目次
ゼノブレイド2考察。ヴァンダムの最後とヒカリの覚醒!ブレイドの悲しい宿命とは?第三話「戦」(ネタバレ注意)
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これまでのストーリーは以下のページにまとめています♪
1いよいよ世界樹へ!
メレフの追撃をかわした一行は、ついに念願の世界樹へ向けて出発します。
しかし・・・。
案の定、世界樹の側まで来た瞬間、サーペントと呼ばれるモンスター(正確にはデバイス)が、出現。
ぽっこぽこにされて追い返されます。。。(´;ω;`)
そりゃそうだよね・・・こんな序盤で最終目的地に行けるわけないもんね。_(┐「ε:)_。。。
サーペントは、天の聖杯が使役するデバイス(装置)の一つなのですが、なぜかホムラの言うことを聞いてくれません。
さらに、その後ろからは・・・
インヴィディア烈国の巨神獣が出現!
前にも後ろにも行けず、最終的に船ごとパクリと食べられてしまいます。。
そして物語はインヴィディアの内部へ。
まさか食べられて入国することになるとは。。。
2傭兵ヴァンダムとの出会いとブレイドの悲しい宿命
インヴィディアに入った、レックス達。
そこにいたのは、傭兵軍団とそれを束ねる「ヴァンダム」という強面の男でした。
「小僧、お前ドライバーになりたてだろ?」
と腕を試すようなことをし、さらに
「ついてきな!」
とレックスを案内するヴァンダム。
最初は、すっごい悪い人間と思ったら、実はすっごくいい人でした♪ε-(´∀`*)ホッ
ヴァンダムは戦争孤児を引き取り、傭兵をして稼いだお金で彼らを養っている、という男気のある人でした。
「オレは傭兵は・・・(好きじゃない)」
というレックスに対して、
「小僧、お前のサルベージした物品もまた、戦争に使われることになる。この世界は結局、そうしてすべて関連して回ってるんだ。生きるってのは、このうえなく残酷なんだよ」
と、現実を教えるヴァンダム。
そして、彼はその「残酷さ」から仲間を守るために、傭兵となったのです。
さらに、彼は「ブレイド」について教えてくれます。
ホムラやビャッコのような「ブレイド」、という存在は、コアクリスタルから誕生するのですが、
同調した人間(ドライバー)が命を落とした場合、ブレイドもまたコアクリスタルへと還り、そして完全に記憶を失って、次に同調した人間のもとで新しいブレイドとなる――、
という悲しい宿命を教えてくれます。
つまり、ブレイドは半永久的に生きられる一方、ドライバーの寿命に従って、その都度生まれかわる、ともいえるのです。
「でも、ホムラは?人の姿をしてるってことは、ホムラのドライバーはまだどこかで生きているんだろうか?」
とレックスは悩みます。
3英雄アデルの伝説と天の聖杯の真実
ヴァンダムは、レックスたちの助けになるように、ミノチという人物を紹介します。
そこで、知ったのは、500年前の英雄アデルの存在。
500年前、世界は聖杯大戦と呼ばれる戦争をしていました。
天の聖杯が世界を焼いた、と呼ばれる戦争である一方、
天の聖杯がまた世界を救った、ともされ、その天の聖杯のドライバーこそ、英雄アデルだったのです。
つまり、ホムラの最初のドライバーは英雄アデルその人。
アデルは聖杯大戦の後、ホムラを封印し、その姿を消しました。
その後アデルがどうなったのかは不明のままだったのです。
そして、実は、天の聖杯とは2人いて、一人がホムラ。
もう一人がメツだったと判明します!
つまり、500年前に世界を焼いたのは、メツの方であり、そのメツから世界を救ったのが、英雄アデルとホムラだったのです。
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4ヴァンダムの最後とヒカリの覚醒
天の聖杯の片方であるメツ。
彼はもう一つの天の聖杯であるホムラを奪うために、今一度、レックス達の前に立ちはだかります。
そして、新たな「イーラ」の刺客「ヨシツネ」も参戦。
「天の聖杯がほしいんですよ。全ての人間を消すためにね」
と皮肉を込めて言うヨシツネ。
毒舌&皮肉屋で、人間に対して「ボクの舞台の演出にすぎない。さっさと退場してもらいましょうか?」と冷淡な物言いをします。
「500年前からちっとも変わってねぇ。俺たちは「こいつら人間を消し去るために、この世界に降臨」したんだからなぁ」
と天の聖杯である自身を語るメツ。
天の聖杯であるメツの能力は「全てを消し去る力」。
ヨシツネのブレイド「カムイ」の能力は、ブレイドのエーテルに干渉し、動けなくする力。
不完全ですが、2人の圧倒的実力にレックス達はなすすべもありません。
そして・・・。
「逃げろ!ホムラを連れてさっさと逃げやがれ!生きて、生き延びて、楽園に行くんだ!」
「お前の戦を戦え・・・」
とヴァンダムはレックス達を助けるために、その身を犠牲にします。。
絶対今後仲間になると思っていた(一時的に仲間だった)ヴァンダムの最後。
突然の出来事と非情な現実に、立ち上がれないレックス。
そんなレックスすらも、メツの凶刃に倒れようとしたその時――。
ホムラの胸が輝き、ついにその力を目覚めさせます!
「私はヒカリ。天の聖杯。ホムラは私が作り出したもう一つの人格」
自信満々に、ホムラとは対照的に強気な美少女、ヒカリがついに覚醒!
天の聖杯の本当の姿は、実はヒカリの方で、ホムラはかつての記憶を思い出したくないヒカリが自分の中に生み出したもう一人の人格だったのです。
ヒカリの能力は、「因果律予測」。
未来の出来事や敵の行動を因果律から予測し、相手の攻撃の先の先を行く、というとんでも能力です。
さらに、天の聖杯の能力として、宇宙空間にいる「セイレーン」と呼ばれるデバイスから、衛星攻撃をすることもできます。
強すぎる・・・(;´▽`A“
「あなたたちの負けですよ。弱い雑魚は舞台から去りなさい( ・´ー・`)」
と散々悪口を言っていたヨシツネと彼のブレイド「カムイ」。
その二人もヒカリの能力の前になすすべなくやられます。
悪態をついていたヨシツネも、自分のブレイドの最後に言葉をなくします。。
そして、メツは撤退。
後に残されたのは、レックスを導いてくれたヴァンダムの冷たい体、そして
「楽園に行け」
という彼のレックスへの思いだったのです。
最後の最後まで傭兵として、自分の「戦」を戦い抜いたヴァンダム。
ここに第3話タイトルの「戦」の意味があるんだと思います。
個人的には、かなり好きなキャラクターでした。。(´;ω;`)
この後、彼のブレイド「スザク」はコアクリスタルへと戻り、
共に戦ったヴァンダムのことを忘れ、レックスのブレイドとなります。
「お前と戦えてよかった」と言っていたスザクが、
「ヴァンダム?誰だそれは?」となってしまう悲しさ。
これもまた、彼の説明していたブレイドの悲しい運命そのものだったのです。
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