目次
ラストオブアスのストーリー詳細(ネタバレ注意)エリーのその後やエンディングについてレビューと感想まとめ。
ラストオブアスは2013年6月20日にノーティードッグからPS3ソフトとして発売されました。
2014年8月21日にPS4専用のHDリマスター版が発売されています。
200以上ものメディアでゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、PS3専用タイトル最高峰の傑作とまで言われた作品です。
本レビューでは過激な表現や画像は使わないように配慮していますのでご了承ください。
スポンサーリンク
1プロローグ
主人公のジョエルは娘サラと平和な日々を過ごすシングルファーザーでした。
しかし、ある日、街に異変が起こります。。。
サラが夜中に目を覚ますと、
街から火の手があがり、何やら混乱が起こっている様子。
慌てて家に駆け込んできたジョエルと彼の弟トミーと一緒に
街から脱出することを計画します。
しかし、街は既に謎のパンデミック(感染爆発)によって、人々がゾンビのような状態になっており、
大混乱が起きていました。
そして、結局サラは逃げる途中・・・(´;ω;`)
愛する娘を抱きしめ、途方に暮れるジョエル。
ここから物語が展開していきます。
220年後。都市で暮らすジョエル。ファイアフライの依頼を受けることに。
軍隊によって管理され、配給によって生活が成り立つ「都市」に暮らしていたジョエル。
20年の時を経て、
世界は生き残った人類が要塞のように囲いをした都市と
それ以外の「感染者」がうろうろする都市外が隔離されていました。
ジョエルは半ば自暴自棄になりながらも、そんな世界で「運び屋」の依頼をこなしながら生活する日々でした。
そんなある日。
ジョエルはひょんなことから、「エリー」という少女をファイアフライという軍の支配に抵抗する組織の基地まで送り届けてほしい、という依頼を受けます。
ファイアフライのリーダーであるマーリーンから直接依頼されます。
※ファイアフライは崩壊前の世界の「政府」の樹立を考える組織で、今の軍による独裁に抵抗してます。
ここからジョエルとエリーの2人の奇妙な旅が始まるのです。
3最初は仲が悪かったエリーとジョエル。なぜエリーを運ぶのか。
ただの「運び」だとして、関わらないようにするジョエルと、反抗期の13歳のエリー。
2人は最初とっても仲が悪かったです(笑)
都市の外に出るということは、感染者や野盗である「ハンター」の危険があるということ。
それなのに、エリーを運ぶ理由は、
なんとエリーには「感染に対する抗体」があるから、だというのです。
ファイアフライは独自に感染に対しての研究を行っており、エリーをそのファイアフライの基地まで送り届ければ、人類は救われるのだと。。。
最初は半信半疑だったジョエルですが、
エリーの噛まれた傷跡を見せられて納得します。
そして、その道中で仲間を失ったり、車などの移動手段を確保するために行動していきます。
本当はただエリーをファイアフライの人に引き渡すだけで良かったのですが、
合流地点にいたはずのファイアフライメンバーは既に軍によって壊滅。
仕方なく、ジョエルはエリーを連れて、ファイアフライの研究施設まで送り届けることになったのです。
4道中にはクリーチャーやハンターの存在も。感染源の正体とは?
一歩、管理された都市の外に出ると、そこには「ランナー(走る感染者)」や「クリッカー(さらに時間をおいて進化した存在)」、「ブローター(最終段階)」
というクリーチャーや
「ハンター」と呼ばれる武装した野盗がたくさんいます。
※ランナーは24時間後の走るゾンビそのものです。。。(´;ω;`)
そこをかいくぐり、研究施設を目指してアメリカを横断していくのですが、
実は感染源はカビやキノコと同じような「真菌」で、
冬虫夏草のように、人の脳に寄生して乗っ取る、というものでした。
これはバイオハザード7とも似ています。
感染経路は血液感染や胞子が大量に舞う空間での空気感染です。
そのため噛まれたり、胞子を吸い込むとアウトなのです・・・!
