目次
ハンソロ映画のダースモールはなぜ生きていたのか?彼の目的とは?(ネタバレ注意)【スターウォーズ考察】
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ハンソロ全体のストーリー考察は以下をどうぞ。
画像はハンソロ公式©およびyoutubeより一部引用。
画像の著作権他はスターウォーズ公式http://starwars.disney.co.jp/に帰属いたします。
1ハンソロにまさかのダースモールが登場!
ハンソロ本編の最後に一番のサプライズとして登場したのが、ダースモールとキーラの関係でした。
詳細は↓に書いていますが、
ダースモールはエピソード1にてオビワンによってお腹を刺され、堕ちていったはず・・・。
「それならなんで生きてるの?(。´・ω・)?」
と思われる方が多いと思います。
私も一緒に見ていた友人から、ハンソロってエピソード1の前のお話だっけ?と言われ、
「それだと、ハンソロがすっごくおじいちゃんになっちゃうよ~(´;ω;`)」
と慌てて弁解しました(笑)。
ハンソロは時系列的には、エピソード3と4の間の6年間のお話になっています。
正確には、エピソード3の「シスの復讐」でダース・ベイダーが誕生し、銀河帝国ができたときから10年後のお話です。
つまり、ダースモールはエピソード1でアナキンが少年だった頃にオビワンにお腹を刺され、
そして生き残った後に息をひそめて、
アナキンがダース・ベイダーになってから10年後に再び登場した、ということになります。
(人間で言えばかなりのおじいちゃんです)
では、なぜダースモールは生きていたのか?
そしてダースモールとはそもそもなんなのか?
ダースモールの目的は何か?
について、ここでは考察します。
おそらく、次回作の「オビワン」に出てくる可能性もありますので、ネタバレ注意です。
ちなみに、スターウォーズ新作であり、続編の「オビワン」はディズニー+での配信となっています。
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2ダースモールの正体とは?
ダース・モールは、正確には種族が人間ではありません。
ダソミリアン・ザブラクのシス卿です。
出身地は、キーラに「ダソミアに来い」と言った通り、ダソミア。
そして師匠はベイダーの師匠でもあり、銀河皇帝となったダース・シディアスです。
幼い頃に、ダースモールの暗黒面の素養を見出したダース・シディアスによって、弟子としてダソミアから連れ去られてシスとなりました。
そして、シスでは当時最高の訓練を受け、まさに最強のシスとして成長。
シスとしてジェダイの消滅と復讐を望みながら、複数人のジェダイ相手に圧倒するなど、当時最強のシスとして活躍。
そこから、シディアス(当時の表の名前はパルパティーン)の命令(ヤヴィンの戦いなど)をこなしながら、
エピソード1にてナブーのパドメ・アミダラ女王がナブーの封鎖を脱出した後、彼女を追うためにモールがタトゥイーンに送り込まれました。
ここでジェダイ・マスター・クワイ=ガン・ジンと戦い、クワイをかなり追い詰めます。
映画ではこれが初出。
その後、モールは再びナブーへ行き、そこで再びクワイとその弟子であるパダワンのオビ=ワン・ケノービと対決しました。
武器は両刃のライトセーバー。
2人のジェダイを相手に互角以上の力を見せて、クワイを倒し、最後はオビワンを追い詰めますが、最終的に油断から胴を真っ二つに切断されて堕ちていきました。
そして、以後映画では出番がなく、おそらくほとんどの方がここでダースモールは死んだと思ったと思います。
しかし、実は生きていたのです!
