コードギアス奪還のロゼ最終幕第4幕ストーリー解説&感想(ネタバレ注意)!エンディングとルルーシュのこれからについて

コードギアス©奪還のロゼ©

かれん
コードギアス奪還のロゼ最終章のあらすじ考察と感想になります!4か月続いた奪還のロゼもいよいよ最後!楽しかったなぁ・・・
かれん
第1幕では、コードギアス復活のルルーシュから6年後の光和7年が描かれ、第2幕ではアッシュの過去が判明、第3幕ではスザクやスピンオフのキャラクターが多数登場して総力戦が展開されました!
かれん
最終章にあたる第4幕では、正直最後急ぎ足感が否めませんでしたが、ノーランドとアッシュの最終決着が描かれました。以下、奪還のロゼのストーリーを追いつつ、感想を交えながら、ルルーシュのこれからについても考察していきたいと思います☆ネタバレ注意でお願いします
スポンサーリンク
スポンサーリンク
カテゴリー別新着記事

最新記事はこちらからどうぞ♪

コードギアス奪還のロゼ最終章4幕ストーリー考察&感想(ネタバレ注意)!

以下、画像はコードギアス©奪還のロゼ©より一部引用して考察します。使用画像は全てyoutube公式からとなります。

奪還のロゼ第1幕の考察↓

奪還のロゼ第2幕の感想↓

奪還のロゼ第3幕の感想↓

奪還のロゼのネタバレを含みますのでご注意ください!

スポンサーリンク

コードギアス奪還のロゼの登場人物紹介(最終章バージョン)

奪還のロゼは舞台がホッカイドウということで、これまでの作品で登場しなかったキャラクターがメインになっています。

ネタバレをこの時点で含みます。

ロゼ(CV:天﨑滉平)

「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟の弟。頭脳明晰でコミュニケーション能力が高く、依頼主との交渉や情報収集、作戦指揮を担当している。

実は、首のアクセサリーにより、目の色と声を変えている。皇サクヤの変装。

皇サクヤはホッカイドウブロックを領地として治めていた旧財閥系皇家である皇重護の一人娘。

第一幕の最後にブリタニア帝国の正統皇位継承権も持っていることが判明しましたが、第2幕ではホッカイドウを治めていた皇重護と98代皇帝シャルルの第1子シェリーの子供であると確定しました!

つまり、サクヤはシャルルの孫であり、ルルーシュにとっては血のつながった姪っ子ということになります。

絶対遵守のギアスをルルーシュに与えられています。

第2幕の最後に、影武者のサクラの正体がヴァルターにバレてしまいます。

第3幕では、敵のクリストフにロゼの正体がバレてしまい、捕らえられることに・・・。

アッシュ(CV:古川 慎)

「ナナシの傭兵」と噂されるロゼの兄。非常に優れた運動能力とナイトメアフレームの高い操縦技術を持つ。弟であるロゼの作戦のもと、数々の依頼を成功させてきた。

本名は、アッシュ・フェニックス。ブリタニアにて暗殺や裏稼業などの汚れ仕事をやってきた裏の人間。

ロゼのことを自分の弟だと錯覚し、ロゼを守るようにギアスをかけられている状態。

クールですが、実は純情で恋愛に奥手。サクヤが変装したラズベリーちゃんが好き。

第2幕では、実はロゼ(サクヤ)の父親である皇重護の命を助けようとしていた、という情報が明らかになりました。

第3幕では、もともとラベンダーホームという戦争孤児施設で弟のニコルと一緒に育ちましたが、その後にノーランドに引き取られ、暗殺者として育てられたと判明。

しかし、ノーランドの手によってニコルの命は奪われ、その後に収容所でアッシュは皇重護と出会います。

そこで、皇サクヤを守ると誓いましたが、そのことを知らなかったサクヤによってギアスをかけられていたのです。

そして、アーノルドによるギアスキャンセラーによってギアスから解放され、ロゼと再び相まみえることになります。

最終章では、再びサクヤによるギアスにより、命を懸けて戦う騎士となりましたが、最後にサクヤを助けるためにノーランドと爆散しました・・・。

皇サクヤ(CV:上田麗奈)

ネオ・ブリタニアによって殺害されたホッカイドウブロックの領主、皇重護の娘。現在その身柄を囚われている。

と、思われていましたが、実は本物の皇サクヤはロゼであり、囚われている彼女は春柳宮サクラという影武者。

影武者ながら、サクヤを守るために幼い頃から友人として一緒に過ごしていたため、二人の絆は非常に強いです。

奪還のロゼのテーマは、皇サクラを奪還する、という目的からきているようです。

第2幕の最後に、ネオブリタニアのヴァルターによって、その正体が暴かれましたが、実はヴァルターは味方。

現在は、ヴァルターと協力して、内部からネオ・ブリタニアを変え、ノーランドによる内政を変えようとしています。

ネオ・ブリタニア帝国

ブリタニア帝国崩壊後、ブリタニア共和国として超合衆国に加入したブリタニア。

しかし、それをよく思わない旧体制勢力の貴族たちが集まって作り上げたのが、ネオ・ブリタニア帝国。

彼等は自分達こそが、正統後継者と考えいているので、本来「ネオ」がつくなら初代皇帝のはずですが、ルルーシュの99代目から皇位を受け継いだ100代目皇帝を擁立しています。

カリス・アル・
ブリタニア(CV:市ノ瀬加那)

