目次
幻影旅団は最後全滅するのか?あの「予言」の伏線を考察!シャルナーク・クロロは当たってる!?【ハンターハンター考察】
以下、ハンターハンター©より画像を一部引用して考察します。ネタバレを含みますのでご注意ください。
スポンサーリンク
1幻影旅団が最後全滅するとされる伏線。
今回、36巻で全員の名前と、ヒソカの言う「あと10人・・・♡」の謎が解明されましたね。
マチ=コマチネにはびっくりしました(笑)。
このラストネームも伏線を含めている、と思っています。
まだわかりませんが、たとえばシャルナーク=リュウセイ。
流星街出身のシャルナークのラストネームがリュウセイ、というのは、もしかしたら流星街というのはリュウセイ一族が作り上げた街、という意味もあるのかもしれません。
ヒソカvsクロロのときに、ちょっと登場した「流星街の長老」。
彼の名前は不明ですが、無法者の街にも少なくとも治めている人間がいた、ということ。彼とシャルナークの関係は不明。
話が脱線しましたが、幻影旅団の名前が今後の伏線になる可能性はあるかもしれません。
しかし、そんな幻影旅団は最後に全滅する、とされています。
ハンターハンター0巻の巻末質問コメントより。
「幻影旅団とクラピカは、全員しにます」
と書いてます。
冨樫先生のことだから、それは普通にありえそうです。
もちろん、「寿命がきたら全員当然しにます」というブラックジョークの可能性もありますが、クラピカの今の消耗っぷりを見ると、この王位継承戦でクラピカは最後にツェリードニヒから緋の眼を取り戻して力尽きる気がしています。
また、もう一つ幻影旅団の全滅を示すような描写があります。
わざわざ数字で37564と、クロロと一緒に描写してあります。
これはクロロがみなごろしにするのか、あるいは、幻影旅団が全滅することを示しているのかわかりませんが、幻影旅団がこの王位継承戦でヒソカとクラピカによってかなり数を減らされる(死亡する)可能性はかなり高いと思います。
と、ここで「占いが的中するのではないか?」というコメントをいただきましたので、以下に詳しく見てみたいと思います。
2幻影旅団の占いは的中するのか?
予言というのは、以前ヨークシンでネオンが持っていた能力「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」のこと。
公式の能力説明では、
自動書記で4行詩で予知を行い、悪い予言には警告が示され、その警告を守れば予言を回避できる。
自らの未来は占えない、というもの。
そして、クロロの説明ではさらに以下の条件が入っています。
占いの4行詩は、今月9月の週ごとに起こることを予言している、と。
つまり、クロロが幻影旅団を占ったときの占いはすでに期限切れ、ということ。
作中では、とっくに2年近くたってますよね。
そのため、以後考察する必要はないと思っていたのですが、
ここにきて、クロロとシャルナークの占いが的中してきているのではないか?という疑惑が昇ってきました。
つまり、ハンターハンターの世界観の中では、確かにあのときの占いは効果終了ということになっているが、
冨樫先生の中では「伏線」としてまだ設定を生かしている、という可能性があるのかもしれません。
それは占いが描かれた12巻と36巻を似せてきているところからも考察できます。
わざわざシズクが「団長また占ってくれませんか?」とここであのときの占いを匂わせたのもなんとなく気になります(笑)。
つまり、回避された占い結果が悪い意味で運命として幻影旅団を束縛している、ということ。
たしかにあとで、あのときの占いって実は今の幻影旅団の最後を示していた・・・とハンター公式では発表されなくても、その通りになったら二重で楽しめるし、
この展開は映画の「ファイナル・デスティネーションシリーズ」のように、どうあがいても逃れられない死の運命、という無限ループの設定として生かされてもおかしくはないと思います(冨樫先生映画好きだし)。
※ちなみにファイナル・デスティネーションシリーズとは、一度死の運命を回避した登場人物たちが、呪いのように次々と命を落としていくホラー映画です。
興味ある方はぜひ・・・。
占いは100パーセント当たる、ということ。
そして、警告を守れば回避されるが、そうしないと的中すること。
さらに、ネオンがすでに命を落とし、そのときの占いが怨念として残っている、
冨樫先生自体が占いの細かい設定を忘れて占い設定を活かしている、
クロロの見解が間違っていた、
などいろいろ考えられますが、もしも死の運命の循環があるとしたら、これも考察してみる価値があるかもしれません。
というわけで、以下に考察してみます。
3シャルナークの死とクロロの占いは当たっていた!?
