コードギアス奪還のロゼ第1幕ストーリー考察&感想(ネタバレ注意)!ルルーシュが遂に登場!
以下、画像はコードギアス©奪還のロゼ©より一部引用して考察します。使用画像は全てyoutube公式からとなります。
奪還のロゼのネタバレを含みますのでご注意ください!
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コードギアス奪還のロゼの登場人物紹介
奪還のロゼは舞台がホッカイドウということで、これまでの作品で登場しなかったキャラクターがメインになっています。
コードギアスは魅力的なキャラクターが重要なので、ここで一気にご紹介します!ネタバレをこの時点で含みます。
ロゼ(CV:天﨑滉平)
「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟の弟。頭脳明晰でコミュニケーション能力が高く、依頼主との交渉や情報収集、作戦指揮を担当している。
実は、首のアクセサリーにより、目の色と声を変えている。皇サクヤの変装。
皇サクヤはホッカイドウブロックを領地として治めていた旧財閥系皇家である皇重護の一人娘。
また、ブリタニア帝国の正統皇位継承権も持っているということから、皇重護とシャルル旧皇帝の娘の誰かとの子供だと思われます。
絶対遵守のギアスをルルーシュに与えられています。
アッシュ(CV:古川 慎)
「ナナシの傭兵」と噂されるロゼの兄。非常に優れた運動能力とナイトメアフレームの高い操縦技術を持つ。弟であるロゼの作戦のもと、数々の依頼を成功させてきた。
本名は、アッシュ・フェニックス。ブリタニアにて暗殺や裏稼業などの汚れ仕事をやってきた裏の人間。
皇重護を暗殺したため、ロゼ(皇サクヤ)の復讐対象となっています。
しかし、その能力を買われて、現在はロゼのことを自分の弟だと錯覚し、ロゼを守るようにギアスをかけられている状態。
クールだが、実は純情で恋愛に奥手。
皇サクヤ(CV:上田麗奈)
ネオ・ブリタニアによって殺害されたホッカイドウブロックの領主、皇重護の娘。現在その身柄を囚われている。
と、思われていましたが、実は本物の皇サクヤはロゼであり、囚われている彼女は春柳宮サクラという影武者。
影武者ながら、サクヤを守るために幼い頃から友人として一緒に過ごしていたため、二人の絆は非常に強いです。
奪還のロゼのテーマは、皇サクラを奪還する、という目的からきているようです。
ネオ・ブリタニア帝国
ブリタニア帝国崩壊後、ブリタニア共和国として超合衆国に加入したブリタニア。
しかし、それをよく思わない旧体制勢力の貴族たちが集まって作り上げたのが、ネオ・ブリタニア帝国。
彼等は自分達こそが、正統後継者と考えいているので、本来「ネオ」がつくなら初代皇帝のはずですが、ルルーシュの99代目から皇位を受け継いだ100代目皇帝と擁立しています。
カリス・アル・
ブリタニア(CV:市ノ瀬加那)
ネオ・ブリタニア帝国の第100代皇帝。ノーランドらアインベルクの騎士たちと共に旧ホッカイドウブロックを占領し、この地に暮らしていた日本人達を支配している。
初登場のまだ幼いブリタニア皇帝。
98代ブリタニア皇帝のシャルルの息子ということなので、当時の王位継承権は第108位とかなり下の方だったと思われます。ちなみにルルーシュは11皇子なので、かなり下の弟ですね。
実際はただ担ぎ上げられただけの存在で、心は優しいです。
しかし、ノーランドの策略により、命を落とすことに・・・。
アインベルク
戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と、実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名からなる皇帝直属の騎士団「アインベルク」は、それぞれチェスの駒になぞらえた地位が与えられており、それぞれ領地と騎士団を持っている。
ノーランド・フォン・
リューネベルク(CV:安元洋貴)
