インクレディブルファミリーストーリー紹介(ネタバレ注意)!ジャックジャックと敵の正体とは?【映画考察】
前半に前作のストーリー、後半にに今作のストーリーを徹底考察します(ネタバレ注意)。
画像はディズニー・ピクサー©より一部引用して考察します。
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1インクレディブルストーリー考察。まずは前作の内容とキャラクターを紹介♪
ミスター・インクレディブルは、ディズニー配給、ピクサー製作のフルCGによるアニメーション映画です。
今作の見どころは、ヒーロー復活を担う、妻ヘレンの活躍と新しいヴィランの登場、
そして子育てに奮闘するパパの姿など見どころたくさん!
特に今作ではジャックジャックの能力がたくさん披露されるようです。
それに振り回されるお父さん。。この辺のコメディ要素も楽しみの一つ♪
既に2018年6月15日に全米で公開され、公開3日間の興行収入が1億8000万ドルを突破。
『ファインディング・ドリー』の1億3510万ドルを大きく上回り、アニメーション映画としては歴代1位のオープニング記録を樹立。
そして、公開から24日時点での累計興行収入が約5億438万ドルとなり、アニメーション史上歴代最大のヒット作となっています。
また、累計興行収入が5億ドルを突破した作品としても初のアニメーション作品となったようです。
この夏で一番のヒット作になりそう!
わくわくが止まらないので、映画公開後にびっしりストーリー考察してみたいと思います☆
2004年にアカデミー長編アニメ映画賞、アカデミー音響編集賞、アニー賞全10部門、第31回サターン賞アニメ映画賞など、多くのアニメ映画賞を受賞したことで有名。
とにかく見てスッキリ!する正当派のヒーローアクション映画になっています♪
しかし、普通のヒーロー映画とは違うのが、このmr.インクレディブルの面白いところ!
本当は世界の平和を守るスーパーヒーローとして活躍していたのに、その活動中にものを壊したり、被害を出したりした結果、訴訟を起こされ、なんとヒーローが引退に追い込まれた世界が舞台です。
つまり、ヒーローがこれから活躍する話でも、活躍している話でもなく、
既に活躍した後に引退し、日常生活で隠れて生活しているのが、このストーリーの舞台の世界です(笑)。
ヒーローにとって窮屈で生きづらい世界で、超能力をもって人助けをし、
さらに悪役ヴィランによる世界征服を解決する、という困難な任務に立ち向かう姿が描かれます。
というわけで、キャラクターをそれぞれ見てみましょう♪
主人公は、mr.インクレディブルとその家族となっています。
彼らは家族全員が超能力を持っています。
本名、ロバート・パー。通称、ボブ。
ほとんどの物理的な衝撃に耐える頑強な肉体と驚くべき怪力の持ち主。いかにもアメコミヒーロー。
かつての栄光が忘れられず、普段は鉄道会社で働きながらトレーニングをしている。
イラスティガール(画像右から2番目)
本名、ヘレン・パー 。ボブの妻。
ゴムのような伸縮自在の柔軟で強靭な体を持つ。ゴムゴム人間。
また、風船のように膨らむこともできる。
彼女は引退後に生活に溶け込んでいます。一般人のように暮らすのが目的。
ヴァイオレット・パー (画像左から2番目)
通称、ヴァイ 。パー家の長女。
自らを透明化にするほか、紫色の強力なバリアを張ることができる能力を持つ。
超能力がコンプレックスであり、さらに、世間の目から控えめな性格となっている。
ちなみに学校にトニーという気になる男の子がいるが、コンプレックスのせいで声がかけられないでいる。思春期の女の子。
ちなみに声優は綾瀬はるかさんです♪
ダッシュ (画像左)
フルネーム、ダッシェル・ロバート・パー。パー家の長男。
時速300㎞以上の超音速で走ることができ、その速さはビデオカメラにも捕らえられず、水の上も走れる。
自分の能力を隠すことに不満で負けず嫌い。
ジャック=ジャック・パー (赤ちゃん)
パー家の次男。
赤ん坊ながら未知のスーパーパワーの持ち主。
1では家族にその力を知られることはないが、実は最強の能力を持っている。
目からレーザー光線を発射する、全身を高熱の炎に包む、体を金属に変える、怒ると怪物に変身する、空中浮遊や壁抜けも出来るというまさに万能キャラ。
2では、彼の能力がメインに描かれます。
では、1のストーリーをおさらいしてみましょう♪
インクレディブル1「mr.インクレディブル」ストーリー紹介(ネタバレ注意)
ちなみに声優を演じるのはこの方々!超豪華です。
「スーパーヒーロー保護プログラム」により全てのスーパーヒーローが引退し、それぞれが世間には正体を隠して生活を始めた世界。
15年後、ヒーローMr.インクレディブルことボブ・パーは保険会社に勤務し、顧客よりも会社の利益にこだわる神経質な上司の下で日々ストレスを溜めていました。
妻のイラスティガールことヘレンは日常生活に適応していましたが、長女のヴァイオレットは能力を隠そうとするあまり引っ込み思案な性格になり、長男であるダッシュはスポーツも出来ない窮屈な生活にうっぷんが溜まっている状況。。
つまり、家族全員がなんらかのフラストレーションを貯めています。
そんなある日、上司とのいさかいで会社を解雇されたボブのもとへ、謎の女性ミラージュからのメッセージが届けられます。
