こちらが、ハンソロ映画本編のストーリー考察になります↓ネタバレを大いに含みますのでご注意ください。
ハン・ソロ/スターウォーズストーリーをネタバレ考察。若きエリート、ハンソロはなぜ密輸業者になったのか?(ネタバレ注意)
最後のジェダイの考察記事は以下をどうぞ。
以下、画像の著作権他はスターウォーズ公式http://starwars.disney.co.jp/に帰属いたします。また、画像はyoutubeの公式プロモーション,他公式より引用いたします。以下同じ。
※ここでは、ハンソロスターウォーズストーリー公開前に、これまでの小説含めてのハン・ソロの詳細をまとめます。そのため、映画の内容・脚本とは異なると思います。
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1『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開日と出演者が決定!
スターウォーズでも人気ランキングで1位をとったハン・ソロの若き日を描く作品となっており、邦題は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』です。
2018年6月29日から日本で公開されました!(アメリカは2018年5月25日なので、日本は1か月以上遅れての公開になります(´;ω;`))
この作品は『スター・ウォーズ4/新たなる希望』でルーク・スカイウォーカーと出会う前のハン・ソロを描く物語となっており、ハン・ソロの過去やチューバッカとの出会いなどが明かされることになっています。
既に出演者も決まっており、撮影も無事終了したとのこと。
監督は『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード 』『アポロ13』などのロン・ハワードです(画像右)。
気になるハン・ソロを演じるのは、コーエン兄弟の監督作『ヘイル、シーザー!』などに出演しているオールデン・エアエンライク。
その他、ウッディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモらがキャストに名を連ねています。
ハリソンフォードさんとは、見た目の少し雰囲気が違いますが、その演技も気になるところです。
では、一体ハンソロの何のストーリーが描かれるのか?
それを以下にネタバレありで考察しています。(ネタバレを本当に含むので、ご注意ください)
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2『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のストーリー考察(ネタバレ注意)
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーで描かれる一つの物語は、
ハンソロがランドからどうやってミレニアム・ファルコン号を手に入れたか、という物語です。
A couple of sources tell me the #HanSolo spin-off will tell how Lando Calrissien lost the Millennium Falcon to Han.
— Borys Kit (@Borys_Kit) 2016年10月21日
見どころ1:ハンソロとランドの出会いと別れ。ファルコン号のいきさつ
ランドって誰?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
本名はランド・カルリジアン。
スターウォーズでは、ガス状巨星ベスピンに浮かぶ採鉱とギャンブルの都市、クラウド・シティの実業家・経営者として登場し、その後ハンを裏切り、ダースベイダーに彼を売ります。
そのときのシーン。
始めてレイアがハンに「愛してるわ」と本心を語った名シーンであり、
ハンはそれに「分かってるさ」と答えます。
実はもとのセリフは「I love you too(俺も愛している)」だったのですが、
ハリソンフォードが「こんなこと、ハンなら言わない」とアドリブでセリフを変えたといういきさつがあります。
冷凍される=命を失うという極限状況の愛。スターウォーズの名シーンだと思います。
その後、ランドは裏切り行為を猛省し(実際は自分の都市を守るためにはやむをえない決断だったのかもしれません)、彼をジャバザハットの屋敷から救う計画に参加。
最後まで反乱軍の一員として戦い抜きました。
「今のは危なかった」と言いつつ、破壊したデススターからファルコンで逃げ出すシーンはすごく記憶に残ります。
ある意味、デススター破壊計画の主役にもなりました。
もともと、ハンと悪友ですが、とある出来事からハンにファルコン号を奪われ、それ以来再会していませんでした。
ミレニアム・ファルコン号。実はもとランドの所有物であり、その後、ハン・ソロ→レイ(エピソード7)へと変わっています。
今作では、ここが描かれるということです。
ネタバレをすると、ファルコン号が奪われたのは、ハン・ソロとのサバック(ギャンブル)に負けたからなのです。
ランドはもともと生粋のギャンブラー。
実業家になる前は、サバックによって財を成し、それでファルコン号を手に入れています。
しかし、連勝記録はハン・ソロと再会したときに途切れてしまいます。
ハンはランドが今までに見たことも無いような手でサバックの勝負に勝ち、かねてから目を付けていた<ファルコン>を奪い取ったのである。
ランドはすぐさま船を取り戻す計画を立てたが、コレリアンとウーキーの友人はランドが目を覚ます前に姿を消したのだった。
ハンのいかさまだった、とランドは指摘していますが、そこも映画で描かれるでしょう。
これが因縁のはじまりだったとも言えます。
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見どころ2:ランドとハンの出会いと、賞金稼ぎボバ・フェットとの因縁
では、ランドとハンはなぜ出会ったのか?
