目次
シャドウ オブ ローズ(バイオ8DLC)ストーリー考察!ネタバレ注意!エンディングとイーサンの最後について考察【バイオヴィレッジDLC】
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以下、画像はバイオハザードヴィレッジ©、シャドウオブローズ©より一部引用して考察します。
バイオヴィレッジの本編とバイオ8DLCのストーリーとあらすじをエンディングまで含みますので、未見の方はご注意ください!
1物語は、バイオヴィレッジのエンディングの少し前から始まる。バイオ8より16年後の物語。
シャドウオブローズのあらすじは、バイオ8のエンディングで、ローズが車に乗り込むシーンの前の話になります。※バイオ8本編の考察は以下をどうぞ↓
バイオヴィレッジの考察では、ローズの年齢がはっきりしていなかったので、エヴリンのように成長が早いのかと思っていましたが、今回はっきりとバイオヴィレッジの16年後ということが判明しました。
つまり、ローズは16歳。
そして、バイオヴィレッジのエンディングのローズは、シャドウオブローズの後の話となります。
(シャドウオブローズをプレイすると、あのエンディングのシーンにさらに深みが増しました・・・)
以下、考察していきます。
冒頭は、とある公園でローズが一人の男性と話すシーンから始まります。
「HWっていつもクリスにこき使われているんでしょ?ケイもつらいね」
とケイと名乗る謎の男性と話すローズ。
HWとは、ハウンドウルフ隊のことで、クリスが率いているBSAA所属部隊のことですね。
16年後にハウンドウルフ隊がまだ存在していて、クリスはバイオヴィレッジの段階で、47歳だったので、まさかの63歳でクリスが現役ということが判明しました・・・(笑)。
クリス頑張りすぎ・・・そして63歳で現役で生き残ってるのが、すごすぎ・・・。
ローズは16年間、学校でも不思議な力(菌根の力)によって、イジメられ、手に白い汗をかいたりすることで、皆に避けられていたようです。
そして、常々、その力を取り除いて、普通の女の子になりたいと願っていた様子。
そんなローズにケイが「その力を取り除く方法がある」と言います。
ケイに連れられて入った研究所にあったのは、まさかの菌根の一部。
やっぱり菌根残ってた・・・。ということは、設定上、エヴリンもミランダも皆菌根の中で生き残っているはずで・・・。
ケイが言うには、ローズがこの菌根に力を使うことで、菌根の世界に入り込み、「浄化結晶」を手に入れればローズの力を取り除けるとのこと。
その言葉を信じて、菌根の世界に飛び込むことになります。
菌根の世界は、特異菌のネットワークを通じて、菌根内に残された死者の記憶で作られているとのこと。
実際にローズが降り立ったのは、まさかのドミトレスク城。菌根で作られた記憶なので、本物ではないですが、内部はバイオ8でプレイしたものとほとんど変わらなかったです。
というか、いきなりこんな怖い城に放り込まれて探索できるローズがすごすぎる・・・(´;ω;`)
2デュークが敵として登場!デュークの真の正体はなんだったのか?
菌根の世界でドミトレスク城に来たローズ。
城の中には、菌根に作られたローズ(仮)も複数存在していました。しかし、彼女たちは記憶から作られた偽物。それをウサギ狩りとして追い回しているのが、まさかのデュークΣ(´∀`;)
バイオ8では味方の武器商人だったデュークですが、この世界では完全な悪役になっています。
菌根の世界は死者の記憶で作られているので、デュークが取り込まれたということは、イーサンの最終決戦の後、デュークは命を落とした可能性が高いかもしれません。
おそらくラストのイーサンと菌根本体の爆発と村の消滅に、デュークが巻き込まれたと考えるのが自然でしょうか。
デュークの正体を色々考察しましたが、もしかすると、デュークはもともとバイオ8の時点で生きてはおらず、菌根の見せていた幻想だったのかもしれません。
個人的には↑で考察した、イーサンにだけ見えていた幻覚説、というのが正解なのかもという気がしました。
デュークは城の中で、「黒領域」という力をもって、狩人を召喚してローズを追いかけます。
このファイルによれば、菌根の中のデュークには主人がいる様子。
また、別のファイルによれば、
「何も覚えていない。私が何者だったのか、何も分からない・・・。ただ、残るのは誰かをいたぶりむごたらしい姿を見たいという渇きにも近い感情だけ」
とデュークの日記のようなものが残されています。
結局、デュークの正体については、バイオ8を通してはっきりはしませんでしたが、少なくとも、菌根の世界で存在している=この世に生きてはいないということは確定したのかなと思っています。
そして、このいたぶる感情のみが残っている、というのは、デュークの本質が悪だった可能性もあるのかも。城の主に仕えていることからも、↑で考察した、真の四貴族説もありうるかもしれません。
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3城の中の敵とあらすじ、ラスボスは?
