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モレナの反逆!その目的と手段を考察!カキンマフィアの動向も分かりやすく解説してみたよ。【ハンターハンター考察】
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以下、ハンターハンター©より一部引用して考察します。
37巻以降のネタバレを含みますのでご注意ください!
カキンマフィアのこれまでの動向と居場所をわかりやすく
以前、幻影旅団vsヒソカ考察でも書きましたが、カキンマフィアの動向について、もう一度まとめてみたいと思います。
マフィアの構図とボスについて
まず、カキンマフィアは3つの勢力が対立しています。
そして、それぞれのボスは「ホイコーロ国王」の異母兄弟か、ホイコーロの愛人の子供であり、正統な後継者になれなかった人物たちです。
彼らは二線者と呼ばれ、顔に生まれながらに二本の傷をつけられ、表舞台に立てなかった王子たちの成れの果て。
しかし、それでも王の子供に間違いはないため、他の王子たちと同様に、
1荷物などは王に次ぐ量の持ち込みが認められている
2上層階への出入りが可能
3組長の居住区は王子たちと同列の場所(第1層)で、下層への専用エレベーターあり。
という特権が与えられています。
そして、それぞれのボスには、「ケツモチ(闇の活動を行うための後ろ盾)」として、王子の権力という加護がついています。
要は公認の闇活動ということ。
ブラックホエール号の中では、各マフィアがそれぞれ3~5層を仕切って、奴隷労働や売買による搾取を続けています。
以下、各組の動向をさっと見てみましょう。
1シユウ=ウ一家
第3王子チョウライがバックアップをしているのが、このオニオール。
頭脳派。
また、彼は第4層を仕切っています。
「人と物流」を支配しているのが彼。
実はチョウライの父親であることも判明!
この意味が、チョウライの血のつながった父親という意味なのか、義父という意味なのかは不明です。
若頭はヒンリギ=ビガンダフノ。
幻影旅団の力を警戒し、それゆえに彼らが捜している「ヒソカ」を全力で探しています。
そして、その先は「オレがやる」と言っていることからかなり実力に自信がある様子。
そして390話では早速、第3層に殴り込みをかけました。
2シャ=ア一家
幻影旅団が協力しているのが、第5層を仕切っているシャ=ア一家。
ボスがブロッコ=リー。
物資全般を取り仕切っています。
ケツモチは奔放なラテン系のルズールスです。
最初に接触したのが、薔薇のマークを持つ集団。
おそらくシャ一家の下部組織のボス。
分かっているのは彼らが若頭の部下でもあり、ソンビン(画像左から4人目)という男が能力者であるということだけです。
「彼等が第1層(上)に行けばおそらく全てが崩れるヨ」と。
そして幻影旅団のことを若頭に連絡。
その結果、幻影旅団を異分子として消そうとしています。
理由は「圧倒的能力(強さ)」を持つ幻影旅団が、勢力図(バランス)を壊す存在なため。
若頭のオウ=ケンイは、幻影旅団という強力なカードを握るため、まずはヒソカを探し出すことにし、幻影旅団のフィンクスグループに直接接触しました。
シャ=ア一家は幻影旅団を実際は潰そうとも考えていますが、現在は第5層でシャ一家を襲った「モレナの部下」を探すために協力的です。
ちなみにこのオウも能力者。
見た目がゴトウそっくり。
他にもシャ一家は数人の幹部が登場。
一人で食堂にいるフランクリンに接触したのが、副組長のイットク。
彼はフランクリンを仲間にする様子はなく、単純に情報収集に動いているだけ。
おそらく副組長なので権力はナンバー2。
384話で登場したのが、タハオ。
組長補佐ということなので、副組長に次ぐ権力者だと思います。
さらにルズールスの私設兵軍事顧問なので、表向きの肩書もかなりの権力者。
彼の部屋にある上層行きのエレベーターこそ、現在暴れまわっているモレナのヒットマンの狙っているものです。
理由は「第1層にいるシャ一家とシュウ一家の組長の首をとるため」。
モレナの目的と反逆、それを以下に解説します。
3エイ=イ一家と最悪の能力者モレナ
エイ一家のボス、モレナ=プルード。
居場所を確認したBW号の船室は302号室。
ケツモチがツェリードニヒな上、思想(ヤバさ)もそっくりです。
エイ一家は第3層を仕切っています。
富裕層(第2層以上)との闇取引を仕切っているのがエイ一家。
モレナの目的は「世界を壊すこと」。
そして、シュウ一家とシャ一家を全滅させ、さらに王に反逆を企てている描写が描かれました。
すでに300人以上の下層の人間が行方不明になり、第4・第5層では人狩りが行われています。
ツェリードニヒもモレナによる「人狩り」の一件を聞き、「自由にやって構わない。オレも動く」とかなり怒り心頭の様子。
384話にはあまりの怒りに第1層のモレナの執事の命をすでに奪った描写も・・・。
(´;ω;`)
つまり、王権制度に盾突いたモレナはもはやツェリードニヒにすら見放され、完全に孤立状態ということ。
そんなモレナが現在企んでいるのが、王・王子と各マフィア含む「世界の破壊」ですが、そのための能力が↓
能力名「恋のエチュード(サイキンオセン)」。
「サイキンオセン」によって、キスした相手を間接的に能力者にする力があります。
キスしただけで、あとは組合員がだれかの命を消すたびに強くなっていくという反則能力。
さらに王子を始末するとレベルが一気に50上がるそうです。
本人はレベル45なので、これまでに45人を抹消したということ。
さらに100人を消すと、その人間も新たな感染コミュを作り出して能力を分け与えられるようになる、というものです。
そのモレナの能力を授かったのがこの22人。
そのため、彼らは第3~5層で人狩りを行い、レベルをどんどん上げています。
すでに300人以上が行方不明ということなので、少なくとも一人10レベル以上は上げている計算。
そして、この能力によって第5層で動いているのが、↓のヒットマン。
ルイーニーvsシャ一家&フィンクスたち。ルイーニーの能力とは!
