目次
キングダム映画内容考察(ネタバレ注意)!あらすじはどこまでなのか?ストーリーとキャラクターに迫る!【キングダム考察】
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以下、画像はキングダム公式©およびキングダム映画公式©より一部引用して考察していきます。
映画後のストーリーや史実にも触れるため、ネタバレにご注意ください!
1キングダムとは?キャラクターと原作の内容解説☆
まずざっくりと「キングダムって?」という方のために簡単に解説します。
キングダムとは、原泰久先生が描く「中国歴史ファンタジー」となっています。
正確には、中国の歴史上はじめて統一王朝となった「秦」の始皇帝と、その将軍として仕えた信の二人を主人公とした史実に基づいた漫画ですが、
ところどころフィクションも含んでいます。
始皇帝と言えば、世界史でも絶対に習う「初代皇帝」ですが、
そんな始皇帝になる前に、彼がどのようにのし上がったのか、
そして、彼を支えた将軍「信」とはどのような人物だったのか?
をメインに、
中華の戦国時代を描く作品です。
2019年4月現在に53巻まで発売され、累計3000万部を突破している超人気漫画↓
53巻と聞くと「え・・・?」と思いますが、私は3日で一通り読み終われるくらいあっという間に読み終えます(それくらい面白い)。
歴史ものと聞くと、堅苦しいイメージですが、メインはやっぱりアクション。
キングダムの特徴は飽きさせない軍略と戦場でのバトル、さらに宮廷での政略や裏切りといった知略と戦術を駆使した戦いにあると思います。
漫画の王道である、バトル(特に最強の敵や大将との一騎打ちは最高)
サスペンス、頭脳バトル
恋愛の要素(少し?)も含む最高の作品です。
というわけで、大好きな漫画の一つなのですが、これまで考察してこなかったので、しばらく徹底考察したいと思います!
まずは映画から入られる方も多いかもと思ったので、映画版のキャラクター紹介です!
1信(しん)
主人公は山崎賢人さんが演じる「信」。
幼なじみで親友の漂とともに武功を上げて「天下の大将軍になる」ことを夢見る。漂の王宮行きをきっかけに秦王・えい政と出会う。
後の秦の大将軍となる人物であり、もともとは孤児の下僕(奴隷)。
史実は秦国の将軍「李信」より。
映画で描かれるのは、まさに下僕から秦の王位継承者である政と出会い、成り上がっていくまでです。
性格はとにかく男。強く、激しく、勇猛果敢。
ただし、(最初は)頭がすこぶる悪い猪突猛進型。
2政(えいせい)
えい政。演じるのは吉沢亮さん。
秦国の若き王位継承者。
後の始皇帝。
腹違いの弟・成きょうが起こした反乱により王宮に追われる身となり、追われる中で信と出会い、助けられる。
「中華統一」という野望を持つが、それはすべて平和のため。
同じく、吉沢亮さんが演じるのが、政とうり二つの「漂」。
こちらも史実は不明。
王宮に呼ばれ、政の影武者となった信の幼なじみで親友。
漂が政の身代わりとなって死に、その結果、信は政とともに戦うことを決意する。
楊端和(ようたんわ)/長澤まさみ
秦国の西側の未開拓の山の民を武力で束ねた美しき山界の王。
こちらも原先生がもともとは男子にする予定だったことから、女性というのはフィクションと思われる。
史実では秦の将軍の一人。
圧倒的な武力を持つ異民族であるが、秦との400年前の盟約を守り、最終的に秦と同盟関係となる。
後の秦の六大将軍の一人。
設定は最高の美女であり、キングダムの3大ヒロインの一人。
多くの男たちが女王である彼女を狙っている。
河了貂(かりょうてん)/橋本環奈
3大ヒロインの一人。
信が死ぬ寸前の漂にいざなわれてやってきた野盗や悪党が住まう村で生き残っていた少女。
普段は男装しており、信が女性と気づくのはずっと後のこと・・・。
もともとは山の民の生き残りであり、天才的な軍師でもある。
後に、軍師として信を傍らで支えるパートナーとなる。
ただし、信にしてみれば、彼女はあくまで「妹」のような関係。
王騎(おうき)/大沢たかお
秦の六大将軍と呼ばれた当時最強の大将軍の一人。
原作ではおかまっぽく、信を抱くなどの発言もあり。
ただし、実力は圧倒的であり、原作でも一対一ではおそらく最強。
武力でも、軍略でも、王騎に勝る将軍はほぼいない。
Sランクという最高のランキングがついた王騎。
最終的には命を落とすが、おそらくキングダムでは最強の存在として今後も描かれると思います。
