管所」クリア後 |
サブクエスト名 | 条件 |
---|---|
血統の闇の中 | 大広間【受注条件】 レベル16以上 |
書斎の闇の中 | スリザリンの談話室の外 【受注条件】 レベル16以上 クルーシオ習得 |
発見の闇の中 | 地下聖堂 |
時間の闇の中 | フェルドクロフトの地下墓地 【受注条件】 レベル17以上 インペリオ習得 |
深い闇の中 | 地下聖堂 |
希望の闇の中 | フェルドクロフトの村はずれ |
遺物の闇の中 | フェルドクロフトの地下墓地 【受注条件】 レベル28以上 アバダケダブラ習得 |
運命の闇の中 | 地下聖堂 ※セバスチャンの退学イベント |
友情の闇の中 | 地下聖堂※セバスチャンが在校の場合のみ |
このうち、最後の「友情の闇の中」だけは、運命の闇の中での選択によって発生するかどうかが変わります。
運命の闇の中で、セバスチャンを「引き渡す」を選んだ場合は、セバスチャンは退学処分になり、以降、姿を見せることはなくなります・・・。
そのため、セバスチャンをホグワーツに残したい場合は、引き渡さないを選ぶ必要があります。
また、重要なのは、許されざる呪文の選択肢です。
選択肢 | 結果 |
---|---|
わかった。磔の呪文は覚えたくない | × |
磔の呪文を覚えたい。でも僕にかけて | クルーシオを入手 |
磔の呪文を教えてくれたら君にかける |
クルーシオは「書斎の闇の中」の選択肢で、覚える選択肢を選べば問題ありません。
というか、「君にかける」っていう選択肢を選んだら友情どころではない気が・・・(;´▽`A“
インペリオは「時間の闇の中」で発生する選択肢で「覚える」を選べば大丈夫です。
セバスチャンとの会話 | ||
---|---|---|
選択肢 | 結果 | |
服従の呪文を覚えたくない | × | |
服従の呪文を覚えたい | インペリオを入手 |
もし、ここで覚えたくないを選んでも、その先のオミニスとの会話でも入手可能です。
オミニスの会話 | ||
---|---|---|
選択肢1 | 結果 | |
わかった。セバスチャンと話そう | × | |
同意できない。セバスチャンが正しい | インペリオを入手 | |
選択肢2 | 結果 | |
何でもない | × | |
そう。まさにそれが言いたい | インペリオを入手 |
そして、最恐呪文のアバダケダブラ。アバダケダブラは「遺物の闇の中」の最後に発生する選択肢で以下を選ぶと入手できます。
選択肢1 | 結果 |
---|---|
あんな呪文は誰も知るべきじゃない | × |
あの呪文は誰だって知っているはず | 選択肢2が発生 |
選択2 | 結果 |
また今度 | × |
ぜひ | アバダケダブラ入手 |
ここでも、とにかく入手したい感じの選択肢を選んでいけば問題なく入手できます。
というか、許されざる呪文を3つとも普通に覚えていて使えていたセバスチャン・・・。
さすがスリザリンというか・・・。
それが悲劇を生むことになるのです。
以下、セバスチャンサロウのストーリーを考察していきたいと思います。
※取返しのつかない要素
許されざる呪文を覚えない選択をしていても、後で覚えることは可能です。
ただ、「運命の闇の中」のクエストでセバスチャンを退学させてしまうと、以降、覚えることはできないため、覚えたい場合は退学前に覚えておくか、退学させない選択が必要です。
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2セバスチャンサロウのストーリーを考察(ネタバレ注意)
1セバスチャンとの出会い
闇の魔術に対する防衛術の授業で最初に出会い(スリザリン以外の場合)、決闘で負かしてから距離を縮めたセバスチャン。
決闘では一目置かれる優等生にして、図書館の禁書の棚に潜り込んだりするいたずらっ子な面も持っています。
そんなセバスチャンと本格的に絡むのは、図書館の禁書の棚にあるという古代魔術の手がかりを探しに行く時でした。
急な主人公の頼みにも関わらずに、リスクを冒して手伝ってくれるセバスチャン。
あれ・・・?スリザリンってこんなに友情に熱い良い奴がいるの?!とびっくりしました(笑)。
「ホグワーツで暮らすなら、ルールを破ることも覚えておいた方がいいぜ?( ・´ー・`)」
とまさに学生時代に憧れるようなセリフを言ってくれるセバスチャン!
