目次
ファンタスティックビースト2ネタバレ考察!ストーリーとラストの謎、ナギニ・クイニーの闇落ち・クリーデンスの正体とは!【黒い魔法使いの誕生考察】
以下、画像はファンタスティックビースト黒い魔法使いの誕生公式(ファンタビ2)©より一部引用して考察します。
本編のネタバレを含みますのでご注意ください。
また、前作までのあらすじと見どころは以下のページに記載していますのでそちらもどうぞ。
スポンサーリンク
※本作の見どころについて
最初にストーリー考察を分かりやすくするために、本作の見どころをまとめておきます。
1グリンデルバルド(世界最強の杖ニワトコの杖を持つ、この時代最強の闇の魔法使い)が暗躍。演じるのはジョニーデップ。
2レストレンジ家の謎が明かされる。レストレンジとはベラトリックス・レストレンジに関する純潔の一族。
3クリーデンスの正体がついに明かされる!(ラスト最大の見せ場)
4かつての仲間だったクイニーが闇落ち。。。
5ニュートの学生時代とダンブルドアの若いころ、さらにマクゴナガル先生の若いころなど、70年前のホグワーツが描かれる。
以上の5点が最大の見せ場だと思いました。
この点を注目しつつ、以下、ストーリーを順を追って考察していきます。
最後にエンディングとラストの謎・伏線・感想をまとめます。
1舞台は前作から1年後の1927年。ニューヨークでグリンデルバルドが脱走!
前作、ファンタビ魔法使いの旅の最後にアメリカ魔法省によって捕らえられたグリンデルバルド。
それから1年後。
舞台は1927年になっています。
アメリカ魔法省のピッカリー議長は「やっかいばらい」と称して、グリンデルバルドをヨーロッパへと移送することを決定します。
ピッカリー議長の目的は「北米の安泰」なので、グリンデルバルドが邪魔なんですね。。
部下であったアバナシーは「舌も切ったし、魔法が使えないように完全に拘束している」と自信満々。
しかし、その途上、実はその部下こそ、グリンデルバルドの変装であり、
捕まっていたのは彼の部下と判明。
グリンデルバルド本人はとっくに、牢獄から抜け出しており、最強の杖「ニワトコの杖」を手に、移送しようとしていた馬車を襲撃します。
アメリカ魔法省のアバナシーの寝返りとともに、
グリンデルバルドは、そのままヨーロッパのパリへと姿を消すのです・・・。
23か月後。ニュート魔法省に呼ばれる。リタ・レストレンジ新キャラが登場!ダンブルドアも!
前作でニューヨークを旅していたニュートでしたが、その目的は密輸されていたサンダーバードをアリゾナへ帰すため。
しかし、その途中のニューヨークでオブスキュラス&グリンデルバルドの騒動のせいで街をめちゃくちゃにしてしまい、イギリス魔法省から「国外出国禁止」命令を出されています。
その命令を解くために、イギリス魔法省にやってきたニュート。
ここで、新キャラとして、ニュートのお兄さん「テセウス・スキャマンダー(闇払い)」と同級生の「リタ」が登場します。
テセウスは自由奔放なニュートと違って、真面目でニュートを躾ける係。
リタはホグワーツの同級生だったニュートとかつて仲が良く、(恋心を持っている描写?)、今はテセウスの婚約者となっています。
リタの本名は、なんとリタ・レストレンジ。
ハリーポッターではかつてデスイーターだった「ベラトリックス・レストレンジ」と同じ名前を持っています(伏線)。
もちろん、ホグワーツではスリザリン。
ベラトリックス・レストレンジ。
シリウス・ブラックの従妹にして、ブラック家からレストレンジ家へ嫁いだ。
ヴォルデモートの側近であり、最後にロンのお母さんによって倒されるまで、死喰い人のまとめ役的な役割を担っていた魔女。
個人的に近くにいてほしくないけど、見る分にはすごく好きなキャラクターでした(笑)。
このリタ・レストレンジも重要人物です。
テセウスは、他の魔法省の役人と一緒にニュートに「グリンデルバルド討伐のために闇払いとして勤めろ」と迫りますが、
ニュートは「僕はどっちにもつかない(伏線)」と拒否。
そのまま国外旅禁止のまま魔法省を去ります。
しかし、外に出たニュートを待っていたのが、ダンブルドア!
