出典:http://www.gizmodo.jp/
スティーブ・ジョブスの凄い能力と名言まとめ。天才とされた若い頃の逸話とその性格とは。生きざまに迫ります。
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1 スティーブ・ジョブスの経歴と若い頃の逸話
【略歴】
もともとは孤児で、養子として育ちます。
1976年に21歳のときに友人だったウォズニアックと共にアップル社を創業します。
ちなみにこのとき、自分だけは多くの金額をもらっていたのに、ウォズニアックには嘘をついて隠していますw
ジョブスもエンジニアだったのですが、エンジニアとしての才能は天才ではありませんでした。
大学を中退し、インドに瞑想の旅に行ったり、どちらかというとフラフラしていたのですが、
現在のパソコンの原型を作ったウォズニアックの天才的な閃きにビジネスチャンスを見出し、投資家にも半ば強引にかけあって会社を興します。
つまり、ジョブスの才能はビジネスを見出し、発想し、プレゼンする能力にあったと言われています。
休まず休ませず、とにかく理由を並べてお金を借りまくる、良いものは真似しまくるという戦術で、たった3年で史上最年少の億万長者になりました。
その後、アップルを追い出された後に、映画会社ピクサーを立ち上げて大成功。
そして再びアップルに戻りました。
その後の大成功は言うまでもありません。
2 スティーブ・ジョブスの激しすぎる性格と仕事ぶりがすごい!
少しでも気に入らないことがあると怒鳴り散らし、部下にも恐れられたジョブス。
その特徴をまとめてみます。
1 優秀な人はすぐに他社から引き抜き、そうでない人はすぐに首にする。
エレベーターに乗っていて、話をしていただけで降りる際にクビにしたり、
とにかく多くの人をクビにします。
結局、このやり方で会社の不信感が高まり、アップルを追放されました。
反対に、優秀なペプシの役員に「キミは一生砂糖水を売り続けるつもりか?世界を一緒に変えてみないかい?」と問いかけて、ヘッドハンティングしています。
とにかく身近には優秀な人間だけでいい、という考えだったようです。
※ちなみに現在、アリの実験理論から、「どんな組織でも働かない人が出てくるが、その状態がベスト」という話がでています。その方がいざというときに対応できるからだそう。実際は比べてみないと分かりません(笑)。ジョブスさんはどう思うのか聞いてみたいです。
2 やると決めたら絶対やる。誰が何と言おうとやる。やらせる。
「いいか、世界は常に進化している。ぐずぐずしていたら置いていかれるぞ!」
こう言って、部下に無茶苦茶なことを要求したそうです。
2か月かかることを「1日でやってこい!」
と言ったり、ひぇっΣ(゚Д゚)
「できません」と理由を挙げた部下には「俺ができると言っているのだから、できる。やれ!」
と言っています。
ちなみにこの正解は、
たとえできなくても、1日に全力で取り組み、やれる限りの結果を持ってこいだとされています。
しかし、ジョブスさんはあながち本気だったのかも・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
ジョブスの名言1
「多くの場合は、人が優れた仕事をできないのはそのように期待されていないからだ。でも、お膳立てをしてやれば、人は限界以上の仕事をやり遂げる」
3 どんなにいい仕事をしても決して褒めない
「優れた人材には甘い話をする必要はない。そういう人には期待をかけるべきだと学んで来た」と言っています。
理由は、優秀な人は自分が優秀だと知っているから、と述べています。
そういう人には褒めるより、ダメな部分をダイレクトに伝えるべきなのだそうです。
どうやらジョブスは、「人に褒められてもうれしくない」というタイプで、
「自分は最高を目指すのみ、他人が褒めても関係ない。批判だけは最高を目指すために取り入れる」という考え方だったようです。
4 人のアイデアを平気でパクる
会議で人のアイデアを聞いたら、「・・・っは、ありえないね」とすぐ批判。
でも、数日後、そのアイデアを自分が思いついたものとして発表していたそうです(笑)。
ジョブス名言2
「優れた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」