シャドウオブローズのあらすじは、1ドミトレスク城、2ベネヴィエント家 3村 の3つの階層を順に進んでいくことになります。
ローズの目的は、ケイに言われた、「浄化結晶」を手に入れること。
その浄化結晶をまずはデュークが持っているということで、城の仕掛けを解きながら、結晶を手に入れるために奮闘します。
城の中は懐かしい、あの頃のままの状態。
敵は、画像の通り、モールデッドにそっくりの「フェイスイーター」。
顔を吸い取るこの世界ならではのモンスターです。動きがまんまモールデッドなのですが、遅いのでヘッドショットも比較的簡単。ただ、結構堅かったです。記憶の世界なのに、記憶で作られた銃が通用するのが不思議・・・。
そしてもう一体が、エクスキューショナー。
顔が複数あり、巨大なメイスを持っています。これが城のボスキャラ。
そして、そんな敵から逃げるローズを助けてくれるのが、謎の男「マイケル」。
城の壁に文字だけでローズに道を示す存在ですが、この時点で、正体が誰なのかはピンときます。
ローズは彼の正体を知らないので、守護天使の意味の「ミカエル=マイケル」と呼ぶことになります。
城の仕掛けをといて、ようやく浄化結晶を手に入れたと思ったけれど、実はこれは偽物。
「こんな浅い階層に本物を置くわけないでしょう」
とデュークに騙されたローズ。
間一髪のところで、マイケルの声に助けられ、さらに深い階層に飛び込んでいきます。
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4ベネヴィエント家で、エヴリンが再登場!
次の階層は、やっぱりベネヴィエント家・・・。あの恐怖の館が再び・・・。(´;ω;`)
ここでは、ローズの過去が記憶としてよみがえります。
ローズは小学校の途中まで、ミアと二人で勉強していたようです。
その後、クリスの協力で小学校に転入したとのこと。
しかし、手に白い汗をかく(能力のせいで)ことで、クラスの子にいじめられることになったようです・・・。
ベネヴィエント家では、このローズの過去を人形として集めるゲームをさせられます。
この辺はバイオ8本編の人形の館にそっくりです。
そして・・・恐怖再び・・・。
きゃああああ、(´;ω;`)
この人形(ママ)に動いている時に捕まったらゲームオーバー。
バイオ8の赤ちゃんの代わりに今回はママが登場します。
ママから目をそらすな、という条件なんですが、これがなかなか怖い・・・。
目をそらさないように、だるまさんが転んだ的な感じで、必ず視界に入れた状態で行動する必要があります。
怖すぎて・・・。
ちゃんと止まってくれるので、赤ちゃんよりマシですが、数が途中から増えます泣。
そして、今度はローズが小さくなって人形たちに追われる展開に・・・。
人形たちに追われながら、なんとかベネヴィエント家から脱出に成功するのですが・・・。
その先にあったのは、イーサンとミアが暮らしていた家。バイオ8の冒頭で出てきた家ですね。
そこではローズが子供のころの思い出が見れます。
イーサンがローズのことをどんなに大切にしていたのかが分かるシーン。
「ずっとローズを守る。ずっと愛している。それを忘れないでほしい」
その手紙を見つけて泣くローズ。
バイオ8はローズを命がけで守る物語でしたが、ローズはまさにそんなイーサンの軌跡を追体験していることになります。
しかし、そんなローズの前に立ちはだかったのが、まさかのエヴリン。
ベネヴィエント家の人形を動かしてローズを追い詰めていたのは、エヴリンだったのです。
エヴリンは、「家族が欲しかっただけなのに!イーサンは自分の父親だったのに、ローズが奪った!」と怒り、ローズに対して執拗に嫉妬しています。
イーサンとエヴリンはバイオ7からの付き合いなので、ローズの先輩と言えば、先輩だけど・・・。
エヴリンはバイオ8でもイーサンに絡んできたのに結局敵対したし・・・。ヤンデレですね・・・。
「私はやっぱり失敗作なんだ・・・だから、皆愛してくれないんだ・・・」
というエヴリンの悲しい気持ちも聞けます。
現実では愛してもらえないから、「皆がしぬのをずっと待ってた!」と菌根の世界でこそ、理想の家族を作ろうとするエヴリン。
ここで、家族の邪魔になるだろう、ローズを始末しようとします。
ローズは言うなればエヴリンの妹みたいな存在だから、家族にしてあげればいいのに、やっぱり自分にだけ愛を向けてほしいから、妹という存在が許せないんでしょうね。
その辺は、エヴリンの精神がまだすごく幼いということが分かります。
でも、実はこのエヴリンの行動が結果的にローズを救っていたということが後々分かります。
そして、エヴリンの容赦ない攻撃からローズを守ったのが、イーサン!