若き日のダンブルドアが登場。
ダンブルドアはとある理由(伏線)から、グリンデルバルドと戦うことができず、
代わりに優秀なニュートに戦ってほしい、とお願いします。
正確には、1で「オブスキュラス」を飼っていた魔法使い「クリーデンス」を保護してほしい、と。
クリーデンス(超重要)とは、1でニューヨークで暴れていたオブスキュラスという「闇の生物」が宿主としていた青年で、その力を求めてグリンデルバルドも接触。ニューヨークで厳しく虐待するメアリーという養母に育てられていたが、オブスキュラスの暴走と怒りによって養母を消してしまいます。
1でオブスキュラスの暴走によって命を落とした・・・とニュートは思っていましたが、実は生き残っており、自分の出自と母親を求めてフランス・パリにやってきていると言うのです。
オブスキュラスとは「愛がない子供」の心に育つ怪物ですが、クリーデンスはその「魔力の大きさ」ゆえに、オブスキュラスに食われることなく、さらにその力を自分のものとして活用しています。
さらに、ダンブルドアは
「クリーデンスこそが生き別れたリタの弟であり、姉の愛があればオブスキュラスから彼を救える」
と教えます。
そして、ニュートにとって重要なのは、1で恋に落ちた「ティナ」がそのクリーデンスの保護のために闇払いとなってパリに向かった、という情報。
実は1の後に、ティナとニュートは恋で結ばれるかと思いきや、
雑誌がニュートと前述のリタが婚約と間違えて(実際は兄のテセウスとリタ)報道したために、ティナは嫉妬から他の男性と付き合い、連絡を絶っていたのです。。
(ティナかわいい・・・)
31の仲間が再集結。ジェイコブが記憶を失っていなかった理由が判明!
1で分かれて以来、ティナを思い続けながら、どうしようもなかったニュート。
これぞチャンスとばかりにやる気をだして、パリに行くことにします。
その過程で、ニュートの家に勝手に上がり込んでいたのが1の相棒だったジェイコブとクイニー。
クイニーはティナの妹で魔女ですが、ノーマジのジェイコブの心に魅かれて半ば強引に婚約しようとしていました。その結婚報告にニュートの家を訪れていた二人。
ジェイコブは前作で記憶をオビリビエイトされたはずでしたが、
実はオブリビエイトは、「辛い記憶のみを消す」魔法であり、ニュートたちと一緒にいて楽しかったジェイコブは彼らのことを忘れていなかったのです!
ジェイコブよかった・・・。
しかし、一方でジェイコブが好きすぎて婚約したいクイニーの暴走が始まります。
魔法で強引にジェイコブに婚約させようとし、
ジェイコブの「君は(そういうところが)狂っている」という心の声を聴いてしまったため、傷心から姿を消してしまうのです。
クイニーはジェイコブが好きだから結婚したい。
でも、ノーマジとの結婚はアメリカ魔法省の法律では禁止されており、監獄行きになってしまう。
そうなると、ジェイコブはつらいから、ジェイコブは婚約に反対。
もっと自由に、もっと好きな人と一緒にいたいという気持ちから、クイニーはだんだんと傷ついていきます(伏線)。
4グリンデルバルドの暗躍が始まる・・・その目的とは。
一方、パリに潜伏しているグリンデルバルド。
グリンデルバルドの目的は闇の勢力としての信奉者の獲得と、クリーデンスを手に入れること。
クリーデンスは前述の通り、パリで彼の母親を探しています。
グリンデルバルドは仲間と共にノーマジの家族を赤ちゃん含めて全滅させ、そこに居座ります。
「我々の目的は自由。あるべき自由だ。人間は家畜だ」と。
そしてニューヨークからパリに逃げ、母親を探しているクリーデンスは現在サーカス団にいることが判明します。
5クリーデンスと「ナギニ」が登場!
