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ゼノブレイド1(前作)のストーリー紹介(ネタバレ注意)ゼノブレイド2との共通点は?
今回の内容は、ゼノブレイド1のストーリーを簡単にご紹介するものになります。
私もプレイしたのが随分前なので、記憶をたどりながらになってしまい、抜けも一部あるかもしれません。
大まかなあらすじとしてご理解いただけると幸いです。
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※ちなみにゼノブレイドシリーズは、ゼノブレイド→ゼノブレイドクロス→ゼノブレイド2と発売されています。このほかにゼノシリーズはいくつかあるのですが、
ここでは、ゼノブレイド2の前作と言える、「ゼノブレイド」について考察しています。
※ゼノブレイドの正当続編がゼノブレイド2とされているため。ゼノブレイドクロスとゼノブレイド1は実質ストーリー上の関係はない、とされています(関係しているように見ることも可能ですが、一応ここではゼノブレイド1に絞ってご紹介します)
1プロローグ
我々の住む宇宙とは別次元の宇宙――(伏線1)。
遥かな昔、大地すら無い世界に突如現れ、互いの全てを懸けて戦い、そして相打った巨神と機神。
その戦いから幾万年の後、神の躯を大地とし、生命が生まれ、文明が生まれた世界。
巨神の躯の上には人に似た「ホムス族」を始めとし、様々な種族が平穏な生活を送っていた。しかしある日、機神の方角より謎の存在「機神兵」が現れ、巨神の上に暮らす人々へ侵攻を開始する。
神剣「モナド」の力によってかろうじてその侵攻は食い止めたものの、機神兵の再侵攻は目前に迫っていた……。
まず、最初にこの世界は私たちのいる世界とは別の宇宙です。
そして、その世界では「巨神」と「機神」という2つの神が存在し、戦っていました。
その結果、その2つの神は相打ちとなり、その後、巨神の身体の上の「巨神界」に「ホムス(一般人)」や「ハイエンター(頭に翼をもつ上流階級)」といういわば人間が生まれ、
一方、機神の身体の上の「機神界」に「機神界人(マシ―ナ)」「機神兵(ロボット)」という存在が生まれた、というのがプロローグです。
そして、平和に暮らしていたはずのホムス族のもとへ、ある日機神兵が攻撃をしかけ、ホムスの人間たちをぱくぱく食べてしまいます。。。(´;ω;`)
ホムス族から見れば、機神兵はモンスターそのもので恐怖以外の何物でもないのです。
そして、物語は、この機神兵と戦うホムスとの戦争の場面から始まります。
機神兵によって、巨神界はほぼ壊滅状態になってしまっています。
「喰われるのを待つだけの餌と思うなよ!(伏線2)」とこのとき、機神兵をしりぞけたのが、英雄ダンバンさん。
機神兵は普通の武器では歯が立たなかったのですが、14年前に雪山から偶然掘り出された「モナド」という剣でだけは切り裂き、倒すことができました。
これこそ伝説の剣であり、これを使えたダンバンは英雄になったのです。
2主人公シュルク登場
戦いから1年後。
英雄ダンバンはモナドの力に耐えきれずに負傷していました。
一方、コロニー9の防衛隊兵器開発局に所属し、謎の剣モナドを研究する素直で誠実な青年シュルクがいました。
フィオルン。
ダンバンの妹でシュルクと両想いのヒロイン。彼女も含め、平和な毎日だったのです。
しかし、またしても彼の街に機神兵が襲来。
保管されていたモナドをシュルクが使い、機神兵を撃退させたものの、その事件で幼馴染であるフィオルンがムムカによって命を落としてしまいます。。。
ムムカ。
元ホムスでダンバンの友。一年前の戦役ではダンバン達を見捨てて逃走を図った後、機神兵に捕まる。そして機械化され敵となる。最後は自滅する。
最愛のフィオルンを失ってしまったシュルクは機神兵への復讐のため、親友ラインとともに旅にでることになります。
ここからが冒険の始まりです。
3機神界人の悲劇とは
それからシュルクたちは、機神兵を唯一倒すことのできる伝説の剣「モナド」を強化するために旅をするのですが、
その道中、既に命を失ったはずのフィオルンが機械の身体となって現れます。
実は、ムムカによってやられていた、と思っていた彼女は連れ去られ、機械化されていたのです。
記憶もなく襲ってくるフィオルン・・・。(´;ω;`)
しかし、実は彼女の中には別の魂が植え付けられており、
フィオルンを奪還するために、シュルクたちは機神界へと乗り込みます!