ネオ・ブリタニア帝国の第100代皇帝。ノーランドらアインベルクの騎士たちと共に旧ホッカイドウブロックを占領し、この地に暮らしていた日本人達を支配している。

初登場のまだ幼いブリタニア皇帝。

98代ブリタニア皇帝のシャルルの息子ということなので、当時の王位継承権は第108位とかなり下の方だったと思われます。ちなみにルルーシュは11皇子なので、かなり下の弟ですね。

実際はただ担ぎ上げられただけの存在で、心は優しいです。

しかし、ノーランドの策略により、命を落とすことに・・・。

特に出番もなく本当にかわいそう・・・(´;ω;`)

アインベルク

戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と、実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名からなる皇帝直属の騎士団「アインベルク」は、それぞれチェスの駒になぞらえた地位が与えられており、それぞれ領地と騎士団を持っています。

もともと、制作段階では、アインベルクは存在せず、ノーランドと他3名だけの部隊だったそうです。しかし、それでは規模が小さすぎるという理由で人数が増え、アインベルクという名称になりました。

ノーランド・フォン・
リューネベルク(CV:安元洋貴)

カリスを皇帝として掲げ、ネオ・ブリタニア帝国を立ち上げた。皇帝直属の騎士アインベルクを束ねるヴァイスリッター「白のキング(ヴァイス・キング)」。

奪還のロゼのラスボス的存在の黒幕。実質、ネオ・ブリタニア帝国のボス。

仮面の下の素顔は謎ですが、隠していることからコードギアスに以前登場したことがあるのかも・・・。

第3幕で、もともとノーランドはナイトオブラウンズの「ナイトオブファイブ」であったと判明しました。確かに5は不在でしたもんね。

最終幕にて、その正体が、シャルル98代皇帝のクローンであると判明。

シャルルが、不老の手段として考えたのが、クローンへの記憶の移植でした。

結果的に、ノーランドをナイトオブラウンズとして側に起きつつ、自分の分身として待機させていましたが、シャルルがルルーシュに敗れたことで、ノーランドは当初の目的を見失い、人類への嫌悪だけが残る存在となってしまいました。

ナラ・ヴォーン(CV:内山夕実)

アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のクイーン(シュヴァルツ・クイーン)」。冷静に状況を判断する優秀な指揮官。

第2幕で本格的に登場!

かつてラベンダーという孤児施設にて、アッシュやその弟と一緒に暮らしていたお姉ちゃんのような存在だったと判明しました。

今もなお当時の写真を大切に持ち、アッシュのことを気にかけていました。

搭乗機は、クインアスラ。両手の大型ブレードは近接用の他に、遠距離用の火器も装備しているという万能型。

アッシュの戦闘能力には一部劣るものの、状況判断は適格で、さらにフレイヤで一般民衆の命を奪う戦略には反対するなどの良心も見せました。

最終幕では、黒の騎士団と協力して、ロキと戦い、最後はラベンダーホームに戻っています。

キャサリン・サバスラ(CV:東山奈央)

アインベルクのヴァイスリッター「白のクイーン(ヴァイス・クイーン)」。自身も非常に戦闘に長け、『強い人が好き』という信念を持つ。

第1幕の後半から皇サクヤ(サクラ)の護衛と世話係をやることになります。

第2幕では、弱いサクヤ(サクラ)の「弱いからこそ、強くなりたいんです」という言葉にショックを受け、もがく様子に心を動かされている様子。おそらく伏線。

最終章でその過去が判明しました。

もともと、露天商として両親と働いていましたが、暴漢によって誘拐され、さらに両親の命も奪われました。そこを助けたのが、ノーランド。

以来、ノーランドの絶対的な強さに憧れ、強さのみを追い求めて、クイーンの位置まで上り詰めたのです。

エンディング後は、ラベンダーホームにてナラに求職するシーンが(笑)。

ヴァルター・
リントシュテット(CV:加瀬康之)

アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のビショップ(シュヴァルツ・ビショップ)」。主に忠実に仕える騎士。

かつて、ホッカイドウブロックにて、ナタリア・ルクセンブルグと一緒に、シェリーを守っていたという過去があります。

第2幕の最後では、ナタリアとサクラの会話から、サクラが影武者であることを瞬時に見抜き、彼女に迫ってきました。

第3幕にて、やはりヴァルターはシェリーの騎士であり、サクヤに忠誠を誓っているということが判明。影武者のサクラに協力して、内部からネオ・ブリタニアを変えようとしています。

地位は高いですが、クイーンと比べると劣るようです。

スタンリー・
フォンブラウン(CV:平川大輔)

アインベルクの「白のビショップ(ヴァイス・ビショップ)」。戦闘・戦術面ではなく、開発技術能力の高さをノーランドに買われている。第2幕では登場ほぼなし。

研究が全ての存在意義であり、自分の研究成果が見られれば、世界がどうなろうと、全く関係ない=研究の邪魔をするなら、仲間でも容赦しないという一面を持っています。

最終章では、ナイトメアに乗ることもなく、ロキの開発が終わった段階で、ノーランドに捨てられ、自ら作り出したロキによって命を落とすというなんとも言えない結末になりました・・・。アインベルクの中で一番出番なかったかも(´;ω;`)

クリストフ・シザーマン(CV:吉野裕行)

アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のルーク(シュヴァルツ・ルーク)」。狡猾で飄々としながらも戦闘・戦術面に優れ、研究者としての一面も持つ。ノーランドとの付き合いが最も長い。