誰のアイデアかは関係ない。
成功すればいい。
という考えで、実はこの名言もピカソからのパクリだそうです(笑)。
ちなみにパクられるのは大っ嫌いだったそうです。
あれ? ジャイアンみたい?Σ(゚Д゚)
ジョブスの名言3
「私は自分が正しいかどうかは考えない。成功すればなんでもいい。たとえば、私がそれまでどんなに正しいと主張していても、反対の証拠をみたら、即座に意見を180度変える。実際私はよく間違えるが、最後がうまくいけばいいと思っている」
と言っています。
「良い人かどうか、正しいかどうか」
などというものも価値観でしかなく、それは他人に押し付けられたものがほとんど。
そんなものはどうでもいい。
俺にとって大切なのは「成功するかどうか」。
この信念と野心が底知れぬ力を生み出していたんだと思います。
3 スティーブ・ジョブスの性格と生きざま、経営哲学と部下育成の特徴
1 ジョブスは自分を特別な人間だと思っていた
養子として育てられたジョブス。
両親はこの子を特別だと育てるようにしました。
結果、小学校では先生の椅子に爆竹を仕掛けたり、とんでもない悪ガキになります(笑)。
でも、そのとき両親は「悪いのは授業を面白いと思わせない先生方です」と言っています。
今でいうモンスターペアレンツかも。。。(;´▽`A“
結果的に、ジョブスは認められ、飛び級します。
2 ジョブスは部下に自ら考えさせる天才だった
短いメールで考えさせる。
例えば、「世界中の倉庫を閉めろ」という一文だけ送られてきます。
「え!?(゚Д゚;)」
ってなりますよね(笑)。
この答えは・・・
「在庫をもたないビジネスモデルを考えろ」ということだったそうです。
実際にアップルは自社倉庫を持たないビジネスモデルを確立できたそうです。
3 市場調査はやらない
人々が何を必要としているかという市場調査はビジネスでは必須だと言われていますが、あえてジョブスはこれをやらなかったと言われています。
理由として
「人は形にしてもらうまで何が欲しいのか分からないから」
と言っています。
つまり、自分で「これはいい!」というものを世に出してみる。
そしてその結果人が欲しいと思って買ってくれる、それを重視したからこそ革新的なアイデアが生まれたということですね。
4 何をやるかもだが、何をやらないかを重視している
時間にも労力にもかぎりがあります。
ジョブスは何かをやると決断すると同時に、
「やらなくてもいいこと」は徹底して排除したそうです。
そのためにはまず何かをできる!という自信が必要だとか。
4 スティーブ・ジョブスの成功哲学と名言まとめ
「成功する人としない人の大きな違いは諦めるかどうかにある。すぐに諦める人は成功しない。最後まで成し遂げる情熱が必要だ」
これは全ての成功者が言っていますよね。
100回のうち99回失敗してもいい。最後の1回だけでいいのだと。
「美女にライバルが薔薇を10本送ったら、君は15本送るかい? そう思った時点で君の負けだ」
とにかくライバルとは違う道を行け、ということです。
「アップルに追い出されたことは最良の出来事だった」
もう一度白紙に戻って、挑戦しなおすことができた。
束縛を捨てられたからこそ、再び成功できたと言っています。
「宇宙に存在するものなら、自分の手で生み出すことができる」
これはお父さん(養父)の影響だと言われています。
一緒にガレージで工作するのが大好きだった二人。
それは偉い人が作ったものなんだよ、と教えるのではなくて、
何だって作れるよ、と教えた父親だったそうです。
「身の回りにある大抵のものは実は自分たちよりも賢くない人たちによって作られたものなんだ。それは本当は変えることができる。人生とは変えられるものなんだ。一旦そのことが分かったらもう戻れなくなるよ」
何かを変えるには、既存の価値観にとどまってないで、人が見たら「え?」と思うくらいの激烈さが必要ということですね。
いかがでしたか?
日本では厳しい考え方かもしれません。でも、これくらいの情熱があってこその成功ということですね。(#^^#)
お読みいただきありがとうございました。
これからも経営者たちの名言や成功哲学をご紹介できればなと思います。
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