カリスを皇帝として掲げ、ネオ・ブリタニア帝国を立ち上げた。皇帝直属の騎士アインベルクを束ねるヴァイスリッター「白のキング(ヴァイス・キング)」。
奪還のロゼのラスボス的存在の黒幕。実質、ネオ・ブリタニア帝国のボス。
仮面の下の素顔は謎ですが、隠していることからコードギアスに以前登場したことがあるのかも・・・。
ナラ・ヴォーン(CV:内山夕実)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のクイーン(シュヴァルツ・クイーン)」。冷静に状況を判断する優秀な指揮官。
キャサリン・サバスラ(CV:東山奈央)
アインベルクのヴァイスリッター「白のクイーン(ヴァイス・クイーン)」。自身も非常に戦闘に長け、『強い人が好き』という信念を持つ。
かなり優秀なパイロットでしたが、どうしてこんなに優秀な子が当時参戦していなかったのか謎です。
ヴァルター・
リントシュテット(CV:加瀬康之)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のビショップ(シュヴァルツ・ビショップ)」。主に忠実に仕える騎士。
スタンリー・
フォンブラウン(CV:平川大輔)
アインベルクの「白のビショップ(ヴァイス・ビショップ)」。戦闘・戦術面ではなく、開発技術能力の高さをノーランドに買われている。
クリストフ・シザーマン(CV:吉野裕行)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のルーク(シュヴァルツ・ルーク)」。狡猾で飄々としながらも戦闘・戦術面に優れ、研究者としての一面も持つ。ノーランドとの付き合いが最も長い。
ディボック・メルテ(CV:水中雅章)
アインベルクのヴァイスリッター「白のルーク(ヴァイス・ルーク)」。功績を上げることに対し野心を燃やしている。
第2幕での活躍に期待。
アーノルド・レンク(CV:斉藤壮馬)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のナイト(シュヴァルツ・ナイト)」。ノーランドに心酔している参謀役。
アッシュに以前狙われた経験があり、当時アッシュに敗北。
アッシュに恨みを持っています。
ヒース・ロット(CV:逢坂良太)
アインベルクのヴァイスリッター「白のナイト(ヴァイス・ナイト)」。若輩ながらアインベルクに選出され、アーノルドに対抗心を燃やす。
登場したけど、何も見せ場がなくやられて、城に戻ったら怒られてそのままフェードアウトしてしまった人・・・(´;ω;`)。
グラン・カークウェイン(CV:小野友樹)
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のポーン(シュヴァルツ・ポーン)」。ナイトメアフレームの操縦に長ける。
当時、幼い頃の皇サクヤと交流があったブリタニア貴族の息子。
しかし、裏では日本人を痛めつけて遊んでいたというひどいやつ。
本編開始前に皇サクヤとサクラを追い詰めて離れ離れにした元凶。
グリード・カークウェイン(CV:野島裕史)
アインベルクのヴァイスリッター「白のポーン(ヴァイス・ポーン)」。戦略担当で弟のグランと共に領地を治めている。
紳士のように見えて、外道の兄。ルルーシュっぽくチェスで戦うも、サクヤに圧倒されて負ける。
七煌星団
反ネオ・ブリタニア活動を行っているホッカイドウブロック最大のレジスタンス組織。
黒戸剣成(CV:黒田崇矢)
七煌星団の団長。数々の戦いを乗り越えてきた歴戦の勇士であり、団員からも尊敬されている。
第1幕では、網走収容所に捕まっていましたが、ロゼたちの活躍により脱出しました。
本作における藤堂鏡志朗のような存在。
物部 勲(CV:小西克幸)
七煌星団のメンバーで、黒戸に次いで活動歴の長い人物。
扇要(おうぎ かなめ)のような存在。
琉高ハルカ(CV:富田美憂)
七煌星団の一人で、努力家な一面を持つ。ナイトメアフレームの操縦を得意とする。
本作のヒロインの一人。紅月カレンポジション。
でも、主人公のロゼは♀なので、恋愛要素はないかも?