第2幕でその目的が判明。さらに、フレイヤを躊躇なく打ち込むなど、冷淡な姿も見せます。

クリストフの真の目的は、ギアスを自らの手で作りだすこと。

第3幕では、アッシュに戦闘技術を教えた師匠であったと判明。しかし、アッシュとの戦闘に敗れ、さらに、サクヤにギアスをかけられることを恐れて自ら命を絶ちました。

七煌星団

反ネオ・ブリタニア活動を行っているホッカイドウブロック最大のレジスタンス組織。

黒戸剣成(CV:黒田崇矢)

七煌星団の団長。数々の戦いを乗り越えてきた歴戦の勇士であり、団員からも尊敬されている。

第1幕では、網走収容所に捕まっていましたが、ロゼたちの活躍により脱出しました。

本作における藤堂鏡志朗のような存在。ロゼの正体がサクヤであると知っています。

最終章で、実はハルカの父親であると判明しました。

物部 勲(CV:小西克幸)

七煌星団のメンバーで、黒戸に次いで活動歴の長い人物。

扇要(おうぎ かなめ)のような存在。感情的になりがち。

最終章で、最後に命を懸けて特攻して散りました。

琉高ハルカ(CV:富田美憂)

七煌星団の一人で、努力家な一面を持つ。ナイトメアフレームの操縦を得意とする。

本作のヒロインの一人。紅月カレンポジション。

でも、主人公のロゼは♀なので、恋愛要素はなかったです。

第2幕では、その能力の高さを認められ、レジスタンスの最高戦力としてエースとなりました。しかし、戦闘が単調なため、アッシュやキャサリンに敗れます。

乗る機体は、蛍雪(ケイセツ)。

黒の騎士団から届けられた新型機で、槍をメイン武器とし、さらに手にはブレイズ・ルミナスを展開できます。

コックピットがカレンの乗る紅蓮と同じ形状なので、おそらく紅蓮の後継機。

小田友臣(CV:千葉翔也)
七煌星団のメンバーで、仲間思いのお調子者。
玉城真一郎ポジション。
怒りっぽいが、謝られるとすぐ許す。
第2幕では、「俺、参上!」という電王のセリフと共に登場しました(笑)。

宗森葵太
(CV:坂 泰斗)
七煌星団のメンバーで、小田とともに最前線で戦う。

新城陽子(CV:杉山里穂)

七煌星団のメンバーで、戦いの際はオペレーターを担当する。

佐野悠里(CV:春野 杏)

七煌星団のメンバーで、ナイトメアフレームの整備などを担当するメカニック。

アルテミスとオルテギアへの変形合体を可能にした天才。

最終幕のエンディングでは、黒の騎士団のミナトにスカウトされ、以後、黒の騎士団に入隊を希望していました。ということは、ラクシャータやロイド博士と一緒に働くのかな?(n*´ω`*n)

黒の騎士団

漣 士郎(CV:山本兼平)

ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の日本人。

第2幕では、実はサクヤがロゼであることを知っている人物ということが判明。

黒の騎士団にもスパイがいるかもしれないのに・・・。

志塚 香(CV:小林親弘)

ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の団員で、漣の部下。

その他の味方

江間メイ
(CV:白石晴香)
ホッカイドウブロックにある喫茶店ラズベリーで働くメイド。

皇サクヤの正体を知る人物であり、又従妹という発言に虚実織り交ぜた、と言われていたことから、皇家の親類だと思われます。

ヴァレン・スターク
(CV:野川雅史)
ホッカイドウブロックにある喫茶店のマスター。

同じくロゼの正体を知る人物。

結局、彼が何者なのかは正体不明のままでした。

ナタリア・ルクセンブルグ
(CV:寺崎裕香)
ルクセンブルグ家の一人娘。ネオ・ブリタニア帝国の行政面を担う中心人物のひとりで、イレブンから皇帝陛下の命を守ったことにより、皇帝からの信頼が一番熱い人物。

しかし、実際は、レジスタンス側とつながっており、皇サクヤに協力しています。

当時の皇家と交流があったルクセンブルグ家からのつながりで、サクヤと共にサクラの奪還を目的としています。

公式にシェリーの側近であったと載っていましたが、シェリーが実はシャルルの第1子だったと判明したことで、実はかなりの大物であったと分かります。

第3幕では、ついに七煌星団やロゼとのつながりがバレてしまい、捕らえられてしまいました。

最終幕では、この三人の出番はほぼなし。

第3幕から登場したキャラクター

コーネリア・リ・ブリタニア

神聖ブリタニア帝国第2皇女。

第2幕の序盤から第3幕も続いて登場。黒の騎士団総司令。

第1皇女であったシェリーのことを姉さんと気遣っていた描写もあり。

総司令なので、直接戦闘に出ることはないと思われましたが、最終幕で、ナイトメア「クインローゼスz型」に乗って、ワイキキにて戦いました!

ジノ・ヴァインベルグ

ついにキタ――(゚∀゚)――!!

元ナイトオブラウンズのナイトオブスリー。スザクのある意味親友。

現在は、黒の騎士団の航空幕僚長ということで、空軍の総司令という立場ですね。

第4幕ではジノ専用のトリスタンが、トリスタン・ディバイダーとして復活!

色がジノのマントと同じ色になっていましたね!

そして、スザクもついにキタ――(゚∀゚)――!!