空間移動能力を持ったモレナの組合員ルイーニー。
空間移動できる、というその能力も強力という非常に強い相手。
【ルイーニーの能力】
・発動条件は扉が1つであとは出入りが不可能な壁に覆われた個室(入口)
・発動するとその部屋の壁や床などから別の場所に移動が可能(出口)
・元の部屋にはいつでもどこからでも戻れる。
ただし元の部屋の扉が開けられたり、開いてしまうような状態になると2度とその部屋で能力を使うことはできない。
このルイーニーが現在幻影旅団のノブナガたちとシャ一家を相手にしています。
つまり、現在はモレナの下っ端ルイーニーvsシャ一家&フィンクスたちという構図です。
ルイーニーの目的は組長補佐タハオのいる部屋から、エレベーターで上層へと行くこと。
そこで他の組長をやるつもりです。
すでにこの部屋への通路(空間移動)は可能な状態なので、かなり危険な状態。
フィンクスたちはこのルイーニーを始末する代わりに、第4層のシュウ一家に連絡を取り、第4層での捜索を認めてほしい、と願い出ています。
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4カキンマフィアの掟とルールをわかりやすく解説してみた
ここでややこしいのが、カキンマフィア独自の掟。
タハオ「もしモレナが現時点で上の層にいないのならお前らもう抜けられねーぞ?全面戦争になる」と協力している旅団に言います。
これはどういう意味かと言うと、
通常下っ端が他の組を攻撃する場合は、「先制攻撃する側は当然自分たちの組長に了承をとって上で攻撃している」のですが、
それがない場合、「その組長が事後報告で相手方の組長に謝罪をし、相手方の組長が手打ちの条件を提示する」必要があるとのこと。
簡単に言えば、
「今回は下っ端が勝手に攻撃しちゃったけど、私は縄張りの第3層から離れて(第1層にいて)知らなかったから、連絡できなかった。ごめんね」
とモレナが事後で報告してくれば戦いにはなりませんが、
もしもモレナが第3層の縄張りにいるのに攻撃連絡をしていない(実際その通り)としたら、
これは全面戦争の宣戦布告=どちらかが全滅するまで戦う必要がある=シャ一家に協力している幻影旅団もその標的となり、第3・4層での探索が難しくなるということ。
さらに、抗争に突入すると下部組織のチンピラは一切の関与をしなくなるため、チンピラを使って情報収集などしている旅団にとって都合が悪くなるというデメリットがあります。
これにノブナガたちは、「それならモレナが第3層にいたら、オレらがそいつをやってしまえばいい」と提案。
これを聞いて「ね 危険でしょ?」とオウ。
要は旅団はマフィアの争いなどどうでもよく、邪魔しているエイ一家のボスをさっさと攻撃して一家を壊滅させ、シャ一家とシュウ一家に恩義を売ることでヒソカを探しやすくしよう、という見解です。
となると、今後フィンクスたちは第3・4層まで一気に進んでモレナの能力者たち22人と戦うのかもしれません。
ただ、かつて大陸のマフィアのボスたちが集めた精鋭「陰獣」ですら、ウボォーギンやフェイタンなどの相手にもなりませんでした。
ということは、基本的にこの船内では幻影旅団以上の使い手はベンジャミン・十二支んやジン・ビヨンドたち以外にいないということ。
おそらくカキンマフィアでは相手にならないと思います。
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王位継承戦まとめ↓
幻影旅団vsヒソカまとめ↓
条件揃うと詰みっていう能力ばかりで探り合いが続いてるのでもういい加減しつこいわってくらいのタイミングで蜘蛛がヨークシンばりのシンプルなパワープレイ魅せてくれると気持ち良さそうですね~