ここで、ついにイーサンが登場します。
「諦めるな!結晶を見つけろ!」とローズに叫び、エヴリンの攻撃を受けます。
そして、ローズはさらに下の階層へ・・・。
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5シャドウオブローズのラスボスはやっぱりミランダ!
さらに深い世界へと堕ちてきたローズ。
ここで初めて自分を助けてくれていたマイケルが、実の父親だったと気が付きます。
ラストダンジョンは、城→ベネヴィエント家→ときて、最後は村。
てっきりハイゼンベルクの工場が出てくるかと思いましたが、バイオ8の本編で最後にクリスが戦った場面に飛びました。
ここでのクリーチャーは、ライカンのフェイスイーターバージョン。
ここまでくるとまったく怖くありません(ショットガンもあるしね)。
そして、進んでいくとミランダの研究所にたどりつきます。
肉体が滅び、私の全てが菌根の中に入り込んだことにより・・・積み上げてきた膨大な記憶は菌根内でより大きな力となった・・・
ミランダが、菌根内に完全に吸収され、そこで研究を続けていたことが分かります。
もはや完全な不老不死・・・。
菌根内には全ての記憶が含まれますが、個として存在できるのは、菌感応力を持っているものに限られる、とのこと。
つまり、イーサン、エヴリン、ミランダ、ローズは当たり前として、デュークも感応力を持っていたということですね。
また、ドミトレスクやハイゼンベルクなどが登場しないことから、彼等はカドゥによって寄生されて適合しただけなので、そもそもの菌根感応力は弱かったのかもしれません。
ミランダの日記には、最終目的がやはり娘のエヴァの蘇生にあること、そのためにはローズが必要だと書いてあります。
もともとエヴァは赤ん坊の時に命を落としているはずなので、そもそもの記憶がなさそうですが・・・。
そして、ミランダの想定外だったのが、エヴリン。
本来であれば、ローズはこの世界で既に生への執着と能力を捨て去っているはずだった、とのこと。
確かに、ローズは能力を捨て去るために行動していましたが、そこにエヴリンが介入したことで、ミランダの思惑通りにいかなかったんですね。
つまり、エヴリンは結果的にローズを救っていたことになります。
バイオ8でもイーサンの記憶に出てきて正体を明かしたりしましたが、なんだかんだでエヴリンちゃんは家族の味方(ヤンデレ)なのかも・・・。そう思うとかわいいです(笑)。
そして、ついに最深部にて、浄化結晶を見つけます。
浄化結晶の力で特異菌の力が消えていくローズ。
浄化結晶とはなんなのか、なぜ菌根の世界にあるのか、その辺はミランダのノートでも明かされませんでしたが、人間の肉体にもガンとガンを滅ぼす免疫細胞があるように、菌根の中にも特異菌とそれに対抗する結晶があったのかな、と推察しています。
菌根の繁殖のために、特異菌によって排除された余分な物質が集まったのが、浄化結晶なのかもしれません。
しかし、そこに現れたのがやっぱりミランダ。
ミランダは菌根の世界の中で力を増し、現実世界にも干渉していたとのこと。
実は、物語の冒頭でローズがずっと話していたケイという男は、ミランダが作り出した幻影であり、ハウンドウルフ隊に所属するケイナインの偽物だったようです。
そのケイを通してローズに近づき、浄化結晶のことを教え、自ら能力を消すように仕向けたということですね。
本当はローズを直接封じ込めたかったようですが、ローズの力が強くてそれができなかったとのことです。
ということは、もしかしたらローズの幼少の頃からいじめられてきた記憶も力を嫌うように仕向けたミランダの捏造だったり・・・?
今度こそローズの力を手に入れようと変異したミランダの前に立ちはだかったのが、イーサン!イーサンもついに実体化しました。
どうやら、ローズをこの世界から逃がすために奮闘していたよう。
ここからは親子の共闘で胸熱の展開でした。
ミランダの猛攻に、ローズを守って攻撃を受けるイーサン。
それを見て、ローズは自ら浄化結晶を壊し、能力を捨て去ることを辞めます。
さらに、イーサンの力を受け取り、ローズの能力は最大になります。
まさにスーパーサイヤ人状態となったローズ!全能力を解放してミランダとラスボス対決です!
ローズの動きはウェスカーを想起させる超高速回避に、ミランダの攻撃を吸収して菌根を操って攻撃するというとんでも能力。
無敵・・・!
ミランダが「これほどまでの力とは・・・」とまで言うほどの能力。
最後にとどめを刺します!