- 小田友臣(CV:千葉翔也)
- 七煌星団のメンバーで、仲間思いのお調子者。
- 玉城真一郎ポジション。
- 怒りっぽいが、謝られるとすぐ許す。
宗森葵太
(CV:坂 泰斗)
七煌星団のメンバーで、小田とともに最前線で戦う。
新城陽子(CV:杉山里穂)
七煌星団のメンバーで、戦いの際はオペレーターを担当する。
佐野悠里(CV:春野 杏)
七煌星団のメンバーで、ナイトメアフレームの整備などを担当するメカニック。
黒の騎士団
漣 士郎(CV:山本兼平)
ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の日本人。
志塚 香(CV:小林親弘)
ホッカイドウブロックと対峙する八戸基地所属の団員で、漣の部下。
その他のレジスタンス勢力
東見燦士郎
(CV:藤井 隼)
レジスタンス組織「東の暁旅団」の団長。
岩本時男
(CV:青山 穣)
レジスタンス組織「北狼軍」のリーダー。
この二人はあまり出番なし。
その他の味方
江間メイ
(CV:白石晴香)
ホッカイドウブロックにある喫茶店で働くメイド。
皇サクヤの正体を知る人物であり、又従妹という発言に虚実織り交ぜた、と言われていたことから、皇家の親類だと思われます。
ヴァレン・スターク
(CV:野川雅史)
ホッカイドウブロックにある喫茶店のマスター。
同じくロゼの正体を知る人物。
ナタリア・ルクセンブルグ
(CV:寺崎裕香)
ルクセンブルグ家の一人娘。ネオ・ブリタニア帝国の行政面を担う中心人物のひとりで、イレブンから皇帝陛下の命を守ったことにより、皇帝からの信頼が一番熱い人物。
しかし、実際は、レジスタンス側とつながっており、皇サクヤに協力しています。
当時の皇家と交流があったルクセンブルグ家からのつながりで、サクヤと共にサクラの奪還を目的としています。
と、簡単にキャラクター紹介でした♪
以下、奪還のロゼの本編のストーリーを見ながら、考察と感想を書いていきたいと思います。
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コードギアス奪還のロゼ あらすじ考察と感想(ネタバレ注意)
奪還のロゼは、劇場版コードギアスと復活のルルーシュからの続編ですが、ちょっと分かりにくいので、つながりを以下に解説します。
これまでのコードギアスのストーリーやアニメ版と映画版の違いなどは別途考察していますので、まずはそちらもどうぞ。
アニメ版↓
映画版↓(最新作はこの続き)
また、これまでのストーリーは以下をどうぞ。
復活のルルーシュから奪還のロゼまでのあらすじ
ゼロ・レクイエムが皇歴2018年に起こり、99代ブリタニア皇帝ルルーシュが崩御しました。
そして、翌年2019年に皇帝亡き新たな時代として光和元年が始まります。
神聖ブリタニア帝国は小国に分裂し、貴族たちが集まった連合によって新しくブリタニア公国が誕生しました。
光和2年。復活のルルーシュ本編でルルーシュが復活し、c.c.と共にL.L.としてルルーシュは旅に出ます。
ここまでは平和でしたが、その後、ブリタニア公国の政治はうまくいかず、国が混乱。
そこで、その元首として名乗りを上げたのが、シュナイゼルでした。
シュナイゼルは復活のルルーシュの時点で、ゼロの補佐として黒の騎士団の首席補佐官をしていました。
シュナイゼルはブリタニア公国をまとめあげ、ブリタニア共和国を建立。
そして、超合衆国に加盟しました。
しかし、旧ブリタニア領の中でも、共和国に参加しなかった一部の貴族領地があり、その一つがノーランドが治めていたリューネベルク領。
光和3年。ノーランドは軍を率いてブリタニア共和国に宣戦布告します。
簡単に言うと、神聖ブリタニア帝国が崩壊した結果、いくつかの勢力に分裂し、その中の一つだったノーランド達貴族が「俺たちこそがブリタニアの後を継ぐ存在だ!」とシュナイゼルに喧嘩を売ってきたということですね。