「Mr.インクレディブル、あなたのスーパーヒーローとしての力が必要です」。
彼女の依頼は「絶海の孤島にある政府のとある極秘部門の研究施設から脱走した高い知能を持った高性能戦闘ロボットを捕獲してほしい」というもの。
意気揚々と任務をこなすインクレディブルですが、
実は、それは敵の罠。
バディ・パインことシンドロームというヴィランが実験のために呼び出したのです。
15年前にMr. インクレディブルの相棒になろうとした彼。
しかし当時彼に断られたことで逆恨みし、ヒーローを殲滅しようとしています。
オムニロイドは学習型の自立型ロボットで、ヒーローを倒し、強くなるというもの。
そしてさらに街に送り込んだオムニロイド(ロボ)を自作自演で倒すことによって、彼自身がヒーローになるという陰謀を持っていたのです。
インクレディブル(ボブ)の友人にして氷を操るフロゾンも活躍。
最終的に、シンドロームの命令さえ無視し、街で暴れ狂うオムニロイド。
それをボブだけでなく、家族が協力して能力を結集させて倒し、街を救う展開になります。
そこには、家族に内緒で勝手をしていた父としてのボブの反省や、家族の絆も描かれます。
全員が協力して能力を思い切り使うシーンも見もの!
最後にシンドロームは、赤ちゃんのジャックジャックを誘拐して再起を図りますが、
ジャックジャックの能力が覚醒してやられ、爆死・・・。
なんとも悲しい?オチですが、世界に平和が訪れます。
3カ月後。
ヴァイオレットは憧れの先輩トニー・ライディンジャーに臆せず話しかけてデートの約束を取り付け、ダッシュは見事に能力を制御して2位でゴールし、一家は家族団欒のひとときを過ごします。
つまり、家族は能力をうまくコントロールしながら、日常に溶け込んでいます。
しかしその時、地底からアンダーマイナーと名乗る悪人が出現。
パー一家はマスクをつけ、コスチュームに着替え、ヒーローとして彼に立ち向かうのだった・・・・という終わり方でした。
そして、インクレディブル2ではその後が描かれることになります。
それでは、いよいよインクレディブルファミリーのストーリーをネタバレありで考察していきます!
感想や評価も最後にまとめます。
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2インクレディブルファミリーネタバレ考察!敵の正体とは?
こちらが今作の敵、スクリーンスレイヴァ―。
ヒーローたちを洗脳し、人々を洗脳して操る、最強の敵になっています。
1前作から3か月後。アンダーマイナー「出てこいや!」
物語は1のそのままの続きとなっています。
前作の最後に地中から登場した新しい怪人「アンダーマイナー」。
早速、インクレディブルファミリーは彼と戦います!
アンダーマイナーはドリルのついた兵器で地中を堀り、そこに銀行を落として、大金を盗み出すというなんとも頭のいい?悪党です。
しかし、その結果、街は滅茶苦茶に。
ちなみに声優はこの方。
「出てこいや!」
はさすがに言いませんが、どこかコメディ満載でした(笑)。
インクレディブルことボブは、アンダーマイナーを追い詰めますが、最終的に逃げられ、街の人々を暴走するドリルから救ったにもかかわらず、
逆に救助活動のせいで壊してしまった街の損害の責任を取らされます。。。
なんとも皮肉なことですが、
実はこの時点ではまだ法律的にヒーロー活動は違法なものであり、前作で活躍したにも関わらず、世間はインクレディブルたちを迷惑な犯罪者として扱っているのです。
2犯罪者扱いされたインクレディブルファミリー。支援者現る。
さらに、前回の最後に、憧れのトニーにデートの誘いを受けていたバイオレット。
しかし、今回の騒動でヒーロー姿が見られ、トニーの記憶からバイオレットを消されてしまいます。。。(´;ω;`)
正義のために戦ったはずなのに、両親は犯罪者扱い、さらに大好きだったトニーには自分の記憶を消され、デートもなくなったバイオレット。
ふてくされて、「もう二度とヒーローなんかやらない!」とスーツを投げ出します。
インクレディブルとイラスティガールの夫婦も「法律に従ってヒーローを止めるか、間違った法律に従わず、正義を貫くか」でケンカし、散々です。。
しかし、そんなある日、家族の元に、支援したいという人物が現れます。
彼の名はウィンストン・ディヴァ―。
そして妹のイヴリン・ディヴァ―。
彼らはDEV TECHという大企業のオーナーであり、兄ウィンストンが経営者で、妹イブリンが技術開発者。
話を聞くと、
「僕の父はヒーローの熱狂的な支持者だった。だが、ある日、法律によってヒーロー活動が禁止になり、そのとき家に強盗が押し入った。ヒーローに助けてほしかった父は電話したが、既にヒーロー活動は禁止され、その場で命を落とした。。。。母もその後なくなった。」
「だから、今の法律は間違っている。僕はヒーローを支援し、法律を変えたい!そのために、君たちに協力してほしい」
というものでした。
最初は乗り気ではなかったヘレンでしたが、
「間違った法律を変えるチャンスを捨てて、失業するか?」
というボブの意見を聞き入れ、ヒーロー活動をこっそり再開することにします。
なんと、ウィンストンからは大豪邸まで貸し出されます。
3イラスティガールが復活!世間が彼女を認めだす!
