目次
A2とアネモネの悲しい過去「真珠湾降下作戦」詳細。A2が最期に「みんな・・・」と言った仲間たちとは【ニーアオートマタ考察】
スポンサーリンク
A2に関係するCエンドなどの考察は↓よりどうぞ☆
追記※
ニーア最新作の制作決定へ!
1A2とアネモネの過去イベント。
A2とアネモネはかつて一緒に戦ったことのある戦友でした。
アネモネのところに行き、「アネモネの過去」のサブクエストを受注すると、データを探してきてほしいと頼まれます。
アネモネの過去
クエスト「キャンプの発展」クリア後に発生。
工場廃墟にて、真珠湾降下作戦のデータを入手してアネモネに渡す。報酬:単純な機械×5、強化パーツ:小、10000G、430EXP
詳細は↓より。
そのデータを渡すと、アネモネが過去、A2と一緒に戦ったことを話してくれます。
「真珠湾降下作戦は成功。しかし、派遣されたヨルハ部隊は壊滅。その部隊の指揮をとっていたのが二号・・・A2だ」と語るアネモネ。
しかし、「彼女は今どうしているんだ?」
という問いに、
9Sが「ヨルハ部隊から脱走し、追撃部隊を壊滅させたんです」
と答えると、
「そんな・・・A2が・・・」
と驚くアネモネ。
つまり、彼女とは真珠湾降下作戦以来、音信不通で、
さらにA2が生きていることも、追われていることもアネモネは知らなかったということになります。。
ここから9Sと2Bが話すのですが、
9S「A2とアネモネさんに何があったんでしょう・・・?」
2B「・・・語るには時間が必要なこともある」
「・・・あなたにも、いつか判る日がくるかもしれない」
と答えます。
これもエンディングまで見ている人にとっては、とても重い言葉だと思います。。(´;ω;`)
まだこのときの9Sは任務に忠実でありつつ、どことなくそれをシニカルに見ているところがありました。
しかし、この後、2Bを失い、さらに世界の真実を知って・・・。
きっと誰かに「2Bと9Sに過去何があったの?」と問われても、きっと最後の彼は何も答えられなかったと思います。
アネモネたちにとってはそれくらいつらい過去があった、ということであり、
同時にこれから起こるであろう未来を2Bは「いつか判る日がくるかもしれない」という言葉で示しています。
2BはE型として他の機体を壊す存在であり、だからこそ過去のつらさを理解していたのだろうし、いずれ自分が壊すことになる9Sに対してこの言葉を発したということが、とても深いです。。。
以下、アネモネの過去の詳細データです。
2アネモネとA2の再会。変わったな、と言われるA2。
次にA2ルートに入ってから、アネモネに会いに行きます。
最初は軽く流していたセリフだったのですが、よくよく考えると深いと気づきました。
「変わったな、二号。口調も、性格も、あのころのキミとは全く違う」
今は男勝りで冷徹に機械生命体を壊すA2。
しかし、過去は今とは全く違う性格でした。
そして「私なんて、ローズに比べれば・・・」
と悲しそうに語ります。
ローズというのは、この後出てきますが、かつてのアネモネたちのリーダーです。
そして今のA2の口調はこのローズにも似ています。
もしかしたら、意識的に代わりになろうとしたのかもしれません(彼女のように強くあろうとした)。
そして、いよいよA2とアネモネに過去何があったのか、真珠湾降下作戦の詳細が明かされます。
3アネモネとA2の悲しい過去その1。二人の出会い。
以下は、アネモネの横にある端末から過去の記録を調べると出てきます。
まずは二人の出会いからです。
アネモネとローズたち一派は、月に見捨てられ、地上に残されたまま戦い続けていたレジスタンスでした。
アネモネたちと、A2たち実験型ヨルハが初めて出会ったのは、戦場。
疑心暗鬼のレジスタンスは、最初初めて見た黒衣のアンドロイド「ヨルハ新型」を敵として見ています。
ですが、それを止めたのが、A2。
「待ってください!私たちは16人の仲間でした。でも、降下作戦中に多くの仲間を失ってしまった・・・。司令部からは援軍もなく孤立無援。今、必要なのは仲間なんです!」
今のA2を知っていると、全然口調が違います。
「それは絶望的な状況に打ちのめされながらも、まだ希望を抱いている者の声だった」
とアネモネは残しています。
出会いは最悪でしたが、こうして二人は出会いました。
そして、ここから皆は仲良くなっていきます。
4仲良くなり、笑いあう仲間たち。
ヨルハとレジスタンスの皆は喧嘩しながらも、段々と距離を縮めて仲良くなっていきました。
「私たちはお互いを名前で呼び合っている。皆私が付けた名だ」とローズ。
「君たちにも名前をつけてやろう」という彼女の提案に、
「や、やめてください!そんな、もったいないです!」とA2。
全然今と違う上、言動もかわいらしいです♪
そして「作戦が終わったら・・・お願いします」
ほんのりと頬を染めて、小さな声と共に二号ははにかんだ。
その返答に含まれたのは、作戦成功への祈りでした。
5一方、アネモネはまだ警戒中。しかし、それを変える出来事が。
「不用心すぎる。私たちは見捨てられた存在だ。それなのに、今更送り込まれた新型部隊を、どうして心から信用できる?」
とアネモネ。
彼女も今のレジスタンスリーダーとしての姿からは想像できません・・・。
今は機械生命体であるはずのパスカルさえ信用し、