そして、世界中に存在していた超合衆国に反対する勢力も巻き込んで、ノーランドはホッカイドウブロックを占領。
ホッカイドウには黒の騎士団が設置していた「シトゥンペの壁」と呼ばれる防御機能があり、内部工作によって奪われてしまった結果、今ではネオ・ブリタニア帝国を守る鉄壁の壁がホッカイドウを覆っているということになります。
ノーランドがかつて治めていたリューネベルクはブリタニア共和国に明け渡しているため、ネオ・ブリタニア帝国が治めているのは、実質ホッカイドウのみというかなり小規模な帝国になっています・・・。
しかし、ノーランドの奥の手となったのが、天空要塞ダモクレス。
超合衆国および黒の騎士団からダモクレスを奪い、フレイヤを盾にしているため、超合衆国もうかつに手を出せない状況のようです。
世界平和の要としてシュナイゼルが作り上げたダモクレス。
でも、それが奪われるということまで想定していなかったんですね・・・(;´▽`A“
そして光和3年からホッカイドウはネオ・ブリタニア帝国の統治下となり、日本人は再びイレブンとして奴隷として使われる日々になりました。
貴族制度を重んじる勢力が統治しているため、より厳しい状況のようです・・・。
光和7年。
シトゥンペバリアと呼ばれる難攻不落のエネルギー障壁により4年間黒の騎士団の解放作戦を二度完全に撤退させています。
フレイヤ(核兵器)があるからうかつに手を出せないし、鉄壁のバリアがあるから入れもしない。
だからこそ、ネオ・ブリタニア帝国はホッカイドウブロックで発展し、新型ナイトフレームも建設できていたのです。
ここから奪還のロゼのあらすじが始まります。
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奪還のロゼ1話 雪解
光和3年。
雪の大地ホッカイドウで、追われる二人の少女。
名を皇サクヤと影武者の春柳宮サクラ。
ホッカイドウブロックを治めていた元領主皇重護の娘であるサクヤ。
皇重護は、ネオ・ブリタニア帝国の侵攻に敗れ、処刑されてしまいます。
その結果、正統後継者である皇サクヤたちも追われることになったのです。
そして、二人は離れ離れに・・・。
コードギアス©奪還のロゼ©
時は進み、光和7年。
ホッカイドウブロックにて、名無しの傭兵としてブリタニア人でありながら、レジスタンスの味方をする二人組がいました。
それが、ロゼとアッシュ兄弟。
七煌星団の琉高ハルカの依頼で、ネオ・ブリタニア帝国の実行部隊「アインベルク」のカークウェイン兄弟が治める領地の解放を受けたロゼ達。
コードギアス©奪還のロゼ©
日本人をイレブンと呼んで、面白半分に命を奪うグラン・カークウェイン。
アッシュは新型ナイトフレームZi-アポロを操り、グランのレヴィルテインを圧倒します。
「お前の敗因は、いつも安全な場所にいて、成長のための痛みを知ろうとしなかったことだ」
コードギアス©奪還のロゼ©
遠距離武装がなく、相手の武器を奪って戦うというスタイルのアッシュとZi-アポロ。
敵の中枢戦力であるアインベルク相手に、あっけなく勝利してしまいます。
コードギアス©奪還のロゼ©
そして、弟が破れた兄のグリード・カークウェイン。
「私に手を出せば、ノーランド様が黙っていないぞ」
とロゼを脅しますが、
ここでロゼが真の正体を明かします。
コードギアス©奪還のロゼ©
ロゼの真の正体こそ、ネオ・ブリタニア帝国がアバシリに捕えているはずの、皇サクヤ。
首のネックレス型装置で目の色と声を変え、ブリタニア人として変装していたのです。
そして、皇サクヤがついにギアスを発動。
「皇サクヤが命じる・・・あなたが傷つけた100倍の日本人を救うと誓うなら、命を助けましょう。そうでなければ」
「何を馬鹿なことを・・・」
と笑うグリードでしたが、命令に反する意志を見せた結果、ギアスが発動し、自ら命を絶ってしまいます。
皇サクヤのギアスこそ、かつてルルーシュが使っていた「絶対遵守」のギアスだったのです!
