画像はpixbayより
目次
楽天的になる方法♪誰でも悲観主義から楽観主義になれます!心理学から楽天的の長所と短所もご紹介。
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1 楽天的になりたい!悲観主義は何歳からでも楽観主義に変えられる!?
人間、生きていたらいつもいいことばかりではないし、それが自然で、一見してどんなに幸福に言える人でも、ネガティブなことは起こります。
それでも、一つの出来事で「もう駄目だ」と考える人もいれば、「これくらい平気」と思う人もいますよね。
テレビなどで観るラテン系の方々の、とても陽気な姿を見ているととってもうやましくも感じます。
「でも、そんなの生まれついてのものとか、育った環境のせいでしょ?」
と思われるかもしれません。
確かにそういう一面もあります。
ですが、最近の脳科学と心理学研究で、「人間はいつからでも楽観主義に脳を変化させることができる」ことが判明しています。
これまでの人生でそんなに陽気に考えてきたことがなかった、という方でも、一年後には別人のように陽気に楽しく人生を送ることができます。
一年後には世界がまるで違ったものになる。
こう考えるとワクワクしてきませんか?
2 楽天的になるにはどうしたらいいの?
「そんな簡単に楽天的になれたら苦労しないよ~!」とツッコミたくなるかもしれません。
でも、本当に可能なんです!
では実際にどうすればいいのか。
脳科学で最新の研究結果が発表されました。
ズバリ・・・!
「ネガティブなことが頭に浮かんだら、すぐにそのことのポジティブな面を常に考えるようにする」んです。
「え!?Σ(゚Д゚)そんなこと?」
と思われるかもしれません。
でも、これがもっとも効果的な方法であり、実験に参加された方の多くが1か月後にものすごい楽天家になったそうです。
この「常に」という部分が大切☆
とにかく、嫌な気持ちになったら「無理やりにでも」そのことのプラスなこと、ポジティブな面を考えるクセをつけることで、脳は次第にポジティブに適応していくそうです。
そしてその状態になれると、嫌でもポジティブシンキング体質になり、
いつの間にか毎日笑顔の楽天家に!
ビックリしますよね(#^^#)
たとえば、
「欲しかったものが売り切れだった」→
「今は買うなってことかな。もっといい商品を探そう」
「嫌な人に会った」→
「私には合わない人(場所)だったから、別の場所に行くいい機会」
「私にも反省すべき点があるし、そのことを学べた」
「許容できる器をもてた」
「割り込みされた」→「先に行ってたら嫌なことがあったかもしれない。助かった」
「お金で損をした」→「このくらいの損でよかった。この先このおかげで損をしなくて済む」
などなど。
物事には常に良い面と悪い面が共存しています。
全ては自然のままで、それをどう受け止めるかは考え方次第。
悲観的な人は、子供が笑っている絵と泣いている絵、明るい絵と怖い絵を見せられたとき、
必ず悲しい絵を先に見てしまうそうです。
それは「脳がそのように対応してしまっているから」。
楽天的かどうかは意識の問題ではなく、脳の条件反射の問題だということ。
だからこそ、そこを意識的に明るい方へ持っていくことで、条件反射が次第に変わっていくんだそうです。
これはすごく面白いですよね♪
最初は結構つらいかもしれませんが、続けているうちに段々と脳がそれを自然なこととして認識し、次第になにかあったら自然に「ポジティブ」な気持ちになるようになっていきます。
一年後にはもう少々のことでは落ち込まないし、世界が楽しいことで満ち溢れているように見えるようになるはずです。
これくらい世界が劇的に変わる方法ですから、ぜひ試してみてください。
そんなの無理!という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、常にネガティブに考えていると、脳がその考え方に「適応」してしまうため、ネガティブ思考がもっとも居心地がよいと勘違いして、常に頭に浮かぶことがネガティブになってしまいます。
そして、苦しくてマイナスなことを考えたくないのに、最初に浮かぶのはいつもマイナスなこと・・・という悪循環になってしまいます。
それならいっそ、楽しい方へシフトしてみませんか?