再びヒーロー活動を始めることにしたファミリーですが、
ウィンストンはモノを壊しまくるインクレディブルことボブではなく、妻のヘレンにまずは活動をしてほしい、と頼みます。
そして、
ヘレンが仕事に行き、
ボブが家事と子育てをする、
というスタイルに。
結果、ヘレンは暴走する列車を止めたり、大使の乗ったヘリコプターの墜落を助け出したり、大活躍を見せます!
やっぱり、ヒーローとして活動するママは生き生きしています。
そしてその結果、世間はその活躍ぶりをみて、段々とヒーローを認めだしたのです。
まさにウィンストンたちのお思惑通り。
一方のボブは「俺もヒーローなんだ・・・」と愚痴を言いつつも、家事と子育てをしっかりこなします。
寝不足になりつつ主夫をこなすヒーロー。。
ダッシュの算数の宿題を教えるために、徹夜して勉強したり、バイオレットとトニーの仲を元通りにするために、一生懸命動いたり、
ジャックジャックの子守も全力でこなします。
テレビに出て、大活躍をして段々世間からも認められていく妻ヘレン。
それを家で観て、悲しくもクマを作りながら家事をこなすボブ。
どことなく、当てはまる方も多いかもしれません。。
4新しい最強の敵スクリーンスレイヴァ―現る!
そんなある日、遂に新しい敵が現れます。
彼?の名は「スクリーンスレイヴァ―」!
なんと、スクリーンに映ったものを観た人間を全て操る、という能力を持っており、
この結果、人々を洗脳してしまいます。
実は、イラスティガールが助けた列車の暴走や、大使のヘリコプター乗っ取りもすべて、この敵の仕業。
「人間は、皆自分自身で努力せず、スクリーン越しに眺めるだけ。汗をかかず自分で努力しようとしない。権利を求め、安全を求め、自分からは動かない」
「私はそんな人間に警告する。ヒーローを求めるだけの愚かな人間たちに・・・」
かなり独特な主張をする新しい敵。
要は、人々が画面の中のヒーローたち(スポーツ選手やアイドル含)を観るだけで、自分たちも理想を持っている癖に、自分は動くことを否定するただの観客に成り下がっている・・・という現状を警告する、というもの。
どことなく耳が痛い気もします・・・(;´▽`A“
そんな愚かな人間を粛清するために、洗脳するのだと。
イラスティガールは、この新しい敵スクリーンスレイヴァ―を倒すために、スクリーンに映った電波を逆探知してアジトに乗り込みます。
スクリーンスレイヴァ―のアジトを突き止め、一人で対決するヘレン。
怪しげな眼鏡をした男は、ヘレンの追撃によって遂に逮捕!
中身は若い青年でした。。
「え?知らない!僕は何もしていない!」
と捕まった後に叫ぶ青年。
ふしぎに思うヘレンでしたが、世間では遂にスクリーンスレイヴァ―逮捕のニュースが流れ、ヘレンは賞賛されます。
5世間が遂にヒーローを認め、法律改正が決まる!
ヘレンの活躍によって、遂に世間の声が高まり、
「ヒーロー活動を禁止した法律を改正すべき!」
という機運が高まります。
そして、ヘレンが救い出した大使の後押しもあって、遂に法律改正が決まります。
これによって、隠れて生活していたヒーローたちも集まり、皆で調印式を行うことに。
画像はそのヒーローたち。次元移動の青い髪のヴォイド(小島瑠璃子さん)含めて、喜び合います。
しかし、それこそが実は敵の罠だったのです・・・・。
次回、エンディングまで考察し感想と評価を書きます☆
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