目次
ハンターハンター現在までの最大の謎と伏線を考察!ジャイロ・カルトの兄・魔王・ナニカ現在までの伏線まとめ!【ハンターハンター考察】
スポンサーリンク
以下、王位継承戦と幻影旅団以外の謎と伏線について考察します。
王位継承戦とクロロvsヒソカについては以下を御覧ください。
画像は冨樫義博©ジャンプより引用して考察します。
※ハンターハンターの謎と未解決の伏線一覧
ハンターハンター芸人でも放送された、いくつかの伏線。
その中で一番気になるのは、ジャイロの存在ですが、
個人的には他にもたくさんの伏線が謎のままになっています。
そこで、今回は私が特に気になっている以下の5つの最大の謎をピックアップしてみたいと思います。
1カルトの目的「兄」の意味
2ジャイロの正体
3ゴンの母と現在
4センリツが探す魔王の楽譜
55大厄災とドン=フリークス
1カルトの目的と兄の正体とは?
カルトとは、ゾルディック家第五子・末子。10歳の男の子(データブックでは弟とされる)。
ヒソカの後に幻影旅団団員ナンバー4として加入しました。
そこで気になる加入理由が、
「兄さんを取り戻すため」
というもの。
この兄が誰なのか?というのが、大きな謎のままです。
イルミの説明では、
ゾルディック家には、アルカ(画像)を含めて、5人存在し、
イルミ・ミルキ・キルア・アルカ・カルト
となっています。
つまり、この中の兄となりうる4人がカルトの目的ということ。
実際にイルミも幻影旅団ナンバー11になりましたが、カルトが「兄を取り戻す」と言っていた時点では未加入だったため、イルミは除外。
一方、カルトはキルアに屈折愛を抱き(総集編treasure2の相関図より)、アルカに対して嫉妬心を抱いていることから、アルカも除外。
だとすると、残りはミルキかキルアなのですが、
2人とも幻影旅団には囚われていません。
だとすると、カルトの目的である「兄さんを取り戻す」というのは、直接的な意味ではなくて、
「兄の能力を取り戻す」
「兄の関心を取り戻す」
という他の視点で見た方がよい、ということになります。
(もちろん、隠しキャラとして兄が存在していれば別ですが、可能性は低いでしょう)
カルトの目的は「兄の能力を取り戻す」の意味。
現在、ゾルディックで能力がまだ出ていないのは、このミルキのみ。
キルアは能力を持っていますから、ありえるのはミルキの能力が団長クロロに奪われ、カルトは大好きな兄(画像のミルキの近くにいるのがカルト)のために、クロロを倒そうという見解が一つできます。
一部、実はフェイタンが実の兄で、カルトは血のつながりがゾルディック家にはない養子、という考察もあるようです(確かにフェイタンは黒髪で唯一似ている)。
ただ、カルトは「フェイタン」と呼び捨てにしていますし、他人行儀なのでおそらくなさそう。
そしてナンバー2くらいならすぐかと思っていた、という言葉から、ナンバー1「クロロ」を目標にしていることが分かります。
そのため、カルトの目的は、「ミルキの能力を取り戻す」というのはありえそうです。
※というのも、クロロとシルバは以前戦っており、ミルキの能力がそのときに奪われた、という見方もできるため。
カルトの目的は「兄の関心を取り戻す」の意味
個人的に一番ありそうなのはこちら。
カルトの目的は「兄の【心】を取り戻す」という意味。
そして対象はキルア。
カルトはキルアが好きで、優秀で家族からも一目置かれているキルアを同じく愛しています。
一方のキルアはアルカが大好き。
カルトがアルカに嫉妬している、というのが公式の表(画像)にあるため、
カルトの目的は、幻影旅団で上り詰めて、キルアに「実力」を認めてもらい、
アルカに向けられている心を自分に取り戻す、という見解です。
そうなると、なぜカルトは幻影旅団に入ったのか、という謎もでてきますが、
キルアからクラピカのことを教えられ、現在はキルアのために幻影旅団に潜入している、あるいはシルバの「あいつらには手を出すな」発言から、幻影旅団を倒せば実力が認められると思っている、などの考察もできます。
私としては、キルアとカルトがつながっていて・・・というのが好きです(笑)。
スポンサーリンク
2最悪の敵「ジャイロ」
ハンターハンターで最大の謎とされているのが、このジャイロ。