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3ダースモールの映画では描かれなかった過去。モール復活
以下、ネタバレを含みます。
オビワンにやられてシャフトに堕ちていったあと・・・。
彼は人間ではないため、腰から下を失った状態で生き残り、フォースを使って通気口にしがみつき、ゴミ捨て場に肉体は投棄されます。
そしてオビワンへの復讐心を燃やしながら、なんとかナブーを脱出。
※ダース・シディアスはこの時点でモールは死んだと思い込み、その後、クローン戦争(エピソード2)にて、クワイの師匠だったドゥーク―伯爵を新しい弟子にして、最終的にアナキンを弟子にしました。
生き残ったダースモールでしたが、シディアスに知られると失敗の責任から抹殺されるために、息をひそめ、ごみ処理場の惑星ロソ・マイナーにて新しい下半身を手に入れます。
それがこの姿。
ゴミ処理場からクモのような体を手に入れ、エサ(獲物)を喰らいながら洞窟で生活(エピソード2の前時点)。まさしくモンスターとなって、世界のゴミ捨て場で生きていたモール。
このときは既に正気を失い、オビワンへの復讐心だけで生きていたようです。
それから10年。
ここで、ダソミアのマザー(指導者であり、魔女)であった、マザータルジンが自分の息子であるモールが生きていることを把握し、モールの弟であるサヴァージを送り込みます。
時代は、エピソード2のクローン戦争のさなか。
そして、サヴァージは兄の変わりはてた姿を発見し、ダソミアへと連れ帰ります。
そこからマザー・タルジンが魔術を使ってモールの正気を取り戻し、再び記憶を戻したモールが復活したのです。
記憶ともに、蜘蛛の脚も変えて、新しい脚に。
そして目を覚ましたモールは、クローン戦争が始まっていること、仇敵オビ=ワン・ケノービがジェダイ最高評議会のメンバーとなったことを知らされ、復讐心からジェダイをもう一度完全に消すことを決意。
ナブーで回収された自分の半分のダークセーバーを手に入れて誓います。
「スタートは復讐からだ」
そこからジェダイ・マスターへ復讐する大規模な計画がはじまります。
ただし、ダースシディアスに生きていることをばれると失敗を責められて抹殺されるために、ダースの名前は捨てて、モールとだけ名乗ります。
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4再びのダースモールとオビワンの決戦!
復活したモールは、まずはオビワンへの復讐を決行。
オビワンをおびき出すためにレイドニアの罪のない村人を抹殺し、評議会にオビワンを一人でよこせと要求。
ヨーダはこれを受け入れ、ジェダイマスターとなっていたオビワンをレイドニアへと派遣します。
惑星レイドニアにてついにケノービとモールの2人は対決します。
「ついに復讐のときが来た」
圧倒的な力を見せるダースモール。
ここでオビワンはモールとその弟サヴァージによってぽこぽこにされ、命からがら脱出することに。。。ダースモール強い・・・(´;ω;`)
5モール最盛期。シャドウ・コレクティブの結成とシディアスとの決戦
モールの弟サヴァージ・オプレス。
二人一組のシスの通り、兄のモールと組む。
そこから、モールは闇社会のギャングをまとめたシンジケート作りに着手。
犯罪組織シャドウ・コレクティヴを組織します。
(原作とは違いますが、これがおそらくハンソロでも出てきた、いわゆる新興ギャングのシンジケート(犯罪者集団)。ドライデン率いるクリムゾンドーンもその一つ。ダースモールはその大ボスとして君臨)
ここから影で動きながら、クローン戦争のただ中で暗躍します。
しかし、それを見逃さなかったのがダース・シディアス。
モールの暗躍を邪魔に思ったシディアスは自らモールを始末するために乗り込んできます。
そしてモールがマンダロアを征服した後で、ついに師弟対決が始まります。
「シスは常にふたり。そしてそなたは、もはや我が弟子ではない。我には代わりの弟子ができた」
と、ドゥークー伯爵を手に入れたシディアスはモールを見限り、自分の帝国建設に邪魔になるモールをその手にかけようとします。
そして、モールとサヴァージの兄弟は、師匠のシディアスと決闘。
しかし、シディアスの圧倒的な力に敗れ、弟のサヴァージはここで命を落とし、モールは命乞いするという最悪な結果に・・・。
ここからモールは幽閉され、組織も壊滅。
弟を始末したシディアスに復讐心を燃やしながら、脱獄して生き抜いていきます。