ヒソカによってやられてしまったシャルナーク。
彼もクロロによって占いをされていました。
それが実はすごく的中していたんじゃないの?という話です。
その占いから見てみましょう。
シャルナーク死亡は占い通り?
シャルナークはこの占いだけです。
電話をかけてはいけない。
一番大事な時につながらないから。
電話に出るのもすすめない。
3回に1回は死神につながるから。
そして、実際シャルナークは電話に出てヒソカに命を奪われ(死神)、その後、肝心の電話のときに、クロロにつながることなく命を落としました。
シャルナークは団長に『携帯する他人の運命』を貸し出していた=「電話を欠けていた」状態でヒソカに襲われ「一番大事な時」に使うことができなかった ・・・という考察もあります。
ちなみにヒソカは死神とも呼ばれています。
たしかにこれだけ見たらシャルナークの予言は回りまわって、運命のようにここで呪いが復活した、という見方もできなくもないかもですね。
ネオンの占いは、「その人にとって大事なこと」を占いに出すようなので、
ヨークシンの9月ではヒソカにやられることは回避したが、
結局、その運命自体は変えられなかった・・・ということ?
クロロの占いが復活?
そして、コメントにていただいた、クロロの占いもみてみましょう。
4行詩の最初はウボォーギンのことであり、2行目はクラピカに捕まった時、それはすでに実現したので終了。
その後の幕間劇~は、グリードアイランドのことだと思っていました。
ですが、ここにきてもう一つの見解が↓
ネオンの占いによるクロロへの予言は、現在、ネオンの死後の念(怨念)によって支配された、クロロ(旅団)を死へと導く運命へと変容しています。
「幕間劇(ヒソカとの闘い)に興じよう
新たに仲間(イルミ)を探すもいいだろう
向かうなら東(新大陸)がいい
きっと待ち人(ヒソカ)に会えるから」
以上からイルミが裏切り者であるのは確かだと思います
すでにシャルナークは予言に適った死を遂げ、シズクもボノレノフと「二人きり」になった時死ぬ運命にあるのかもしれません。by匿名さん(感謝)
幕間劇とは、最初のクロロvsヒソカのことではなく(不戦)、
2回目の本気のクロロvsヒソカのことを指していた、としたら、
新しい仲間とはイルミのこと・・・という可能性も確かにあるのかもしれません。
そして、待ち人とは除念師だけではなくて、本当はヒソカを指していた?
これも面白い見解だと思いました。
それなら、せっかくだから他の幻影旅団の占いも見てみましょう。
スポンサーリンク
4幻影旅団の占いと最後について
パクノダはすでに実現済みなので割愛。
残るはシズク・ヒソカ・ノブナガの3人です。
シズクの占いが当たりそう?
重要なのは、2行の死を意味した部分です。
実現していない占いは再びめぐりまわってくるという条件ももしかしたらあるかも、という見解で考察します。
黒い商品ばかりの収納場で
貴方は永い眠りを強いられる
何よりも孤独を恐れなさい
2人きり程怖いものはないのだから
黒い商品というのは、王位継承戦でいうなら「ブラックマーケットの商品=ツェリードニヒの所有品(旅団が狙うお宝)」を意味している、と思えます。
永い眠りとは死のこと。
何よりも孤独を恐れなさい、については、
1一人になってはいけない
2孤独=蟲毒=なんらかの念獣?
といういくつかの意見があると思います。
でも、孤独を恐れよ、というのに、二人きりほど怖いとはある意味矛盾しているような?
これはやはり、孤独でいるときに敵(ヒソカまたはツェリードニヒ、クラピカ)によって、シズクがやられる可能性があるということでしょうか?
黒い商品→ブラックマーケット→競売品の緋の眼→緋の眼の収集家ツェリードニヒと考えると、確かにシズクvsツェリードニヒの可能性もあるかもしれません。
シズクの対処方法は、絶対に一人にならないこと。
今はクロロとボノレノフと一緒ですが、それがもし一人になることがあったら・・・この考察を検討してもよさそうです。
ノブナガの占いとイルミの持っていた花の意味。
ノブナガの占いも短いです。
最初はそのままウボォーギンのことで実現済み。
問題は実現していなかった後半です。
菊が葉もろとも涸れ落ちて
血塗られた緋の眼の地に臥す傍らで
それでも蜘蛛は止まらない
遺る手足が半分になろうとも
菊というのは菊月(現代の長月)のことなので、ナンバー9のパクノダ・・・と思っていましたが、
ここにきて表紙のイルミの持っていた花を見てみると↓
菊っぽい!(゚д゚)!