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奪還のロゼ2話 氷壁
コードギアス©奪還のロゼ©
アインベルクを一気に2人も倒したロゼとアッシュ。
その実力を認められ、二人は正式に七煌星団というレジスタンス組織に迎え入れられることになります。
次の標的は、アバシリ強制収容所。
七煌星団のリーダーである黒戸剣成達の救出と、春柳宮サクラの奪還。
コードギアス©奪還のロゼ©
ロゼとアッシュはZi-アポロ単騎でアバシリ収容所を強襲し、管制室をギアスの絶対遵守の力で制圧します。
コードギアス©奪還のロゼ©
そして、ロゼは皇サクヤとして、囚われていたサクラと合流します。
「やっと・・・やっと会えた・・・」
幼い頃からサクヤの影武者としてだけではなく、唯一無二の親友として接してきて、命がけでサクヤを守ってくれていたサクラ。
サクヤはサクラを救うためだけにここまで来たのです!
コードギアス©奪還のロゼ©
しかし、そこにアインベルクのキャサリン・サバスラが到来。
「おイタするイケナイ子はおしおきでーす♪」
救出寸前の所で、サクラを再びキャサリンに奪われてしまいます・・・。
コードギアス©奪還のロゼ©
一方のアッシュは、アインベルクのアーノルド・レンクと戦闘。
過去にアーノルドはアッシュに敗れたことがあり、
アッシュが乗るZi-アポロの動きからアッシュの正体を見破ります。
「暗殺で生きてきた汚れ役のお前が」
コードギアス©奪還のロゼ©
「お前の敗因は、機体性能に頼り過ぎたことだ。もっと自分の技術を信じればこんな結末にならなかったかもしれない」
毎回、敵の敗因を分析して教える、というのもアッシュの特徴のようです。
アッシュはアーノルドのヴァルプニルを圧倒し、破壊。
これで3人目のアインベルクを撃破しました。
七煌星団はリーダーである黒戸と仲間達を取り戻し、無事帰還。
コードギアス©奪還のロゼ©
楽しそうな雰囲気で、これからネオ・ブリタニア帝国への叛逆が始まる・・・という夜。
コードギアス©奪還のロゼ©
「ねぇ・・・兄さん。兄さんにとって大切な人って誰?」
「・・・お前に決まっているじゃないか・・・ロゼ」
ロゼの問いかけに、アッシュの目が赤く光り、ギアスによって操られていることが判明します。
そして、
「目的はサクラを助け出すこと。全てが終わったら、父の仇・・・あなたをころす。アッシュ・フェニックス」
とロゼは冷たく言い放つのでした。。。
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奪還のロゼ3話 紅霞
七煌星団のリーダー黒戸剣成の指揮のもと、レジスタンスとしてアインベルクのヒースを簡単に撃破するアッシュたち。
コードギアス©奪還のロゼ©
一方、再びネオ・ブリタニア帝国に捕らえられてしまった皇サクヤ(を演じる春柳宮サクラ)。
その警護としてついたのが、キャサリンでした。
コードギアス©奪還のロゼ©
そんな中、ネオ・ブリタニア帝国皇帝として即位していた100代目のカリスが、ノーランドの策略によって崩御するという事態に・・・。
そこで担ぎ上げられたのが、まさかの皇サクヤ(春柳宮サクラ)。
皇サクヤはなんとブリタニアの正統後継者としての地位も持っていたのです。
つまり、ブリタニア人と日本人とのハーフであり、シャルルの孫にあたるものと思われます。
そして、ネオ・ブリタニア帝国の101代皇帝として、皇サクヤ(春柳宮サクラ)が即位することになりました。
コードギアス©奪還のロゼ©
一方のロゼとアッシュ。
二人は休暇として、ネオ・ブリタニア帝国に潜入しているナタリアが経営するカフェで、偶然、ロゼが変装を解いて皇サクヤとしてメイドの恰好をしている時に出会います。
皇サクヤに一目ぼれするアッシュ。
「オレ・・・好きな人ができた」
再びロゼに戻った皇サクヤに驚きの宣告をしてくるアッシュ。
ロゼという弟としてアッシュに接してきた皇サクヤは、同時に恋愛対象として見られもするようになるというコメディ回でした(笑)。
そして、第1幕のエンディング。
過去のとある場面。
そこには傷だらけで悲しみに沈む皇サクヤと、彼女を見下ろし、
「力が欲しいか。だが、王の力はお前を孤独にする。大切なものをお前から遠ざけるだろう」
とギアスを譲渡するルルーシュの姿が(゚д゚)!