5道中、ジョエルの古い親友ビルや弟のトミーなど仲間との出会いや別れを繰り返しながら進む
とある田舎町で一人で暮らすビル。
度胸もすごいですが、頼りになる調達係です。車のエンジンを手に入れたら、すぐに別れることに。
道中、ハンターから逃げるヘンリーとサム兄弟とも出会います。
しかし、サムが感染してしまい、ヘンリーともに悲しい結末に。。。(´;ω;`)
弟のトミーとその妻マリア。
水力発電所を要塞として活用。
電力もある町を作り上げる。
後に二人はここに帰ってくることになります。
最初は、ぎこちなかったエリーとジョエル。
しかし、次第に命がけの世界で生き抜くうちに徐々に絆が芽生えてきます。
ジョエルにとっては、娘のような存在となり、
エリーにとってはかけがえのない父親のような存在に。
これがこの作品を感動的なものにしている大きな要素だと思います。
荒廃した世界で一生懸命に生きる人々との出会いや別れを繰り返しながら、
目的地である研究施設を目指します。
6ハンターにさらわれるエリーとそれを救出しにいくジョエル
道中、何度もエリーやジョエルに攻撃してきた野盗集団「ハンター」。
ジョエルはその戦いで怪我をしてしまい、
その看病の間、エリーは一人で野生のシカをとりに行きます。
そこで出会った一人の男「デビッド」。
一見して優しそうな人なのですが、
実はこの人こそがハンターのリーダーで、2人を執拗に追いかけていた張本人だったのです。。
エリーはハンターの基地で囚われの身になりますが、
なんとかデビッドを倒して脱出。
ジョエルも行方不明になっていたエリーを追って、救出に成功します。
こうして「ハンター」グループは壊滅し、二人は再び旅を再開します。
7ファイアフライの研究所にたどり着いた二人。しかし、そこで待っていた真実とは・・・
約2年近くかけてようやくたどりついた目的地の研究所。
ボストンからソルトレイクシティまで、アメリカ大陸を横断してきた二人。
しかし、そこで待っていた真実は残酷なものでした。。。(´;ω;`)
エリーは確かに抗体を持っているのですが、
その抗体は頭の中にあるため、手術が必要だというのです。
すなわち
エリーの命と引き換えに人類を救済する道を選ぶか、
人類救済の道は捨てて、エリーを救うかの2択。
ずっとエリーの面倒をみてきたファイアフライのリーダー、マーリーンは「人類」を選びます。
しかし、ジョエルはもはやエリーのいない世界が救われても意味がない、と
それほどに深い愛情を持っていました。
一度は愛娘を失ったジョエルだからこそ、
もう二度と愛する人は失いたくない。
それだけだったのです。。
そして、最後、ジョエルは味方だったファイアフライを相手に
最後の戦いに挑みます。
エリーを助け出し、最後はマーリーンを敵に回して研究所から逃走したのです。
スポンサーリンク
8エンディング
エリーの「どうして私は助かったの?」
という問いに、
ジョエルは
「同じような抗体をもった子たちがたくさんいたんだ。だからもう必要なかった」
と嘘を教えます。
エリーはどうやらそれが嘘だと見抜いているよう。
「本当のこと言って」
とジョエルを問い詰めます。
しかし、ジョエルは「本当だ・・・」
と言い、エリーは「okay」と、そのジョエルの選択を受け入れます。
※その後、実はこの時のエリーの本当の気持ちが判明しました!詳しくは次のラスアス2の記事にて。
これによって、エンディングの見方が全く変わってきます。
ラストはトミーのいた水力発電所の街へ二人は帰っていき、それで物語は終幕となります。
しかし、なぜ最後エリーはあんなにジョエルに「本当のこと」を話すように迫ったのか、
さらに自分の左手を見て「なんでもない」と隠すシーンについて、様々な考察がされています。
最後の場面を見ても、どうやらエリーの噛まれた傷跡は悪化している模様。。。
エリーの頭には既に感染源である真菌が根を張っており(だからこそ手術でそのサンプルを必要とした)、
エリーは抗体によってその進行を遅くしていますが、
実際はすこしずつ浸食されている・・・というのが、多くの意見でした。
そのため、あのあと町に戻ってから発症したのではないか?
などと言われていたのです。
ただ、ラストオブアス2で19歳のエリーが出ていることから、まだ発症していないと分かります。ε-(´∀`*)ホッ
ラストオブアス2のストーリー考察は以下よりどうぞ♪
スポンサーリンク
9感想
個人的には、ラストオブアスは洋ゲーの中でベスト1に好きな作品です。
未だに何周したかわからないくらいプレイしています(笑)。
グラフィックはもちろん、
街を冒険する楽しさ。
クリーチャーの怖さ。
アクションの爽快さ、
そして何より映画、それ以上のストーリーの良さ。
ここではレビューということで重要なあらすじを書きましたが、
実際にプレイすると本当にその世界にいるかのような没入感を味わえます☆
ラストオブアス2はもちろん、今実写化プロジェクトも進んでいるということなので、そちらも楽しみです。
未プレイの方はぜひぜひプレイされてみてくださいね♪絶対おすすめです(#^^#)
スポンサーリンク
お読みいただきありがとうございました。
今後ラスアス2の最新情報は以下に追記していきたいと思います。
よろしければこちらもどうぞ☆