これは、ハンが賞金稼ぎボバ・フェットに追われているところを、ランドが助けたことが始まりです。
このボバ・フェットとの因縁も見どころの一つです。
スターウォーズファンにも大人気のボバ・フェット。バトルフロントでも強キャラとして登場。銀河一番、最強の賞金稼ぎであり、ダース・ベイダーにすら一目置かれるほど。
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時系列はジェダイの帰還から、フォースの覚醒までとなっていますが、ファンなら絶対見逃せないクオリティ。
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ある日、ナー・シャダーを訪れていたランドは、ハン・ソロが賞金稼ぎのボバ・フェットに追われている現場を目撃。
そこでランドは首尾よくソロを助けることに成功し、そのお返しに彼から<ファルコン>の操縦を学び、友情が始まった、ということです。
一方、ボバ・フェットとハンの因縁もすごいものがあり、それも今作で描かれます。
当時、ハンの首には宗教惑星イリーシアの最高位司祭テロエンザから多額の懸賞金が賭けられていたのである。
また、ヤヴィンの戦いの直前には、帝国軍のグランド・モフ・ターキンから、ハンに懸賞金が賭けられていたこともあった。
ボバはいずれもチャンスを嗅ぎつけハンを襲ったが、辛くも逃げられるのだった。
その後、ハンがジャバ・ザ・ハットから背負っていた多額の借金を踏み倒し、お尋ね者として手配されましたよね。
ジャバ・ザ・ハット。個人的にここの場面がかなり好き。
ここで、ランド・ハン・ボバの運命が交差する。
最終的に、ハンソロはボバに捕まり、ジャバの屋敷へと連れ去られます(エピソード5~)。
その後、ボバはジャバの宮殿に留まっていましたが、1年後にルークらがソロ救出のためタトゥイーンにやって来たとき、油断したボバ・フェットは大穴で繰り広げられた戦いで、サーラックに飲み込まれてしまいます。これが本編での彼の最後となりました。
戦いで最後、サーラックというモンスターに飲み込まれるボバ・フェット。実は彼は装甲のおかげで生きており、新しい愛機<スレーヴII>でナー・シャダーへと旅立っています。その後もハンとの因縁は続きます。
見どころ3:ハン・ソロのエリート時代と挫折。なぜ彼は密輸業者になったのか。驚くべきその過去とは・・・。
密輸業者でアウトローのイメージが強いハン・ソロ。
でも、実はもと帝国兵のエリートという驚くべき過去を持っています。
1ハン・ソロの幼少期
幼い頃に両親に捨てられたハン・ソロは、路地で海賊ギャリス・シュライクに拾われ、彼の船<トレーダーズ・ラック>で働きながら奴隷同然の生活を送っていました。
ときには物乞いとして街頭で小銭を稼がされ、ときにはスリを働いて上流階級の貴族たちから大金を盗ませられる、という生活です。
しかし、ハンは同じように雇われていた同世代の少年たちと比べ、活発で頭のいい少年だったようです。
そして19歳のとき、彼はついに<トレーダーズ・ラック>から脱走することに成功し、宇宙船の操縦には自信のあったハンは、パイロットの募集広告を頼りに宗教惑星イリーシアへと向かい、トランダ・ティルの最高位司祭テロエンザに雇われることになります。
しかし、イリーシアの実態は信徒たちを奴隷として洗脳し、スパイスの精製に従事させるスパイス製造工場。