蟻に占領された「NGL」の創設者であり、実は裏で麻薬を作って世界にばらまいていたという悪意の塊。
キメラアント編では、その姿が謎のまま女王に食べられ、その後、意識をもったまま念能力を開花させて復活しています。
まさかの1話ほとんどが、このジャイロの話という、かなりの待遇。
キメラアント編の最後の最後に登場し、大きすぎる伏線を残していきました。
【ジャイロの過去と目的】
生前は貧困労働者の生まれで、父親1人に育てられ、幼い頃から労働者として扱き使われ父親からも育児放棄と虐待を受けていたが、彼はその父を怖れると同時に盲信し、誇りとしていた。
しかし、実際は父にとって、自分は生死さえもどうでもいい存在であるという事実を知り、その場にあったハンマーで父をぼこぼこにして、その後、NGL創設。
目的は悪意を世界中にばらまくこと。
生前仲間であり恩人であったウェルフィン(ザイカハル)からは非常に強く慕われており、メルエムを相手にしてもその忠誠心が揺らがなかった程である。
ジャイロの側近だったザイカハル(ウェルフィン)。
その後、ジャイロを探して3人で流星街へと向かいました。
すくなくとも、鼻が利くため、ジャイロの後を追っていったと言えるでしょう。
つまり、ジャイロは現在流星街に身を置き、次の「悪意」のために準備していると言えそうです。
「比類なき悪意」
という悪人だらけのハンターハンターでも最上級の悪役宣言。
しかし、舞台は暗黒大陸に移り、主人公ゴンとキルアも置き去りにして、広大すぎる世界の冒険になりそうなので、今後また出てくるのか、それとも一つの伏線として残しただけなのかは不明です。
パリストンの5000体のキメラアントの繭確保(世界にばらまくつもり)と、パリストンの悪意を考えても二人が協力している可能性はありそうですが、
おそらく、暗黒大陸編とは別に、復活したゴンとキルアコンビが、今の世界で再び悪意をばらまくジャイロと戦う・・・というもう一つの見せ場になりそうな気もします。
スポンサーリンク
3ゴンの今後と母の存在
キメラアント編で、最強の敵「ピトー」を倒すために、
「誓約と制約」の極限を超えて、10年成長したゴンさん。
あのカイトが圧倒されたピトーすら圧倒するほどの力で、おそらくそのまま成長したら、ハンターハンター最強の存在になりそうな気がしましたが、その反動で今は念能力が使えなくなりました。
キルアとナニカの力でなんとか復活したゴンさんですが、
念能力が使えなくなる、という主人公としてはしばらく活動休止の状態。
そのため、現在はくじら島へ里帰りして、ミトのもとで、留守中に貯めていた初等教育の勉強に励んでいます。
(ナニカにまた「お願い」すれば、念能力も復活できそうですし、キルア&ナニカは漫画の条件を壊して最強の存在なので・・・)
本当はハンターハンターの最初の目的はゴンがジンを探すこと、でしたが、それを既に達成してしまった現在、ゴンの新しい目標となりそうなのは、暗黒大陸と母の存在です。
ゴンは母はミトさんということで、詳しく聞こうとはしませんが、
未だになぜジンはゴンをミトに預けたのか、母はどうなったのかが謎のままです。
おそらくこの描写と冨樫先生の考えとして、今後ゴンの母が出てくることはなさそう?ですが、唐突に出てくる可能性も否定できません。
4センリツが探す魔王の楽譜
センリツが生涯の目的として探している「闇のソナタ」。
こちらも未だに謎のままですが、暗黒大陸編にも登場し、実際にお宝がたくさん眠っているカキンの船、そして美と芸術が大好きなツェリードニヒの登場という伏線から、
この暗黒大陸編で判明しそうな気がしています。
この「魔王が作曲した」という楽譜は、
ナニカと同じく、「念」では説明できないものとして考察されています。
(もしも念の呪いであれば、除念という可能性がありますが、それはなさそう)
念では説明できないナニカの存在。
正体は以下にネタバレ考察。
現在は「キルアの願いはなんでも叶える(ただし、もう使うなと命令)」という特性になっています。
この闇のソナタの「魔王」とナニカも、キメラアントと同じく「暗黒大陸」からやってきたものの影響と考えることもできます。
というわけで、暗黒大陸の5大厄災を見てみます。
スポンサーリンク
5暗黒大陸の5大厄災とナニカの正体確定情報