ミランダは完全に灰となって消滅します。
本当に記憶の世界でも完全に消滅したのか、一時的に菌根に取り込まれた(休眠状態になった)だけなのかは不明です。
ただ、菌根の世界でも消滅した、という演出なので、ミランダは完全消滅したのかなと思っています。
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6シャドウオブローズ エンディング
そして、最後にローズはイーサンと親子の会話をします。
「あの時帰ったら父さんと話せなかった。こんなふうに顔を見て・・・」
守れなかった、すまなかったと話すイーサンに、ずっと守ってくれてたよと感謝するローズ。
イーサンは菌根の世界でずっとローズを見守っていた、ということをローズは実感します。
そして、「愛しているよ、ローズ」というイーサンの言葉に、「私も愛している」と言葉を交わします。
そして、元の世界に戻るローズ。イーサンとのお別れです・・・(´;ω;`)
命がけでローズを守ったイーサン。その真実を知って、親子で再会できて本当によかった・・・。
元の世界に戻ると、そこには枯れた菌根が残されています。
菌根の世界はある意味、菌根が一部でも残っている限りは不老不死の世界なので、今後もイーサンは菌根を通してローズを見守るのかもと思っていましたが、ただ、この演出は、菌根が完全に消えてしまったということを示唆しているのかな?とも見えます。
ミランダが菌根のボスのような存在だったのだとしたら、それと同時に消えてしまったという考察も可能かもしれません。
ただ、カビ菌なので、一部でも残っていたら復活しますし、ローズの体にも残っています。
つまり、菌根が残っているのだとしたら、ローズも菌根の力を通してイーサンと交信したり、いずれは肉体がなくなっても完全に菌根の世界に行くことになるのだろうと思います。
そして、ローズの手に残されたのが、イーサンから受け取った指輪。
どうして記憶の世界から、指輪が現実化したのかは不明ですが、これでバイオ8のエンディングでローズがしていた指輪が誰のものかはっきりしましたね!
そして、ここからバイオヴィレッジのエンディングの場面につながります。
この時にローズがしていた指輪はイーサンのものだったんですね。
てっきりミアから受け継いだものかと思っていましたが、シャドウオブローズで入手したものでした!
そして、イーサンの墓参りをするローズ。
もし、菌根の世界があるのなら、今のローズなら交信できてもおかしくないので、それをしないで墓参りしてイーサンに話しかけているところを見ると、菌根は本当に消えたのかもしれません。
「クリスの知らない力をあんたで試してやってもいいんだよ?」
というローズ。
これもシャドウオブローズで明らかになった、イーサンから手に入れたミランダも恐れる力ですね。
ローズの力はオートインデューサー(特異菌が交信に使う化学物質)に干渉する能力ですが、これを使うと、ミランダ戦で見せたように特異菌を自由に操り、菌根を使ったり、ある意味、フェイスイーターのようなものを召喚したり、幻覚を見せることや、エヴリンのような超能力を使うことも可能なのかも。
そして、ラストの場面につながります。
これでシャドウオブローズは終了です。
ここからバイオ8の真エンディングにつながるのですが、
こうなると、やっぱりイーサンはその後、ローズの能力で復活したということになります。
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シャドウオブローズの感想とその他考察
バイオ8クリア後からずっと楽しみにしていた追加DLC!
これにて、イーサンとその家族の物語は完全終了ということなので、イーサンとローズの冒険は終わりになります。
ただ、バイオ7から9までは、三部作なので、特異菌関係はまだ終わりそうにありません。
重要なのは、エヴリンを作り出したコネクションという組織が未だ謎なこと。
そして、バイオ8の本編でクリスが話していたBSAAの汚染がバイオ9の焦点になるのかなと思っています。
間違いなく、バイオ9はクリスが主役でしょう!
バイオ9の考察はまた別途したいと思います。
それにしても、気になるのはミア。
ローズはミアに勉強を教えられていた、ということが分かりますが、その後どうなったのかな・・・。無事に生きているのだとしたら、きっとイーサンとの話をローズから聞いて喜んでいると思います(n*´ω`*n)
今回は、三人称視点のイーサンの活躍と、DLC2000円としてはボリュームも充分だったので大満足です!
ローズの能力を使えたのもよかったし、イーサンとローズの家族の物語がキレイに終わったのもよかったです。バイオ7からバイオ8は家族の話で、そういう点でもよかった・・・。
それにしても、クリスが60代でハウンドウルフ隊でなお現役ってことにびっくりしました・・・(笑)
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ホラーあり感動的ありのDLCでした。
個人的にはデュークがなぜ悪になってしまったかが気になっていたので、もうしんでいて菌根に取り込まれているというのがすごくしっくりきました。
菌根が消滅して、菌感応力の人たちが解放されているのを願います。