ゼノブレイド2考察。神と天の聖杯の正体と目的。人類とブレイドの真実とは?【エンディング考察2】

かれん
あけましておめでとうございます☆ゼノブレイド2考察もいよいよクライマックスです。今回は、神と人類の謎、そして天の聖杯の正体について考察します
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ゼノブレイド2考察。神と天の聖杯の正体。人類はどうなったのか?【エンディング考察2】

これまでのストーリーと考察は以下のページを御覧ください。

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1神と天の聖杯の正体が明らかに!世界樹の真実

シンとの決着、そして法王庁との闘いを経て、たどりついた目的の場所

「世界樹の上の楽園」。

しかし、実際は・・・廃墟と化したかつての人類の居住地でした。

「そ、そんな嘘だろ――」

と愕然とするレックス達。

そこに一人「神」として存在したのが、「クラウス」。

体の半分が異空間に飲み込まれている「かつての人類」。

そこで、ゼノブレイド2の根幹にあたる「人類」と「神」、そして天の聖杯とブレイドについて真実が語られます。

2かつての人類の滅亡とゼノブレイド2の世界の創造

かつての地球。

20○○年。人類は反政府軍と政府軍に別れて戦争をしていました。

追い詰められた政府軍は、禁忌とされる兵器「アイオーン」を起動。

それをもって、反乱軍を鎮圧しようとしていました。

ヒカリやメツが使っていた「デバイス」と呼ばれる兵器は実はかつての人類が開発した、戦争兵器そのものだったのです

しかし、それでも追い詰められる政府軍。

この時代の人間は、スーツを着ており、まさに私たちと同じような姿をしています。

そこにいたのが、現在の「神」となった、クラウス。

彼は政府軍の一人の研究者でした。

クラウスは突如として現れた「ゲート」と呼ばれる未知の存在を利用し、

世界を新しく創造しようと考えました。

ゲートとは、別名「マルチバース・ジョイント」と呼ばれるもので、宇宙にある複数の世界(空間)をつなげる装置だというもの。

彼はこれを使って、戦争をし続ける今の世界を変えようとしたのです。

それを止めようとしたのが、かつての同僚であり、恋人でもあった「ガラテア」。

「やめてクラウス――」

というガラテアに、

クラウスは

我々は愚かだ・・・我々が求めた【神】に近づくときがついに来たんだよ、ガラテア」

と聞く耳を持ちません。

そして「やめて、クラウス」という制止を振り切って、ついに装置を始動させるクラウス。

その結果・・・世界は異空間へ飲み込まれ、愛するガラテアは消え去り、人類もすべて滅亡する・・・という最悪の結果になったのです。。。(´;ω;`)

かつて存在した人類は、現在の神であるクラウスが滅ぼし、そして彼はその結果、体の半分を異空間に飲み込まれながら生きながらえる・・・という存在になってしまいました。

独りぼっちになってしまったクラウス。

しかし、ここから彼は本当に世界を創造することになるのです。

3天の聖杯とブレイドの真実と正体。

世界が消えてしまったあと、一人になったクラウスは罪を償うために「世界を再生させる分子」をまきました。

これは崩壊した物質を再構成するもので、現在の「雲海」となっているものです。

これによって、地球に再び物質が誕生します。

次にクラウスは生命も誕生させることにします。

「お前たちがコアクリスタルと呼んでいる物質を雲海へと放った」

コアクリスタルは、ブレイドたちの命の源とも言える結晶でしたが、

じつは、これは「全ての生命の情報を含む物質」だったのです。

その結果、雲海とコアクリスタルが結合して出来上がったのが「巨神獣」。

まさに生命の誕生であり、これはかつての伝説である「神が巨神獣を創り出した」という逸話と一致します。

そして、巨神獣はその体から、新しく「ブレイド」という存在を生み出し、その進化の先に「人間」もまた作り出しました。

ブレイドは、巨神獣から生まれ、コアクリスタルからブレイドとなり、また巨神獣にいずれ還る・・・という宿命でしたが、

人間もまた巨神獣の進化の果てに生まれ、巨神獣という大地に生き、その大地に還る・・・という同じ運命のもとにあったのです。

ある意味人類とブレイドは兄弟のような関係だったんですね。

「だが、そうして誕生した世界を私は信じていなかった」

と悲しそうに呟くクラウス。

世界と人類を再び誕生させ、本当に「神」となった彼でしたが、

一方で、人類はまた同じ過ちを繰り返すのではないか?

という不安を抱えていました。

その結果、新しく巨神獣から作り出したのが、「ブレイド」であり、その統括をするプロセッサーとして存在させたのが、「天の聖杯」だったのです

※プロセッサーとは、コンピューターでいう演算処理装置で、つまりブレイドという存在の源となる存在です。

神に代わり、人類とブレイドを管理する存在。

それが「トリニティプロセッサー」であり、天の聖杯と呼ばれた「ヒカリ」と「メツ」だったのです。

天の聖杯だったホムラとヒカリ。本名は「プネウマ」。

実は神が作り出したプロセッサーであり、善も悪もなく、起動させた者の影響で動き、ブレイドや人間たちを管理する存在。

一方のメツは、「ロゴス」と呼ばれます。

つまり、ヒカリ達、天の聖杯は、神が自らに代わって世界を管理させるために生み出したCPUのようなものだったと言えます。

だからこそ、全ての生命の情報を持っており、セイレーンなどのデバイスを操れたのだということ。

人類とブレイドは兄弟のようなものであり、天の聖杯はそれらを管理するCPU。

ゼノブレイド2の世界の真実がここで明らかになりました。

一方、かつての人類で生き残ったものもいました。

それが、モルスと呼ばれる、雲海の底に存在した廃墟の街の住人たち。

彼らは永遠の命を欲し、その結果、コアクリスタルを使って寿命を延ばそうとして失敗。モンスターとなって、未だにモルスの地をさまよっています。

このような人類の姿を見てきて、クラウスはずっと迷っていました。

「この世界を創ってよかったのか、」と。

事実、新人類は旧人類と同じく戦争を繰り返しています。

そんなときに、一人で世界樹にやってきたのが、マルべー二。

彼はプロセッサーであるプネウマ(ヒカリ)とロゴス(メツ)を盗み出します。

クラウスはそれを知りながらも、あえて放置したのです。

人類のことは人類にまかせよう、と。

そして、ここから世界は聖杯大戦と呼ばれる500年前の戦いになります。

マルベーニの絶望と「人類を滅ぼす」という欲望によって起動した「ロゴス」は、メツとなって、世界を滅ぼすために動くことになるのです。

これで、全てがつながります。

かつての旧人類は、クラウスのエゴと過ちによって消滅し、

絶望しながらも、彼は新しい世界と人類を創造。

これがゼノブレイド2の世界そのものだった。

しかし、新人類はまたも戦争を繰り返し、その結果として新しい絶望が生まれた・・・という構図です。

やはり、人類はかつてと同じく戦争を繰り返してそれは「神」であるクラウスが、メツを放置して、世界を滅ぼしてよい、と考えるきっかけになったと言えます。。。

一方で、彼はレックス達の「新しい希望」にも期待しています。

これまでの戦いを全て見てきていたクラウス。

レックスこそ新しい人類の希望として、彼に望みを託します。

そして、いよいよレックスVSメツという最終決戦になるのです!(次回ラスト)

かれん
実はこの科学者が世界を滅ぼす、という演出は「ゼノブレイド1」と同じ展開でした!こういう所もゼノブレイド1とつながっていたりして面白いです。次回は、ゼノブレイド2の真ラスボス&真エンディングです!

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