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ツェリードニヒの念能力がついに判明!念獣に隠された秘密とテータの思惑について考察!37巻以降384話ネタバレ注意。【ハンターハンター最新話考察】
以下、画像を一部ハンターハンター©より引用して考察します。
37巻以降のネタバレを含みますのでご注意ください。
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1まずはこれまでのツェリードニヒの動向とテータの目的について。
まずは最新話につながるように、簡単にこれまでの動向について確認してみます。
館内放送で念のことを知り、護衛のテータさんから直接指導してもらうことになったツェリードニヒ。
その後、ゴンやキルアを上回る圧倒的なスピードで念と習得。
現在は凝・纏・錬を会得しています。
しかし、教えるテータさんの目的は「ツェリードニヒを始末すること」。
最初は絶対に教えてはならない・・・と思っていたのですが、
むしろヘタな人間が教えてツェリードニヒの能力を開花させてしまうよりも、
自分が「系統と反対の能力」を教えることで、ツェリードニヒの能力を弱めてしまおうと考えました。
ただ、その考えも王子の凶悪な能力を目にすることで今は消え、
「最悪の能力者になる前に自分が始末すべき」
とテータさんは考えています。
これが今のテータさんの目的。
そして、その目的のために「ツェリードニヒに絶を教えて、完全にオーラがない状態で彼を始末する」という行動を起こそうとしています。
そして384話では、ついにツェリードニヒが「絶」の修行に入りました。
天才すぎて、会得スピードがおそらくハンターハンターで2番目(1位はおそらくメルエム)。
そして・・・。
「これなら明日にでも・・・やれる・・・!」
テータさんがついに覚悟を決めます。
たった一日で絶まで習得しうるツェリードニヒの能力がすごすぎますが、
「嘘を見破る」念獣のそばで抹殺の算段をするテータさんの駆け引きもまたすごいです。
かなりテータさんを怪しんでいるツェリードニヒの念獣。
ですが、テータさんは「絶は王子のためになる」という真実を心に思うことで、念獣の攻撃を回避します。
ただ、実際王子を絶にしたところでこの念獣は本当にセオリー通り消えるのかどうなのか・・・。
念獣はツェリードニヒ含めて王子たちのオーラを糧に存在していますから、ある意味「絶」にしてオーラを閉じれば念獣も消えるはずです。
そうなればツェリードニヒのやっかいな念獣も消えて、彼自身も無力なのでテータさんは確実に始末できるはず。
しかし、王位継承戦では独特なルールが存在していて、この通りになるのかがまだわかりません。
「ツェリードニヒを始末する・・・!」と動いた瞬間にテータさんはこの念獣にやられる気もします。。
あるいは、絶でやろうとした瞬間に実はツェリードニヒもテータさんを疑っていて、「隠」
でオーラを隠していただけ・・・という心理戦が展開するかも。
「そんな・・・まさか隠!?」
「テータちゃん・・・俺さぁ・・・嘘つく女ってわかっちゃうんだよね?」
「そん・・・な・・・」
「言ったよね。一番嫌いなのは嘘つく女だって。」
「あ・・・」
背後から念獣+ツェリードニヒの攻撃・・・でグシャッ。
(´;ω;`)そうなってほしくない・・・。
となると、「絶」まで習得して一般人を装い、あるいはより巧妙な手口を覚えるツェリードニヒはますます手が付けられなくなりそうです。
さらにテータさんにやられる、という展開もまずないでしょう。
※ネタバレ注意↓こうなりました(385話)
そして、最新話では遂にツェリードニヒの特質系の念能力も判明しました!
2ツェリードニヒの念能力がついに開花!
初心者のはずなのに、オーラ量がすでに半端ないツェリードニヒさん。
能力は「特質系」でしたが、今回その念能力が開花しました。
それがこの「特質系の具現化」。
つまり特質系の念獣です。
まさかの2体目の念獣を自ら能力で作り出しました。
本人はそれに気づいていない様子(本能によって勝手に作り出した分身)。
この念獣の能力は不明ですが、お腹にある「666」は獣の数字(悪魔の数字)なので、とにかく凶悪そのもののようです。
そして2体に増えた念獣。
1体は初代王が作り出した儀式によってできた女型の馬念獣(寄生型)。
そして、もう1体は自分が無意識に生み出した本能の念獣。
脚に根っこが生えていたり、裂け目があったり、正直全く能力は未知数。
2体の念獣を同時に出せて、全然平気というのはそのオーラ量が普通ではないことを意味します。
ゴレイヌ最強説でも解説しましたが、ツェリードニヒ最強説も十分ありえそう。
ゴレイヌさんの能力もすごいですが、
ツェリードニヒは完全自立型の念獣で、常時顕現。
さらに危険を自動察知&防御する、というチート能力付。
もしかしたらこの念獣はあくまで勝手にでてきたものなので、ツェリードニヒがまた別の能力を開花させる可能性もあるかもしれません。
そして、これを見たテータさんはいよいよ絶にした王子を始末する(上の画像)、という展開です。
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3ツェリードニヒの念獣の能力と秘密を考察!
