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スターウォーズ カイロレンの過去と正体、名前の由来を考察(ネタバレ注意)ルークの息子は?【最後のジェダイ考察】
ここでは、カイロレンの過去、正体、名前の由来、そして「カイロレン 弱い」とされる本当の理由を考察しています。
ラストにルークの息子の存在についても考察します。
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1カイロレンの過去と正体について
カイロレンの正体は、本名を「ベン・ソロ」と言い、レイアとハン・ソロの一人息子です。
ルーク・スカイウォーカーはレイアの兄なので、ルークは彼の叔父という関係でもあります。
そして、祖父はダース・ベイダーであった「アナキン・スカイウォーカー」。
だからこそ、「あなたの意志を受け継ぎます」と未だにベイダーの仮面を大事にしています。
年齢は30代。
30代にしては、言動がちょっぴり幼かったり、精神的に不安定です。
身長は189センチ。
体はムキムキです(エピソード8にて、披露。胸の筋肉がすごかった・・・)
1なぜカイロレンは暗黒面に堕ちたのか?
なぜ彼は暗黒面に堕ちてしまったのでしょうか?
それは、新共和国樹立で多忙だったレイア、そしてギャンブル(レース)に夢中だった父親の影響が大きいと言われています。
幼い頃から、両親が忙しく、英雄とされているのに自分には構ってくれない・・・という孤独感が、彼の心に空白を作りました。
そこに目を付けたのが、スノーク。
スノークはカイロレンに暗黒面の素養と、フォースの圧倒的潜在能力を感じて、彼を仲間にしようとしました。
そして、カイロレンはその後、ルークによって設立された新しいジェダイ寺院で12人の弟子とともに修行します。
しかし、カイロレンの能力はルークの想像をはるかに超えており、一方で、日に日に強くなっていく暗黒面の闇にルークはおびえるようになります。
自分なら彼をなんとかできる、とレイアにも頼まれて引き受けたはずなのに、逆に彼はカイロレンを暗黒卿にしてしまう未来を恐れるようになります。
(ハンソロは修行に否定的だったようです)
そして、ある日、ルークは
「もうこれ以上は手が付けられない・・・」
と考え、ある夜、眠っていたカイロレンの寝床にライトセーバーを持ち込み、彼を始末しようとします。
しかし、葛藤の末、それはできない・・・と考えたルーク。
一方のカイロレンは、ルークがライトセーバーを持っている姿を目にして、
「自分は師に裏切られ、捨てられたのだ・・・」
と思いました。
その結果、暗黒面の怒りを爆発させ、ルークを吹き飛ばし、自分に従うメンバーのみを連れて、他の弟子を始末し、寺院を焼いたのです。
最終的に彼をファーストオーダーへ導いたのは、ルークといえなくもないと思います。
その後、彼はスノークに弟子入りし、名前を「カイロ・レン」としてレン騎士団のリーダーとして、ファーストオーダーの未来の3大勢力(キャプテン・ファズマ、ハックス将軍と並ぶ)になるまでに出世します。
そこからエピソード8のルークとの因縁につながる、というわけです。
2なぜカイロレンは歴代のジェダイやシスより弱いのか。原因。
エピソード7、エピソード8でも「カイロレンが弱すぎる」という、意見もありました。
ルークやベイダーに比べて、剣術もフォースも弱く、才能があるとされる割には、初心者だったレイにすら負ける・・・という姿に「カイロレン弱い」と思ってしまうのも無理ないかもしれません。
しかし、これには理由があります。
実は帝国崩壊後、新共和国が樹立される中で生まれたカイロレン。
帝国時代に、「オーダー66」(クローン戦争:エピソード2~3)が発令されたことで、ジェダイはほとんどが始末されていました。
さらにヨーダやオビワンもいなくなり、最後に継承したルークもまたヨーダのもとで剣術はほとんど習っていません。
つまり、エピソード1~6にあった華麗なジェダイの剣術の伝承は、ベイダーをもって最後だったと言えます。
ルークは最後にベイダーに勝ちますが、それはベイダーの心の葛藤もあってのことだったと思います。
圧倒的な剣術を見せるベイダー。
今見てもその美しさと強さには驚くばかり・・・。
このブラスターすらもライトセーバーではじく、という剣術はエピソード1~では当たり前のことでした。バトルフロントでも敵がベイダーだと恐ろしいです。強すぎます。。。(´;ω;`)
つまり、ジェダイの華麗な剣技やフォースの行使については、新共和国時代には残っておらず、ようやく一部継承したルークがそれを教えようとしている中での裏切り。
つまり、修行はまだまだ途中であったため、カイロレンの剣術はとても未熟に終わり、それは未だにジェダイの剣術に及ばない原因になったのです。
この辺も実際はかなりスターウォーズ世界の世情や実情を示している、と言えます。
華麗な剣術を観れないのは、仕方ないことなのですね・・・(;´▽`A“
ちなみに以下の動画には、歴代ジェダイの剣技が載っています。特に、ベスト1のヨーダの剣技にはほれぼれするようなものがあります。
おそらく、最後のジェダイのカイロレン、あるいはルークですらもとてもかなわないと思います。。。
3なぜカイロ・レンと名乗ったのか?