機神兵たちのいる機神界へとやってきましたが、そこにいたのは、ホムス(シュルク達)に対してなんの敵意もない機神界人たち。
機神界人は、言うなれば機械生命体であり、体は無機質の機械ですが、機械兵と違って意志や理性を持っています。
実は人を食べる機神兵以外にも、人間に似た「機神界人(マシ―ナ)」とよばれる知性ある存在がいたのです。
そのボスがエギル。
しかし、彼だけは巨神界に対して恨みを持っており、なんとか壊滅させようとします。
そんなエギルたちと対峙して、シュルクはなぜ機神界が巨神界に侵攻してきたのかを知ることになります。
遥か昔。
昔、二柱の巨大な神がいました。
「巨神ザンザ」と「機神メイナス」です。
巨神は神として、新たに有機生命体「ホムス」「ハイエンター」を作りました。
機神は、無機物から機械生命体の「機神界人」「機神兵」を創り出しました。
巨神は言います。
「体を維持するために、体の上に生物を作ろう。そして、それを食べてエネルギーにしよう」
機神は言います。
「いや、生命は生命にまかせ、我々はもう消え去りましょう。文明を生命にまかせましょう。」
巨神は反論します。
「自らの力のみで世界をつくり変えるのは神のみに許された業だ!我は我以外の存在を認めない」
巨神はいわば「家畜」としてホムスとハイエンターという存在を創り出し(もう一体ノポンとうマスコットキャラもいます)、せっかくエネルギー源たる食糧を作ったのに、それを放棄するなど許せないし、家畜たる生命が勝手に文明を築くのも許せないと考えます。
ハイエンター。巨神頭部に広がる「エルト海」に生息しホムスの間では半ば伝説となっている種族。高度な文明を持り、争いも好まない。
しかし、その実態は、家畜であるホムスを狩るための存在としてザンザが作り出したもの。
もともとハイエンターはテレシアというモンスター(巨神の細胞)であり、エーテルを与えられると、テレシアに戻って理性を失ってしまう。
そして、生命をホムス・機神界人問わず襲うようになる。
ハイエンターの仲間がいても、理性なく襲ってくるという悲しいことに・・・。
その結果、考えの違いから巨神と機神は戦うことになります(正確には巨神が機神を滅ぼし、機神のモナドを奪おうとした)。
実は巨神、機神ともに実はロボットのようなもので、中には我々と同じ人間がいます。
さらに好戦的な巨神はハイエンターをテレシアに変化させて先に機神界側に攻撃をしかけました。
その結果、機神界は壊滅。
機神界人の家族も大勢が犠牲となったのです。
結果は、機神と巨神の相打ちで終わります。
その後、神は眠りにつき、巨神と機神の上ではそれぞれ、ホムス・ハイエンター・機神界人という人種が生活しており、平和が続いていました。
しかし、時を経ていずれ復活しうる神。
このままではまたも悲劇が繰り返される・・・。
その恨みと恐れがあったからこそ、機神界の盟主エギルは巨神が眠っている今、先に巨神界を滅ぼそうと考えたのでした。
正確には、巨神がエネルギーとしているエーテルを奪い、復活を阻止しようとしたのです。
そのためには、巨神にエネルギーを供給する存在、つまりホムスとハイエンターが邪魔で、だからこそ機神兵を送り込んで滅ぼそうとしたんですね。
ホムスたちは、私たちでいうところの家畜、牛肉や豚肉に似た存在とされるため、巨神の食糧である彼らを先に殲滅しようとしたのです。
(エギルはホムス達を下等な栄養剤くらいにしか考えていませんでしたが、これはザンザと同じ見解とも言えます。)
4ザンザとメイナスの登場
エギルの野望を阻止することに成功し、これからは機神界と巨神界強力しよう、と手を結ぼうとした矢先、なんと、ザンザがシュルクの身体から出てきますΣ(´∀`;)
ザンザこそ、巨神そのものであり、言うなれば巨神に乗り込んでいた人間で、巨神界の創造主です。
ここで知らされたのは、実はシュルクは14年前のモナド発見の際、モナド探索隊に参加していた両親の間に生まれたのですが、モナドの中に眠っていたザンザに命を吸われ探索隊は全滅。
(ザンザは機神メイナスとの闘いの後、モナドの中に眠り、回復を待っていました)
そして、本当はシュルクもその時命を落としていたのですが、ザンザが自らの依り代としてシュルクを選び、命の代わりとなったことで生き延びていたのです。
実は自分は既に命がなかったという真相を知り、ショックを受けるシュルク。
そして同時に、機械化したフィオルンの身体にも、メイナスが宿っており、ここでザンザvsメイナスの戦いとなります。
ザンザとメイナスその真相とは・・・。
実は、巨神(ザンザ)と機神(メイナス)はともに地球の科学者でした。
前世ではザンザはクラウスという名の一人の研究者。
相転移による実験で、人間が神に近づく研究を行っていたが、その探求心で新たな宇宙を作りだす実験を同僚(後のメイナス)の制止を振り切って強行、その結果として自らの世界を滅ぼす事となり、また同時に新たな世界を創り出してその世界の神となったのです。
このとき、クラウスという記憶と肉体は失われ、巨神ザンザが誕生します(同じく同僚メイナスも機神となりました)。