復活のルルーシュで、実はシャルルからコードを受け取り、L.L.としてコードとギアス二つの力を持つようになったルルーシュ。
ルルーシュによって、皇サクヤは絶対遵守の力を手に入れ、ロゼとして覚醒したのです。
さらに登場したのが、ニーナ。
ネオ・ブリタニア帝国の手に落ちたフレイヤとダモクレス奪還のため、ニーナがついにやってきます。
これで第1幕は終了です。
以下、考察と感想を書いていきます。
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奪還のロゼ 第1幕の考察と感想
最初に感想を書きますが、正直、期待以上でした!
コードギアスの先が楽しみで仕方ない驚きの演出が散りばめられ、30分1話で3本という今後の配信を意識した作りもあって、飽きずに楽しめました。
今回は本当にテレビでR2を見ていた時みたいな感覚です。
1話から実はロゼの正体が女の子で、皇サクヤという驚き。
2話では、相棒で兄のはずのアッシュが実は復讐対象であり、まるでロロとルルーシュのように利用されている関係という驚き。
3話では、いきなり皇帝がやられて、まさかの皇サクヤが実はブリタニア帝国の王位継承者という驚き。
先が読めない展開です!
個人的に色々考察したいので、以下に書いていきたいと思います。
1皇サクヤの正体と皇神楽耶との関係について
ロゼの正体である皇サクヤ。
皇家と言えば、キョウト六家であり、旧財閥系家門である皇家(すめらぎけ)の当主で、秘密結社キョウトの首魁でもあった皇神楽耶を思い出します。
合衆国日本代表として超合集国最高評議会議長を務め、その後、復活のルルーシュでは扇から日本の首相の座を譲られて、新たな首相になっていましたよね。
そんな彼女は今作にも登場。
ホッカイドウブロックが占拠されたまま、何もできない状態を悲しむ様子が描かれていました。
容姿も似ているため、おそらく皇サクヤとは親戚関係でしょう。
一方、正統なブリタニアの王位継承権を持っていたということから、皇サクヤはブリタニア人とのハーフであることが判明。
父親が皇重護という北海道ブロックを治めていた領主であったことから、シャルルの娘の誰かと結婚したのかもしれません。
ただ、時期的に皇サクヤが生まれたのは、ゼロ・レクイエムの前のはずなので(現在光和7年なので、少なくともイレブン時代より前?)、その当時にブリタニアの王族とイレブンの皇家が交わっていたというのはかなり大きな出来事のような気がします。
2アッシュ・フェニックスについて
主人公の一人であるアッシュ。
もともとはブリタニアで暗殺などの裏稼業をしていた人物であったと明かされました。
そして、その仕事の一つとして、皇重護の命を奪ったということ。
ということは、ネオ・ブリタニア帝国の侵略とほぼ同時にノーランドの依頼によって行われたはずなので、ノーランドはアッシュをよく知っている可能性があります。
ナイトメアの腕前から見ても、アッシュはもともとかなり上位の存在として扱われていた存在だった可能性も。
また、アッシュには本当の弟がいたような描写が何度か見られているので、アッシュの過去もかなり気になるところです。
弟の存在がアッシュを暗殺へと導いたのか・・・。
一方、皇サクヤの命を狙ったところ、ルルーシュによってギアスを与えられた皇サクヤに逆に操られて、ロゼという架空の弟を守るようになりました。
寡黙なようでいて、好きな人の前では饒舌になり、しかも好きになったのが皇サクヤという。
主人公と思っていたロゼがまさかのヒロインで、アッシュとの恋愛要素をここから描いていくの?!とこの辺も見逃せませんね(笑)。
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3ノーランドの正体について
個人的に一番気になっているのが、ノーランドの正体です。
もともとリューネベルク領を治めていたということで、完全な新キャラの可能性もありますが、仮面をしていることから、旧作のキャラの可能性も。。。
見た目的に似ているのは、ジノですが、ジノはヴァインベルグ家ですし、復活のルルーシュでは黒の騎士団に所属していたので、これはない気もします。
でも、近しい存在かも。
一方、自ら皇帝にならないため、ノーランドは少なくともシャルルの息子ではないと思われますが、それも正体を隠しているため分かりません。