ルルーシュの親友にして、日本最後の総理大臣である枢木ゲンブの息子。

その後に日本人でありながら名誉ブリタニア人としてブリタニア軍に所属し、ナイトオブセブン→ナイトオブゼロまで上り詰めました。

ゼロレクイエム後は、ルルーシュに代わってゼロとなり、

現在はゼロとしてナナリーの護衛を務めています。

復活のルルーシュで舞台となったジルクスタンにてナナリーと人道支援の手伝いをしているようです。

最終幕では、ランスロットの代わりに、ゼロ専用機として真母衣波 白式に搭乗しました。

カラーリングがランスロットそのものですが、機体の形はゼロの乗っていた蜃気楼を受け継いだ真母衣波 零式のままでした。

ナナリー

ご存知ルルーシュの妹。現在は世界人道支援機関の名誉顧問としてジルクスタン王国に滞在中。

元気そうでよかった・・・。

最終幕ではなぜかほぼ登場せず・・・。

皇神楽耶

キョウト六家の一つにして旧財閥系家門である皇家(すめらぎけ)の当主。

つまり、サクヤや皇重護とは親戚関係(おそらく本家が神楽耶だと思われます)。
コードギアスでは、秘密結社キョウトの首領→黒の騎士団に合流してゼロの妻になる→超合衆国日本代表として超合集国最高評議会議長に就任→復活のルルーシュでは、扇さんから首相を譲られて、日本の首相になっていました。

現在は、政治からは身を置いていますが、コーネリアの要請により、再び超合衆国の議長に再任されます。

やはり、政治手腕や交渉では右に出るものはいないということですね。

紅月カレン

最終幕でようやく登場!

トウキョウ租界から、名称が東京に変わっており、そこで黒の騎士団のパイロットとして、紅蓮特式で戦いました。

コードギアス 双貌のオズより、グリンダ騎士団

双貌のオズは、漫画版のスピンオフで、オルフェウスとオルドリン達の活躍を描く作品です。グリンダ騎士団とはブリタニア第88皇女マリーベル・メル・ブリタニアが作った対テロリスト遊撃機甲部隊で、復活のルルーシュでも少し登場していましたね。

現在もブリタニア首都での警護を担当しているようです。

現在もグリンダ騎士団の名前は変わらず、黒の騎士団と超合衆国両方からの依頼で、第3者機関として暴走しないように監視をしているようです。

面白いのでぜひ読んでみてください♪↓

コードギアス双貌のオズ

亡国のアキトより、ワイヴァン隊。

亡国のアキトは、コードギアスのスピンオフの映画です。

コードギアスとR2の間の話で、ヨーロッパで差別され、軍人として働く日本人たちを主人公にしています。

敵はユーロ・ブリタニア。

敵としてルルーシュやスザクも登場します。

ユーロ・ブリタニアとユーロピア共和国の戦争が終わった後、アキト達のルーツを求めて、日本にやってきている様子。

ちなみに、レイラ(金髪の女性)は、時空の管理者と接触できるギアスの欠片を持っています。

最終幕では、遊びに来ていた日本にて、ロキと戦闘しました。

と、簡単にキャラクター紹介でした♪

以下、奪還のロゼの本編のストーリーを見ながら、考察と感想を書いていきたいと思います

スポンサーリンク

コードギアス奪還のロゼ 最終4幕 あらすじ解説と感想(ネタバレ注意)

奪還のロゼは、劇場版コードギアスと復活のルルーシュからの続編ですが、ちょっと分かりにくいので、つながりを以下に解説します。

これまでのコードギアスのストーリーやアニメ版と映画版の違いなどは別途考察していますので、まずはそちらもどうぞ。

アニメ版↓(映画版とはパラレルワールド)

映画版↓(最新作はこの続き)

また、これまでのストーリーは以下をどうぞ。

奪還のロゼ第1幕の考察↓

奪還のロゼ第2幕の考察↓

奪還のロゼ第3幕までのあらすじ

光和3年。

雪の大地ホッカイドウで、追われる二人の少女。

名を皇サクヤと影武者の春柳宮サクラ。

ホッカイドウブロックを治めていた元領主皇重護の娘であるサクヤ。

皇重護は、ネオ・ブリタニア帝国の侵攻に敗れ、処刑されてしまいます。

その結果、正統後継者である皇サクヤたちも追われることになったのです。

そして、二人は離れ離れに・・・。

コードギアス©奪還のロゼ©

時は進み、光和7年。

新たに作られたネオ・ブリタニア帝国が、ホッカイドウブロックを占領。

再び日本人をイレブンとして虐げる世界が始まりました。

そんな中、ホッカイドウブロックにて、名無しの傭兵としてブリタニア人でありながら、レジスタンスの味方をする二人組がいました。

それが、ロゼとアッシュ兄弟。

コードギアス©奪還のロゼ©

ロゼとアッシュは圧倒的戦力で、ネオ・ブリタニア帝国の精鋭であるアインベルクを討ち取っていきます。

コードギアス©奪還のロゼ©

実は、ロゼの真の正体こそ、ホッカイドウブロックを治めるはずだった皇サクヤ。

コードギアス©奪還のロゼ©

さらに、実はアッシュはサクヤにとって親である皇重護の仇であったと判明。

「目的はサクラを助け出すこと。全てが終わったら、父の仇・・・あなたをころす。アッシュ・フェニックス」

サクヤはギアスの力によって、アッシュを従わせていたのです。

コードギアス©奪還のロゼ©

そんな中、ネオ・ブリタニア帝国皇帝として即位していた100代目のカリスが、実質のボスであるノーランドの策略によって崩御するという事態に・・・。

そこで担ぎ上げられたのが、まさかの皇サクヤ(春柳宮サクラ)。

そして、ネオ・ブリタニア帝国の101代皇帝として、皇サクヤ(春柳宮サクラ)が即位することになりました。

そして、第1幕のエンディング。

過去のとある場面。

そこには傷だらけで悲しみに沈む皇サクヤと、彼女を見下ろし、

「力が欲しいか。だが、王の力はお前を孤独にする。大切なものをお前から遠ざけるだろう」

ギアスを譲渡するルルーシュの姿が(゚д゚)!

