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未来のミライストーリー紹介!(ネタバレ注意)サマーウォーズ細田監督最新作映画!どんな物語なの?【映画考察】
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以下、画像は未来のミライ公式©より引用して、紹介します。
未来のミライ考察と感想・評価は後半に載せていますので、ネタバレにご注意ください!
前半は映画のご紹介とストーリー・キャラクター紹介となっていますので、重要なネタバレは基本的にありませんが、完全にネタバレがダメな方はスルー推奨です。
後半は考察のためにストーリーを順を追って考察していきます。まずは簡単な全体像です♪
1未来のミライ映画簡単紹介♪キャストが超豪華!
今回おすすめの夏映画は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』で有名な細田守監督の最新作です♪
最新作『未来のミライ』は、 甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。
キャストも超豪華!
主人公、くんちゃんには上白石萌歌さん。
ミライちゃん役には、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』にも出演している黒木華さん。
この二人を取り巻く登場人物に星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、そして、役所広司に福山雅治さんも参戦!
最後に追加キャストとして発表された福山雅治さん。かなりびっくりしました!
声優としてアニメに参加されるのは珍しい気もします。
とにかくキャストが超豪華ですよね。
さらにオープニングテーマとエンディングテーマを担当するのは山下達郎さん。
『サマーウォーズ』以来、9年ぶり2度目のタッグとなります。
それでは、キャラクターをご紹介します!以下、ネタバレ注意です!
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2未来のミライキャラクター紹介(ネタバレ注意)
1未来のミライキャラクター紹介
まずは簡単にキャラクターの紹介を行います♪
甘えん坊の男の子(4歳)。
お父さん、お母さん、そして犬のゆっこと小さな庭のある家に暮らしているが、妹が生まれたことで両親の愛情を奪われることに。
くんちゃんのことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、未来からやってきた不思議な少女。
庭から突然現れ、くんちゃんを“時をこえる冒険”に導く。
右はフリーの建築家でくんちゃんのお父さん。自宅で仕事と育児の両立を目指すが、いつも失敗ばかり。抱っこが苦手。
左はくんちゃんのお母さん。子育てに仕事にと大忙しだが、いつもベストを尽くそうとしている。片付けが苦手。職場復帰する。
かつてこの家の王子だったと名乗る謎の男。なぜか愛情を渇望し、くんちゃんに問いかける。
個人的に一番好きなタイプのちょっと変わったおじさん(笑)。
かつてこの家の王子だった・・・?
正体は考察にて。
そして、もう一人の謎の男。
くんちゃんが時をこえた先で出会う青年。父親の面影を宿している。くんちゃんに大きな影響を与えることに。
くんちゃんが過去に行った際に出会う。
格好やバイクは戦時中のものですよね。
「どんなことがあっても遠くを見ていろ」
というセリフが印象的。
こちらも正体は考察にて。
くんちゃんの祖父。ひなまつりの日に、孫に会いにくる。
こちらがくんちゃんのおじいちゃん。
こんな感じで簡単にご紹介すると、くんちゃんが未来から来た妹「ミライ」と出会って、時を超えた冒険を行い、ミライちゃんがやってきた本当の意味を最後に知る・・・という物語です。
それでは、いよいよ未来のミライを感想を含めながら、ストーリー考察していきます!
以下、ネタバレ注意です。
2未来のミライストーリー考察(ネタバレ注意)
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では、ストーリー考察です。
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。そして、初めて知る「家族の愛」の形。
さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―それは過去から未来へつながる、家族と命の物語――。
1くんちゃんは、この家の王子様。でも、ミライちゃんが生まれたことで変化が?
主人公のくんちゃん。
家は横浜の一等地に、かなり豪華なもの。
たくさんのおもちゃに囲まれて自由に育っています。
そんなくんちゃんが大好きなのは、新幹線や電車のおもちゃ♪
片付けもせずに遊びっぱなしです。
フリーの建築家のお父さんとしっかり者のお母さんの3人暮らしです。
しかしある日、そんな家に新しい家族のミライちゃんがやってきます。
くんちゃんにとっては、はじめての妹です♪
生まれたばかりのミライちゃん。この映画はこのミライちゃんのかわいさを堪能するものと言っても過言ではない♪(n*´ω`*n)
しかし、くんちゃんにとっては、これが一大事。
ずっとこの家の王子様だったのに、両親はミライちゃんの世話で精いっぱい。
お父さんも悪戦苦闘しながら、ミライちゃんにつきっきり。
これが、くんちゃんは面白くありません。
お母さんには「くんちゃんは、お兄ちゃんなんだから、何かあったら守ってあげてね」
と頼まれますが、構ってくれない両親に最後は「嫌だ―!」と怒り出し、
ミライちゃんにイタズラしようとしたりします。
ここから、くんちゃんの不思議な冒険が始まります。
2謎の男がいきなり現れる!その正体とは?
