インクレディブルファミリーエンディング考察!(ネタバレ注意)悪スクリーンスレイヴァ―の正体とラストの謎を考察!アンダーマイナーどこ行った?【インクレディブル2】
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画像はディズニー・ピクサー©より一部引用して考察します。
前作からこれまでのお話と考察は以下をどうぞ♪
1遂にスクリーンスレイヴァ―の正体が明らかに!敵は身近な人物だった!
新しい敵、スクリーンスレイヴァ―の攻撃から人々を守り、ついに大使から法律改正までこぎつけたヘレンたち。
支援してくれていたウィンストンと技術開発者のイヴリンも大喜びして、いよいよ船での世界各国の要人とヒーローを集めた調印式が行われようとしています。
しかし・・・
前回倒したはずのスクリーンスレイヴァ―のことが気になってしまうヘレン。
確かにアジトを突き止めて逮捕したはずの彼ですが、中身は自分が何をしたかの記憶もないピザやの青年。
気になったヘレンはイヴリンと一緒に映像を解析し、自分のカメラの映像がアジトに反映されていた=実は内部の人間の反抗であり、「彼は操られていただけだった」という見解にたどり着きます。
「やっぱり優秀ね・・・」
そのとき、隣にいたイヴリンが、ふいにヘレンにゴーグルを無理やりかぶせます。
「この暗視ゴーグルで洗脳できるのよ」
そう、実は真の敵の正体は、最初からヒーロー活動を提案してきたイヴリンだったのです!
ずっとヘレンをサポートしてくれていたイヴリン。
彼女こそが、スクリーンスレイヴァ―の正体。
しかし、幼少期に両親を犯罪者によって殺された彼女は、兄のウィンストンとは違う見解を持っていました。
「兄ウィンストンは、法律でヒーローが規制されたから強盗で両親が犠牲になったと思ってる。でも、それは違う。」
「あのとき、本当は母が父に早く安全な場所に逃げようと提案していた。それなのに、父はヒーローがきっと助けに来てくれると頼り切って、逃げなかった。だから強盗に命をとられたのよ。」
「何かに依存する人間は愚か。私は今回、ヒーローを集め、大使を集め、その調印式でヒーローに裏切らせることで、完全にヒーローに頼り切った人間たちの希望を排除する。永遠にヒーローが世間に認められることはなくなる」
つまり、ヒーローへの希望を完全に捨てさせ、人々が自分自身で何かをなせるようにする、という正義のために、イヴリンはヒーローを利用する、というのです。
各地からヒーローを集めた理由も、実はこの洗脳ゴーグルによって彼らを操り、悪の手ごまとするためだったのです・・・。
そしてついに操られてしまうヘレン。
ヒーローたちによる反逆が始まろうとしています。
2子育てに苦労するボブとジャックジャックの能力の開眼。
一方、ボブは子育てに悪戦苦闘。
前作ではジャックジャック(赤ちゃん)の能力はボブたちも知らなかったのですが、今作でついに知れ渡ることになります。
ジャックジャックはまさに最強の能力者であり、
1テレポートと壁のすり抜け
2次元移動(4次元に移動)
3雷
4炎に包まれて火の玉攻撃
5怪物化(クッキーをあげないとこうなる)
6目からビーム
7巨大化
8風船化(物理攻撃無効)
9念力
というたくさんの能力を開眼させます。。
家に侵入した泥棒キツネ?との闘いでボブに披露した能力。
それからは暴れまわり、もはやボブの手に負えない赤ちゃん。。。
ボブもクタクタになり、友人たちに協力を求めます。
もはや今作最強は、間違いなくジャックジャック・・・。反抗期になったらどうしようもなくなりそう。(;´▽`A“
最終的にエドナ(ヒーローたち専属のデザイナー)に頼み、ようやく眠るボブ。
エドナも
「私は子育てなんてまっぴらごめんよ!子育てはヒーロー並の偉業だと思うわ」
と最初は嫌々でしたが、
ジャックジャックの驚くべき天才性にほれ込み、最終的に子煩悩おばちゃんになっちゃいます(笑)。
こういう展開は大好きです。
エドナの協力もあって、ジャックジャックの能力の抑止に成功したボブ。
しかし、ボブの安堵もつかの間、イヴリンから
「ヘレンが捕まったの!すぐに船に助けに来て!」
という偽情報を受け、一人で助けに行くことに・・・。
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3クライマックス!バイオレットが大活躍!船から家族を救い出せ!