真実を知ったハンはトランダ・ティルたちに大きなダメージを与え、この惑星を脱出したのです→この結果、賞金がかけられ、2で考察した、ボバ・フェットに追われる因縁が始まります。
2ハン・ソロの帝国兵時代とチューバッカとの出会い。
その後コルサントにわたったハンは、カリダの帝国アカデミーに入学を果たします。
彼はアカデミーを優秀な成績で卒業し、その後もキャリアを重ね、帝国宇宙軍司令官への出世コースは約束されたも同然だったのです。
ただの兵士ではなく、いずれはダース・ベイダーの指揮下のエリート兵や提督になっていた可能性もあります。
しかし、そんな彼の人生を変えたのは、他ならぬ彼自身の良心でした・・・。
ある日、彼は帝国軍の奴隷収容施設で1人のウーキーが鞭打たれている姿を目撃してまいます。そして、彼はそのウーキー族を救い出したのです!
帝国の法律ではウーキーをはじめとするエイリアン種族の奴隷売買は合法とされており、
法廷で有罪判決を受けた彼はその代償として軍籍を剥奪されてしまいます。。
これでエリートへの道が閉ざされたハン。。
一方、このとき彼に助けられたウーキーこそ、彼の終生の相棒となるチューバッカ!
チューバッカはこの恩義から、ハンに「命の借り」と呼ばれる、生涯の忠誠を誓います。
2人がなぜであったのか、なぜチューバッカはハンが大好きだったのか、このいきさつがあったからなんですね。
3密輸業者となったハンソロ。ルークとの出会い。
密輸業者に落ちぶれたハン。
ある日、ハンはジャバ・ザ・ハットから密輸を依頼されます。
しかし、ケッセルで密輸の手引きをしていたモルース・ドゥールの裏切りによって、彼の愛機<ミレニアム・ファルコン>は帝国軍の密輸監視船の検問に見つかり、彼は仕方なく密輸品のスパイスを宇宙空間に放棄し、結果的にジャバにとても返すことの出来ない多額の借金を背負うことになったのでした・・・。→この結果、エピソード本編のジャバとの因縁につながります。
そんなジャバの怒りを買い、途方にくれていたハンに救いの手を差し伸べたのが、エピソード4のオビ=ワン・ケノービの依頼であり、モス・アイズリーの酒場で、オビ=ワン、ルーク・スカイウォーカー、そして2体のドロイドを乗せてオルデランへと旅立つことになります。
ここから物語の本編につながる、ということなのです。
ここまで3つのハン・ソロ/スターウォーズストーリーの見どころをご紹介しましたが、
ここはこれまでの映画では描かれておらず、だからこそスピンオフとして、すっごく期待してしまう♪ということです☆
ハン・ソロの性格や彼の生き方に通じるような部分がここにあるような気もします。
そして、ハンはレイアと運命的な出会いをします。
孤児で奴隷だった少年は、帝国兵となり、また放浪者となり、レイア姫という王女と恋に落ちる・・・。
本当にドラマチックな物語で、スターウォーズを彼の物語として見ても面白いです。
最後までレイアを愛し、息子、カイロレン(ベン・ソロ)によって最後を迎えたハン。ここに彼の物語は完結します。
ここから、スターウォーズエピソード7以降のお話ですが、彼の人生は怒涛の出来事の連続だったと思います。
でも、だからこそ、愛すべきキャラとして残っているのでしょう。
ハンソロ映画のストーリー考察になります↓ネタバレを大いに含みますのでご注意ください。
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今後もいろんな映画の考察をしていきたいと思います♪
映画考察一覧記事はこちらよりどうぞ♪