スターウォーズ レイの両親が〇〇だった理由。実は狙い通りだった!【最後のジェダイネタバレ】
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
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1レイの両親が「なんでもない普通の一般人」だった理由
これまで、レイの両親の正体については、ダース・シディアスの娘、ハンの隠し子、ルークの娘・・・など様々な考察がされていました。
しかし、最後のジェダイでは、実は「一般人」であり、酒代のためにレイを売り飛ばしたろくでもない両親だったと判明しました。
しかし、実はこれには監督の思惑と事情があったというのです。。。
監督と脚本を手掛けたのは、ライアン・ジョンソン。
彼はこのレイの両親の正体について、「ある思いがあった」そうです。
レイの両親については公開の前から皆がヒーローや悪役など名のある人物を予想していました。
それが映画館で、「え!?ただの一般人Σ(´∀`;)」
と驚いたと思います。
これこそがライアンの思惑。
というのも、最後のジェダイは映画の随所にエピソード5の帝国の逆襲へのリスペクトが見られます。
このシーンも惑星クレートが塩の惑星で、エピソード5の氷の惑星を意識していました。
監督は、この映画を作成するにあたり意識したのが、
ルークがベイダーに「I am your farther(私がお前の父親だ)」と言われ、「Noooo!
」と叫ぶシーン。
あのときの観客は、まさかルークの父親が・・・という驚嘆があったはずです。
監督は、このことについて
「ルークのNOは当時の観客のキモチを代弁したセリフです。私たちはあのシーンがとても憎かった。なぜなら、ダースベイダーはただの悪いヤツという答えを奪い、状況をより困難なものにしたからです。私はあのシーンに相当するインパクトを与えたかった。それがあの「レイの親がなんでもない」シーンなのです」
と述べられています。
つまり、家族がいないはずのルークには、実はベイダーという最悪の家族が存在しており、
一方の、家族がどこかにいる、と(我々も含めて)期待していたレイには、誰もいない、という相関をもたせたかった、ということ。
これを聞くとなるほどと思います。
そして、このレイの両親が何者でもない、という新しい展開は重要な意味を持ちます。
これはスカイウォーカー家という特別な人間の物語から、レイというなんでもない一般人へフォースが受け継がれ、また、ジェダイもまた「特別な存在ではない」ということを示す、ということです。
これによって、新しいスターウォーズを作っていく、という監督の意気込みがあったんですね♪
だからこそ、「最後のジェダイ」というタイトルは、この「特別なジェダイ」の最後を示していた、ともいえるようです。
次回作は、エピソード7の監督J・J・エイブラムズが再び作ります。
実はエピソード7は海外ではあんまり評判がよくなくて(というより最悪で)、今回は反対に高評価。
次回作がどうなるのか、色々な意味でとても気になるところです。
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最後のジュダイ 昨日で2回目見てしまいました。1回目の時は、カイロレン詰めが甘いぞ。2回目はレイ、レンと手を組んで、ファーストオーダーの組織の中から破壊するのも手じゃない?と邪道なことばかりを妄想してしまう アラフィフの主婦ですが、かれんさんの考察、深いですね こちらを読んで、最後のジュダイ 2倍楽しく感じました。ありがとうございます。