ちょっと危険な香りがするところもいいですよね。
こんな友達ほしい・・・!
しかも、主人公に頼まれて手伝っただけなのに主人公をかばい、
罰則を恐れずに、自分が代わりに司書に捕まるという男気溢れるセバスチャン。
この時点で生涯の友認定間違いなし・・・!
しかし、そんなセバスチャンにはだれにも話せない深刻な悩みがありました。
2セバスチャンの願いと妹アンについて
セバスチャンは地下聖堂にて禁じられた魔法を練習したり、禁書の棚に忍び込んだりしていますが、これは実はただ一つの目的のためでした。
それが、妹のアン。
セバスチャンの妹のアンは、もともとホグワーツに通っていた学生でしたが、ある時、生まれ故郷のフェルドクラフトの近くで、ゴブリンたちに出くわし、その結果、謎の呪いをかけられて精神と肉体を蝕まれるようになってしまっていたのです。
聖マンゴ病院やホグワーツの医務室でも、その治療法を見つけることはできないという深刻な呪い。
その呪いをなんとかして解呪してあげたい!という願いから、セバスチャンは一人で奮闘していたのです。
「元気になって、元のアンに戻ってほしい。新しい友達との出会いがきっかけになったら・・・」
と主人公とアンを出会わせてくれます。
普通の学園モノなら、恋愛フラグになるのですが、、これが悲劇へと進んでしまうのです。
そんなアンを献身的に世話しているのが、叔父のソロモン・サロウ。
元優秀な闇払いでしたが、とある事件をきっかけに引退し、今はアンと二人で暮らしています。
図書館の司書も「叔父上が聴いたらなんと思うことか・・・」と言っていましたので、かなり優秀な方だったようです。
しかし、アンが言うには、実はソロモンは闇払いだった時に許されざる呪文を使ってしまい、それを後悔して辞めてしまったとのこと。だからこそ、危ういセバスチャンに過去の自分を見ているようで嫌悪しているのかもしれません。
そんなソロモンは、「聖マンゴ病院の癒者にも治せなかった呪いだ。それを学生でしかないセバスチャンにどうこうできるはずもない」と、セバスチャンに諦めるように説得するのです。
どうしようもない現実があって、それをアンとソロモンは受け入れて生きていこうとしているのに、セバスチャンだけがその現実を受け入れようとしない。
まさに「大人」の視点ですが、
確かに、現実世界でも、例えば「世界一の病院の優秀な医者たちがこの病気は治しようがないものです」と言っているのに、
普通の高校生が、「そんなはずはない!僕が治してみせる!」と訳のわからない怪しい民間療法を毎回持ち出してきては試そうとしたら、「おいおい」と止めたくなる気持ちも分かります。
ただ、それでもアンを想う気持ちは本物で、なんとかアンを救いたいと願っていたセバスチャンの前に、古代魔術という特別な力を持った主人公が現れたのです。
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3闇の魔術におぼれていくセバスチャン。スリザリンの手記。
そして、ある日。
セバスチャンは、ホグワーツにあるという「スリザリンの秘密の書斎」に、アンを治す手がかりがあるのではないか?と考えます。
聖マンゴ病院でもダメなら、闇の魔術になら答えがあるかもしれないと希望を抱いたセバスチャンは、ここから危険を冒して闇の魔術の領域に入っていくのです。
そこで登場するのが、セバスチャンの大親友であるオミニス・ゴーント。
彼はスリザリンの直系の子孫という超エリート一族。
ちなみにゴーント家は後のヴォルデモートの祖先でもあります。
蛇語を使うことができ、まさに闇の魔術の申し子なのですが、本人はいたってまともな考え方の持ち主であり、彼の家族はそんな彼をうとましく思って、クルーシオをかけたりしていたようです。。。
家族にクルーシオをかけられて(しかも二度も)、それでもまともな精神を保っているオミニスがすごすぎます・・・。
でも、だからこそ、闇の魔術の危険性を誰よりも理解していて、闇の魔術に反対の立場を取っています。