王宮内の権勢争いには全く興味を示さず、戦場のみを求める。
最強の将軍だったが、のちに討ち死にし、その矛と意志は信が受け継ぐことになる。
信に最初から最後まで一番影響を与えた師とも呼べる存在。
史実では王齕(おうこつ)と呼ばれる将軍に当たると思われます。
騰(とう)/要潤
王騎の副官であり、常に傍らに控え忠義を尽くす武将。
最初は王騎に「そうですね」と言うだけの存在だったが、実はその実力は王騎にも劣らない大将軍。
マジカル攻撃である「ファルファル(画像)」を使い、敵を一網打尽にする・・・。
ちゃんと公式にも「マジカル ファルファル」との標記があるので・・・(;´▽`A“
成きょう/本郷奏多
映画本編のラスボス。
秦王家の第2王子にして、政の弟。
ただし、政が趙国の母を持つのに対し、成きょうは秦の貴族の母であり、それゆえに「王には秦の純血がふさわしい」と、反乱を起こす。
ここまで原作と映画が一致した姿ははじめてみる・・・。
性格は最悪であり、王以外はごみであり、王である自分がすべて。
ただし、後に改心して政を救ったり、最愛の妻を守るために命を落とす。
個人的にかなり好きになったキャラ。
壁/満島真之介
壁(へき)。
政と信の味方であり、一緒に戦う武人。
貴族出身であるが、原作では情けない部分も多く描かれており、もともと史実では壁という武将は存在しない(なんと原作者原先生の勘違いで壁討ち死にする、という文言から壁という武将がいた、と思っていたが、実は壁はそのまま壁が壊れたの意味だった・・・というオチ)
そのため、途中で死ぬキャラクターだったが、存在しないので、以降自由に活躍することになる。キングダムの裏方として重要な立ち位置。
最終的に将軍となるも、将軍らしくない失敗を繰り返したり、山の女王に恋したり、もっとも人間らしい大好きなキャラ。
最新刊では敵の大ボスを討ち取る大活躍を見せる(ただし、最後のいいところだけもっていく形)。
昌文君/高嶋政宏
えい政に忠義に尽くす第一の側近。
王宮を追われるえい政の替え玉として漂を王宮へ連れていく。
反乱によって追われた政の唯一の味方であり、信の幼馴染の漂を王宮に連れて行った張本人。
もともとは武人だったが、文官として政治に携わり、後に左相承となる(つまり、3番目にえらい人)。
※映画は原作のどこまで(何巻まで)なのか?
ここでちょっと気になる方がいらっしゃると思ったので、キングダムの映画は原作漫画のどこまでを描く作品なのか・・・ですが、
実は5巻の半ばまでです。
つまり、序盤の序盤。ですが、キングダムを読むとここまでがまず面白い!
以下、キングダム映画本編の内容(ストーリー)と、それ以降のあらすじを5分で分かるように簡潔にご紹介します。以下、ネタバレ注意です!
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2 5分で分かるキングダム映画のあらすじ(ネタバレ注意)
映画キングダムで描かれるあらすじは、漫画の単行本の5巻までですが、
その内容は、ざっくり言うと、
1秦という国で反乱が起き、王位継承者であった「えい政」が追い詰められる。
2首謀者は政の異母兄弟である「成きょう」。
3追い詰められた政は、主人公「信」の幼馴染で孤児の「漂」を影武者として逃亡に成功する。
4結果的に「漂」は命を落とし、最後に会いに行った「信」に代わりに王を守るように頼む。
5信とえい政が出会い、二人は乗っ取られた秦国奪還のために、「山の民」に会いに行く。
6山の民の王「楊端和」と協力関係を結んだ信たちは、秦国の首都「咸陽」に挑み、首謀者成きょうと戦う。
7成きょうは破れ、再び秦の国王(正確には22歳で成人の王となるため継承者)として、「えい政」が即位。
という話です。
5分というかたぶん1分くらいのあらすじ解説なのですが・・・(;´▽`A“
以下、もう少し詳しく解説します♪
1秦という国で反乱が起き、王位継承者であった「えい政」が追い詰められる。
まず、キングダムの舞台である「秦」は有名な始皇帝の治めた「秦」そのものです。
ただし、時代は紀元前の話であり、正確には紀元前221年(始皇26年)に中国を統一する前の話になっています。
それまでは群雄割拠の戦国時代(画像)。
秦は地図で一番左に位置する7つの国の一つだったのです。
(ちなみに日本はまだ統一国家ではなく、中国から伝来した文化から弥生時代が形成されています。中国は当時からしたら、圧倒的に進んだ大都会・・・・!)
