アオバアリガタハネカクシの対処法。「やけど虫」が夏に九州で増加。注意してください!

かれん
こんにちは。今回はやけど虫の対処法について解説します。やけど虫とは通称で、正式にはアオバアリガタハネカクシと言います。対処法を間違えると大変なことになってしまいますので、ご注意ください!
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九州地方で被害が出ている「やけど虫」って何?

1 やけど虫とは?

正式名称はアオバアリガタハネカクシと言います。

体長7ミリほどのとても小さな虫で、アメリカ大陸以外の温暖な場所に生息しています。

頭部は黒く、体は赤いです。

実際の大きさは米粒くらい小さいです。

つまり、赤と黒のしましまで体調が1センチ以下の虫がいたら、決して体の上で潰さないでください。

基本的には触るまでは大丈夫なのですが、

体液にペデリンという毒を含み、

潰れた場合にそれが皮膚に付着すると、やけどのようになることからこう呼ばれています。

ヒリヒリしてかなり痛いようです。

ミミズバレのようになったり、場合によって、その液体がついた手で目をこすると失明するそうです。

2 何処にいるの?

池、沼、川、水田地帯など湿潤な平野に多い昆虫で人家にも灯火に誘引されてよく飛来します。

つまり飛んできます

時期はちょうど今くらいで、6・7・8月に多いそうです。

体液がついてから発症するまでに多少の時間(10時間前後)がかかるため、その原因が自分の肌から少し前に払い落とした小昆虫の体液にあることに気がつきにくいそうです。

そのため地方によっては家屋内を徘徊するヤモリの尿が付着したためとする俗信を生み、これを俗に「ヤモリのしょ〇べん」とも呼ばれるのだそう。

基本的に住宅街にもいるそうですが、小さい昆虫のため気づきにくいんだそうです。

3 駆除や対処法は?

まずは夜間に網戸にしたり、窓を開けておかないこと。

光によって来るため、窓は閉めておきましょう。

この虫はノミや寄生虫などを食べてくれるため、全部が悪いわけではありません。

もし、見かけたら、決して皮膚に触れないようにして殺虫剤を使いましょう。

そして潰さないようにして処理してください。

体の上にいた場合は、そっと息を吹きかけて飛ばしてあげましょう(それくらい小さな虫です)。

4 もし体液がついたら?

そのときは、すぐに水洗いして、その後オロナインやムヒ、ステロイド軟膏を塗っておきましょう。症状は10時間前後で出るため、その前に病院に行っておくのも良いと思われます。

目は絶対にこすらないでくださいね。

基本的には、

1体の上で潰さない。目を触らない。

2もしいたら、息で吹き飛ばしたり、洗い流す。

3夜間に光によってくるので、窓を開けておかない。

の3点に注意すれば大丈夫かと思います。

毎年夏に流行するので、ぜひご注意ください。

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