さらに2Bや9Sなどにも優しい彼女。
かつては一番警戒心が強かったようです。
そんな彼女の心を変える出来事が起こります。
仲間のリリィが論理ウィルスに汚染され、自我を失いかけたとき、
本来ならば、一度感染したら処分するしかない中、
ヨルハの二十一号がそれを助けます。
そして、「いつの間にか、私の中にあった、ヨルハ達との共闘への不安は消えていた」と、
このときはじめて、アネモネは彼女たちを仲間として受け入れたのでした。
しかし、この後の悲劇。
これがアネモネとA2を変えるきっかけになります。
スポンサーリンク
5真珠湾降下作戦の悲劇
真珠湾降下作戦とは、太平洋全域に展開している機械生命体の活動を停止させるために、
その中心にあるハワイのカウイ島にあるサーバーを破壊する作戦でした。
しかし、月からの援軍はなし。
機械生命体は相当数を投入。
作戦は壊滅的なものでした。。。
今思うと、これは黒幕であった「赤の少女」たちの狙った作戦であり、
同時に管理者アンドロイドの思惑「実験型アンドロイドであるヨルハの処分」が目的にあったので、援軍がないのも当然でした・・・。
作戦は過酷を極め、皆は最後の覚悟を決めます。
先行部隊には、アネモネ、彼女を変えるきっかけを与えた二十一号と
ローズ、二号ことA2たち。
彼女たちはサーバールームを破壊し、機械生命体を止めることが目的です。
そして、リリィやダリア、十六号たちは命を賭けて、彼女達をサーバールームに向かわせます。
いずれにせよ、全員がやられる覚悟です。。。
サーバールームに向かう中、エレベーターホールでエレベーターを操作することになった二十一号と彼女を援護するアネモネ。
ローズやA2は、先にサーバールームへ向かいます。
しかし、アネモネが残った理由は、二十一号が既に感染していると知っていたから。。。
かつて仲間のリリィを助けてくれた二十一号。
でも、今度は彼女が感染してしまい、もう助けられません。
そして――。
「あなたに会えてよかった・・・」と微笑む二十一号をアネモネは破壊します。
さらに後ろで残っていたリリィたちも全員自爆してしまいます。
仲間をすべて失ったアネモネ。
「私もすぐに行く」
と覚悟します。
しかし、アネモネは最後に自分でケリをつけることができず、
そしてサーバールームに向かったローズとA2ももう生きていないと判断し、
「泥をすすってでも生き延び、機械生命体を一体でも多く滅ぼそう。きっとそれこそが、私に課せられた罰なのだ」
と一人焦土と化したハワイから離脱します。
「壊れかけたからだを引きずりながら、私は西に向かって歩き始めた」
そして、西の地でたどり着いたのが、
ニーアオートマタの舞台である、日本の新宿だったんですね。。。
一方、A2はサーバールームの破壊に成功。
すさまじい爆発がサーバールームで怒った、ということから、4号が自分の融合炉を爆破したようです。
ローズも犠牲に。
A2だけを逃がして・・・。
その後、その場所でおそらくヨルハの真実「実験部隊で処分されるはずだったという事実」の一部を知り、
逃亡。
そこから、危険と判断した管理者アンドロイドは、彼女を壊そうと追撃ヨルハを送ることになります。
6過去を思い出すA2。一時はかつての自分に戻って・・・
悲しい過去。
かつての仲間たちを全て失い、さらに追われる身となったA2。
彼女が性格を変えたのは、この影響だと思います。
しかし、このときだけは、
「私は、まだ生きてるんだ・・・ごめんね」とかつての感情を出し、
「片がついたら、すぐにそっちに行くから・・・」
と悲しそうに呟きます。
そしてA2ルート最後へつながります。
「世界がこんなに美しかったなんて、気づかなかったな・・・」
最後に機械生命体の根幹のデータサーバーを壊したA2。
そして、
「みんな・・・今、行くよ・・・」
と呟き、最後を迎えます。。
このときの「皆」がこの過去によってすべてあきらかになりました。
A2がかつて、戦いを嫌う優しい子だったこと。
優しい仲間たちを全て失ったこと。
そしてA2は心のどこかでずっと、皆と一緒の場所に行きたいと願っていたこと。
これはアネモネも同じ。
これを叶えたのが、A2ルートだったんですね。。。(´;ω;`)
以下、A2のかつての仲間たちを一覧にします。最後に感想です。
スポンサーリンク
7A2の仲間たちの詳細一覧と感想。
「本作戦の真の目的は各戦闘におけるヨルハ実験機体の反応を収集することであり・・・」
と記載されています。
これを知ったときのA2の悲しさはなんとも言えません。
喧嘩っ早い十六号が「最後は自己犠牲で自爆して皆を守ろうとした」
ムードメーカーの4号は「A2を逃がすために犠牲となった」
という項目からも、いかに仲が良かったか分かります。。(´;ω;`)
A2にとっては彼女達が全ての生きがいだったのかもしれません。
よくも悪くも、A2の実験目的である「環境への適応と成長」は果たされ、
A2は日本でも活躍し、性格も変わり、機械生命体を破壊しました。
A2さんのことを思うと、森の国で初めて2Bや9Sと出会ったときも、「自分から手をださない」という憎い演出↓も含めて、
ますます好きになっちゃいます。
やっぱり改めて、ニーアオートマタは深いなぁと思う次第です。
コンサートもおすすめですので、ぜひ♪
スポンサーリンク
ニーアオートマタの考察まとめは↓からどうぞ☆