ヘレンを助けにいったボブですが、それももちろん罠。
既に操られていたヘレンと戦うことになり、キスされている間に洗脳ゴーグルをつけられてしまいます。。。
そして、家にいる子供たちのもとには、既に洗脳されたヒーローたちが・・・。
ゴーグルによって洗脳されたヒーローたちは、ダッシュやバイオレットたちも洗脳しようとしてきます。
逃げるダッシュΣ(´∀`;)
しかし、ヴォイドの次元転移能力によって封じ込められます。
観てると目が回ります・・・(;´▽`A“
最終的に、フロゾンが犠牲となり、バイオレット・ダッシュ・ジャックジャックの3人は無事に逃げ出しますが、
「パパとママを助けなきゃ!」
と兄弟3人でついに船に乗り込むことを決意します!
今回は彼らが見せ場です。
船では、既に操られたヒーローたちによって操舵室は占拠され、
船内には催眠状態になった要人たちの姿が・・・。
船は街に向かって突進を続けており、このままでは全員が犠牲になってしまいます。
バイオレットたちは、なんとか潜り込んで両親のもとにたどりつきますが、まさかの敵となってしまった両親たち。
やはり元ヒーローとして最強だった夫婦。
子供たちになすすべはありません・・・(´;ω;`)
しかし、そこにやってきたのが、ジャックジャック!
自由にあちこちママを探して歩きまわっていたジャックジャックでしたが、洗脳されたママとゴーグルを不服に思い、念力でゴーグルを外します。
これによってヘレンが復活!
ジャックジャック偉い!
ヘレンは夫ボブをゴーグルから解放し、皆で協力して次々にヒーローたちの洗脳を解いていきます。
ヒーローたちの能力も
1次元移動
2溶岩を吐き出す
3電気攻撃
4重力圧縮
5怪力
6空を飛ぶ
など強力なものですが、インクレディブルファミリーが揃った今、怖いものはありません。
バイオレットのバリアで守り、ダッシュが翻弄し、ジャックジャックがビームを撃ち、ヘレンとボブがゴーグルを外し、
単純にゴーグルを外すだけで洗脳が解かれるので、無事、全員が解放されます。
ヒーローを集めて洗脳するつもりが、逆に結集したヒーローの力でやられてしまったイブリン。
これに怒って一人だけ逃げ出すイブリンでしたが、船を街に衝突させる、という思惑もヒーローたちによって看破され、
ヘレンによって脱出した飛行機も墜落させられて遂に逮捕されます。
「私の命を助けたからって調子に乗らないで・・・・」
最後までイブリンはヘレンを憎み、自分の正義は正しい、と主張して連れていかれます。。。
そして、無事に要人たちを解放したファミリー。
これによってヒーローの活躍は盤石なものとなり、遂に「ヒーロー活動を認める」という判決が下されたのです!
4インクレディブルファミリーエンディング
最後はバイオレットが再びトニーを映画館デートに誘い、
一緒に映画館へと両親と兄弟の見送りのもとで向かいます。
(思春期の女のコとしては、結構家族全員に見送られるの恥ずかしいカモ・・・)
そこで、新しく強盗事件発生!
「トニー!ボップコーンはL!席は8列目の真ん中をとっといて!」
と頼みながら、生き生きとヒーロー活動に向かうバイオレット。
家族全員でヒーロー活動を全力でできる時代が15年ぶりにやってきたのです!
end
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以下、インクレディブルファミリーのラストの謎やその他の考察、感想・評価をまとめます♪
5インクレディブルファミリー感想と考察まとめ
1リッカーの正体はもちろんあの人!
映画の序盤に登場して、ボブたちの後始末をして助けてくれたリックことリッカー。
トニーのヒーローの記憶を消してバイオレットに恨まれましたが、
実はこの人のモデルは「メンインブラック」のトミーリージョーンズ!
声で分かった方も多かったのではないでしょうか?
記憶を消すシーンなんてまさにそれでしたよね♪
こういうちょっとした演出は大好きです☆
2アンダーマイナーどこいった?
前作の最後に登場し、さらに今作でも街を派手に破壊したアンダーマイナー。
実は作中ではまんまと逃げられ、大金も盗み出されました。
そしてその後も逮捕されず、実は逃げ回っている状態・・・。
最後にまた出てくるかな?と思いましたが、出てこず。
「アンダーマイナーどこいったんや~!出てこいや!」
と思わず思ってしまいました(笑)。
声優に挑戦されるのは珍しい高田延彦さん。
声ですぐわかりましたが、上手でした。
次回作で解決するのかな・・・(;´▽`A“
今作で一番得したのは、アンダーマイナーですよね(笑)。
3能力者たちと声優陣
今作ではたくさんの能力者たちが登場しました!
最強の能力者は、やっぱりジャックジャック?