イタズラして怒られるくんちゃん。
ついにはお母さんを「オニババ」呼ばわりして、飛び出します。
家を出て中庭に行くと、そこから不思議な体験が待っていました。
そう、この物語は全てこの中庭での不思議な体験が中核になっています。
中心にあるのは樫の木です。
くんちゃんが、中庭にでると風景が変わり、そこには謎の男がいました。
「あなたが抱いているのは、ずばり嫉妬です。いい気味ですね!」
といきなり突っかかってくる謎の男。
誰なの?とくんちゃんが聞くと、
「かつてのこの家の王子様です」
と答えます。
最初は、この男はくんちゃんの将来のくんちゃん?と思っていましたが、実は・・・。
その正体は、この犬。ユッコ。
「かつての王子様」
とは、くんちゃんが生まれる前に両親から一番かわいがってもらっていた、ということですね。
くんちゃんは、正体がユッコであるとすぐに見抜いて、ユッコからしっぽを引き抜き、自分も犬になって遊びます。
うん。ファンタジーです(笑)。
どうして、ユッコが男の姿になったのか、なぜこのようなふしぎな現象が起きるのか、これは後半に判明します。
両親に遊んでもらえないくんちゃんは、これで機嫌をなおして元気になります。
ですが、まだまだ異変は続くのです。
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2遂に未来のミライちゃんが登場!未来からやってきた理由とは?
別の日。
またも、不機嫌になっていたくんちゃん。
お母さんは仕事をはじめ、京都に出張。
フリーのお父さんが全ての世話をすることになりますが、お父さんも自分の仕事に一生懸命で構ってくれません。
不満なくんちゃんは、またミライちゃんにイタズラして庭に逃げ出します。
すると。
そこに現れたのは、ミライちゃん!
「お兄ちゃん!私の顔で遊ぶのやめてよ!」
くんちゃんは、はじめ誰なのか分かりませんでしたが、ミライちゃんに生まれた時からある右手のアザで分かります。
大人っぽくなったミライちゃん。未来の世界からとある目的のためにやってくる。中学生?しっかりものでお母さんにそっくり。くんちゃんにハチゲームを仕掛けて(くすぐり攻撃)、言うことを聞いてもらおうとする。
「お兄ちゃん、お願いがあるの!」
ミライちゃんが、やってきた目的とは・・・。
ごくり・・・。
なんと!
節句のひな壇の片づけをすることでした!_(┐「ε:)_ズコー・・・。
というのも、ひな壇の片づけを一日遅れるごとに、結婚が1年遅れるというのです。
そのため、今家に飾ってあるひな壇をくんちゃんに片付けてもらおうとします。
ひな壇の片づけのために、未来から来るとは。。。(;´▽`A“
最終的にお父さんに見つからないように、未来のミライちゃんと、くんちゃん、ユッコ(大人の姿)の3人は奮闘して、片付けを達成します。
この辺は、コメディを見ている感じで和みます。
そして、未来に帰っていきます。
どうやら、未来のミライちゃんと現実のミライちゃんは同時には存在しない様子。
ミライちゃんが帰ると、また赤ちゃんの姿で眠っています。
3過去の世界へ!お母さんと出会う。
またある日。
ミライちゃんは節句でひな壇がもらえたのに、くんちゃんは自分は何もないと怒ります。
「僕、自転車が欲しいの!」
構ってくれないお母さん。
怒ってばかりのお母さん。
くんちゃんは「ミライちゃんはかわいくないの!」と怒り、庭に飛び出します。
(この映画は基本的にこのパターンで、日常と異世界の交流を描くものになっています。)
すると今度は過去の世界へ。
そこで出会ったのは、なんとくんちゃんのお母さんの幼少期。
今はしっかりもののお母さんですが、昔はやんちゃでとにかく猫が飼いたいから、毎日祖母の靴に手紙を仕込んだり、なかなかの策士です。
一緒に家の中で暴れまわったり、楽しんだくんちゃん。
いつの間にか現実に戻り、お母さんの真似をして「靴の中に自転車が欲しい手紙」を仕込みます。
今回の旅は、かつてのお母さんの手法を真似して、お母さんを説得することを学ぶため、というものだったんですね。
そして、同時にお母さんも自分が昔自分のお母さんに迷惑をかけ、今はこうして自分にとって一番大切な存在ができたことを喜びます。
「くんちゃん。私の一番の宝物・・・」
この物語は、くんちゃんの成長と同時に、何もできなかったお父さんが成長し、お母さんも母として成長する様子を描いています。
4ひいじいちゃん登場!福山雅治さん演じるひいじぃちゃんが一番かっこいい!
自転車を買ってもらったくんちゃん。
お父さんと一緒に練習しますが、全然うまくいきません。
最終的に「自転車コワイ!もう嫌だ!」と投げ出します。
しかし、またも過去へ。
そこで出会ったのが、この謎の男。
演じるのは、福山雅治さん。声優さんと同じくらい上手です(パッと聞いただけでは最初分かりませんでした)。
謎の男は脚を戦争で怪我して、引きずりながら歩いています。
そして、くんちゃんに
「何事も最初はある。何があっても遠くだけを見ていろ」
と教え込みます。
ウマやバイクに載せられ、怖がっていたくんちゃんですが、段々と慣れ、このどこか面影のある男を「お父さん」と呼んで尊敬します。
実は、この男は、くんちゃんのひいじいちゃん。
現実では既に他界していますが、実はこんなにかっこいい人物だったんですね。
そして、現実に戻ったくんちゃんは、ひいじいちゃんの教えを守って、自転車を乗りこなします。
「子供って成長が速いんだな・・・」
とお父さんは驚きながらも感激し、
くんちゃんもアルバムでひい爺ちゃんの姿を見て、
「ひぃじいじ、ありがとう」
とお礼を言います。
生まれてすぐ他界したひいじいちゃんですが、くんちゃんに大きな影響を与えたのでした。
そして、いよいよこの後クライマックスです!
なぜくんちゃんは異世界を移動するのか。
ミライちゃんとこの不思議な現象の正体とは?
その辺を含めてエンディングまで次ページで考察します♪
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