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エピソードアーデンネタバレ考察!アーデンの過去の真実に迫る!なぜアーデンはアダギウムとなり、ソムヌスは裏切ったのか?【FF15ストーリー考察】
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画像はFF15©より一部引用します。
ネタバレを含みますのでご注意ください!
1エピソードアーデンの登場人物
まずは重要な登場人物です。
『アーデンの運命を翻弄する登場人物』
ヴァーサタイル・ベスティア
ニフルハイム帝国軍に属する科学者であり、魔導研究の第一人者。「アダギウム」と呼ばれるルシスの禁忌に注目し、神影島に幽閉されていたアーデンを解放した。
エイラ・ミルス・フルーレ
神と人とをつなぐ存在として選ばれた初代神凪。アーデンとは互いに深く愛し合っていた。
レギス・ルシス・チェラム
ルシス王国第113代国王であり、『FFXV』本編の主人公であるノクティス・ルシス・チェラムの父親。度重なる帝国の侵略から国土を守るため、心血を注いでいる。
ソムヌス・ルシス・チェラム
アーデンの弟であり、初代ルシス国王となった男。死後に贈られた名となる諡号(しごう)は「夜叉王」。モンスターである「シガイ」に侵された兄のアーデンを幽閉し、王の座につく。
『シガイの力を駆使する、アーデンならではの新システム』も登場!
エピソードアーデンでは、シャドウムーブやシガイ化など新システムが楽しめました。
マップポイントへのシャドウムーブ
シガイの力を使うことで、アーデンはマップ中を高速移動できる。マップポイントへの「シャドウムーブ」で、王都インソムニアを自由自在に飛び回れます。
シガイ化
アーデンは特殊な力で敵をシガイへと変え、無力化できます。
戦闘中にフィニッシュ攻撃(攻撃を5回連続ヒット)が成功すると、一撃必殺の特殊攻撃「シガイ化」のチャンス状態が発生。また、バックアタックから一連の攻撃を成功させることでも、「シガイ化」のチャンス状態が発生する。
「シャドウムーブ」を駆使して、敵の背後から攻撃可能!
これが結構楽しかったです。
以下、ストーリーを考察します。
1エピソードアーデンストーリー(ネタバレ注意)
エピソードアーデンはFF15本編へと至るアーデンの死と復活の物語となっています。
以下、超絶ネタバレ注意です。
また、アーデンの目的と正体などは以下にまとめています↓(ネタバレ注意)
なぜアーデンは闇に堕ちたのか?2000年前の真実
既に本編でわかっていたことですが、アーデンは当時、初代ルシスの国王に選ばれる存在でした。
しかし、シガイから民衆を救うために、「シガイを体に取り込む能力」を酷使したせいで、体は段々とシガイに侵されていました。
それでも民のために・・・・と頑張るアーデン。
そして、そんな彼を横で支えていたのが、初代神凪であったエイラ・ミルス・フルーレ。
二人は本当に愛し合っており、
「エイラ・・・ずっとそばにいてくれ・・・」
とアーデンとエイラは将来を誓い合っていました。
アーデンはもっと若いと思っていましたが、この時点で現在と変わらない姿だったんですね。
しかし、そんなアーデンの仇敵となったたのが、後に初代ルシス国王となった弟のソムヌス。
彼はエイラに「アーデンが初代国王に選ばれた」という事実を聞き、
自ら兄を始末しようとしました。
この辺はエピソードアーデンのプロローグに詳しく載っています。
そんなソムヌスの凶刃からアーデンを救おうとしたエイラ。
エイラは犠牲となってしまい・・・、
そして、最愛のエイラは失われ、アーデンの中のシガイ化が暴走。
アーデンはこれをもって「アダギウム」という人類に仇を成すシガイとしてルシス王国に狙われ、
そして、ソムヌスによって2000年もの間幽閉されていたのです。。。
つまり、
「実はアーデンこそ初代ルシス王になるべき存在だった」
「ソムヌスがそれをつぶすために、アーデンを襲った」
「エイラが禁忌をおかして、ソムヌスにアーデンの国王就任をもらしてしまったのがそもそもの原因」
という事実です。
エイラという存在が失われるのは、まさに本編のFF15のルーナとノクトの関係と同じ。
アーデンはノクトに対して、かつての自分が味わった絶望を味合わせたということ。
さらに、もともとアーデンはとんでもなく優しい青年だった、
「人を救うのが俺の使命・・・」
とまさにイエス・キリストのような象徴だったのですね。
そして本編より35年前、アーデンは帝国の科学者ヴァーサタイルによって、2000年間の幽閉から解き放たれることになります。
帝国の研究所へと連れられた彼は、↑の真実にたどりつき、ルシス王国への復讐を決意することになるのですが・・・。
実はアーデンは最初はまったくやる気がなかった
これが新事実。
アーデンはFF15ではひょうきんもので、悪役ですが、
ヴァーサタイルによって目覚めた段階ではまったくそんな気はなかったと分かります。
「放っておいてくれ」
とヴァーサタイルの協力要請を拒むアーデン。
この時点では、アーデンはルシスを憎んでいるのではなく、ソムヌス個人を憎んでおり、
さらにソムヌスはすでに此の世にはいないため、復讐の対象もおらず、
「もうどうでもいい」
という心境だったと思われます。
ヴァーサタイルの目的は「アダギウム」としてのアーデンとシガイ化の研究、さらに帝国のために動くこと、魔導兵の開発などでしたが、