そんなオミニスの叔母のノクチュア・ゴーントが、以前ホグワーツでスリザリンの書斎を探しに出かけたまま帰ってこないというのです
セバスチャンはスリザリンと闇の魔術を知れば、妹のアンの手がかりにもなるし、オミニスの叔母の謎も解けるかもしれないとオミニスを説得します(主人公も乗ります)。
叔母のノクチュアも、闇の魔術に傾倒する自分の家族を説得するために、スリザリンには闇の魔術のイメージだけではない「良い一面」があることを証明しようとして、書斎を探していたと判明します。
しかし・・・そんなノクチュアおばさんを悲劇が襲います。
スリザリンの書斎に進む唯一の方法は、まさかの仲間にクルーシオをかけること。
一人で来ていたノクチュアは、何をすることもできずに閉じ込められてしまったのです・・・。
さすがスリザリン。。
最後の書斎の入口には苦痛にゆがむ顔と、ノクチュアが残した遺言の「クルーシオ」の文字、そして、その傍らには、ノクチュアの骨が・・・(´;ω;`)
スリザリンはやっぱり期待を裏切らない残酷な人でした。
一人で来ていたら、そもそも詰み。
仲間と来ていたら、誰かひとりは犠牲にならなければならないという鬼のような試練を課すスリザリン。
それでも、前に進むために、主人公はクルーシオを覚えて、自分にかけてもらう選択をします(セバスチャンにかけることも可能です・・・・鬼(笑))。
そして、いよいよスリザリンの書斎へ。
そこにあったのは、スリザリンの手記でした。
これを読むと、やはりスリザリンが校内を去ったのは、「魔法使いは純血のものに縛るべし」という意見を聞き入れられず、マグル生まれだったり、純血ではない魔法使いがホグワーツで学ぶことを受け入れられなかったからだと判明します。
やっぱりスリザリンはスリザリンでした。
そして、ハリポタの秘密の部屋に出てきたバジリスクを、いつか自分と志を同じくする者の手で解き放って生徒たちを排除しようとまで書かれています。。。
ヴォルデモートは半純血なので、スリザリンが嫌っていた存在によって志がなされたのは皮肉ですが。(;´▽`A“
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4セバスチャンの両親と過去について判明
なんとかスリザリンの書斎から戻ってこれた3人。
そこではスリザリンの手記の他に、スリザリンが残した「遺物」についての本がありました。
その遺物はなんと闇の魔術の呪いを解く力を持っているとのこと。
セバスチャンはこれを探しに行く気で満々です。
確かに、闇の魔術にかけられているのだから、それを解くには闇の魔術の知識がいる、というセバスチャンの意見もよく分かる気がします。
しかし、オミニスはこれに反対します。
「スリザリンに関わることは、全部有望のように思えるんだ。手遅れになるまではな」
と闇の魔術は、希望に満ちた言葉で誘いだして、結果、手遅れになる結果しか生まないんだということをオミニスは諭すのです。
「もう二度と闇の魔術に関わらないと誓ってくれ!」
とオミニスは言うのです。
これは家族が闇の魔術にまみれていて、それを間近で見続けたオミニスだからこそ説得力のある言葉ですね。
そして、もともとセバスチャンの両親は教授だったことも明らかになります。
常に地下で大量の本を読む生活をしていたサロウ夫妻。
しかし、ある時、地下のランプから毒素がもれ、気付かないうちに汚染されて命を失ってしまったとのこと。
セバスチャンとアンはその時はまだ魔法が使えず、両親を助けられなかったのです。
もう二度と両親を失うような悲しい思いはしたくない。アンまで絶対に失いたくない!という気持ちがセバスチャンにはあって、だからこそ、セバスチャンの気持ちは執念として暴走していくことになるのです。
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5闇の遺物を求めて暴走していくセバスチャン
スリザリンの書斎で見つけた本にあった「闇の呪いを解く遺物」。