新しく出てきた念獣については
「王子の本能の分身」
ということなので、残虐かつ冷酷な能力、あるいは美に関する能力に関与するかもしれません。
王子は独自の美学に則って、若い女性、なかでも聡明な者を始末するのが好きです。
また、「王になったら国民を使えるゴミと使えないゴミに二分する」とのことなので、かなり広範囲に渡る能力になる可能性もあります。
これに関してはまだわかりませんが、王子の女型の馬霊獣の伏線について少し考察します。
王子の守護霊獣の必要条件の一つが、「傷をつける」こと。
さらに、嘘1回目に傷をつけ、
2回目にそこにアザを発生&言葉で警告、
3回目に人間を異形化させる能力と判明!
嘘をついた人間を変化させる能力です。
(詳しくは先程の385話考察にて解説しています)
今わかっているのは、この条件と、敵を察知したら即排除する自動防御機能、
嘘を感じ取る敏感さ、の3つだけです。
オイト王妃によって偵察に送り込まれたゴキブリ(念操作)を一瞬で見破り、攻撃した念獣。危険察知&排除能力はおそらく随一。
「見るな!」と言われてみてしまったからなのか、それ以降執拗にテータさんにまとわりつく守護霊獣。
ただ、「オレが嫌いなのは嘘つく女だぞ」というツェリードニヒの言葉と、
384話で「私は何も偽っていない・・・どきなさい!」のテータさんの心の声に反応して後ずさる姿を見ると、明らかに「嘘」に敏感なことが分かります。
これ以上の能力は未知数ですが、一つ気になっていることがあります。
以下、ネタバレ注意です!
5ツェリードニヒの念獣はあのパイロなのか?伏線考察。
守護霊獣の顔を開いた口のさらに奥にある顔。
女性っぽく見えますが、「あれ・・・この顔どこかで・・・」
と思っていたら、まさかのパイロ説が急浮上!
パイロとはクラピカの幼馴染にして、クルタ族の一人。
クラピカ追憶編に登場し、最終的に幻影旅団によって命を奪われます。
クラピカの復讐のもっとも大きな部分を占める存在。
たしかに似ている・・・と思っていたら、それを裏付けるものがあります。
それが、ツェリードニヒの座っているこの構図の背後にある顔と周囲の緋の眼。
緋の眼の中央にある、ということは中央の顔は間違いなくクルタ族。
そしてクラピカの仇敵になりうるツェリードニヒが好むのは「聡明な子」。
まさにパイロの条件に当てはまっているようにも見えます。
さらに、パイロをここで出す、というのが悲劇を描くいかにも冨樫先生っぽい残酷さ。。
では、なぜパイロがツェリードニヒの念獣の口の中にいるのか、というと、
「寄生型には誰かの残留思念が宿主の力を借りて具現化するものが多い」
と暗示している部分から考察できます。
寄生型とはまさに守護霊獣のこと。
・宿主のオーラを利用して能力を発動させる。
・具現化系が多い。
・宿主に自覚がなく、且つ操作も出来ないのが特徴。
・宿主を守るものも、攻撃するものもいる。・寄生型は誰かの思いと宿主の思いが交錯して生まれ育つ。
つまり、ツェリードニヒのもっとも好きなパイロの残留思念が、ツェリードニヒの守護霊獣に影響を与えている・・・という考察が可能です。
ただ、この宿主と寄生については「誰かの(初代王の)思念が別の寄生された誰かの(王たちの)力を借りて成長」という見方ですので、
パイロの思念かどうかは分かりません。
ただし、「取り付いたものにオーラを糧とし、その者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌する」、のは確定なので、
ツェリードニヒが大好きなパイロの顔が反映される、というのは普通にありそうです。
そうなると、それを見たときのクラピカの表情と心理がつらすぎます・・・。
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同じく最新話でのモレナの動きについて解説しています↓
リヒじゃなくてニヒですよ!