前回に引き続き、今回は山編を書かせていただきたいと思います。
目次
夏の山で虫に刺されないために。虫よけスプレーは逆効果!?スズメバチが出た場合の対処法まとめ。
スポンサーリンク
1 虫が嫌!なるべく危険な虫を避けるには
また、香水をつけて山に行くのは絶対ダメ。
香水の匂いは虫を刺激しますし、攻撃対象になります。
他に虫よけスプレーなどを大量にかける人がいますが、これも意味がありません。
それぞれ虫の嫌う香りや成分がありますし、蚊避けスプレーをいくらかけても、体の大きなハチやアブにはあまり効果はありません。
かえって虫をおびきよせる原因になったりしますから、山に行くときは蚊避け、と書かれているものよりも、アブ避けや他の虫にも効果があると書かれた商品を選んでください。
肌が弱くて心配、という方は薬局で売っているエタノールにミントなどのハーブを煎じたものを混ぜても効果があります。
そして肌を露出しないようにして、できれば夏用の手袋(100円ショップの軍手でも可)をしていきましょう。
また、最近有名になってとても怖いダニですが、こちらも同じく、肌を露出させた状態で草むらに入ったり、野原に寝転がらないようにするだけで防げる確率が上がります。
個人的にはデング熱のやぶ蚊対策にも有効な「スキンベープミスト」という虫よけスプレーを愛用しています。ダニ、アブ、蚊、ブヨ、ノミ、など一通りの虫を撃退してくれて子供にも使えるため、おススメです(薬局に売っています)。
2 もし、スズメバチに出会ったら?
山を歩いていると結構な頻度で出くわすのが、ハチ。
特に人の手が入っていない山道や奥深い山ではスズメバチにはよく遭います。そ
んなときも対処方法を知っておくと安心です。
まず、スズメバチはテリトリーに入ってきたものを遠慮なく襲います。ただ、いきなりではなく、「カチカチカチ」と警告音を鳴らしてからがほとんどです。
そのため、ブンブンと周囲を円を描くようにハチが飛んでいたり、そのような奇妙な音を聞いたら、すぐにその場を離れましょう。
できれば来た道を引き返して別ルートに行くのがベスト。
その際は、姿勢を低くしてください。
ハチは自分より低い位置のものが極端に見えずらいため、姿勢を低くした相手はほとんど見えません。中腰のまま、慌てることなくその場を離れてください。
間違っても手で振り払ったり、威嚇するような真似はしないこと。攻撃されたと判断されたら集団で襲ってきます。
3 もし、ハチに刺されたら、緑茶が有効!
ハチにさされたらおし〇こをかけろ!なんて昔の人の知恵で紹介されていましたが、それは絶対にしてはダメ。効果がない上に、不衛生なためかえって症状が悪化します。
基本的にはそれ以上刺されないようにまずは姿勢を低くして、その場を離れ、安全な場所で毒抜きをします。
毒抜きは安い値段で専用のアイテムがありますから、毒蛇やハチなどの対策に常にもっておくといいですが、それがない場合は指で押し出すようにします。
口で吸い取るのは口内の傷口から毒が回りますからできるだけ遠慮してください。
毒抜きは、毒蛇にも使えますので、普段から持っておくと便利です。
そして「お茶」で患部を洗ってください。
お茶に含まれるタンニンがハチの毒を不活性化してくれます。
山には緑茶を持っていくのがおススメです。
そして、特にスズメバチの場合は病院へ直行しましょう。
アナフィラキシーなどを起こさないためにも早めに診察を受けてください。
スポンサーリンク