なぜ100代皇帝を祭り上げたのに自ら始末して、皇サクヤを皇帝にしたのかも謎ですし、一番気になるところです。。
ロゼのギアスとルルーシュについて
ルルーシュの今の目的はC.C.と共に「ギアスの欠片」を集めること。
そのために世界中を旅しています。
ギアスの欠片につながる時空の管理者などの存在も未だに謎のままなので、
このあたりも解明されるかと思いますが、
今回驚いたのは、これまでとはギアス発動方法が全く違ったということ。
これまでは、基本的にギアスは片目に出現し、作用が強まると両目が常にギアス発動状態になって、コード継承者への準備が整うというものでした。
しかし、今回のロゼのギアスは、目が光ることはなく、首元にギアスの紋章が浮かび上がるという特殊なもの。
さらに、脳内の神経合致のような作用ではなく、まるでパズルを書き換えるような不思議な作用が描かれていました。
これはまるでコード継承者がコードを使う時のような感じです。
復活のルルーシュにて、ルルーシュはコードとギアス二つを手に入れた唯一の「魔神」となりましたが、ロゼの首元の紋章や目の色を見ると、
もしかしたら、ルルーシュがロゼに与えたのはギアスではなく、ルルーシュのギアスの欠片ではないか?というのが今回の考察です。
だからこそ、本来、その人間の最も願う欲が独自に顕現するはずなのに、ロゼのギアスは「絶対遵守」であり、ルルーシュのギアスと全く同じ。
ルルーシュの首元のコードの紋章とも一致しますし、ルルーシュがギアスの欠片を集めて旅をしている、という説明とも一致します。
つまり、ルルーシュはこれ以上ギアスやコードの不幸を生まないために、回収の旅をしている以上、ロゼに与えたのは不幸の連鎖となるギアスではなく、あくまで、自分の能力を一時的に貸すだけの欠片であり、ロゼが目的を果たしたら回収して、元の人間に戻してあげるのではないか?と。
ルルーシュは世界の理を超えた存在として、これ以上世界に直接干渉するのは避けたいのかもしれません。
そのため、ロゼを使い、ネオ・ブリタニア帝国打倒(自分の作り上げたゼロ・レクイエムの完遂)という目的も同時に果たそうとしているのかもしれませんね。
スザクたちはどうしてるのか?
一番気になるのが、スザク。
スザクはルルーシュに託された「ゼロ」として一生を生きるという願い(ギアス)を未だに守っているはずで、ゼロならば、ホッカイドウが占拠されたら真っ先にやってきそうな気がします。
今作は新キャラが多いですが、スザクやシュナイゼル、その他世界の重要人物があまり登場していないので、それがどうなるかが一番気になっています。
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オープニングとエンディング主題歌が良かった
個人的に衝撃だったのが、主題歌を歌っていたのが、女優の満島ひかりさんだったこと。
なんで?と思いましたが、
オファーを受けたのはデンマークに滞在中だった時だったそう。「デンマークのお友だちにアニメ好きな子が結構いたので、『コードギアス知ってる?』って聞いたら『知ってる!』ってなって。歌手の子だったんですけど『そのコードギアス歌を歌わない?みたいな話が来た』と言ったら『絶対に歌った方がいいよ!』と言われたんです」と裏話。「私は、普段俳優やってる人がアニメーションの主題歌を歌うのどうかなと思ったんですけれど、その子にこう後押しされて参加することになった。本当に世界にファンがいっぱいいるのを最初から実感していた」と振り返る。日本語の歌詞を担当するにあたって、アニメーションを『コードギアス 反逆のルルーシュ』から見たことを明かし、そのこだわりに会場から温かい拍手が起きていた。
もともとコードギアスを知っていたからとかではなく、主題歌オファーが先に来たそうです。
でも、オープニング、エンディング共にすごくよかったです。
あと個人的には、黒石ひとみさんの歌声もぜひ聴いてみたい・・・!
コードギアスの良さは黒石ひとみさんと中川幸太郎さんの音楽の良さも相まってのものだったと思っています。
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第2幕の考察は以下からどうぞ♪