でも、フロゾンも一人で複数人を相手にして、最後は船を止める活躍をしましたので、すごいです。
ワンピースの青キジを思い出しますが、氷最強かも?
特にこの二人は小島瑠璃子さんとサンシャイン池崎さんが演じていて、そこも楽しみだったり♪
バイオレットと戦った、ヴォイド。
次元を移動したり、空間で攻撃を受け流したり、ある意味最強能力者。
(ジャックジャックも一部可能)。
ヘレンにあこがれていてすごく謙虚でしたが、この戦いの場面を見るに今後一流ヒーローになりそう。
小島瑠璃子さんが綾瀬はるかさんに実際に会ったときの反応ってこんな感じなのかな?って勝手に想像してました(笑)。
4スクリーンスレイヴァ―の目的とは?正義とは何か。
今作で登場した新しい敵のスクリーンスレイヴァ―。
正体はヘレンに協力してくれていたDEVTECH社の技術開発部門責任者イブリン。
両親を強盗によって失い、
兄は「ヒーローがいたら救えた」という理由からヒーロー活動を支援、
一方、妹のイブリンは
「ヒーローに頼ったから、肝心な時に逃げられなかった。つまりヒーローなどに頼る社会がおかしい」
という思想から、悪に走りました。
最後まで「自分の正義」を貫く、として捕まっても反省しなかったイブリン。
要人たちを人質にしたり、街を破壊したり、正義のために悪を成す、という行為はテロそのものなのでやっぱり悪なのですが、思想的にはズキっときたものがありました。
「権利を求めるくせに、自分は汗をかかず、文句ばかり。スクリーン越しに観ているだけで自分が参加しようとしない」
そんな大衆を変えようとしたイブリン。
どことなく、以前とある国会議員が「サッカーなんか観てないで、自分でアクションしなさい」的なことを言って炎上しましたが、それに似ています。
人の自由なので、とやかく言うことではないですが、
私自身怠け者なところがあるので、ちょっぴりズキっとしちゃいました(笑)。
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5今回の主役はバイオレットとジャックジャック!でも、パパも頑張った!
今回大活躍したのは、ヘレンはもちろんですが、バイオレットとジャックジャックだと思います。ボブはヒーローとしての活躍はあんまりなかったです。
でも、パパ視点で見ると、ボブはすごい!
妻の活躍にうなだれ(嫉妬し)、子供3人の対応に追われながらも、あきらめずに
1思春期の女の子の恋愛相談に乗ってあげる
2息子の算数の問題も自分で解いて、教えてあげる
3ジャックジャックの無茶ぶりにもちゃんと答える
という子煩悩ぶりが発揮されていましたね。(#^^#)
こんなお父さんほしいかも☆
6バイオレットとトニーの恋の行方♪
映画の最後にデートまでするようになったバイオレット。
憧れのトニーはスポーツもできて、演劇好き、頭もいいというまさにモテ男。
でも、最後はそんなトニーに
「ポップコーンはL!席は8列の真ん中!」
とビシバシ注文するバイオレットが見れました(笑)。
将来的にうまくいきそう?
恐妻家まちがいなしかな?
1では、ヒーローであることを恥じて、恋もできない女の子でしたが、すっかり変わりました。
やっぱり自分を閉じ込めてちゃいけないよ!思い切り生きよう!という制作者のメッセージを感じます。
「幸せのテーブル」という両親のお店でアルバイトをこなすトニーはどこからどう見てもいい男で、そんな彼に一途に恋するバイオレットはとてもかわいいです♪
トニーの姿を見て、水を噴き出すシーンは最高でした☆
7最後に評価と感想
ずっと楽しみにしていた本作。
もう10年以上昔に1が出てたんですね。
期待を裏切らない作品でした♪
個人的には、本編の前に流れた短編も好きです。
小籠包を作っていたらそれが人間化して、驚きながらも愛情こめて育てていく、という桃太郎的なお話でしたが、
そんなかわいい子も段々成長し、反抗期になり、家を出て行って、それを拒んだお母さんがパクリと食べてしまう。。。という途中変な感じになりました。
実際は、それはお母さんの夢の話で、実の息子が家を出た後に最後泣いているお母さんのところに帰ってきて、一緒に小籠包を食べる、というほんわかしたお話でした。
画像の表情がとても豊かで、子育ての悩みは国境を超えるなぁ・・・としみじみ。
その後のインクレディブルも家族の成長の話で、ほんわかしました(#^^#)
今作の評価は☆5中、☆4.2と高評価です!
エドナおばちゃんも好き(笑)。
ちなみに予告でドラゴンボール超のブロリーが流れたので、そっちもすごく気になります!
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