今作で一番衝撃だったのが、ナギニが登場したこと!
クリーデンスは魔法使いのサーカス団で働きながら、母親を探していました。
そこで出会ったのが、上の美女。
名前はナギニ。
姿は美女ですが、実は普通の人間ではなく、
血の呪いによって動物に変身できる「マレディクタス」という一族(詳しくは最後に解説します)。
サーカス団では見世物として「下等生物」の代名詞で様々な動物に変身できる彼女を笑いものにしていましたが、クリーデンスは彼女を愛し、ともに脱走します。
ナギニ・・・そう、彼女はヴォルデモートが愛でていた大蛇「ナギニ」です。
ナギニ。ヴォルデモートが愛していた側近の蛇。
人を喰らい、変装したりもする。
ヴォルデモートの魂の一部が入った分霊箱でもある。
最後はネビル・ロングボトムによって、グリフィンドールの剣で斬られる。
まさかのスピンオフでナギニの正体がインドネシアのマレディクタスという美女だったと判明しました・・・。
クリーデンスはそんな彼女と一緒に旅をし、パリでついに自分をニューヨークへと連れて行った人物と再会します。
しかし、その人物は実はただの世話係であり、本当の母親でもなく、
さらにイギリス魔法省が雇っていた魔法使い「グリムソン」によって命を奪われてしまいます・・・。
実はこの闇払いもグリンデルバルドの手の者。
グリンデルバルドはクリーデンスに接触し、
「もしも自分の正体が知りたければ、今夜レストレンジの墓地へ来い」
とクリーデンスを誘います。
6ティナと再会したニュート。謎の闇払い「ユスフ・カーマ」と接触、魔法省へ突撃!
ティナとカーマ。
先にパリでクリーデンスを追っていたティナは同じく闇払いと名乗るカーマと接触。しかし、保護する目的のティナに対して、カーマはクリーデンスを「消す」ことを目的にしている。
その理由が、彼の腕にある傷。とある人物とした「破れぬ誓い」によって、カーマはクリーデンスを倒さなければならない。
ティナの足跡を追って、パリにやってきたニュートとジェイコブ。
そして、待っていたのはとらわれたティナ。
カーマはクリーデンスを消すために、保護を目的とする彼女とニュートたちを捕らえますが、すぐに脱走。
ニュートは「嫉妬真っ最中」のティナと一緒に、クリーデンスが求める「出自」を探しに、フランス魔法省へ潜入します。
そこで、リタとも合流したニュートたち。
ダンブルドアが言うように、
「リタはクリーデンスの本当の双子なのか」
「だとすると、クリーデンスの正体はレストレンジ家が生まれなのか」
という疑問を解消するため、レストレンジ家の家禄を探しますが、すでにそれは持ち去られ、
結局魔法省を荒らすだけ荒らして(お約束)、メモに残されていたグリンデルバルドが待つ「レストレンジ家の墓」へ向かうことになります。
クリーデンスとナギニ
そして、彼らを追うニュートとティナ、リタの3人。
愛するクイニーを探すジェイコブと
「自由に愛する権利が欲しい」クイニー。
ここでクイニーのその欲望と「心を読む能力」を知り、接触するグリンデルバルド。
全員の運命が「レストレンジ家の墓地」にて、ついに交わります!
長くなったので、クライマックスからラストまでの伏線と謎を次にまとめます。
核心のネタバレを含みますのでご注意ください。
確か彼はオブリビエイトされたのではなくスウーピング・イーグルの毒が混ざった雨によって記憶が消えた(?)はずですよ
前作の最後で雨に当たった彼は記憶を失ったという気がしないような表情をしていました