復活のルルーシュで、実はシャルルからコードを受け取り、L.L.としてコードとギアス二つの力を持つようになったルルーシュ。

ルルーシュによって、皇サクヤは絶対遵守の力を手に入れ、ロゼとして覚醒したのです。

ここまでが、第1幕の要約でした。

そして、ここからが第2幕になります。

C.C.とL.L.が登場!

序盤でいきなり登場したのが、C.C.とL.L.(ルルーシュ)でした!

「まだ理由を聞いていなかったな・・・私たちはギアスの欠片を集めて旅をしている。なぜサクヤにギアスを渡した?」

「カグヤの血縁者だからか?それともただの戯れか?」

この質問にふっと笑うルルーシュ。

「俺たちは世の理から外れた存在だからな・・・これ以上は関わらない」

ルルーシュはそれだけ言うと、再び、C.C.と共に旅に出るのでした。

ダモクレス発進

コードギアス©奪還のロゼ©

ついに動き出したダモクレス。

アッシュの前に立ちはだかったのが、クイーンである
ナラ・ヴォーンが乗るクインアスラでした。

コードギアス©奪還のロゼ©

「まさか・・・その機体に乗っているのは・・・」

ナラとアッシュは実は戦争孤児施設で共に過ごしていた仲間だったのです。

その後に、アッシュとその弟ニコルをノーランドが養子として引き取ったということが判明します。

「許せないか、ノーランドが。皇重護の死はお前のせいではない。お前はころしてはいない」

盗聴器で聞いていたロゼ(サクヤ)はこの告白に驚きます。

自分の父親の仇だと思っていたアッシュが実は、そうではないと判明したのです。

ノーランドの真の目的が明らかに

コードギアス©奪還のロゼ©

ノーランドの目的は、ロゼが使用したギアスの影響を受けた人間たちをあぶりだし、さらに、その人間たちを実験体にすることで、「ギアス」の能力を研究していたのです。

コードギアス©奪還のロゼ©

「我々の手でギアスを生み出す」

クリストフは独自に研究を進め、ブリタニア時代に破棄されていたギアス関連の研究データを利用して、ギアスの復活を目論んでいたのです。

サクヤの正体がついにバレる

コードギアス©奪還のロゼ©

ネオ・ブリタニア帝国政庁にて、ナタリアと面会していたサクラ。

会話を聞いていたアインベルクのヴァルター・リントシュテットは、この猫が本物のサクヤのことだと理解し、目の前にいるサクヤは影武者であると突き止めます。

「おかざりの皇帝かと思いきや、それすらも偽りとはな・・・そうであろう春柳宮サクラ!

ついにバレてしまった正体。。

ここから第3幕となります。

スポンサーリンク

皇重護とアッシュの出会い

コードギアス©奪還のロゼ©

過去にアッシュが出会ったのが、サクヤの父親であり、ホッカイドウブロックの元総督であった皇重護でした。

「行って、娘を守ってくれ・・・!」

皇重護に娘のサクヤを守るようにアッシュは託されていたのです。

アーノルドとの再会

コードギアス©奪還のロゼ©

クリストフによって、アジトの場所もすべて暴かれてしまった七煌星団。

そこを、アバシリ収容所で倒したはずのアーノルドとキャサリンが強襲します。

改造前のアーノルド。

めきめきと頭角を現していたアッシュに当時嫉妬してことあるごとに挑んでいたようです。

アバシリでやられたと思っていましたが、クリストフによってギアスキャンセラーや記憶を読み取る能力を組み込まれて復活。

まさかのオレンジ卿の役割を彼が担うとは。。(笑)

効力はジェレミア卿と同じく、対象のギアスの無効化。

これによって、アッシュにかけられた偽の弟の記憶を無効化してしまいます。

ギアスが解除され、呆然とするアッシュ。

コードギアス©奪還のロゼ©

そして、自分をだましていたサクヤに銃口を向けるアッシュ。。その目にはかつてルルーシュに冷たい視線を送ったスザクのように、裏切られた失意と怒りがにじんでいました。

「俺は、まだすべてを許すことはできない・・・。でも、俺を救ってくれた皇重護の言葉は信じている。優しい娘だと言っていた。あの人の言葉を!」

アッシュは再びサクヤと共に戦うことを決意するのです。

超合衆国への和平交渉

コードギアス©奪還のロゼ©

一方、ノーランドはナラを超合衆国へ派遣し、ここにきて和平交渉を持ち出します。

しかし、そんな和平交渉の最中、世界各国で謎のクモ型機械が侵略行為を始めます。

人間をそのまま取り込み、命を無差別に奪い、ナイトメアさえも簡単に破壊してしまうという新型兵器。

世界中に悲鳴が上がる中、そこには亡国のアキトや双貌のオズのキャラクターたち、さらに、ゼロになったスザクやナナリーの姿も・・・!