そんな大都会であった秦の国王(22歳で戴冠)である嬴政(えい政)ですが、実は母親が趙国の踊り子。
当時圧倒的な美人とされた娼婦である「趙姫」の子供として生まれたため、その結果、人質として趙に送られ、さらにひどい差別を受けていました。
そんな彼が秦に戻り、王位継承権を持ったものだから、これに怒ったのが、秦の貴族の母を持つ弟の成蟜(せいきょう)。
「敵国の娼婦の息子を王にするわけにはいかない!」
と、反乱を起こしたのです。
そして、これに同調したのが、当時子供だった嬴政(えい政)に代わって秦国の権力を掌握していた呂不韋。
彼は嬴政(えい政)と成蟜(せいきょう)が争い、二つの勢力が弱まったところで自分が王に即位するつもりだったのです。
この結果、政は非常に追い詰められることになります。
2主人公「信」の幼馴染で孤児の「漂」を影武者として逃亡に成功する
次に、主人公の信。
みなしごであり、下僕として幼馴染の「漂」と暮らしていました。
しかし、ある日、政とうり二つであった「漂」は王宮に呼び出され、↑の反乱の際の身代わりとして命を落とします。
そして、命からがら最後に「信」の元にたどりついた漂は、「俺を天下の大将軍まで連れて行ってくれ」と頼んで死にます。
二人の夢は秦の「大将軍」になること。
親友の漂を失った信は、その夢を一緒に背負って生きていくことを誓います。
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3信とえい政が出会い、二人は乗っ取られた秦国奪還のために、「山の民」に会いに行く
漂は最後に政の隠れていた場所を信に伝えたことで、信と政が運命的に出会うことになります。
まさに将来の始皇帝と、大将軍の出会いだったのです。
よくよく考えると、信が大将軍となる道を、親友の漂が最初に作り上げた・・・とも言えると思います(史実は違います。あくまで漫画のあらすじです)。
そして、圧倒的に不利だった政は、信とともに、秦国の西に広がる山々の民に援軍を頼むことになります。
それが、「山の民」であり、王は「楊端和」。
漫画でも相当の美人として描かれており、映画では長澤まさみさんが演じています。。(n*´ω`*n)
彼女も後の秦の大将軍です。
4山の民の王「楊端和」と協力関係を結んだ信たちは、秦国の首都「咸陽」に挑み、首謀者成きょうと戦う
そして、山の民と盟約を結んだ政たちは、ともに首都の咸陽に挑み、
首謀者である成きょうと戦うことになるのです!
この時の成きょうは、「王以外はごみくず。すべての人間は俺に尽くせ!」という悪逆非道の人間です。。。
最後は信の活躍をもって成きょうは破れ、再び秦の国王(正確には22歳で成人の王となるため継承者)として、「えい政」が即位することになったのです。
これが、5巻まで&映画のストーリー(あらすじ)となっています☆
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3映画後のストーリーは?(ネタバレ注意)
そして、映画後。正確には5巻以降から最新刊に至るまで、
信は大将軍になるまで各地で戦争を戦っていくことになります。
最新刊では、すでに下僕から5千人将にまで成り上がります。
同時に、政は国内の最大の敵である呂不韋と政権争いを行うことになり、
最終的に、正式に秦の国王として即位。
その後、中華統一する紀元前221年に始皇帝となるまでが描かれる・・・ということになります。
ただし、現時点での最新話では、まだ隣国の趙との闘いが描かれており、残りの5か国はまだまだ先になりそう(最終決戦は斉)なので、全7各国統一は、100巻越えになりそうな予感・・・。
詳しくは、キングダム考察でこれからいろいろ書いていこうと思います♪
あくまで作者の解釈よりフィクションで大まかな時代、土地の設定は史実に基づいてるとは思うけど人物はやはりフィクションにより近いと思う
そうでなければ話を流れるように描けないし史記や中国の歴史書もどれが一番正しいとかはあり得なくどれが一番支持されてるかで
史実自体が消去法で記録がはっきりしてるものでない限りすでに史実ではないのかも
なので色んな作家が自分の願望もこめてかくのだと思う
とワケわからないこと書いたのもおうきはおうこつがモデルではないと思ったしキングダムの中でも別に名前があがってますよ
もう一度読んだらどうですか?
史実としてはおうきはいないかもしくはいてもこのような何かを成し遂げてはいないですよ
おうきはかりょうえんと同じく最高のオリジナルキャラです