つまり、菊とはそもそも幻影旅団のことを指していた、あるいはそれを手にしたイルミのことを指している・・・?
そして葉もろとも枯れ落ちて、の葉とは葉月のシズクのこと。
シズクの名前はシズク=ムラサキ、でイルミの持っている紫色ともある意味一致。
つまり、
菊が葉もろとも涸れ落ちて
血塗られた緋の眼の地に臥す傍らで
とは、シズクがやられて、緋の眼がある場所(ツェリードニヒの保管庫)にひれ伏す状態または、クラピカによってひれ伏された状態で、の意味ともとれます。
それでも、蜘蛛は止まらない、残る手足が半分になろうとも・・・
はそのまま、幻影旅団は王位継承戦で半分はやられますよ、でもまだ続きますよを意味しているような気がしています。
そうなると、さきほどのクロロの占いもまた、2行目以降は幻影旅団が緋の眼関係でボロボロになるが、クロロのヒソカへの優位は変わらないこと、さらに幕間劇とはヒソカとの闘いの決着を意味し、その後、暗黒大陸で東に迎え・・・という意味を示す可能性もありますね。
追記※
通りすがりさんよりコメントにて面白い考察をいただきましたので、ご紹介します。
ヒソカ=イルミに変装してる説があるんですが、それを入れて占いを考察してみました。
まず、菊月は10月説もあります。
菊=ボノレノフとすると、
シズクとボノが黒い商品の収納場(ツェリの緋の眼コレクションがある所?)で、二人きりになった瞬間、ヒソカ(イルミに変装)によって、一辺にころされる。二人のしたいは緋の眼の地に倒れることになる。
二人と共に行動していたクロロが駆けつける。クロロに対して、ヒソカが変装を解いてネタばらし。
イルミがヒソカと判明した時点で、カルトが旅団を抜ける(カルトの役目は旅団に、偽物イルミを本物であると信じさせるためだったから、と仮定して)。
すると、シズク、ボノ、カルト、イルミ(実はヒソカ)の4人が一気に減って残り6人(6枚)になる。ヒソカはクロロと二人きりになれる。件の客がクラピカのことなら、クラピカの支援でツェリの部屋に忍び込めるということかも。ミザイストムはツェリの犯罪を調べていた経緯があるので、件の客はミザイかも。
件の客が人牛から、ミザイストムかもしれない、という考察も複数の方からいただきました(感謝)。
それもかなりありえそうですね。
それなら、ヒソカの占いは?
ヒソカの占いも気になるところがあります。
霜月のそれが特に喜ばれる、とはクラピカにウボォーギンのこととも見えますが、
イルミが11番になったことを考えると、イルミのそれが特に喜ばれる=イルミ加入をそそのかしたこと、という意味にも見えなくもありません。
ただ、1行詩はもう終わったものとして、2行を見てみましょう。
熱い日に件の客の仲介で逆十字の男と二人きりになれるだろう
偽りの卯月は暦からはがされる。
これで残りは6枚となる。
熱い日に件の客の仲介、というのはもしかしたら「イルミの仲介」という意味?
たしかにイルミとは契約関係なのでその可能性はありそう。
逆十字は間違いなくクロロのことでしょう。
※コメントにて、熱い日はライジングサン、逆十字はフェイタンという考察もいただきました!(感謝)詳しくはコメント欄をどうぞ※
そして、偽りの卯月、というのがまさにナンバー4になったカルトのことを示している、と
したら、やはりカルトは偽物の旅団であり、最終的に幻影旅団は6人になる、ということかもしれません。
この6人になる、というのは↑のノブナガやクロロの蜘蛛の手足が半分になる、という所とも一致します。
いずれにせよ、この考察はクロロの言う、「占いは今月のことを指す」という言葉をある意味無視して、死の運命が繰り返す、冨樫先生はそういう伏線も生かす、という前提を強引に持ち出したものです。
ただ、私としては占い設定がもし生きていたら(あくまで「そう見える」ように冨樫先生に生かされたら)かなりワクワクしちゃうかもしれません。
スポンサーリンク
最新話をふまえて、ハンターハンター最強能力者ランキングを更新してみました↓
件=人牛=十二支んのミザイストムかもしれないですね。件の客。