では、なぜ名前がカイロ・レンなのか。
これは公式ではまだ発表されていません。
一部ではレン騎士団のレンから取った、とされています。
しかし、海外含め、一部ファンの間では、カイロレンの名前は制作陣が彼の志を暗号として示している、ともされています。
スターウォーズでは、日本語や日本文化がけっこう使われている、というのは周知のとおりですが、
(たとえば、マズカナタの酒場の名前タコダナは、監督が宿泊した「高田馬場」からとったものなど。遊び要素が多いです)
レンもまた、日本語のれん、つまり「蓮」からきているとされています。
蓮、というのは日本語で「れん」とも言えますが、実はスターウォーズで蓮に関する人物が一人います。
それがアミダラ女王こと、パドメ。
padomeは、白い蓮、という意味です。
パドメは、実質カイロレンのおばあちゃんに当たる存在です。
さらに、「カイロ」の方は、ビジュアル暗号であり、
それをスカイウォーカーと一緒に暗号サイトで解読すると・・・
「sons」と出てきます。
つまり、カイロ・レンは「蓮の息子」。
パドメの夫はアナキンで、ベイダーですから、
「ベイダーの息子(意志を受け継ぐもの)」
という意味を遠回りにもたせた・・・ということです。
ふむ・・・なきにしもあらずのような気もします。。
これはどちらかというと、制作陣の遊び要素をかなり反映させたと言えるかもしれません。
まだまだ公式ではないので分かりませんが、エピソード9で由来がでてくるのかもしれませんし、あるいはこのまま謎のまま終わらせる、という可能性もあると思います。
4カイロレンは今後どうなるのか?エピソード9では・・・
暗黒面の道を進み、ファーストオーダーの最高指導者になったカイロレン。
しかし、その一方で彼にはライトサイドの面がある、とレイは言っています。
事実、カイロレンはレイアの戦艦を攻撃することができず、葛藤していました。
カイロレンとお互いの存在を感じあうレイア。カイロレンは葛藤の末に母を攻撃することはありませんでした。
そして、このことからカイロレンがライトサイドに戻ってくることは、ファンの間ではほぼ確実とされ、エピソード9ではこれがメインに描かれることになるのではないか、と考えられます。
孤独に苦しみ、まだ精神的に幼く見えるのも、彼の悩みゆえ。
次回作は最後ですから、おそらくベイダーと同じく、最後は「ベン・ソロ」として彼が笑顔で戻ってくるのではないでしょうか。
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5なぜカイロレンの本名が「ベン・ソロ」なのか
カイロレンの本名が、「ベン・ソロ」なのは、上にも書きましたが、その由来についてです。
これは、スターウォーズではおなじみの、ベン・ケノービ。
つまり、オビワンから取られています。
アナキンの師匠であり、ルークの師でもあったオビワン。
本名はベン・ケノービ。
というのも、もともとスターウォーズではカイロレンは小説にも登場しない完全な新キャラクター。
最初は、ルークスカイウォーカーの息子として、
「ベン・スカイウォーカー」がいたのです。
ルークの実の息子「ベン・スカイウォーカー」。ベンはオビワンから取られたとされる。小説に登場。
このベン・スカイウォーカーから、カイロレンの「ベン・ソロ」に映画では変えられた、というのが通説です。
そのいきさつは、ベン・スカイウォーカーについてみてみると、納得します。
【ベン・スカイウォーカー(ルークの息子)】
マラ・ジェイド・スカイウォーカーと、ジェダイのグランド・マスターであるルーク・スカイウォーカーの間に生まれた子。
ベン・スカイウォーカーは外銀河からやって来たユージャン・ヴォングによる侵略戦争、ユージャン・ヴォング戦争の混乱のさなかに生まれた。
ともにジェダイだった両親は、息子のために多くの時間を割くことができず、彼は旧反乱軍の英雄であるおじとおば、ハンとレイア・ソロ夫妻に面倒を見られることになった。
その後、彼はモー星団にあるシェルターに避難し、そこで他の若きジェダイ・アプレンティスたちと過ごした。
戦いは侵略者の敗北に終わったが、若きスカイウォーカーは戦争のショックでフォースの中に苦痛を感じ取り、数年間にわたってフォースに触れようとしなかった。
出典:wiki
つまり、小説としてもともとあったスピンオフ作品より、映画に一部取り入れられて出来上がったのが、「ベン・ソロ」であり、カイロレンということが分かります。
ベン・スカイウォーカーの物語にすると、映画3本に納めるには壮大になりすぎるうえ、映画での新鮮さがなくなると考えられたのかもしれません。
※映画版のルークに子供はいたのか?
小説ではルークにも子供がいましたが、映画では描かれていません。
「実はカイロレンはルークの息子で、ハンに預けられていた」
「レイがルークの血を引いていた」
というオチも期待していましたが、「最後のジェダイ」を見る限り、どうやらそうではなさそうです。
つまり、映画版のルークはジェダイを否定しながらも、
最後まで「ジェダイは恋愛・結婚禁止」の掟を守り、ジェダイに忠実だったと考えられます。
(ジェダイの掟では、恋愛などは恐れや執着、嫉妬を生み、暗黒面の素養になる、とされます。事実、アナキンはこの禁を破って、暗黒面に堕ちています)
そういう意味でも、「最後のジェダイ」の副題の意味があったのではないでしょうか。
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