これを止めようとしたのが、心優しいメイナスだったのです。
そしてメイナスもまた機械の体となったフィオルンの身体に自らのモナドと魂を宿し、エギルに自身の復活を気取られないようにザンザを止めるための活動を始めていました。
最終的に、復活したザンザと激戦を繰り広げたのですが、ザンザの力の前に歯が立たず圧倒され、最期はザンザの一撃からシュルク達を護るべく自らザンザの攻撃を受け消滅します。(´;ω;`)
さらにザンザとの戦いでメイナスのモナドも奪われてしまいます。
消滅の間際、メイナスはシュルク達に「神など必要としない世界を」と遺言を遺し、彼らに希望を託して消えてしまいます。。。。
最後まで神でありながら、その子とかつての同僚を守ろうとした優しい女性だったのです(´;ω;`)
こうして、自身の巨神のモナド、メイナスの機神のモナドの2本を手に入れ、完全な伝説の剣を手にしたザンザ。
これによって、未来を完全に自分のものにできる、と喜びます。
そして、機神界を壊滅させ、同時に巨神の上にいるハイエンターをテレシアへと変貌させて、巨神の上の生物を全滅→エネルギーにしようとします。
まさに世界の終わりです。。
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5ラスボスとの決着とエンディング
真相を知ったシュルク達。
なんとか滅亡直前の機神界から脱出したシュルク達は
最後の戦いに挑むことを決意します。
そしてザンザがいる巨神胎内に向かいザンザと対峙。
ザンザは完全なモナドで未来を予知してくる絶対者なのですが、
このとき、シュルクは第3のモナドを生み出し、ザンザを打ち倒します!
ザンザ「なぜだ。なぜビジョンが使える!?モナドはその手にないというのに!」
シュルク「選び取ろうとする意志、掴み取ろうとする力――。僕らは今、それを手に入れた!」
ザンザ「それは――モナド!」
フィオルン「あなただけに選ばせはしない。この世界に生きる者全てに、選ぶ自由がある――それが未来よ!」
ザンザ「第三のモナドだと――。なぜそんなものが!?なぜお前達ごときが!?」
モナドというのはそもそも、世界に生きる者一人一人が持っている光とされ、
シュルクたちホムスが自分の未来を選ぶ意思として具現化したものが第3の未来を選択する力、第3のモナドとして具現化したのです!
シュルク「僕達は、僕達の力で神を斬り、そして、未来を切り開く!」
滅びゆくザンザ。
「ザンザ達は孤独だった。それ故に、自分と同じ姿をした生命を生み育てたんだ」
と度々シュルク達の前に(夢含めて)現れていた謎の少年アルヴィースが最後に言います。
シュルク「それが――僕らなのか」
アルヴィース「世界が次の段階へ進もうとすれば、その行く末は次代の意識、生命体に委ねられ、自ずとザンザという個の意識は消滅してしまう。ザンザはそれを恐れていた。己の消滅から逃れるため、ザンザは永遠に破壊と再生を繰り返す世界を望んだ」
シュルク「君は一体・・・」
アルヴィース「ボクは、元の世界のボクは言うなれば、相転移装置のコンピューターそのものさ。さぁ、君はこの世界をどうしたい?」
シュルク「――僕は決めないよ。未来は一人一人、世界に住む全員で決めていくものだから。だから――僕が、いや・・・僕達が望むのは――神無き世界だ!」
その言葉と同時に、ザンザ(クラウス)とメイナスという二人の科学者が相転移で作り出した世界の因果が壊れ、崩壊していきます。
そして――。
そこは青い星。塩辛い海の水。
そう、かつてのクラウスとメイナスの故郷、地球が広がっていました。
そして穏やかに海を見つめるシュルクとフィオルンの姿も♪(n*´ω`*n)
シュルク「僕さ――いつか、会ってみたいと思うんだ。この広い世界に生きる人達と」
フィオルン「私も――会えるよね、きっと」
シュルク「会えるさ。未来を目指して歩いていけば、必ず」
こうしてエンディングです。
一応、保存版として、↓にエンディングを載せておきます♪
ラスボス戦からご覧になりたい方は↓からどうぞ。
登場人物は実際はもっとたくさんいますし、内容も前後してかなり割愛していますが、
大まかなあらすじはこんな感じだったかな?と思います。
(抜けやこのキャラクターを!というお声もあるかと思いますが、ご容赦くださいませ(;´▽`A“重要部分は↓のコメントに追記していただければ幸いです。)
ちなみにゼノブレイドクロスでは、宇宙航行図に載っていない星に不時着したところから始まったとされます。
これをゼノブレイド1の最後からと考察しても面白いと思います♪
今思うと、ゼノブレイドはどことなくニーアシリーズの雰囲気にも似ている気がします。
どことなく物悲しい雰囲気と、謎と伏線、最後に圧倒される展開などなど。。やっぱりこういう雰囲気のゲームが個人的に好きみたいです。
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アルヴィースはカ〇ルと被って、未だに人気高いよね。