東京大停電の新座変電所火災の理由と原因は?人為的(故意)?影響で信号や電車もストップした様子も公開。

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本日、東京で35万件以上の停電が発生しました。

原因は、埼玉の新座にある無人変電所の火災とみられており、

現在は鎮火されています。

停電が起きた地域は板橋区、北区、新宿区、千代田区、豊島区、文京区、港区、練馬区で、他の23区や市には影響がなかったようです。

しかし、たった一つの無人変電所が火災になっただけで、これだけの停電を引き起こし、交通機能もマヒしました。

これが人為的によるものだったら・・・と考えざるを得ません。

今回は、変電所の火災の原因について見てみます。

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東京大停電の新座変電所火災の理由と原因は?人為的(故意)?信号や電車がストップした影響も

 

1 新座変電所の火災の模様

かなり激しく燃えています。

現在は、鎮火されたようです。

新座の変電所は無人で、地下に施設があるようです。

地下には電気を送るケーブルが入っており
2016年10月12日の14時49分頃に、
その施設で火災を知らせる警報が鳴った、ということ。

埼玉県新座市にある新座変電所と豊島変電所の間の地下の送電線に
トラブルが生じて、火災が発生したということです。

その原因ですが、近所の方が、火災の少し前に地下の爆発音を聞いており

そこから火が上がったようです。

通行された方は、地下から煙が上がっていたとおっしゃっています。

変電所の地下に貯蔵されていた化学物質が爆発した

というのが現在の一つの情報です。

そして、引火は地下の送電線の不具合から発生したとのこと。

実は、以前にもこのような変電所の火災は何度か起きており、

雷の影響や機器メンテナンスの不十分から、

遮断器(ブレーカー)やケーブルが不完全接触を起こしたところから火花が散って発生した、というのが多くの場合のようです。

送電線ケーブルの一部が過熱してしまい、電流が漏れ、さらに過熱、着火。

あるいは、電極の差が大きくなることで、アーク(スパーク)が起こり、それが絶縁油という油を分解、気化したガスに引火して爆発、という場合があります。

変電所には、メンテナンスのための化学物質も貯蔵されているため、

そこに引火して大規模火災になってしまったのかもしれません。

2 東京大停電の影響で信号や公共交通機関がストップ

信号が完全に停止しています。

それでも車が平気で走っているのはすごいです。

信号がストップした場合は、徐行が原則。

ルールについては詳しくは以下に♪

お店も真っ暗ですね。

このように電車の切符も買えず、もちろん西武線などはストップしたために

電車で飛行機の時間に間に合わなかった方もいるようです。

ほとんどの場合、

東京は複数の変電所があり、

さらに大企業などは自家発電や予備電源を持っているために、

サーバーダウンなどは防げたようですが、

信号が使えなくなるのはかなり怖いです・・・。

3 人為的なものだとしたら、東京オリンピックは大丈夫なの?

今回は、送電線の不具合から出火し、地下の化学物質に引火、ということなので、おそらく故意ではないと考えれます。

地下施設に侵入した場合は、火災の前に警報や異常感知が働いたはずですし、

愉快犯の可能性もないでしょう。

(現在さらに詳細を調査中とのこと)

しかし、これだけの停電をたった一つの無人変電所で起こせるとしたら

東京オリンピックを含め、大丈夫なのかな・・・という不安も出てきます。

普通は、変電所は異常があった場合は、すぐに検知されるシステムが既に首都圏では導入されているようですが、

問題は、自動消火システムが未導入である場合。

おそらく新座の変電所も自動消火システムは未導入だったのではないでしょうか。

(地下式の変電所では、現在、防火区画や換気設備、消化設備の導入が進められています)

都会の最大の弱点は、インフラの崩壊、と言えるほど、

切実な問題でもあり、

ですが、これをきっかけにさらに設備点検や警備強化につながれば、と思います。

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