それがなんとホグワーツ近くの地下墓地にあるという情報を得て、セバスチャンと乗り込むことになります。
ヒトの骨でできた扉・・・。
もはや恐ろしい匂いしかしないのですが、、
そこにあった生徒の手記には、「遺物をここから持ち出せないこと」「特別な力を感じること」そして「世界全体の役に立ちうるものだが、犠牲が大きいこと」などが書かれていました。
そして、危険だと書かれているのに、遺物を入手しようとする主人公たち。
もはやバッドエンドしか見えないのですが・・・。
3人の中で一番まともな常識人であるオミニスは、「闇の魔術は手遅れになるまでは無害に見えるんだ」とここでも、2人を止めようとします。
でも、それを振り切る主人公たち。
そして、村に戻ると、アンたちがまさかゴブリンに襲われていたのです。
とっさに服従の呪文インペリオでアンを助けるセバスチャン。
それを見ていたのが、叔父のソロモン。
「もうアンにも私たちにも近づくな!」
とセバスチャンを突き放します。
全てはアンを助けるためなのに、叔父には理解してもらえない。
悪を倒しただけなのに、自分がとがめられるのは納得いかない、というセバスチャン。
ですが、叔父からしたら、あの場面でインペリオを使う必要などなく、エクスペリアームズでもよかったわけで、とっさの感情で禁じられた呪文が口に出てしまう危うさを、元闇払いゆえに感じていたのかもしれません。
少なくともこの時代は許されざる呪文を使うことは、アズカバンに送られる重罪なのであり、
それを簡単に使ってしまうことの危険性はなんとなく分かる気がします。
正当防衛だからと言って、禁止された拳銃を持ち出してきたら、さすがにまともな大人なら止めるでしょうし・・・(;´▽`A“
しかし、ここで、「アンにも私たちにももう近づくな!」とソロモンに言われたことは、セバスチャンの心に大きな影を落とすことになったのです。
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6セバスチャンが完全に闇落ちへ・・・
「証明しろと言うならしてやる。ボクの家からも、アンからも僕は遠ざけられたりなんかしないぞ!」
とソロモンに対して対抗心を抱くセバスチャン。
結果、彼はますますおかしくなっていくのです。
「あの遺物はアンを救うカギだ。アンを失うわけにはいかない!」
「あいつ(ソロモン)に僕とアンを引き離す権利はないんだ!」
と段々と自分の感情を制御できなくなっていくセバスチャン。
主人公に対しても、焦る気持ちからかキツく当たる場面も出てきます。
「自分の感情に負けてしまうんだ。しばらく前からな」
と自分を分析できる時もありますが、明らかに様子がおかしいです。
これは許されざる呪文を使ってきた反動なのか、それとも、遺物に呼ばれているのか・・・。
そして、ついにセバスチャンが一人で暴走を始めます。
「セバスチャンは本当にまずいことになってる」
と焦るオミニス。
アンの話によると、持ち出すべからずの遺物を入手するために、セバスチャンは反対を振り切って一人で地下墓地に行ってしまったとのこと。
遺物を発動した結果、手記にあったように「犠牲」が伴うということで、セバスチャンは村や自分を犠牲にしても、アンを助けるという執念のみで動いていると判明します。
もはや周りが見えていないセバスチャン。
友人としてもさすがに一旦落ち着こうと言わなければ・・・!
しかし、地下墓地の中は、亡者だらけになっていました。
これはセバスチャンが闇の魔術を自由に操ることができるようになった結果だと言うのです。
セバスチャン曰く、「闇の魔術を消すのではなく、闇の魔術ごと操ってしまえばいい」。
これによってアンを助けられる!と希望を抱いていたセバスチャンでしたが・・・
そこに現れたのが、アンが呼びにいったソロモン。
ソロモンは亡者を操るセバスチャンを見て、「一体何をしたんだ!」と激昂します。
そして、遺物を取り上げると、有無を言わせずに壊してしまったのです・・・!
