目次
ニーアオートマタDエンド内容考察(ネタバレ注意)9Sの最後の選択とは?【画像付きニーア攻略】
9Sのこれまでのお話は↓からどうぞ♪
こちらがA2エンドになります↓☆
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1再び対決を迎えた9SとA2。今回は9Sを選択してみます。
前回はA2を選びましたが、今回はここで9Sを選んでみます。
A2によって語られた真実に、もはや現実を受け入れられなくなってしまった9S。
思考も既に汚染されており、機械生命体のネットワークに取り込まれつつあります。
そして9Sを選択した結果・・・。
2躊躇したA2にギリギリ勝利する9S。しかし・・・
戦いは熾烈を極め、
しかし、やはり汚染された9SではA2に勝てませんでした。
そしてA2がとどめを刺そうとした瞬間・・・、
彼女は2Bの「9Sを頼む・・・」という最後のメッセージを思い返します。
A2が使っているのは、2Bの剣であり、
彼女自身が、
「この剣には2Bの記憶が残っている」
と言っていたため、
きっと、その剣でとどめを刺すときに、無意識的な2Bの記憶がA2に流れ込んできたのだと思います。
そして最後の最後に9Sを攻撃する瞬間、
躊躇してしまいます。
これを好機と、9SはA2のスキをつきます。
そして、A2の剣が偶然9Sにも相打ちという形で戦いは終幕します。
二人とも倒れることに・・・。
もがく9S。
そしてA2はこの時点で最後を迎えます。。。
最後にやさしさから躊躇してしまったA2。。。
なんとも悲しい終わり方です。。。
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3Dエンディングへ。9Sのこれまでの悲しい心情が語られます。
ここから薄れいく意識の中で9Sの心情が全て語られます。
どうして9Sは2Bを愛したのか、
2Bが自分を壊す存在だと知ったときどう思ったのか、
など、真実が描写されていきます。
「僕は9Sです。貴方のサポートをするように指令を受けています」
2Bの印象は冷たい人だった。
きっと、僕と距離を取りたかったんだろう。
何度も壊さなければならない相手に、情が移らないように。
でも、僕は・・・
「不安だった。頼れるモノもなく、信じる神もいない。」
「孤独だった。ただ一人。」
「本当にうれしかったんだ。誰かと一緒にいられることがうれしくて。」
「まるで家族ができたようで。」
9Sがどうしてここまで2Bへ思いを募らせたのか、
自分を壊すための存在とうすうす感じていながらも、彼女を慕っていたのか。
それはずっと孤独だった任務のコマだった自分にとって、
唯一できた「一緒にいてくれる人」であり、
生まれてから信じるものもいなかった彼にとって、
「家族のような存在だった」から。
たとえ自分を壊すために一緒にいたとしても、側にいてくれるだけでよかったんですね・・・。
普通のアンドロイドであれば、
「人類こそが神であり、任務以外の感情をもたない」
はずなのに、
9Sは最新型で高性能であるがゆえに、人間同様の感情を抱き、
「神を信じていない(存在意義は人間のためではない)」
という、本当に人間らしい、
ニーチェいう神はいない、この世界に意味はないという
「ニヒリズム」に近いものを抱いていたんだと思います。
(ニヒリズムについては↓をどうぞ♪)
そんな彼にとっては、2Bや21Oはまさに「家族そのもの」で、
自分が生きる意味そのものだったと言えます。
だからこそ、たとえ理屈では分かっていても、
その二つが奪われたとき、
彼にとっての「生きる意味」は全て失われ、
もはやアンドロイドVS機械生命体
という戦いも、
人類も何もかもどうでもよくなりました。
そして苦悩は最後に「復讐」という動機を与え、それによってのみ生きることができた、ということ。
逆に言えば、A2や機械生命体への復讐こそが彼の生きる動機を与えた、希望だったのかもしれません。。。
4そして9Sの記憶と魂は新たな世界へ。
全てのデータが汚染され、自分も消えていく・・・
それを悟った9S。
ここから、最後の結末まで物語は進みます。
段々と文字も薄くなり、9Sの自我が消えていくのが分かります。
この「神の塔」は、機械生命体にとっての「箱舟」であり、
新たな世界へ旅立つための宇宙船だったんですね・・・。
資源回収ユニットはそのための資材を集めるための存在であり、
彼らは最後に宇宙へ行こうとしていました。
そこにはアダムやイブの姿も。
汚染された9Sは機械生命体のネットワークに完全に同期しています。
「一緒に来るか?」
その言葉に憎悪はなかった。
何のために戦ってきたのか、
誰のために生きてきたのか、もう分からない。
そして・・・。
彼は「一緒に行くよ」を選択します。
ただ、やめておくよ、の場合は9Sは消えるだけなので、
ここでは「一緒に行くよ」にしておきます。
そして、9Sのデータを含め、機械生命体のネットワーク、そして汚染されていたアンドロイドの記憶全てをのせて、
「箱舟」は打ち上げられました。
これがDエンドになります。
もはや機械生命体にとっても戦う理由はなく、
憎悪や争う愚かしさから解放され、新しい世界へ旅立つ。
そこには9Sの姿もあった・・・
という終わり方です。
彼の心情を描いた「同胞たちの行方」イベントでは、さらに彼の2Bへの想いとDエンドにつながる伏線が分かります。
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5Dエンドの感想
Dエンドの最後にまさか登場した、アダムとイブ。
アダムは「憎悪」こそが生きる理由であり、人類を解剖するため、生を感じるために戦っていました。
しかし、一度その生を終え、(最後を感じ)
イブを失ったことで、
最後は「穏やかな微笑み」と「憎悪もない」姿でイブを抱え、9Sを誘っています。
アダム自身はデータをもちろんバックアップしていたはずなので、Cエンド以外は生き残ったということですね。
結局、機械生命体も、アンドロイドも最後は戦いの呪縛や愚かしさから解き放たれて、新たな世界へ飛び立つ・・・というのが、Dエンドでした。
個人的にはこれも一つの救いなのかな。と思います。
A2さんがちょっと悲しい終わり方でしたが・・・。
ですが、この先のEエンドでさらに物語は続きがあることが判明します!
CもDもどちらも見た後に見られる真エンディング。
果たして彼らはどうなったのか。
次回はそこを見てみたいと思います。
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お読みいただきありがとうございました。
次回はEエンド、そしてその後、その他の26種類すべてのエンディングまで考察してみたいと思います。
サントラだったっけ…?そこには方舟で新世界?に辿り着いた9Sのイラストがあります
朗読劇の台本には2Bは再起動したものの、9Sは再起動しないという真の結末があります
一緒に行くよと選択した場合の未来がこれなのかなと思います
一緒に行くよ選択したことによって9Sのデータは方舟と共に新世界へ、しかし地球に残った9Sの義体はEエンドにて修復されてもデータがないので再起動しないという感じですかね
しかし朗読劇の本番は台本とは違う内容で、なんと9Sは再起動します
おそらくこれは一緒に行かないを選択した方の未来だと思います
方舟にデータを移していないため、Eエンドにて修復された義体に地球に残ったデータが移り9Sが再起動したんだと思います
もしニーアの3作目が出るとしたら9Sが新世界にいる方の未来、或いは9Sが地球に残った方の未来になるんですかね