5大厄災、とされていますが、実際は暗黒大陸には数え切れないくらいの「人間にとっての厄災」が存在し、その中で帰還した人間が持ち帰った一部が5大厄災です。
ナニカの正体=アイが確定
このナニカのセリフ「あい」と欲望の共依存「アイ」のセリフが一致しており、
ナニカの厄災(人間が荒縄状になる)と、アイの犠牲者の状態が酷似し、
さらにコミック33巻には、ナニカの姿とアイが一緒に「暗黒大陸出身です」と冨樫先生が書いていることから、
ナニカの正体=アイ
と考えてよさそうです。
理由は不明ですが、持ち帰られた「アイ」をアルカが何らかの形で取り込み、
現在は共存している、という考察です。
「願いを叶える」というナニカの能力も「欲望の共依存」というアイに一致しますし、
「あい」と喋る、靄に手足が生えたような姿をした「欲望の共依存」。ミンボ共和国があらゆる液体の元となりうる「三原水」を求めた際に、アイを巡っていさかいが起こり、帰還した3名は正気を失っていた。
というアイの説明からも、アイの能力をめぐって対立したと言えそうです。
考えられるのは、ネテロと一緒に暗黒大陸に行った「ジグ=ゾルディック」。
キルアのおじいちゃん「ゼノ」の父親。
このときに、アイを持ち帰ったと考えるのが妥当かもしれません。
※この帰還した3名は正気を失っていた、という言葉について、ネテロたちも3人でしたが、
正気は保っていたので、別の3人かと思われます。
それ以外の5大厄災も見てみましょう♪
メビウス湖の地図と五大厄災の場所はこれを参考にしています。
メビウス湖のほぼ真北の樹海を400㎞進んだ先にある無人都市を守る「正体不明の球体ブリオン」。
植物兵器。
この都市には万病に効く香草があり、それを求めたサヘルタ合衆国の特殊部隊は壊滅し、帰還者は2名だった。
コスプレが簡単?なブリオンさん。暗黒大陸には高度な文明があったことが推察されます。
もしかしたら、魔王の闇のソナタはここで作られた?
メビウス湖南東に潜む「殺意を伝染させる魔物」ヘルベル。
オチマ連邦は究極の長寿食「ニトロ米」を求めたが、ニトロ米が自生する沼地にたどり着く前に99%がヘルベルの餌食となった。
帰還者は11名で、そのほとんどに後遺症が残ったとされます。
自滅を誘う最悪の敵。
おそらく念では通常防げない攻撃のため、最悪の味方同士の自滅になりそうです。
自滅した後、おそらく食べるのでしょう。
メビウス湖北東部沿岸の山脈を縄張りとする「快楽と命の等価交換」人飼いの獣パプ。
この山脈では水に沈めると莫大な電力を生み出す「無尽石」が産出する。
べゲロセ連合国はルート確保のため1000人規模の調査団を送ったが、調査団はパプによって壊滅し、帰還者は7名だった。
おそらく、この管を罠として仕掛け、狙われたものは快楽に抗うことができずにそのまま養分になるようです。
個人的には幸せなまま最後を迎えるなら、この厄災が一番いいです(笑)。
(ミイラも幸せそう)
ジン曰く最悪の病とされるゾバエ病。
永遠に死ぬことも出来ず「希望を騙る底なしの絶望」。
ビヨンドが同行したクカンユ王国は錬金植物メタリオンを求めており、入手には成功したがルートを外れたことでゾバエ病を持ち帰ってしまった。
帰還者は感染者を含めて6名で、メタリオンは枯れてしまった。
何も食べずに腕の液体をすするだけで永遠に生きるという病気ですが、本人の意思はもはやない様子。
病気なので感染するようです。
おそらく野放しにすると、どんどん感染者が増えて、人ではなくなるのでしょう・・・。
ドン=フリークスの正体が最大の謎か。
そして、暗黒大陸編の最大の謎とされる「ジン」の先祖
「ドン=フリークス」!
究極の長寿食「ニトロ米」を食べたとされ、現在も生存している、と予想されているおそらく今作最強の人物。
あのジンすらも尊敬し、このドンを探しているようです。
暗黒大陸編の一番の目的にして、最後にジンと(敵ではなく)一戦交えるラスボスにもなりそうな気がしています。
ネテロすらも何もできなかった世界で一人生き抜いているのですから・・・。
スポンサーリンク
このページも謎が解決次第、追記していきます♪以下は最新話を含めて考察していきます。
アイの説明で、キルアのおじいちゃんであるゼノの父親が「ジグ=ゾルディック」とあるけど、ゼノの父親は「マハ=ゾルディック」。
ジグはマハの父親で、キルアにとっての高祖父にあたるのでは?