「アンはもう治らないんだ!セバスチャン、もう、やめなさい」と話すソロモン。
しかし、そんな彼の声はセバスチャンにはもはや届かず・・・。
「うるさい!アンは僕が治す!アバダケダブラ!」
まさかの叔父にアバダケダブラを放ってしまったセバスチャン。。。
もはや感情のコントロールができず、「強い殺意」のみによって発動させられるアバダケダブラを家族に使ったセバスチャン・・・。
そんな兄の姿を見たアンは、「お兄ちゃんのせいよ!」と怒り、叔父の体とともに姿を消すのです。。
「闇の魔術はその時が来るまで魅力的に無害に見える。でも、その時が来たら手遅れなんだ」
というオミニスの言葉が今さらながらに思い起こされます。
結局、許されざる呪文を覚えるということは、禁止されていることでも、目的のためなら遠慮なくやる、という狡猾さや野心、そして、道徳心の欠如、欲に弱い心があるということであり、
それを普段から使うことで、段々と、許されざる呪文が一般的な魔法と同じように、日常のものになっていき、
そして、強い魔法は願いをかなえる力も強いために、それに頼るようになり、
結果的に、自分の欲を抑えられないようになっていき、感情のコントロールがうまくできなくなり、最終的に、取り返しのつかない結果を生むということなのかもしれません。
同時に、アバダケダブラは使用するごとに、術者の魂を削る作用があるため(ヴォルデモートが分霊箱を作るときもこの効果を利用した)、魂は不安定になっていきます。
許されざる呪文とは、単純に他人にとって危険だからやめておけ、というだけではなくて、感情のコントロールや魂という点でも、危険性があるという意味があったのかもしれない、とホグワーツレガシーをプレイしながら思いました。
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7セバスチャン編エンディング
そして、叔父の命を奪ったのに、
「アンは内からも外からも枯れていく。ソロモンおじさんは助けになってくれなかった」
と、後悔を見せないセバスチャン。
それどころか、
「妹の人生を台無しにしようとしたんだ!僕たちを攻撃してきたから悪いんだ!」
と、叔父の責任を問う姿勢まで見せています。
なんだかんだアンの世話をずっとしてきたのは、ソロモンおじさんであり、アンもそのことをしっかり理解しているからこそ、セバスチャンに怒りを見せたのでしょう。
ここで、主人公の選択があるのですが、全面的にセバスチャンを応援する選択をすると、アバダケダブラを教えてもらえます。
そこで「攻撃されたんだから仕方ないよ。ソロモンおじさんより君の方がアンを心配しているんだから」とセバスチャンを慰める主人公は、まさに悪の極み・・・!
そして、運命の闇の中の最後に、オミニスによる選択が出てきます。
どんな事情があるにせよ、最後に「やめるんだ」と止めようとしていたソロモンおじさんにアバダケダブラを使用して命を奪ったセバスチャン。
現実世界でも、どう考えても重罪であり、アズカバン送りは間違いないでしょう。
その事実を校長に伝えるべきだというオミニス。
この時の選択肢で、セバスチャンは退学&アズカバン送りになるか、残るかが決まります。
最後の最後までオミニスは良心の固まりというイメージ。
実際、自分の友達が人の命を奪ったら、自分ならどうするかと言われると難しい場面ですが、やっぱり自首を勧めると思います。
でも、アズカバン送りはちょっとつらすぎる・・・。(ホグワーツの学生だったアンがアズカバンに送られたクエストもあります↓)
ただ、ハリポタ本編を読んでいると、そもそも未成年の魔法使いには「匂い」がつけられていて、さらに、未成年魔法使いの妥当な制限に関する法令(1875年制定)によって、学校外での魔法の使用にも制限がかけられていたはずです。
おそらくここでセバスチャンをかばっても、いずれは魔法省によってアバダケダブラの使用がバレて捕まる気もします。
となると、もはや闇の魔法使いとして生きていくほかないのかも・・・。
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3セバスチャンとアンのその後はどうなったのか?エンディング後を考察
