画像はpixbayより
目次
クラゲに刺されたらステロイドが有効♪ 尿はNG。お酢は場合によって有効。クラゲに刺されたときすぐできる対処方法をご紹介します。
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海も8月を過ぎると、例のクラゲさんが繁殖してきてあちこちでふよふよと浮いてきますよね。見ている分にはかわいいですが、近寄ると酷い目に遭います(経験済み(笑))。
それで刺されると想像以上にはれ上がり、チクチク、ジンジンという痛みに襲われます。その後はひどい痒み。
なるべくなら、刺されたくないです。
一番はクラゲが発生する時期、多くの場合、8月のお盆の時期あたりから毒クラゲが増えてきます。
その場合、クラゲネットのある海に行く、とか、服を着て海に入る、などが有効ですが、それでも刺されてしまった場合にどうすればいいのか。
以下は全てのクラゲで共通するポイントです。最低限これだけ知っていれば大丈夫です。
1 まずは刺された部分を海水で洗い流してください。
とげが刺さっている場合があるため、ごしごしとこすらずにさらっと流す感じがベストです。
最初は分からないですが、だんだんとミミズバレのように赤くなってきますから、その部分を中心に流しましょう。
注意するのは最初は真水ではダメ!ということ。
クラゲのとげ(刺胞)が残っている場合、それを刺激したり、浸透圧の関係で悪化させる可能性があります。
2 海水で流したら、刺胞がないかよく見て、残っていたらピンセットや手袋をして取りましょう。
刺胞(とげ)が見える場合は、ピンセットで取ります。
毒が残っていますから、決してこすらないでください。
3 そして氷などで冷やし、薬を塗ります。痛みがひどい場合は病院へ。
有効なのは、氷やジュースなど冷えた缶やペットボトルで刺されたところを冷やすこと。
跡に残さないためにも、刺されたらまず冷やしましょう。
刺胞がよく分からないという場合は、海水で流した後にライフセーバーや海の家に行って、「クラゲに刺された」と言ってみてください。
クラゲの出る海だと大抵の場合は備え付けの薬があって、それを吹きかけてくれます。
症状がひどいようなら、すぐに病院へ。たかがクラゲと侮ってはいけません。
カツオノエボシなど刺されたら重症になりますから、症状が重い場合はすぐに救急車を呼んでください。
4 基本的にはお酢が効きます!尿はNG!
毒を中和してくれるため、患部にお酢をかけましょう。
おしっこは衛生的にも良くない上、基本的に意味がありません。
ただし、カツオノエボシに関しては例外です。
カツオノエボシは特別で、アルコールが効きます。
もし忘れてしまったら、とりあえず氷。
そして病院がベストです。
(以下、それぞれのクラゲの対処法は保存していただけると嬉しいです(#^^#))
5 ステロイドがとっても効く!
クラゲに刺された場合、もっとも効果的なのがステロイド。
刺された後、しばらくは痛みがあり、その後すごい痒みに襲われます。
そのときにステロイドを薄く塗っておくと、痒みが緩和され、痕を残さずに治すことができます。
ただし、ステロイドは副作用もあり、特に皮膚が薄い場所や粘膜、顔などに塗ると、大量のニキビができたりひどいことに。
そのため、基本的には手足と胴体部分のみにします。
そして塗りすぎず、薄く塗ります。
処方薬をもらってもいいですが、
個人的に一番効いたのは、市販のムヒアルファEX(ムヒの中で唯一ステロイド入り)です。
綺麗に治りました(#^^#)
日本近海の危険な毒クラゲの名前と種類(画像と写真)
以下出典:画像はwikipedia及びキュレータの玉手箱より
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1 水クラゲ
まず最もよく見かける水クラゲですが、こちらはあまり害はありません。
但し、敏感な方は反応してしまうこともあるため、その場合は海水で洗ったあと、市販の塗り薬を塗りましょう。
2 ハブクラゲ
日本近海でもっとも危険と言われるハブクラゲ。
刺されるとビリッと電気が走ったような激痛を覚え、ミミズバレになります。
重症になると意識不明になることもありますので、すぐに対処が必要です。
この毒は食酢によって分解されるため、刺胞を抜いた後、すぐに食酢をかけてあげてください。そしてすぐに病院へ行くのがベストです。
3 アンドンクラゲ
こちらはアンドンクラゲ。
別名電気クラゲとも言われています。
お盆の時期に急激に増える種と言われています。
危険度は中程度ですが、電気のような痛みが走り、ミミズバレになります。
お盆の時期以降はこの種の可能性大。
対処法はハブクラゲと同じく、刺胞を抜いた後に食酢をかけることです。
4 カツオノエボシ
こちらはカツオノエボシ。
中々見る機会は少ないですが、たまに海岸に打ち上げられています。
この異様な姿で、子供たちは面白がって知らずに触ってしまうため、注意が必要です。
生きていなくても刺胞は残っています。
触れると反射的に刺胞が飛び出して刺されますから決して見ても触ったりつついたりしないこと。
危険度は大。
重症になるため、刺されたらすぐに海水で洗い、病院へ。
対処法は他のクラゲと全く異なるため、注意が必要です。
お酢ではなく、アルコールやアンモニア水などアルカリ性のものをかけます。
もし、それらがない場合は45℃程度のお湯に浸すか、氷で冷やしながら病院へ行ってください。
5 アカクラゲ
赤いクラゲはアカクラゲです。
たまに海にふよふよと漂流しています。
危険度は中。
刺されるとやっぱり痛いです。
刺されたら海水で洗って、氷で冷やしましょう。
お酢も有効です。
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