アーデンには関係なかったのです。
イフリート。かつて人に絶望し、人を焼き尽くそうとして他の神々と大戦。
その後、氷漬けとなって封印されていた。
ヴァーサタイルによって研究所に保管され、アーデンに呼応するように目を覚ました。
しかし、イフリートとの接触によってかつての真実(自分が国王に選ばれるはずだった等)を知り、ソムヌスへの復讐心が最大になったところで、覚醒。
魂の世界でエイラと会ったアーデン。
真実を知り、さらにシガイ化が進むエイラに自らトドメを刺したことで暴走。
「神よ、俺はもうあなたには頼らない。ソムヌスを、ソムヌスの国を亡ぼすだけだ」
「それがオレの道。俺が生きるということだ」
と完全にシガイに飲み込まれてしまったアーデン。
生きる希望をなくして抜け殻になっていたアーデンが、皮肉にも復讐という目的で生きる希望を見出してしまった・・・
エイラは決して望んでいないし、アーデン本人もそんなことは望んでいなかった。
でも、アーデンに巣食う寄生虫の意思がそれを増幅させ、結果的に闇に飲まれてしまったんですね。。
さらに、アーデンの性格が今のように飄々として別人のようになってしまったのは、
人々をシガイ化させながら、あらゆる記憶を飲み込んできたから、とも判明。
つまり、アーデンの現在の人格は復讐を核として、大勢の人間の記憶と一緒に出来上がったものであり、当時のアーデンとは別物だとも言えます。
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アーデン、ついに首都殲滅
そして、アーデンはインソムニアへ侵攻を開始します。
ちなみにアーデンはシガイを使った魔導兵の開発の功績で一気に宰相になった、ということ。
王都インソムニアへの潜入
人々が行き交い、祝祭の雰囲気であふれるルシス王国の首都インソムニア。
『FFXV』本編では描かれなかった平和な街並みが印象的だが、インソムニアに潜入したアーデンは、魔法障壁に囲まれた街を思うがままに破壊していく。そして、アーデンが復讐の先に見たものとは……。
アーデンVSレギス
インソムニアに侵入したアーデンは最終的に、国王レギスと戦闘。
レギスは過去の悲劇を知らないため、王剣を出現させるアーデンを
「アダギウム」として認識しています。
ちなみにここでレギスに負けるとゲームオーバーとなり、再び封印されることになります。。。ひぇ。。。
レギスに勝つと、アーデンの本当の目的はインソムニアの崩壊に加えて、
「ソムヌスの召喚」にあったと分かります。
魔法障壁として国を守っているソムヌスの魂を呼び出し、完全消滅させることこそアーデンの目的。
そして、ボスはソムヌス。
戦闘では彼の本心が聞けます。
ソムヌスはなぜアーデンを裏切り、国王となったのか?
ソムヌスはアーデンの夢に出てきたような悪意はもはやありません。
ソムヌスがなぜアーデンを封印したのか。
それは、
「シガイに侵された者を国王にすることができなかったから」
民を守るために、あえて自分が汚れ役を買って出た、というのがソムヌスの本音のようです。
「もう安らかに眠ってくれ・・・・兄上」
という消えるソムヌスに、アーデンは「ふざけるな!」と怒ります。
「許されるはずもないが、すまないことをした」
と語るソムヌスからは当時のアーデンが描いていたような悪はなく、誠実な性格が感じられます。
ソムヌスの言い分も分かりますが、そのせいでエイラを失い、さらに自分に地獄のような犠牲を強いたソムヌスはやはり悪。
ソムヌスがもともと悪だったのか、単純にアーデンの記憶上そのように見えただけなのか、
本当は史実通り国を思ってアーデンをやむなく封印したのか。
これは見方によって変わります。
ここで、町を壊滅させ、アーデンの復讐は終わったかに見えましたが・・・・
バハムートがすべての真実をアーデンに告げる。FF15本編へ・・・
復讐を果たしたアーデン。
しかし、そこにバハムートが現れます。
アーデンを捕え、
「お前は真の王を導くための生贄にすぎない」
と突きつけます。
バハムート曰く、
アーデンの使命とは「世界のシガイ化を進め、闇をばらまき続けること」。
そして、その闇を撃つために現れる真の王を導き、最終的に真の王に討たれることで使命は完遂するとのこと。
アーデンの復讐は完遂し、「神に従うつもりはない」と抗いますが、
「人はすべて運命によって導かれている。それに気づかないだけだ・・・真の王がお前を撃つとき、王家の血筋は絶え、お前の復讐も完遂する」
と、まさにFF15のストーリーの根本であり、アーデンの目的を語ります。
実質、FF15の黒幕はバハムート・・・。
ですが、それすらも「運命」であり、人も神も抗うことはできない・・・というのがFF15の物語の本質。
バハムート曰く、その使命を果たさなければアーデンは永遠に「囚われたまま生き続ける」という苦が待っているので、ある意味バハムートはアーデンを救った。。。とも言えます。
そして、アーデンはバハムートに解放されたのち、
「神の思い通りにはならない。すべてを闇で塗りつぶしてやる・・・・」
と誓います。
「闇を広め、真の王にやられたとしてもそれで王の血筋が絶えるのなら・・・」
こうして、アーデンの復讐の第2幕が始まるのです。
ここからFF15本編です。
FF15の簡単にストーリー&エンディング動画を以下にまとめています↓
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