通常エンディングをクリアすると、その後のセバスチャンとの会話が見られます。
フィグ先生を弔った後、「ソロモンおじさんも同じように弔えば、アンは僕を許してくれるだろうか?」と悩むセバスチャン。
しかし、一つの事実として、ルックウッドを倒した主人公は、アンを呪ったのが闇の魔法使いのルックウッドだったんだ、ということをセバスチャンに教えてあげます。
「子供は、単なる、未熟な生き物だ」というルックウッドの言葉をアンも聞いていたというのです。
本当ならおそらくゴブリンたちの会合を見てしまったアンは命を奪われるところだったけれど、それをルックウッドが止めて、呪いですました、ということでしょうか。
それが良いこととは思いませんが、ルックウッドなりの配慮があったのかもしれません。
それなら呪いをかけたルックウッドに解呪の方法を聞きたいのに、まさかのルックウッドは主人公が爆散させてしまっているという・・・。
やっぱり主人公は悪の人や・・・_(┐「ε:)_ズコー
その後、アンはやっぱりセバスチャンは償うべき、と思っているとのこと。
「問題は・・・僕が双子の妹を失ったことだ。永遠に。アンは僕と会うことさえ拒んだ」
と、アンは一人で叔父を弔い、その後はセバスチャンに会うことすら拒否しているということでした・・・(´;ω;`)
「誰一人責められない。ボクのことを信じてくれたのに、皆を失望させたんだ・・・」
「ありがとう。この先どうなるか分からないけれど、君の友情には感謝している」
そして、
「出会えてよかったよ」
と今生の別れのようなセリフを言うセバスチャン・・・(´;ω;`)
これ以降、セバスチャンと話すことはできません。
普通に校内を一般生徒と同じように動いていますが、まるで友人ではなくなったかのような姿に悲しくなります。
真エンディングのスリザリンの席にもセバスチャンの姿はありません。
セバスチャンは一体どうなってしまうのでしょうか?
個人的に思うのは、最後に会ったセバスチャンは精神的にかなり追い詰められているような感じに見えたということ。
そして、アバダケダブラで命を奪ったという事実があるため、この時点でセバスチャンの魂は不安定な状態であり、今後ますます闇の魔法使いになっていくような気もしています。
あるいは、あれだけ執着していたアンを「永遠に失ったんだ」と語り、「会えてよかった」と口にするセバスチャンは、今後、最悪命を絶つような危うさも感じます。。
もちろん、アズカバン送りになる可能性も高いです↓
一方のアンはどうなったのか?と言うと、全く呪いは解決していません。
肝心の呪いをかけたルックウッドはまさかの主人公が爆散させてしまっており、
さらに、アンの世話をしていた叔父はいなくなり、兄のセバスチャンも拒絶したとなると、身寄りもなく、肉体的にも働けず、もはや生きていくことさえできないのではないかと・・・。
いずれにせよ、セバスチャンが闇の魔術に手を出さなければおきなかった悲劇なので、やはり闇の魔術は悲劇を生むと言っていたオミニスが最初から最後まで正しかったということが分かります。
ただ、個人的に唯一の希望があって、
それがハーロウ。
ルックウッドの右腕だったハーロウなら、もしかしたらルックウッドと同じ闇の魔術の呪いが使えるのではないか?と。
そして、解呪の方法を聞き出せばアンは助かるのかもしれません。
ハーロウはアズカバン送りなのが間違いないので、会いに行けばもしかしたら助かるかも?
そして、もう一つ。
これは闇落ちエンドの主人公の話ですが、
イシドーラの「痛み」の力を取り込んだ主人公であれば、イシドーラと同じくセバスチャンやアンの苦しみを取り除いてあげられるかも?と思ったりします。
あくまで苦しみと感情を取り除くので、いずれは廃人になりますが・・・(;´▽`A“
闇落ちした主人公ならよかれと思ってやりかねないかも?(´;ω;`)ひぇっ
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ホグワーツレガシーの時系列やストーリーの解説は以下をどうぞ☆
最後の主のコメントのドラマ化されるとはどういうことですか?