ついに過去作のキャラ総集結!!(詳しくは↑のキャラクター紹介をどうぞ)

新型兵器は超合衆国本部にも迫ります。

「一体、何がはじまったんだ・・・」

「楽しみだなぁ・・・ようやく僕たちは救われる」

世界各国の混乱の中、不敵に笑うノーランドとスタンリー。

彼らの真の目的がついに動き出したのです。

スポンサーリンク

ここから最終幕の解説になります。ネタバレ注意です。

奪還のロゼ 10話 紫瀾

コードギアス©奪還のロゼ©

突如現れた、新型ナイトメア「ロキ」。

世界中で人々を次々と始末していく無差別攻撃に、各国に滞在していたデバイサーたちが立ち向かいます。

スザクやジノ、コーネリア達も参戦!ファンには胸熱の展開でした!

ネオ・ブリタニアの使者としてやってきていたナラの乗るクインアスラも、黒の騎士団と一緒に戦いました!やっぱり最終的には仲間になりましたね(n*´ω`*n)

コードギアス©奪還のロゼ©

一方、ホッカイドウブロックの皇宮すら、ロキに襲われていることを知ったロゼとアッシュ。

二人はサクラを助け出すために、オルテギアで皇宮を目指します。

コードギアス©奪還のロゼ©

しかし、そこにいたのが、アッシュとの決着を待っていたアーノルド。

アーノルドはアッシュとの一騎打ちを望み、アッシュの弟の命を奪った二本の剣でアッシュと決闘を行います。

コードギアス©奪還のロゼ©

「最後に勝った方が勝者だ!」

アッシュへの劣等感を爆発させたアーノルドでしたが、最終的にアッシュの剣戟が勝り、アーノルドはオブジェに刺さって倒されたのです。

ギアスキャンセラー持ってたから、全て終わった後に色々解除できれば役に立ったのに・・・。

血の色も緑だったから、完全に機械だったんですね(´;ω;`)

コードギアス©奪還のロゼ©

一方、地下への隠し通路から、ついにノーランドと相まみえたロゼ。

ギアスも銃による攻撃も「全て対策済だ」とロゼを受け付けないノーランド。

そして、ついにノーランドがその正体を明らかにします!

「そういえば、お前もブリタニアの血を引く者だったな・・・」

コードギアス©奪還のロゼ©

仮面を外したノーランド。

その素顔はまさかの、、、

シャルル・ジ・ブリタニアその人だったのです・・・。

サブタイトルの「紫瀾」の示す通り、彼の目は紫。

それはロゼことサクヤと同じ。

「まさか・・・シャルルおじいさま・・・?」

「遺伝子的には同じだ」

と語るノーランド。

実は、シャルルは、兄のv.v.が不老不死であり、マリアンヌもまた不死に近い存在となった当時、自分だけが老いていき、いずれラグナロクの接続が完成するまで生きられないかもしれないという不安から、自分のクローン体を作っていたのです。

そして、いずれはそのクローン体に自分の記憶を移植して、若い自分として復活するつもりでした。

コードギアス©奪還のロゼ©

その時が来るまで、ノーランドにはナイトオブファイブの地位を与えて、自分の側に置いていたのです。

しかし、ラグナロクの接続とルルーシュの叛逆によってcの世界で終わりを迎えたシャルル。

これによって、シャルルの器としての役目を失ってしまったノーランドは、自分の存在意義を失ってしまい、クローンとして作られた人形として「人類への嫌悪」だけが残った、人類駆除を目的とした悲しい存在になってしまいました。

人類への復讐でもなく、世界征服でもない、単純な生理的嫌悪。

それだけのために、ノーランドは生き、今、人類を滅亡させようとしていたのでした。

コードギアス©奪還のロゼ©

「これでようやく眠れそうだ・・・」

ファウルバウトを起動させ、搭乗するノーランド。

ついにノーランドによる人類抹殺計画が始動したのです。

奪還のロゼ 11話 褐襲

皇宮から逃げようとしていたサクラとヴァルター。

この二人を助けたのが、キャサリン・サバスラでした。

「自分以外の何かを守れる心が、強さだと思います」

サクラの語る強さに困惑しつつも、今まで自分が求め続けた「暴力」としての強さに疑問を持ち始めたキャサリンは、その答えを求めてノーランドとの直接対決を望みます。

「あなたの強さに憧れてた!私の信じてきた強さが間違ってなかったことを証明してください!」

コードギアス©奪還のロゼ©

かつて、露天商の両親と穏やかに暮らしていたキャサリン。

しかし、暴漢によって連れ去られ、さらに両親まで命を奪われた現実。

そこを通りすがりのノーランドが圧倒的強さで救ってくれたという事実。

ここから、ノーランドに心酔してついてきたキャサリンでしたが、サクラと出会って自分の求める強さに疑問を持ち、その答えをノーランドに求めたのです。

コードギアス©奪還のロゼ©

しかし、ノーランドは「うるさい。虫が」と全く相手にせず、ファウルバウトからシトゥンペバリアと同様の効果のビームを放ち、クインクラカを電子制御不能状態にしてしまいます。