シディアスはやっぱり最強のシスでした・・・(´;ω;`)
油断とはいえ、彼を倒したダースベイダーすごい。。
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6オーダー66後、銀河帝国が誕生
そして物語はエピソード3へ。
パルパティーンは最後にオーダー66を発令し、クローン兵によるジェダイ狩りが始まります。
これによって世界は一気に暗黒の時代へと変わり、アナキンもまた暗黒面へと落ちていくのです。。
そしてエピソード3でついにダース・ベイダーが誕生。
ドゥークーに代わる新しい最強の弟子を手に入れたシディアスは皇帝となり、銀河帝国時代が始まりました。
ここからハンソロへとつながります。
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7物語はハンソロへ。
クローンウォーズとは微妙に違いますが、ハンソロでは巨大犯罪組織のボスとしてモールが登場しました。
つまり、おそらくですが、シディアスとの決戦などは描かれず、オビワンとの決戦がメインに描かれるのだと思います。
オーダー66後、壊滅したジェダイ。
オビワンはその後、アミダラ女王をみとった後にアナキンの双子を引き取り、一人は
レイア、もう一人はルークと名付けて、ルークをタトゥイーンへと連れていきます。
オビワンはここで、ルークの成長を見守りながら、ベイダーに見つからないように生活していました。
スピンオフ「オビワン」で描かれるのが、まさにこのダースモールとの決戦だと思います。
だからこそ、最後にダースモールを出したのでしょう。
以下、オビワンの映画内容踏まえて、ダースモールの最後を少しだけご紹介します。
8オビワンとモールの最終決戦。そして物語はエピソード4へ
最後、老いたオビワンとダースモールはタトゥイーンにて再び出会います。
モールの目的はもちろんオビワンへの復讐の達成。
「お前は選ばれし者をここで守っているのではないか?」
とルークの存在をモールに指摘されたオビワンはライトセーバーを構え、ついに最後の決戦となります。
以前、自分の師匠であったクワイのときと同じようにオビワンは構え、
それを見たモールも両刃ライトセーバーで応戦。
しかし、今度はオビワンがモールの動き(過去の模倣)を読み取って、モールにとどめをさします。オビワンはこれまでの戦いで圧倒的な成長をみせていたのです。
そしてついにモールはオビワンに敗れ、オビワンはそっと彼の最後をみとります。
モールは最後に「お前が守っているものは選ばれし者か?」と尋ね、
オビワンが静かに頷くと、
モールは「・・・彼が我々の無念を晴らしてくれる」と言い残してオビワンを見つめながら息を引き取りました。
これがモールとオビワンの最後の対決。
オビワンは宿敵モールの最後をみとり、彼の目をそっと閉じます。
そしてモールは最後の最後で、自分の弟を始末したダース・シディアスを倒す存在「ルーク(選ばれし者)」を確信し、希望を残して命を終えたのです。
これを思うと、エピソード4で何も知らなかったルークと彼を見つめていたオビワンが一層深く見えてきます。
新たなる希望となったルーク。
そして最後のジェダイとなったルーク。
ここに至るまでに複雑な物語があったんですね・・・。
これを見た後にエピソード4を見るとまた感慨深いです。
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ちなみに、Disney+でスターウォーズの完全新作「マンダロリアン」も限定配信中です!
この作品は本気で見てほしい・・・。マンダロリアンは、エピソード6の後の話で、ルークはその後どうなったのか?など様々な視点で描かれます。
ストーリーは新三部作の100倍面白いうえに、最後の最後に、ファンなら感激する展開とあっと驚く人物が登場して涙します。。。
今後、新作スターウォーズ作品もこちらで配信&オビワンも配信なので、
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ルークは選ばれし者じゃないだろ。
最強のサスはシディアスでは無くダースベーダーだろ。
ベイダーがルークに負けたのはわざとだし、ダースベーダーはルークの存在がわかった後、既にベイダーでは無くなってたし、自分がシスになったのはアミダラを救うため、その忘れ形見の存在を知ってからはいかに皇帝の魔の手から守るかしか頭になかっただろうに・・・。