3 ネガティブなことを考えたら、その後ポジティブなことを3つ考える。
それでも、最初は「マイナスなことのポジティブな面が見つからない!」ということもありえます。
そんなときには、フレドリクソンという心理学者が発表した研究で、「人間はどのくらいの割合でポジティブとネガティブな感情を持つともっとも幸せか」というものが役に立ちます。
ネガティブなことを考えたら、その後ポジティブなことを3つ考える。
実はこれだけで、その後の人生が活力にあふれるようになるそうです。
成功者の多くは、これを(無意識・意識的問わず)実践しているそう。
確かに「俺は成功しかしないぜ~ひゃっほーい!」とか「失敗した・・・もう駄目だ・・・orz」とどちらかに偏っている人は、あんまり成功者に多い気がしません。
破産もしたけど、成功すると信じている人。
マイナスな面も受け入れられる人。
経営者ってこういう方多いですよね(#^^#)
逆にネガティブに対して、ポジティブが1対2以下になると、落ち込みが増していくとも言われています。
ですので、まずは嫌なことや不安なことなど、マイナスな感情が沸いたら「3つ良いことを考える」ようにしてみましょう。
良いこと、はそのことに関連していなくてもオッケ―♪
なんでもいいです。
たとえば
「今日の夕ご飯楽しみ」
「帰ってからゲームやろ!」
「あの本の最新刊楽しみだなぁ」
「空気が自由に吸えるって気持ちいい」
「このジュースおいしい」
などなど、なんでもOKです。
とにかく不安になったり、嫌なことがあったらよいことを3つ考えるようにしてみましょう。
4 ネガティブな感情も良いものと考える。楽天的であることの短所は?
ネガティブな感情をポジティブに変えていって、人生を楽しもう!というのが今回のテーマですが、ネガティブな感情が生じることを否定する必要はまったくありません。
それは人間にとって自然なことで、必要なことです。
「私はどうしてもネガティブなことばかり考えてしまって」
という方も大丈夫。
まずはネガティブは必要なことだと受け入れて、そこに加える形でポジティブなことを考えていきましょう。
ネガティブの良いところもたくさんあります。
① 必要な対策は常にネガティブな面から生じる
常にポジティブだったら、危険が迫っても生き残ることはできません。
ネガティブは自然が生き残るために与えてくれた立派な能力です。
② 知恵や分別、許容という心はつらい体験を経てこそもたらされる
常に自分の思い通り、なんでも買ってもらえる。
世の中楽しくてしょうがない。
世界は俺の物!
もし、そんな子供がいたら、将来どうなるでしょうか。
きっとどこかの物語の王様のように傍若無人になるに違いありません。
つらい体験をした人はその分、他人の痛みを分かち合える。
さらに、経験したからこそ、その他のつらいことも受け入れられるようになります。
③ 自分と深く対話させてくれる
本当の自分とは何か、何を望んでいるのか。そういう内面に向き合うきっかけも、ネガティブな出来事がもたらしてくれます。
そしてそのことが結果的に飛躍するきっかけになります。
常に楽天的な人は「備えたり」、「自分と対話して自分を変える」必要も感じません。
だからこそ、危険な目にあったり、つらいときに対処できる能力も得られないのです。
でも、つらいことを体験していたり、
このページを見てくださったあなたは、「今はつらいけど、変えたい!楽しくしたい!」とよくなる方に動こうとしている方のはず。
そう思う人は優しい方が多いのも事実。
自分と対話できるからこそ、他人にも優しくできるんですね(#^^#)
ですので、マイナスなことやネガティブなことを考える自分を責めないで、これも役に立つんだ、とまず受け入れてしまうのも第一歩です。
特に他人に共感する能力が高かったり、EQ(感情的能力)が高い人ほど、繊細でネガティブな感情をもちやすいとされています。
人間でもっとも成功するパターンは楽観主義と悲観主義を適度に(上記の例で言うと3対1)持ち合わせた場合とされているため、ネガティブな感情も良いものとして受け入れていきましょう。
次回はさらに「希望の持ち方」、「幸福状態で夢中になる方法」について詳しく書きたいと思います。
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