「そんな決着求めてないのに!」と叫びつつ、海へ落とされていくキャサリン。

彼女の理想とした存在は、鼻から彼女の理想とは程遠いものだったのです・・・。

コードギアス©奪還のロゼ©

そして、ノーランドはホッカイドウブロック全域に、シトゥンペバリアを展開させます。

コードギアス©奪還のロゼ©

これによって、ホッカイドウブロックは、内部からノーランドのいるネオ・ブリタニア政庁に攻撃することすらできなくなります。

コードギアス©奪還のロゼ©

上空に浮かび上がるネオ・ブリタニア政庁。

それを守るシトゥンペバリア。

これを攻略しなければ、ノーランドを倒せない。

さらに、世界中に散らばるナイトメア「ロキ」を止めるためには、ノーランドの乗るファウルバウトを壊さなければならない。

そのために、ロゼはまず、シトゥンペバリアを展開している制御中枢を攻略しなければなりません。

この制御中枢に電源を供給するため、前宮に突撃する七煌星団。

そこに待ち構える大量のロキ。

コードギアス©奪還のロゼ©

ここで、その命と引き換えに突撃したのが、物部さんでした。

「誰かがやらないとな。では、行ってくる」

物部は爆弾を抱えて、前宮とロキに突撃し、最後を迎えます。

「物部・・・深く、感謝する」

「満足です・・・黒戸さん」

物部の命と引き換えに、電力を復旧させ、シトゥンペバリアをオーバーフローさせて破壊したロゼ達。

これによって、ついにネオ・ブリタニア政庁に構えるノーランドと戦うことが可能になったのです!

コードギアス©奪還のロゼ©

相まみえたファウルバウトとzi-アポロ。

しかし、最新ナイトメアであるファウルバウトは、全身にシトゥンペビームを展開し、アポロの機能を停止させてしまいます。

「終わりだ・・・ここから消えるがいい」

ノーランドの薄笑いと共に、アッシュは絶望の空へと散っていくのでした・・・。

奪還のロゼ 12話 浅緋(最終話)

コードギアス©奪還のロゼ©

「まただ・・・またオレは奴の手の中のままだ」

ノーランドに敗れ、上空から放り出されたアポロとアッシュ。

それを助けたのが、アルテミスとサクヤでした。

コードギアス©奪還のロゼ©

なんとか、アッシュを助け出し、ネオ・ブリタニア政庁内部に侵入したサクヤ。

「もう一度、オレにギアスをかけてくれないか」

アッシュの驚きの言葉に、言葉を失うサクヤ。

「俺も誰かを助けられる人間になりたい。そのためにに自分を捨てる覚悟がある」

しかし、もう二度とアッシュを裏切りたくない、ギアスの呪いを使いたくない、と拒むサクヤ。

「ギアスは呪いじゃない。これは誓いだ。俺の覚悟もあなたに背負ってほしい。あなたの責任は俺も背負おう」

と、アッシュはギアスの誓いの力で、サクヤと力を合わせて二人でノーランドに勝ちたいのだと言います。

この覚悟と想いを聞いたサクヤは、これを最後として、アッシュに再びギアスをかけます。

「私の騎士としてノーランドに必ず勝つのです!」

「イエス、マイ マジェスティ」

ギアスにかかったアッシュは、命をかけてノーランドと戦う誓いをたてます。

ここは、正直、奪還のロゼで一番感動したシーンでした。

赤色の瞳で、騎士として戦うことを決意するアッシュと、それを悲しく見つめるサクヤ。

二人はギアスの力で再び覚悟を一つにし、ノーランドとの最終決戦に挑むのです!

「実に清々しい・・・地上が浄化されていく」

と上空でファウルバウトに搭乗し、アッシュたちを待ち構えるノーランド。

コードギアス©奪還のロゼ©

アッシュとzi-オルテギアは、ファウルバウトの猛攻をしのぎ、一瞬のチャンスでノーランドの背後を取ります。

そして、かつて自分の弟を貫いた二刀の剣のように、アッシュはノーランドを背後から討ち取ったのです。

コードギアス©奪還のロゼ©

ファウルバウトを破壊され、笑いながら落ちていくノーランド。

ノーランドとしては、「安らかに眠る」というもう一つの目的が達成できて満足だったのかもしれません。

しかし、アルテミスとエナジーを共有していたアポロは、このままでは、二人とも地上には戻れない、とサクヤを残し、ノーランドと共に堕ちていきます。

「これがベストだ・・・君にもう会えないことが本当につらいな・・・」

泣き叫ぶサクヤ。

自爆装置を仕込んでいたファウルバウトは、アッシュのアポロと共に、上空で爆散したのでした・・・。

奪還のロゼ エンディング

ノーランドによる人類への叛逆から、数か月後。

ホッカイドウは、超合衆国管轄の特別自治区に任命され、その初の皇帝としてサクヤが選ばれていました。

そして・・・。

「皇サクヤが命じる――ギアスの力を封じるため、今後声を出すことはできない。これが私の覚悟・・・」

サクヤは自分にギアスをかけることでギアスの呪いを無くし、同時にアッシュを想い、その覚悟を貫くために、皆を守る皇帝として生きていくことを決断したのです。

ロゼとアッシュが二人で旅していた時に出会った猫や仲間達。

彼等をそばに迎えてサクヤはつぶやきます。

「彼が残してくれたかけがえのない家族・・・皆元気よ、アッシュ」

そう微笑んで、物語は終幕です。

スポンサーリンク

コードギアス奪還のロゼ全体の考察と感想

全4幕ということで、この4か月めちゃくちゃ楽しかったです!

ただ、個人的に疑問点とか色々あったので、ここで書いておこうと思います。

オープニングが最後に全部解禁!オープニングの人物考察


奪還のロゼのオープニングにうっすらと映るこの女性。

シェリーかな?と思いましたが、第3幕を見ると、彼女はもしかしてルビィではないかな?と思っていました。

しかし、最終幕のオープニングでは、ノーランドの仮面とこの人物の正体が明かされましたね。

これは、なんと子供時代のノーランドだそうです。

誰からも愛されず、守られなかったノーランドの心が、仲良しのアッシュと弟の二コルに嫉妬している姿だそうで、つまり、ノーランドも自分の心の奥では、家族というものに憧れていたように思えます。

つまり、人類への生理的嫌悪というものは、クローンとして、シャルルの器という「物」としてしか扱ってもらえなかった悲しみが肥大化したからこそ、生じたのかもしれません。

そういう意味では、ノーランドも悲しい存在ですね。。。

本当に欲しいものは、自分を愛してくれる存在だったはずなのに、それが手に入れられなかったから、逆に嫌悪して、徹底的になくそうとした。

愛する人が手に入らないなら、命を奪ってしまえという考え方にある意味そっくりな気がします。

一方、個人的に残念だったのが、ルヴィ。

アッシュと「家族だからまた会える」と言われて意味深なペンダントを渡されたのに、その後にアサシンとして再会して、しかも、ニコルに命を奪われるという悲劇の少女です。

てっきり彼女がオープニングの少女だと思っていたので、正直、残念。

個人的な希望を述べると、

ノーランドの正体がシャルルのクローンという展開よりも、

実はルビィまたは二コルが生きていて、ギアスでマリアンヌのように乗り移っていたなどの展開の方が面白かった気がします。

スポンサーリンク

ネオ・ブリタニアの資金力の謎

コードギアス©奪還のロゼ©

また、大量に出てきた新型ナイトメアのロキ。

完全自動タイプで、これがあるなら、もうナイトメアのデバイサーがいらなくなるという発明なのですが、これも色々謎でした。

ロキやファウルバウトを作り上げた天才のスタンリー。

世界のことや政治には興味がなく、自分の研究が人生の全てであり、その邪魔をするものなら仲間すら売る、というある意味壊れた人でしたが、ここまでの天才を「もう用済みだ」とあっさり切り捨てるノーランド。

結果的に、この裏切りでスタンリーはロキの弱点を黒の騎士団にリークしたわけですが、

第3幕でクリストフの研究施設を暴露したのもスタンリーだし、影の功労者なのでは?(;´▽`A“

ただ、一番気になるのは、あれだけ大量の新型兵器やら、ファウルバウトやら、世界を圧倒できる兵器を作れた資金力です。

ネオ・ブリタニアとしてフレイヤを奪ってホッカイドウブロックを占拠するまでならまだしも、世界全体を敵に回せるほどの兵器を、どうして、一領主でナイトオブファイブでしかなかったノーランドが持っていたのか謎ですね。

シャルルの隠し財産なども知っていたのかな・・・。

あと、これは物語上仕方ないとはいえ、ファウルバウト一つ壊せば、世界全体のロキが止まるというのも謎仕様・・・。

本当に世界を壊したいなら、ロキは完全自律型にすべきでしょうし、そもそも、それだけの開発力があるなら、ロキで地道に人を襲うより、無効にできないくらいフレイヤを大量に作りまくればよかったのでは・・・。

ルルーシュが結局出てこなかった

オズから、オルフェウスもしっかり登場!

レイラとアキトは進展はあったのかな?(*ノωノ)

亡国のアキトや双貌のオズも含めて、奪還のロゼは過去作のキャラがたくさん出てきたので、すごくうれしい展開でした!

ただ、個人的に気になったのが、ルルーシュの行方。

最後に出てきたのは、第3幕の最初だけで、楽しみにしていましたが、結局エンディングでも登場しませんでしたね。

ギアスの欠片を回収しているので、サクヤにギアスを与えて、その後にまた回収しに来るのかなと思っていましたが・・・。

もっとも、ルルーシュ達の旅の目的は、コードギアスの根幹の問題なので、旅はまだまだ終わらず、今後の作品にも登場するのでしょう。

コードギアスプロジェクトはまだ終わらず続くようですので、今後の展開に期待ですね!

奪還のロゼの感想

コードギアス©奪還のロゼ©

衝撃の展開から始まって、まさにコードギアスの初期を見ているような感覚で毎回楽しみだった奪還のロゼ!

最後の展開で、アッシュが命を失う必要があったのか?サクヤが声を封印する必要があったのか?(ギアスを使うことを禁止するで良かった気が)等、個人的に思うところはありましたが、

全12話という短い展開の中で物語的にはよくまとまっていて面白かったです。

望むなら、もう少し悪役のノーランドの正体に意外性が欲しかったのと、最終目的がよくある人類滅亡よりも、理想の(ルルーシュの描いたものとは真逆の)社会制度の実現という感じの方が面白かった気もします。

ただ、個人的に好きだったキャラのナラとキャサリンが、最後にラベンダーホームで再会して、一緒に働くことになったのは、うれしかったです。

この二人の絡みはもっと見たかったかも(笑)。

できれば、次回作でジェレミア卿も出てきて、真面目なナラとの絡みを見せてほしいです(笑)。

スポンサーリンク

かれん
コードギアス奪還のロゼ本当に楽しかったなぁ・・・。アッシュとサクヤの物語は終わりということですが、コードギアスプロジェクトはまだ終わりません。今回映画館では往年のファンの方々もたくさん見ていらしてうれしくなりました。次回作は12話ではなく、25話でテレビでまた放送してほしいです!
スポンサーリンク
スポンサーリンク